公開日:2021-12-07 更新日:2024-07-04
古い家をおしゃれにしたいならこの間取り＆デザイン♪リノベーション実例
「築年数が古いわが家をおしゃれにしたいけどハードルが高そう…」そう思ったことはありませんか？
長年暮らしたお住まいには新築住宅とは違った魅力があり、ちょっとした工夫でとってもおしゃれに変身できちゃうんです♪
今回は古い家をおしゃれに変身させたリノベーション実例をたくさんご紹介します。
■古い家でおしゃれに暮らす♪
「古い」という言葉には少しネガティブなイメージもありますが、ノスタルジックなインテリアデザインのファンは少なくありません。
築年数が経ったお住まいをおしゃれに変身させるなら、すべてを新しく作り直すのではなくレトロな部分も上手に活かしてみましょう。
これまで過ごしてきた家族の思い出はそのままに、おしゃれで暮らしやすいお家に変身させてみませんか？
■古い家のおしゃれなリノベーション実例
リノベーションでおしゃれに変身した、築30～50年のお住まい実例をピックアップしました。
デザイン・暮らしやすさ両面に注目してみてください。
実例①：一戸建て 築47年
BEFORE
AFTER
築47年の戸建て住宅を、LDK中心に現代風の間取りアレンジで暮らしやすく仕上げました。
柱と梁を露出した古民家風のLDＫは、「古くても素敵な家」のお手本のような空間に♪
築年数の古さを隠すのではなくデザインの一部として活かしつつ、対面キッチンなど使い勝手はしっかりアップデート。
実例②：一戸建て 築37年
BEFORE
AFTER
基本的な間取り構造自体は変えず、築年数を活かしたおしゃれなデザインアイデアを盛り込んだ戸建て事例です。
柱が露出する真壁デザインはそのままに、床材やおしゃれなシャンデリア、インテリアコーディネートでおしゃれな洋風に。
キッチンも最小限の変更で、使いやすくおしゃれな対面カウンタースタイルにアップデート。
昔ながらの和風建築でも、配電盤や建具、壁仕上げを一新すれば十分おしゃれに生まれ変わりますね♪
実例③：マンション 築47年
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AFTER
基本的な間取りは活かしつつ、水回りや部屋の細かい移動でライフスタイルにマッチさせました。
天井と壁のコンクリート下地や配管を大胆に露出したインダストリアル内装は、古さを活かした味わいのある仕上がりです。
玄関ホールはクローゼットと書斎を兼ねた多目的でおしゃれな間取り。
在宅ワーク中にサッと上着を羽織って出かけるなど、生活動線に合わせた使いやすいお部屋です。
マンションの広い玄関を作るコツはこちらで解説しています。
実例④：マンション 築33年
BEFORE
AFTER
元の一般的な間取りをカスタマイズし、ぐるりと回遊するユニークなLDKの間取りに。
室内窓や木目が楽しめるフローリングでアンティーク調にまとめつつ、明るい窓と白い壁で清潔感も演出しています。
エイジング加工したドアやラフなコンクリート天井とアート作品もマッチしてとってもおしゃれですね♪
ドアにもこだわると、お部屋がグッと魅力的に仕上がりますよ♪
■古いけど素敵な家の作り方
・あえて古い部分を残す
内装をリノベーション・リフォームするときは、柱や建具など古い部分をちょっと残すパターンも検討してみてください。
例えば和室の古い柱や梁も「あく洗い」という作業で汚れを落とせば、素敵なレトロデザインとして再利用できます。
家族の歴史や思い出を刻んできた建材には、エイジング加工では出せない本物の味わいが宿ります。
ただ新しく作り直すだけではなく、新旧を上手くブレンドしてオリジナリティのあるマイホームに仕上げてみましょう。
和室を活かしたおしゃれなリノベ事例はこちらもどうぞ♪
・レトロ感のある素材でまとめる
古民家やカフェのような趣ある内装に仕上げるなら、内装や家具にレトロ感のある素材や仕上げ方法を選びましょう。
例えばフローリングは光沢のあるワックス仕上げより、ツヤなしの自然塗装の方が味わいのある雰囲気に仕上がります。
天井や壁もピカピカの新しい状態よりは、コンクリートや元の柱などを見せて少しラフなイメージにするのがおすすめ♪
テーブルやソファ、家電なども現代的な素材やデザインではなく、ちょっと懐かしいテイストのものをチョイスするとグッと魅力的なお部屋になります。
樹脂やステンレスではなく、無垢材やしっくい・珪藻土といった自然素材を中心に選んでみてください。
・収納で生活感は隠す
古民家やカフェ風インテリアはありのままの室内を見せるようなイメージがありますが、生活感につながるものは区別してしっかり隠しましょう。
古いけど素敵な家をよく観察してみると、ゴミ箱やコンセントなど生活感があるものはさりげなく隠されているはずです。
脱いだ洋服や読みかけの本なども乱雑になってしまうと、お部屋のアクセントやおしゃれなインテリアアイテムが引き立ちません。
使いやすい収納を必要な場所に配置して、生活感を隠しておしゃれなアイテムを上手にディスプレイしましょう。
収納の基本的な考え方はこちらもチェックしてみてください♪
・今のライフスタイルに合わせる
「機能美」という言葉があるように、ムダの無い間取りは結果的に美しいデザインづくりにつながります。
昔ながらの雰囲気は残しつつ間取りは現代のライフスタイルに合わせると、古くても暮らしやすく素敵なお部屋に仕上がります。
昔ながらの台所・食堂・居間が分かれている独立間取りは、家族のコミュニケーションが大切な現代のライフスタイルには少しマッチしにくいです。
デザインはレトロでも一つなぎのLDKスタイルに変更すると、開放感があり現代的な暮らしができる間取りに♪
■古い家をおしゃれに見せるデザイン
・古民家風
カフェやレストランの内装でも人気の古民家テイストは、古い家をおしゃれに変身させる定番の選択肢です。
柱や梁を露出したり、畳や障子を部分的に残したり、元の部位を活かすアイデアもたくさん♪
和モダンテイストと相性が良いので、日本住宅の独特の雰囲気が好きな方にもおすすめです。
古民家風デザインの作り方はこちらも参考にどうぞ♪
・インダストリアル
近年インテリアの1ジャンルとして人気が高まっているインダストリアルテイストも、古い家のリノベーションにおすすめ。
インダストリアルは工場のようなイメージのラフな仕上げや素材を採り入れるのが特徴。
コンクリートやレンガ、むき出しの配管などを見せる男らしい仕上げから、さりげないキレイ目インダストリアルまでバリエーションも豊富です。
どちらかというと欧米寄りのレトロ感が好きな方におすすめのデザインです。
おしゃれなインダストリアルマンションの作り方はこちらでも解説しています。
・海外マンション
鉄筋コンクリート造の古いマンションなら、映画に出てくるような海外マンションの内装を再現するのもおすすめ♪
海外デザインは使い込んだ床や壁、建具も魅力になるので、古い家の状態も上手くデザインとして活かすことができます。
築年数が経ったマンションのイメージをガラっと変えたいなら、ぜひ検討したいデザインの一つですね。
コンクリート打ちっぱなしの海外風マンション事例はこちらでも紹介しています♪
■まとめ：古い家をおしゃれにアップデートして素敵な暮らしを♪
長年暮らしてライフスタイルに合わなくなってきたマイホームも、間取り・デザインの工夫でとってもおしゃれに生まれ変わります♪
元のデザインや構造も活かして、世界に一つだけのオリジナルマイホームを造り上げてみませんか？
ここではご紹介しきれないたくさんのリノベ実例もありますので、お時間のある時にこちらもチェックしてみてください。
築年数が経ったお住まいのリノベーションなら、リノベ専門店SHUKEN Reにおまかせ♪
たくさんの住まいづくりをお手伝いしてきた経験を活かし、柔軟な発想でお客様にピッタリな間取りデザインをご提案します。
今のお住まい、これから購入予定の中古住宅、どちらのリノベーションも大歓迎です。
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