公開日:2022-06-12 更新日:2024-07-04
ホテルライクで使い勝手のいい洗面所デザイン|造作やリノベで変わる動線と空間
リゾートホテルの客室やパウダールームにあるよう素敵な洗面台・化粧台は、高級感があって憧れますよね。
日常生活の中にあのような空間があれば、暮らしがワンランクアップしたような気分で心や行動にも余裕が生まれそうです。
そうは言っても「どうデザインしたらいいのか分からない」「機能的には問題ないのかな」など、不安を抱いている方も少なくないでしょう。
今回は、そんなホテルライクな洗面所の作り方のコツを実例と合わせてご紹介します。ぜひ、おしゃれなリノベーション実現の参考にしてみてくださいね♪
・ホテルライクな洗面所をつくる魅力を知ることができます。
・デザイン性にも機能性にも優れた優雅なホテルライク洗面空間の実例をご覧いただけます。
・造作やリノベーションを活かした、便利で心地いい洗面間取り実現のコツを参考にしていただけます。
目次
■ホテルライクでおしゃれな洗面所の魅力
ホテルライクな洗面所の魅力は「生活感のなさ」「広々と余裕のあるデザイン」「高級感のある素材使い」ではないでしょうか。
日常的に使っている洗面所とはかけ離れた印象のスタイルですが、実は生活の機能性も落とさず、コストも抑えながら実現することが可能なのです。
・気分が高まるインテリア
清潔感と高級感のあるホテルライクな洗面所があれば、忙しい毎日の暮らしの中でも「ほっ」とできる時間が生まれます。
また、ホテルライクな空間に仕上げることで、自然と掃除や片付けが進み「キレイ」を維持しやすくなるのではないでしょうか。
・毎日の使い勝手の良さ
洗面所は、ご家族が毎日頻繁に使う場所なので、動線や収納の効率が特に重要になります。
造作の洗面台や収納カウンター、通路幅を広めに設計するホテル仕様のデザインで、移動や片付けも快適な水回りを実現させることができます。
■憧れのホテルライクな洗面空間【実例】
事例を見る:Case78「COLORFUL×STYLISH」
それではさっそく、リノベーションで叶えた、こだわりのホテルライクな洗面所インテリアの実例をご紹介しましょう。
・高級感のある空間デザインを楽しむ
約2畳の縦長洗面所を高級感のあるテイストに仕上げた実例です。
シンプルでクラッシックな化粧台とガラス張りの浴室がおしゃれな雰囲気を演出しています。
背の高い収納棚を入口付近に配置することで、洗面空間に圧迫感が出ないように考慮しました。
ホテルライクな広い空間の確保が難しい場合は、化粧台や収納棚の配置に工夫して、視覚的な効果を利用するのも大切なポイントです。
・動線も居心地もいい特別感
洗面所を挟んだ浴室の反対側には、乾燥機のあるランドリールームを配置した、家事楽機能も備えた実例です。
家事の負担を軽減する便利なレイアウトを検討するのも、ホテルライクな洗面所づくりで大切なポイントの1つです。
廊下を最小限に抑えた間取り設計で、必要な空間を広く確保して、各空間へのアクセスもスムーズな住まいに生まれ変わりました。
・回遊性のある開放的な間取り
夫婦ふたりで快適に暮らせる間取りをつくるために、リノベーションを開始した住まいの実例です。
開放的でシンプルな洗面所は、石材調の洗面カウンターと床タイル、大きな収納付き鏡のデザインにこだわって、一気に高級感のある仕上がりに。
使わなくなった個室をなくし、広々としたLDKや洗面空間に床面積を配分しました。
風通しよく開放的な洗面空間とキッチンとの快適なつながりが「心のゆとり」を生み出す、快適な間取りレイアウトです。
・造作収納でデザイン性を高める
「リゾート感」をコンセプトにしたリノベーションで、都心に住みながらも癒される空間づくりを目指した実例です。
チープに見えないインテリアに仕上げるために、壁面や洗面カウンター、カウンター下収納の素材の雰囲気を大切にして、おしゃれな洗面室を完成させました。
元々の間取りは大きく変更せず、窮屈だった浴室を拡張した住まい。
バスルームのデザインに合わせて、洗面台や収納棚も「造作」で統一感のある仕上がりにしました。
■ホテルライクな空間デザインづくりのポイント
事例を見る:Case64「「ホテルライクな新築風」をあえて、リノベで叶える贅沢」
ホテルライクな洗面空間をつくるポイントをまとめてみましょう。
・清潔感のある空間づくり
清潔感のあるスッキリとした空間をつくるためには「生活感のあるごちゃつき」を解消する必要があります。
例えば、洗濯機まわりの洗濯カゴや物干し、洗剤。洗面台のコップや歯ブラシ、アメニティなど。
日常的に必要なグッズが見えるところに、散らかってしまうのが「生活感」の要因です。
生活用品が納まる大容量収納や目隠しを活用して、全体的に物が見えない空間づくりを目指しましょう。
・奥行き・開放感の演出
洗面所は他の空間と比べても2~3畳と小さいスペースになるケースが多いため、ランドリールームやファミリークローゼットとつなげるなど、奥行きや広がりが感じられるレイアウトに工夫しましょう。
また、ワイドな開放感を演出するなら、洗面室に入った正面に横長の洗面化粧台やツイン洗面を設置したり、全面鏡を取り入れたりするのもおすすめです。
・余裕のある動線・収納づくり
洗濯物やタオルなど、洗面所にあると便利な収納物は、あちこちに分散して収納するのではなく、なるべくまとめて置けるデザインにしましょう。
シンプルで分かりやすい収納デザイン・配置にすることで、片付けや取り出しの動線もスマートになり、ご家族みんなが自分で動ける環境を整えることができます。
■造作やリノベーションで高級感を高めるコツ
ホテルライクな洗面空間づくりのポイントを深堀りして、より実現可能な空間をデザインしてみましょう。
・洗面空間の色・素材選びに工夫
高級感のある洗面インテリアをつくるには、上質な雰囲気の素材使いがポイントになります。
白や落ち着いたトーンを基調とした空間に、タイル貼りの壁や床で仕上げ、大理石や無垢材といった重厚感のある素材を洗面カウンターに使うのがおすすめです。
・壁面やミラーで高級感を演出
壁面のデザインは、洗面空間の第一印象ともなる重要な部分です。
壁面の面積に対して、鏡の面積が占める割合が多い場合、その鏡は「壁面を構成するもの」と認識されます。
壁面に設置する鏡は、背景を映し出すことも考慮して「大きければいい」ではなく、見え方にも配慮してサイズや形を選びをしましょう。
・収納デザインで日常生活をおしゃれに見せる
空間インテリアに合った造作収納でオリジナリティあふれるデザインを楽しむのもいいでしょう。
大容量でデザイン性もある壁面収納を活用して「見せる収納」をつくるのもおすすめです。
■まとめ:ホテルライクな洗面所で憧れの暮らしを実現
ホテルライクな洗面空間づくりのポイントをインテリアやレイアウト、素材選びのコツを参考にご紹介してきました。
気になる実例や理想のデザインを目指して、オリジナリティあふれる造作設計を活用し、満足のいくおしゃれな洗面室を完成させてください♪
SHUKEN Reのリノベーションでは、ご家族の自由な暮らしや効率的な動線に着目した間取りデザインで、より心地良い住まいを提案しています。
ぜひ、たくさんの実例やアイデアを参考にして、優雅な新しい住まいづくりを楽しんでくださいね♪
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