公開日:2021-11-18 更新日:2024-07-04
中古マンションをリノベーション!人気の理由とプランニングのポイント
中古マンションをリノベーションして、新しい暮らしをする人が増えている昨今。
確かに、新築よりもリノベーションの方が気になる!とは思うものの、人気の理由はどこにあるのか、どうやって中古マンション選びを進めていったらいいのか、わからないこともたくさんありますよね。
そこで今回は、リノベーション前に知っておきたい中古マンションの物件選びのポイント、間取りのプランニングのポイントを合わせてご紹介します。
これからのリノベーション計画に、ぜひお役立てください。
■ 中古マンションのリノベーションが人気の理由
自分たちの理想のライフスタイルを実現できる、家づくり。
中でも、中古マンションのリノベーションはますます人気が高まっています。
リノベーション最大のメリットといえばやはり、新築に比べ費用をおさえることができる、という点でしょう。
新築では手が出せないような立地の良い場所やエリアでも、今後の住まいの選択肢として選ぶことができます。
また、自分たちのライフスタイルや好みに合わせて室内を自由にデザインし、生まれ変わらせることができます。
もちろんデメリットもありますが、新築よりも自分たちの理想の暮らしを実現しやすいのがリノベーション物件だからこそ、ここまで需要が伸びているのです。
■ 中古マンション物件選びのポイント
リノベーションするための中古マンションを選ぶ時、おさえておきたいポイントがいくつかあります。
ポイント① 築年数をチェックする
築年数によって、価格はもちろん、マンションそのものの強度や設備の状態が変わります。
築25年を超えると価格が下げ止まる、ともいわれているため、実際に築30年よりも新しいものが購入に至っている傾向があります。
鉄筋コンクリート造の場合、マンションそのものの寿命は100年ともいわれているため、リフォーム後も安心して住み続けることができる物件を選ぶようにしましょう。
ポイント② 耐震強度をチェックする
地震大国日本でも安心して暮らし続けることができるよう、建物は定められた『耐震基準』を元に建てられています。
耐震基準には旧耐震基準と新耐震基準とがあり、阪神淡路大震災でもほとんど倒壊が見られなかった新耐震基準は、1981年以降に建てられたマンションに適用されています。
マンションは自分たちで耐震補強工事ができないため、耐震性の高いものをあらかじめ選ぶようにしましょう。
ポイント③ 資産価値をチェックする
中古マンションの価値は、築年数や立地条件によって左右されますが、継続的に人口の流入があるエリアであれば資産価値は下がりにくいといわれています。
購入時の価格は極力下げたいものですが、もしものことを考え、地価が下がりにくいような人気のエリア、水害の影響を受けにくいエリアの中古マンションを選ぶのがおすすめです。
また、日当たりや間取り、階数といった住み心地に影響を与える部分も合わせてチェックしておきましょう。
暮らしやすい環境が整っていることで、資産価値は下がりにくくなります。
ポイント④ 暮らしやすい周辺環境を選ぶ
小学校やスーパー、公共施設など、周辺環境が整っているかどうかは暮らしやすさに直結します。
駅から近いか、治安はどうか、コミュニティはどんな雰囲気か、エリアの雰囲気はどうか、騒音や臭いなど気になることはないか、など自分たちが理想とするライフスタイルを洗い出し、優先順位の高い条件を満たす中古マンションを選ぶようにしましょう。
ポイント⑤ 管理状態をチェックする
どれだけいい立地で綺麗な外観でも、管理状態が悪ければ安心して暮らすことができません。
ゴミ捨て場は乱雑になっていないか、掲示板は定期的に見直されているか、などチェックしておきましょう。
管理状態が悪いマンションを選んでしまうと、住民トラブルや修繕問題などが後々出てくる可能性があります。
管理の良し悪しによって、暮らしやすさだけでなくマンションそのものの価値も変わってくるため、重点的にチェックするようにしましょう。
■ 間取りのプランニングのポイント
中古マンションが決まりリノベーションを進めていく際、どのようなポイントに気をつけて計画を立てていくと良いのでしょうか。
・希望するリノベーションができるか確認しておく
マンションの構造によっては、希望するリノベーションができない可能性があります。
高層マンションは『ラーメン構造』という柱で建物を支える構造になっているため、壁を撤去することができます。
しかし低層マンションの中には『壁式構造』という壁で建物を支える構造があり、この場合壁を撤去することができません。
『部屋数を減らして、広々としたリビングをつくりたい!』と希望していたのに、いざリノベーションを始めたら無理だった…ということのないよう、希望するリノベーションが実現できるのかどうか事前に確認しておきましょう。
・バランスの取れた資金計画を立てる
床の素材を決めたり、システムキッチンの性能やデザインを選んだり、大変な中にも楽しいことがリノベーションにはたくさんあります。
しかし、こだわるあまりついつい予算オーバーに…となってしまうと、リノベーション後の暮らしが苦しくなってしまいます。
何にこだわりたいのか、優先順位を明確にした上で資金のバランスを取りながら間取り計画を考えていきましょう。
・綿密に打ち合わせを進めていく
『こんな暮らしがしたい』『こんなデザインが好き』など住まいに対するイメージは、綿密に打ち合わせをしながら固めていきましょう。
大人っぽいおしゃれなデザイン、といってもイメージするデザインは人それぞれです。
自分たちが形にしたいデザインはどういったものなのか、言語化が難しければカタログやSNSの画像、施工事例などを参考にしながらイメージをすり合わせていきましょう。
リノベーションは大変なことがたくさんある分、だからこそ楽しい思い出にしたいもの。
新しい暮らしを想像して、ワクワクできるような住まいを形にしていきましょう。
■ リノベーションをして快適な暮らしを手に入れよう!
リノベーションは新築と違って、既にある物件を生まれ変わらせて新しい空間にしていくものです。
理想の住まいを実現できるよう、こだわってマンションを選びプランニングを進めていきましょう。
デザイン・利便性ともにこだわった住まいに仕上げるなら、私たちSHUKEN Reにもぜひご相談ください。
たくさんのリノベーションをお手伝いした経験を活かし、お客様にピッタリのレイアウトをご提案します。
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