公開日:2022-01-09 更新日:2024-07-04
玄関とリビング直結のおしゃれなリノベーション間取り実例♪デメリットと対策も解説
デザイナーズハウスなどで見かけるような、玄関からリビングに直結している間取り、ちょっとあこがれますよね。
開放感とオリジナリティのある間取りはとっても素敵ですが、寒さなどデメリットも気になるところ。
今回は玄関とリビング直結の間取り実例を見ながら、メリット・デメリットと対策をチェックしていきましょう。
目次
■玄関からリビング直結の間取りが増えてる?
最近はリビング中心のライフスタイル主流になってきたこともあり、玄関とリビングをつなげる間取りを見かけることも増えてきました。
今まで玄関ホールは「あるのが当然の間取り」でしたが、無くしてみたらもっと快適な暮らしになるかもしれません。
ドアが一枚減って移動効率が良くなり、玄関・リビングともに広がりを感じられるのが直結間取りの魅力♪
ライフスタイルによって合う・合わないはありますが、新しい時代の間取りアイデアとしてぜひ検討してみてください。
■玄関⇒リビング直結のリノベーション間取り実例
さっそく玄関とリビングを直結した、おしゃれなリノベーション実例をご紹介します。
事例①
玄関からダイニングキッチンに直接行ける動線は、食材を買って帰ってきたときの移動効率がばつぐん♪
リビング方向は壁でさりげなく視線を遮り、プライバシーもしっかり確保しています。
たった一枚の壁ですが玄関からリビングへの視線をしっかりカットし、直結間取りのデメリットを解消してくれます。
寝室一体のリビングですが、宅急便の受け取りや突然の来客にも慌てることなく対応できそうです。
事例②
コンパクトなワンルームマンションでは、玄関ホールの無い間取りはメリットも大きいです。
ドアを開けてすぐのキッチンはデザインにこだわり、おしゃれなバーのような雰囲気に♪
玄関からベッドルームが直接見えないレイアウトなので、普段の生活も問題ありません。
事例③
玄関ホールを無くしてLDKの奥行きを延長し、開放感あふれる間取りに変身しました。
こちらも袖壁を残すことで視線をコントロールしているので、突然の来訪があっても慌てることがありません。
吐き出し窓からの自然光がたっぷり入る明るいLDKは、玄関から入ったときの雰囲気が気持ち良い空間に♪
事例④
ガラス製のパーテーションに開放感・デザイン・視線コントロールの3役を持たせた間取りアイデアです。
アイアンとモザイクガラスを組み合わせたパーテーションは、それ自体がおしゃれなアクセントに♪
お部屋の開放感をキープしつつ、玄関からの視線を程よく遮ってくれます。
■玄関とリビング直結のメリット
玄関とリビングがつながると、デザインや開放感アップなどいろいろなメリットがあります♪
・玄関とリビングが広くなる
玄関・リビング両方の開放感がアップするのは、直結間取り最大のメリットです♪
玄関は床面積を広げるのが難しい場所ですが、リビングとつながることで狭さや圧迫感を簡単に解消できます。
壁がなくなるのでリビングからの目線抜けも良くなり、居心地アップ効果も♪
・デザインの自由度がアップ
玄関とリビングが一つの間取りになることで、デザインバリエーションが増えるのもメリットの一つです。
狭い玄関だと圧迫感が出やすいダークカラーや強めのアクセントも、リビング直結して広がりが出ると選びやすくなります。
リビング・玄関それぞれの見え方やつながりなどの自由度が増え、オリジナリティの高い素敵な間取りを作りやすくなります。
・移動効率が良くなる
玄関とリビングが直結するとドアの開け閉めが減るため、移動がスムーズになるのも意外なメリットです。
出入り口を限定しないことで動線の幅が広がり、最短ルートを選びやすくなるのも便利になるポイント♪
小さなメリットに感じるかもしれませんが、毎日積み重なると意外に大きな差になってきますよ。
・コストを減らせる
建具と壁がなくなることで、材料費と工賃を削減できるのもうれしいポイントですよね。
浮いた分のコストで玄関の照明や材料をグレードアップすれば、さらにおしゃれで使いやすい空間になります。
■玄関とリビング直結のデメリット&対策
メリットいっぱいの玄関・リビング直結間取りですが、注意すべきデメリットもあります。
対策とセットで覚えておきましょう。
・リビングが寒い
タイル土間やドアからの冷気がたまる玄関と直接つながると、リビングが寒くなってしまうケースも多いです。
単純にお部屋の面積が広くなるので、暖房の効果がすみずみまで行き渡りにくくなるのも要注意ポイント。
【対策】⇒全体の断熱性を上げる
広い間取りの寒さ対策としては、お部屋全体の断熱性を上げることが大切です。
特に外気と直接触れている玄関ドアと窓ガラスは、断熱ドアやペアガラスへ交換する効果も大きいです。
リビング・玄関全体をすっぽりと断熱してしまえば、魔法びんのように少ない暖房パワーで快適な室温をキープできます。
寒さ対策だけでなく光熱費削減にもつながるので、積極的に採り入れてみてください。
断熱についてはこちらのコラムも参考にどうぞ。
・玄関を開けると丸見え
宅急便や回覧板の受け取りなど、ちょっとした応対でもリビングが丸見えになってしまうのは困りものですよね。
ソファでくつろいでいるときや食事時など、見られると恥ずかしいシーンは結構あると思います。
出入り時に外から家の中が見えやすいケースもあるため、防犯性という観点でも注意が必要です。
【対策】⇒間取りに工夫する
リビング丸見え問題については、玄関とリビングの位置関係や間取りの工夫で対策するのが効果的です。
例えばシューズボックスの位置を調整してリビングが直接見えないようにすれば、開放感はキープしつつプライバシー性を高めることができます。
半透明のパーテーションにすれば、さらに明るさと開放感をキープしやすいです。
動線の自由度や開放感は損なわず、目線だけ柔らかくカットできる間取りの工夫を考えてみましょう。
■玄関ホールなしの間取りはしっかり検討してから
玄関ホールなしの間取りはメリットもたくさんありますが、ライフスタイルにマッチしていないと後悔につながるケースも。
寒さやプライバシーは間取りの工夫で対策できますが、リビング・玄関の広さが十分ならわざわざつなげる必要がないかもしれません。
天井高をアップしたり自然光を取り入れたり、床面積はそのままで開放感を演出する間取りテクニックもたくさんあります。
玄関⇒リビング直結の間取りはあくまで選択肢の一つとして考え、ご自宅の間取りやライフスタイルに合わせてベストなパターンを選べるようにしましょう。
■まとめ:玄関ホールの必要性を考えてみましょう
今回は玄関とリビングを直結する間取りアイデアをたくさんご紹介しましたが、いかがでしたか?
玄関ホールは決してムダな間取りではありませんが、無くすことでデザイン性や利便性がアップすることもあります。
一度玄関ホールの必要性を考えてみて、一つの選択肢としてリビング直結の間取りも検討してみましょう。
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