公開日:2022-08-14 更新日:2024-07-04
マンションのおしゃれなリビング空間づくり|狭さ改善レイアウトとインテリア実例
マンションリノベを選ぶなら「以前より広いリビングがほしい」「明るく開放感のあるデザインにしたい」など、暮らしのメイン空間となるリビングには、より力を入れて検討する方も多いのではないでしょうか。
間取りや内装を劇的に変化させるリノベーションは、お気に入りマンションの立地や周辺環境はそのままに、マンションリビングならではの狭さやありきたりな配置といったお悩み解決にも役立ちます。
今回は、マンションの限られた間取りをリノベーションで自由につくり変える、広さやレイアウト、インテリアのポイントをご紹介します。
おしゃれなリビングリノベーションの実例やおすすめの空間デザインもご覧いただけますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
・マンションの限られた間取りをおしゃれにリノベーションしたリビング実例を見ることができます。
・狭い空間を広く見せるリビングレイアウトのコツやインテリアのポイントを解説します。
・リビングの広さ別におすすめの空間デザインをご紹介します。
目次
■【実例】マンションの限られた間取りを活用
まず初めに、マンションをリノベーションして叶えた、おしゃれな「リビング空間」の実例をご紹介しましょう。
気になるリビングまわりのデザインや動線にも注目しながら、ご覧になってみてください♪
・リビング中心の「新築風」テイストの内装
事例を見る:Case64「「ホテルライクな新築風」をあえて、リノベで叶える贅沢
「リビングを中心に移動が楽な間取りにしたい」という方も多いのではないでしょうか。
リラックスタイムや趣味に没頭できる「独立タイプ」のリビングも高級感があって素敵ですが、近年では、一体型LDKのように開放的で、他の間取りとのつながりもいいリビングが人気です。
そして、こちらの住まいは天井と床それぞれに段差をつくり、LEDテープライトの効果でリビングが浮き上がって見える個性的なゾーニングデザインの実例。
ソファや大きな液晶画面を配置したホームシアターのような特別感とLDK全体の開放感が楽しめる贅沢な仕上がりです。
・奥行きのある縦長リビング
今の住まいを、お子様の成長やご家族のライフステージに備えて、リノベーションする方も増えています。
上記の写真は、お子様がまだ小さいうちはリビングを開放的に使って、お子様の成長に合わせて間仕切りをつくっていく、そのためのゾーニングをあらかじめ検討した上で挑んだ「間取り変更」の実例です。
奥に伸びる視界が特徴の「縦長リビング」ですが、こちらの実例は、ダイニングテーブルやリビングソファをあえて横向きにレイアウトすることで、キッチンからの奥行きとリビングからのワイドな視界の両方が楽しめるスタイルに仕上げました。
また、天井高が限られているマンションにも関わらず、2か所のロフトを配置して空間を無駄にしないスペースづくりにも力を入れました。
・開放的な横長リビング
「縦長リビング」だけでなく「横長」や「正方形」LDKのリビング空間も人気です。
キッチン⇔ダイニング⇔リビングのつながりがよく、LDK全体を見渡せる広い視界が魅力で、明るい空間づくりを目指す方におすすめのレイアウトです。
「新築では出来ないことをしたい」という自由な発想から、2部屋分をつなげて広がったリビング×ダイニングは、シンプルな内装でありながらも黒や黄色をアクセントとした上品でフレンチシックな空間に仕上げました。
リビングに人気の無垢材をつかったヘリンボーンの床が、よりデザイン性の高い空間を演出しています。
・続き間のあるリビング
近年人気のリノベーション間取りの1つに、実例のような「リビング一体型ベッドルーム」があります。
このレイアウトの魅力は、フレキシブルに開閉可能な間仕切り戸のおかげで、リビングと寝室を「リゾートライクに広く」も「プライベートな個室」としても自由自在に使い分けができるところです。
リノベーション前の和室では、毎日の布団の上げ下ろしが負担でしたが、念願のベッドルームをリビング続きに配置することで、開放的な空間デザインだけでなく、快適な生活の実現にもつながりました。
■広く見えるリビングレイアウトのコツ
続いて、マンションの限られたリビング間取りを「広く」見せるレイアウトのコツをご紹介します。
・生活・家事動線を近づける
リビング・ダイニング・キッチンは、生活や家事の中心となる間取りです。
そのため、生活・家事動線を短く設定することで、効率的な移動・動作が叶うだけでなく、ご家族の移動や家事動線の無駄を減らせば、それだけリビングを広く配分できる可能性も高まります。
・大型家具を壁際に寄せる
LDKの配分や広さが決まれば、次は家具のレイアウトを決めていきます。
ソファやテレビボードといった大型家具は壁際に寄せて配置することで、壁との一体感を狙った、視界を遮らない開放的な視覚効果が得られます。
・リビング×ダイニングを兼用する
狭いマンションの間取り変更で人気のレイアウトに「リビングダイニング」があります。
くつろぎのリビングとしても食事用のダイニングとしても使用できるソファ・テーブルを選んで、2つ分の空間をあえてゾーニングせずに「兼用」でレイアウトする方法もおすすめです。
・リビングと続き間の関係
実例でも紹介したように、リビング続きに寝室や書斎を確保して空間を広げる間取りも人気です。
開閉可能な間仕切り戸の他にも、視界を遮らない「ガラス壁」やおしゃれなデザインの「室内窓」など、工夫次第で個室も確保しながらリビングを広げる、または広く見せることができます。
■おしゃれなリビングインテリアのポイント
次は、快適なリビングをつくるインテリアづくりのポイントを3つご紹介します。
・動線上に家具を置かない
疲れて帰った平日の夜やゆっくりとくつろぎたい休日に癒しを与えてくれるリビング。
LDKの動線やリビング内の通行を邪魔する家具があれば、せっかくの癒しが台無しになってしまいます。過ごしやすい空間をつくるために、動線にも余裕のある家具を選ぶようにしましょう。
・背の低い家具を選ぶ
家具を壁付けにするのはもちろん、空間の圧迫感を避けるためにできるだけ背の低い家具を選ぶのも重要なポイントです。
家具の存在感を控えめにすることで、見える壁の面積が広がり視覚的に広い空間を楽しむことができます。
・天井や床のデザインでゾーニング
特別感や独立感のあるリビングをつくりたいけど、壁や仕切りをつくると空間が狭くなってしまう場合は、天井・床の高さや素材、デザインを変えてゆるやかにゾーニングする方法もおすすめです。
実例のように、段差や間接照明を使った演出もぜひ参考にしてみてください♪
■マンションの「広さ」に合わせたおすすめリビング
最後に、リビングの広さに合わせたおすすめのコーディネート実例をご紹介しましょう。
・10~12畳のレイアウト×インテリア
約10~12畳のリビングは、2~3人用のソファーとテレビが程よい距離感でレイアウトできる広さです。
ダイニングとの距離が近くなってしまうので、コンパクトなダイニングテーブル選びや「リビング兼用ダイニング」といったレイアウトの工夫次第で、広く使える快適なリビングに仕上がります。
・12~16畳のレイアウト×インテリア
大型ソファを置いてもゆったりとくつろげる程の広いリビングです。
採光や家具の高さに注意して、開放感を損なわないインテリアづくりが大切です。
・16~20畳以上のレイアウト×インテリア
見るからに開放感のあるワイドなリビング空間が魅力的な実例です。
多少、インパクトのある家具や大型の植物をアクセントに置いてもおしゃれに仕上がる広さなので、空間やインテリアのバランスを見ながら、コーディネートを楽しんでみましょう。
■まとめ:限られた広さを有効活用するおしゃれリビング
効率的な間取り変更や生活・家事動線、また内装デザインの再構築が可能なマンションリノベなら、憧れのマンション暮らしを続けながら、他にはないオリジナリティあふれる暮らしを手に入れることも可能です。
マンションの限られた間取りを上手く活用して、友人と集まる時も家族でくつろぐ時も満足な、おしゃれで心地いいリビングを、ぜひ新たにデザインしてみてください。
ライフスタイルをより機能的に、日常生活にちょっと高級感を、マンションリノベで賢く贅沢な暮らしを手に入れてくださいね♪
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