公開日:2022-09-15 更新日:2024-07-04
シューズクロークかシェルフ収納棚か|マンションの玄関に欲しい収納スタイルはどっち?
マンションの限られたスペースにつくるシューズ収納。
玄関の散らかりが気になったり、荷物が増えて置き場に困る事ありますよね?
ご家族に人気のシューズクロークも魅力的ですが、「間取りに余裕がない」「ショップディスプレイのような見せる収納も気になる」といった方々から注目されている、壁付けオープン収納もおすすめです。
壁面に板を設置したシンプルな収納棚様式で、広い空間や扉の開閉幅がなくても、たっぷり靴が収納できるスペースを確保することができます。
今回は、マンションの玄関リノベーション時に検討したい、ライフスタイルに合った収納タイプや内装デザインにマッチする収納スタイルの決め方についてご提案します。
シューズ収納棚の高さや奥行き、全体のデザインが分かるリノベーション実例もご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
・それぞれのメリット・デメリットを見比べて、自分の暮らしに合うデザインを検討してみましょう。
・シューズクロークでも重要な棚の高さや奥行き、デザインを実例とともに見ていきましょう。
■マンションで人気の玄関収納タイプ
まずは、マンションで人気の玄関収納室「シューズクローク」とデザイン性が魅力の「壁付け収納棚」の2タイプを見ていきます。
・「シューズクローク」は玄関のファミリークローゼット
シューズクロークは、玄関に併設するウォークインあるいは、ウォークスルー設計の収納空間です。
玄関につくるファミリークローゼットとして、靴だけでなくコートやジャケットといった外出用衣類、ベビーカー、アウトドア用品など、置き場に困る荷物をまとめて収納できるのが魅力です。
しかし、間取りや玄関の広さに制限のあるマンションリノベーションでは、満足のいくスペースの確保が難しく、かえって使い勝手の悪い空間をつくってしまうケースもあるので、注意が必要です。
・「収納棚」は無駄のないモダンな収納デザイン
近年のリノベーション雑誌やSNSで、マンションやリノベーション玄関のスタイルを見ていると、従来の下駄箱とは異なる、デザイン性の高くよりカジュアルな「見せる」収納棚の実例をよく目にします。
おしゃれなショップディスプレイのような壁面と一枚板を使ったシェルフ収納は、扉や引き出し要らずで、スペースの消費にも無駄がありません。
このシェルフ収納は、取り出し・片付けの使い勝手もいいので、シューズクローク内でもよく採用されています。
■シューズクロークのメリット・デメリット
次に、シューズクロークのメリットとデメリットをまとめて見てみましょう。
・メリット
さまざまな形や種類の荷物をまとめて収納できるシューズクロークには、以下のようなメリットがあります。
- ■収納力がある
- ■玄関から収納が見えにくい
- ■キレイな玄関を保つのに役立つ
- ■ウォークスルーで効率的な動線確保
・デメリット
シューズクロークをつくる場合の注意点も押さえておきましょう。
この空間の使い勝手が、空間確保と施工コストのデメリットを上回るかどうかがポイントになってきます。
- ■玄関の広さを圧迫する
- ■施工コストがかかる
- ■空間の通気性が悪くなる
■収納棚のメリット・デメリット
続いて、シェルフ様式の収納棚をつくるメリットとデメリットを見てみましょう。
・メリット
オープンデザインの収納棚は、「収納力」においてはシューズクロークよりも劣るかもしれません。
しかし、ウォークスルースタイルのシューズクロークと同様の使い勝手ができるので、物を増やしたくない人や収納量がそこまで多くない一人暮らしや二人暮らしのご家族に人気です。
- ■壁面を活かしたおしゃれなデザイン収納が魅力
- ■可動式で自由に高さや間隔が調節できる
- ■シンプルな設計でコストの節約につながる
- ■奥行きが必要ないのでスペースを取る必要がない
・デメリット
常に収納が目に入るスタイルなので、デザイン性を意識した余裕のある並べ方に注意しましょう。
また、汚れや臭いが広がらない工夫も必要です。
まずは、気になる実例を参考に、見栄えよく通気性のいいシューズシェルフを検討してみましょう。
- ■オープンスタイルなので汚れが気になる
- ■掃除・消臭が大切
- ■詰め込み過ぎない工夫が必要
■【実例】使い勝手のいい収納棚をデザイン
最後に、玄関のおしゃれな収納リノベーションの実例とシューズクロークとシェルフ収納に共通する「収納棚」デザインのポイントを見ていきましょう。
・収納する物の種類×量を検討
玄関収納のメインとなる靴の数をはじめ、季節もののブーツや雨の日に使う長靴など、形の異なるアイテムにも対応した置き場の設計をしましょう。
可動式のシェルフ棚にすることで、物が増えたり並べ方を変えたりする時にも便利です。
また、棚の奥行きは大人の靴が納まる程度に留めることで、場所を取らず圧迫感のない玄関に仕上げることができる他、空いたスペースに自転車やアウトドア用品を置いても相性よく見えるのが、ディスプレイ収納の特徴です。
・棚の間隔と段数をチェック
収納棚の見栄えや使い勝手をよくするためには、シェルフの間隔や板を何段置くかで、その印象が違ってきます。
実例のように、余裕のある間隔と段数に抑えることで、デザイン性のあるカジュアル過ぎない仕上がりが可能です。
また、間隔をゆったりと取ることで、取り出し・片付けのしやすさと風通しのよさが叶います。
・1畳のスペースを有効活用できるのはどっち?
広さに限りのある間取りで、玄関収納のサイズを考える場合、アイテムが納まるスペースだけでなく、行き来する通路の幅にも注意しましょう。
扉や引き出し付きの収納の場合、開閉あるいは出し入れに支障のないゆとり幅を確保しておく必要があります。
そのため、例えば約1畳ほどのスペースを収納に充てる場合、無駄のない設計かつ床面積を取らない、オープンスタイルのシェルフ収納がおすすめです。
■まとめ:理想の玄関は収納スタイルで決まる
近年、モダンな間取りの定番になりつつあるシューズクロークとマンションのリノベーションで注目を集める壁付け収納棚、シェルフ収納のメリット・デメリットと活用のコツをご紹介してきました。
シェルフ収納は、ショップディスプレイのようなデザインとオープンな機能性から下駄箱に代わる効率的なスタイルです。
ぜひ、自由で快適な住まいづくりリノベーションで、理想の収納スタイルを実現させてみてください♪
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