公開日:2022-09-03 更新日:2024-07-04
【実例あり】東京で戸建てをリノベーションするメリット・デメリット|マンションと比較
都内で住まいを探そうと考えるとき、マンションという選択肢を選ぶ方が多いですよね。
マンションはワンフロアで生活できたり、利便性や管理の面でメリットがあります。
しかし、戸建てにはマンションにはない、多くのメリットがあるのをご存じでしょうか。
土地・新築物件の購入は資金的に難しいという方でも、中古物件を購入してリノベーションをすれば、都内でも一戸建てに住むという選択を選ぶことは可能です。
今回は、マンションと比較しながら、リノベした戸建てのメリット・デメリットをお伝えします。
おしゃれな戸建てのリノベーション事例も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
・リノベーションした戸建て住宅のメリットやデメリットを紹介します。
・マンションと戸建ての暮らしを理解して自分に合った住まいを検討しましょう。
目次
■マンションと比較!リノベーションした戸建て住宅に住むメリット5選
マンションと比較しながら、リノベーションした戸建て住宅に住むメリットを5つ紹介します。
①マンションほど音に気にする必要がない
戸建て住宅は、マンションと比較して近隣の音を気にせずに生活できます。
マンションの場合、壁を隔てて隣家とつながっているだけなので、子供の騒ぎ声や走り回る音に気を使いますよね。
戸建て住宅なら、隣家とは距離を保つことができますし、階下に別の家族が住むことがありません。
子供やペットを自由に遊ばせたり楽器を演奏したりと、気を使わずに暮らしを送ることができます。
また、購入した戸建て住宅の防音性が気になる場合は、防音工事を行うことが可能です。
壁内に吸音材・遮音材を入れたり内窓を付けたりして、外への騒音対策ができます。
対して、マンションの場合、隣家との壁内のリフォームは規約で禁止されているケースも少なくありません。
壁に吸音材を貼るなどの簡易的な防音工事しかできず、室内のデザイン性が下がることもあります。
音を気にせずのびのびと生活したいなら、戸建てのリノベーションがおすすめです。
②自分達だけの駐車スペースや庭を確保できる
事例を見る:Case1 「築50年の魅力たっぷり!古き良き下町カフェ」
戸建てにあってマンションにないのが、自分だけの駐車スペースや庭です。
マンションの場合、他の車と駐車スペースが近いため何かと気を使う機会が多いです。
また、駐車場からマンションの自室までが遠く、買い出しの荷物を運ぶのに苦労するケースも少なくありません。
戸建て住宅なら、玄関脇に駐車スペースがあるため、車の乗り降りや荷物運びが楽です。
小さくても庭があれば、好きな時間に安心して子供を遊ばせることができます。
デッキなどをつけて、アウトドアリビングを楽しむ優雅な暮らしを送ることも可能です。
屋外に自分達だけの空間があるという点が、戸建て住宅の大きな魅力と言えるでしょう。
③リノベーションの自由度が高い
戸建て住宅はマンションと比べて、リノベーションの自由度が高いです。
特に木造軸組工法の戸建ては、大幅な間取り変更にも対応しやすいため、リノベに適しています。
壁の位置を移動させたり、水回りの位置を大きく変更したりするリノベも、対応できるケースが多いです。
小屋裏を利用するロフトや玄関位置の移動は、戸建てリノベーションの特権でしょう。
対して、マンションのリノベは物件によって制限がかかることもあります。
マンションの規約でリノベの内容が決まっていたり、配管の関係で水回りの位置変更ができないケースも少なくありません。
間取りを自分の暮らしに合わせて大幅にカスタマイズしたいなら、木造軸組工法の中古住宅を検討しましょう。
④マンションに比べて窓が多いため室内が明るい
事例を見る:Case65 「じっくり こっくり 味わい深く」
戸建て住宅は、マンションに比べて多くの窓を確保できる点も魅力の1つです。
マンションは両隣が部屋に挟まれていことや間口が狭い物件が多いため、採光・採風の確保が課題になることも多いです。
高さがある上階のマンションなら周りに遮るものが無いため、窓がある面は明るい日差しが差し込みます。
しかし、窓が一面にしかないと1つの部屋しか明るくならなかったり、窓を開けても風が抜けないなどのデメリットが生じます。
戸建ての場合、四方に窓が取れるため全ての部屋に窓を採用できるケースが多いです。
また、必要なら窓をリフォームで追加することもできます。
もちろん耐震面で必要な壁は残さなければいけませんが、あらかじめ壁の位置を把握して間取りを考えれば問題ありません。
明るい家に住みたいという要望が強いなら、戸建てリノベを検討することをおすすめします。
⑤面積が広い物件が多く部屋数を作りやすい
戸建てはマンションと比べて面積が広い物件が多く、部屋数を作りやすい点もメリットでしょう。
ワンフロアで生活するマンションは専有面積が小さな物件も多く、4~5人家族で住むときに人数分の部屋数を確保できないこともあります。
子供が小さな頃は問題なかったが、成長したら手狭に感じたというような後悔につながることも少なくありません。
対して、中古の戸建て住宅は2階建て以上の物件が多いため、マンションよりも部屋数が確保しやすいです。
長期的に見て、家族が暮らしやすい広さ・部屋数が確保できるように、慎重に物件選びを行いましょう。
■リノベーションした戸建てに住むときのデメリットと対策
事例を見る:Case78 「COLORFUL × STYLISH」
マンションと比較しながら、リノベーションした戸建てに住むときのデメリットと対策を解説します。
①耐力壁や筋交いの位置を確認して希望の間取りを採用できるか判断する
間取り変更の自由度を期待して、中古の戸建て住宅を検討するは、壁や柱の位置の確認を必ず行いましょう。
物件の販売図面だけではわかりにくいため、販売会社に確認することをおすすめします。
また、物件を探しているときには、まだどんな間取りが良いのかわからないという方がほとんどですよね。
そのような方におすすめなのが、物件探しとリノベの両方を行ってくれる会社に依頼することです。
お客様の要望が叶えられる中古物件を探してくれるため、物件購入後に「希望の間取りが採用できなかった」というような後悔を減らすことができます。
SHUKEN Reでも、物件探しからリノベーションまで一貫してお手伝いしています。
お客様の理想の暮らしを伺い、要望に合った物件探しとリノベの提案をいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
②修繕費などは自己管理で貯蓄する必要がある
マンションと戸建てで大きく違う点が、建物の維持管理の方法です。
マンションは毎月「管理費・修繕費」を支払い、管理会社が建物の維持管理を行います。
共用部の清掃や修繕を行ってくれるため、メンテナンスの手間がかかりません。
対して、戸建て住宅は自分名義の建物になるため、維持管理を自己責任で行う必要があります。
毎月計画的に修繕費を貯蓄したり、定期的に点検を受けたりしなければならないため、個人の負担が大きいです。
自分でメンテナンスのタイミングを決められる点はメリットですが、定期的に行わないと建物の劣化が早まるため、注意しなければなりません。
戸建てリノベを選択するときは、建てた後もしっかりとサポートしてくれるリノベーション会社を選ぶことをおすすめします。
③老後のことを考えてワンフロアで生活できる間取りづくりも検討しよう
長期的に戸建て住宅に住む計画なら、老後のことを考えた間取り作りを行いましょう。
マンションの場合はワンフロアの物件がほとんどなので、あまり気にすることのない問題ですが、2階建ての戸建てを検討するなら必ず検討すべき点です。
寝室や水回りが2階にある物件の場合、将来的に階段の上り下りが辛くなる可能性があります。
また、注意すべきなのは家の中だけではありません。
駐車スペースから玄関が遠く、階段をつかう必要があるような高低差がある物件も、老後に住みにくいと感じるはずです。
道路と建物に高低差がある物件は避けるか、将来的にステップをスロープに変更できるかなどを検討しながら、物件選びを行いましょう。
④工事中に追加費用がかかる可能性があるためゆとりを持った予算組みが大切
木造の戸建て住宅のリノベーションを検討するなら、ゆとりを持った予算組みを行いましょう。
なぜなら、壁を壊したときに構造体や断熱材が劣化している場合、追加費用を出して修繕する必要があるからです。
壁内に湿気が溜まっていて断熱材が腐食していたり、柱がシロアリの被害を受けているケースもあります。
築年数や床下・床上の状況からある程度物件の状況は把握することはできますが、リノベーションでは予期せぬ事態も起こります。
事前に施工会社に物件をチェックしてもらい、余裕のある資金計画を立てましょう。
■【実例紹介】中古の戸建てをリノベーションしたおしゃれな住まい
戸建て住宅のおしゃれなリノベーション実例を紹介します。
実例① 【東京都】築12年・74㎡の戸建てをリノベーション
事例を見る:Case9 「白いアイランドキッチンが主役の大人の家」
・工期:45日
・家族構成:ご夫婦+お子さん2人
・エリア:東京都目黒区
・年代:30代
・築年数:12年
・広さ:74㎡
before
after
将来、料理教室ができるようにと、2階はダイニング・キッチンを贅沢に配置しました。
全体を白でまとめてアクセントにボルドーを取り入れた、海外風の水回りもおしゃれです。
施主様の好みを最大限に反映させた、こだわりのデザインリノベです。
実例② 【東京都】築32年・90㎡の戸建てをリノベーション
事例を見る:Case2 「海外のようなアンティーク感をまとう」
・工期:45日
・家族構成:ご夫婦+ワンちゃん・ネコちゃん
・エリア:東京都
・年代:30代
・物件種別:戸建
・築年数:32年
・広さ;90㎡
before
after
6畳の和室を無くし、広々としたリビング・ダイニングに間取り変更しました。
キッチンはオレンジの壁紙とステンレスキッチンで海外風のデザインに。
洗面脱衣所は爽やかなブルーで仕上げました。
空間の広さと壁紙のカラーにこだわった、海外風の戸建て住宅です。
実例③ 【東京都】築50年・143㎡の戸建てをリノベーション
事例を見る:Case1 「築50年の魅力たっぷり!古き良き下町カフェ」
・工期:68日
・家族構成:ご夫婦
・エリア:東京都台東区
・年代:30代
・物件種別:戸建
・築年数:50年
・広さ:143㎡
1階はカフェ、2階は居住空間にリノベーションした店舗併用住宅です。
アンティークテイストの店内は、大きな窓から明るい光が差し込みます。
居住空間は極力シンプルに。
水回りは猫足のバスタブを採用するなど、細かなデザインにもこだわりました。
築50年の建物の雰囲気を活かした、落ち着きのあるリノベーション事例です。
■まとめ:戸建ての魅力を再確認して自分に合った住まいを選ぼう
マンションと戸建てにはそれぞれの良さがあり、どちらの住まいを選ぶかによって生活スタイルが大きく変わります。
都内で戸建て住宅を諦めていた方は、ぜひ「中古住宅購入+リノベーション」という方法を検討してみてくださいね。
家族構成や暮らしに求めるものなどを考えながら、自分に合っている住まいを選びましょう。
SHUKEN Reの施工事例では、戸建て・マンションのリノベーション事例を多数ご覧いただけます。
住まいづくりの参考になれば幸いです。
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