公開日:2021-03-16 更新日:2024-07-04
スケルトン天井でマンションをグッとおしゃれに♪東京・千葉のリノベーション実例
最近おしゃれなリノベーション事例で見かけることが多くなった、コンクリートや配管をむき出しにしたスケルトン天井。
デザイン性の高い内装仕上げですが、いざ採り入れるとなると少しハードルが高い印象もありますよね。
今回は実際にスケルトン天井を採り入れたリノベ実例を見ながら、メリットやデメリット、おしゃれに仕上げるコツを解説します。
目次
■ 大きくイメージが変わるスケルトン天井
お部屋全体を新しく作り替えるリノベーションのなかでも、スケルトン天井はガラッとイメージが変わるおしゃれなデザインです。
元々はデザイン性にこだわるレストランやアパレルショップで使われていた手法ですが、最近は自宅に採り入れる方も増えてきました。
コンクリートむき出しの天井は新築マンションにはない、リノベーションならではのオリジナリティある内装に仕上げることができます。
デザインにこだわりたい方、新築の内装にピンとこない方は、ぜひスケルトン天井リノベーションを検討してみてください♪
■ スケルトン天井のおしゃれリノベ実例
さっそく実際のリノベーションでつくった、おしゃれなスケルトン天井を見ていきましょう。
それぞれの詳細ページにはお住まい全体の写真もありますので、気になったおうちはぜひチェックしてみてください♪
壁・天井・建具をホワイトに統一して、スッキリとした印象に仕上げました。
コンクリート下地面はよく見ると凹凸のあるラフな状態ですが、シンプルなホワイトに塗装することで上品に見えますね。
電気配線や換気ダクトもホワイトに統一し、シンプルでおしゃれなLDK空間になりました。
コンクリート天井と相性の良いステンレスキッチンに、アンティーク調の内装を組み合わせたおしゃれなオリジナリティあるお部屋です。
ライティングレールにスポットライトとペンダントライトを配置し、おしゃれなアートギャラリーのような雰囲気に♪
ラフな天井はビンテージ加工の建具やフローリングとマッチして、落ち着きのある素敵な内装に仕上がりました。
■ スケルトン天井のメリット
・天井高アップで開放感が出る
スケルトン天井は天井裏のデッドスペースがなくなり、高さがあがって大きな開放感を得られるのがメリットの一つ。
マンションの構造によっては数十センチ天井が高くなるケースもあるため、床面積を変えずにかなり広く見せることができます。
特にLDKは天井の面積が大きいため、高くなったときの開放感アップも大きくなります♪
・デザインバリエーションが豊富
コンクリートむき出しのラフなデザインだけでなく、塗装できれいに仕上げるなどさまざまなテイストに対応できます。
多少凹凸のあるコンクリート面は、塗装仕上げでもボードやパネルとは違った雰囲気が出てまたおしゃれです。
露出する配線やダクトも、塗装にするか素材をそのまま見せるかで印象が変わってきます。
フラットな天井仕上げよりデザインバリエーションが豊富で、オリジナリティを出しやすいのもスケルトン天井のメリットです。
・メンテナンスコストを節約できる
石こうボードにクロスを貼る一般的な天井仕上げとくらべると、スケルトン天井はメンテナンスコストがかからないのも魅力的なポイント。
ビニールクロスは10~15年前後での張り替えが必要ですが、コンクリートむき出しの天井なら基本的にノーメンテナンスでOK。
ラフなコンクリート仕上げは色あせや汚れが目立たないので、お金をかけなくても見栄えが悪くなることがありません。
■ スケルトン天井のデメリットと対策
・冷暖房効率が悪化する
天井が高くなるとお部屋全体の空気体積が増えるため、エアコンのスイッチを入れてから適温になるまで時間がかかります。
【対策】⇒窓の断熱性をアップ
鉄筋コンクリート造のマンションでは窓の熱損失が大きいですから、ペアガラスや二重サッシで断熱性を上げると冷暖房効率悪化を防げます。
外気の影響を受けにくくなるので、エアコンで適温になるまでの時間短縮につながります。
いまのマンションがシングルガラスの場合は、優先的に対策を考えてみましょう。
・階上の音が気になることがある
天井裏の空間がなくなると、上の階の足音や椅子の音などが気になるケースもあります。
実際にスケルトン天井にしてみるまで分からないため、いざ工事が終わってから音に気付くこともあるようです。
【対策】⇒建物の仕様を確認する
スケルトン天井にする前に、マンションの建物構造と階下への防音対策をチェックしましょう。
裏面にクッション性を持たせた防音フローリングを使っているマンションなら、足音が下の階に響きにくいです。
鉄筋コンクリート層の厚みもマンションによって違うため、図面や仕様書を見て厚みをチェックするのもおすすめです。
一般の方はなかなか判断が付きにくい部分ですから、仕様書をお持ちになって私たちにお気軽にご相談ください。
・壊してみないと見た目が分からない
天井裏のコンクリート下地はもともと見せることを想定していないため、接着剤の跡などが目立つ場合もあります。
実際に壊してみないと分からないため、イメージしていた見た目と違う可能性があるのは若干デメリットといえるでしょう。
【対策】⇒塗装などもあらかじめ検討しておく
解体してみてコンクリート面がイメージと違った場合も想定して、塗装した場合のパターンなどもあらかじめ検討しておくと良いでしょう。
費用や仕上がりイメージをあらかじめ確認しておけば、工事中にプランが変更になっても慌てることがありません。
■ スケルトン天井をおしゃれに仕上げるコツ
・照明にこだわる
スケルトン天井は定番のダクトレール照明やペンダントライトなど、照明器具自体もおしゃれなアクセントにするのがおすすめ。
おしゃれなショップやレストランのライティングをマネするのも良いですね♪
凹凸のあるコンクリートは、照明の当て方で見え方も変わってきます。
小さな照明を複数使い、明暗をつけるとおしゃれでリラックスできる空間になりますよ。
・配線やダクトの見せ方を工夫する
スケルトン天井の特徴であるむき出しの電気配線やダクトの見せ方も、お部屋の印象に大きく影響します。
上の写真のように天井と同色で仕上げると、シンプルで統一感のあるキレイ目な印象に。
逆に元の素材感をそのまま見せるパターンは、インダストリアルテイストのお部屋にピッタリ♪
好みのデザインや目指すテイストに合わせて、ダクトや配線のおしゃれな魅せ方を考えてみましょう。
・全体のバランスを考える
スケルトン天井はインパクトが強いデザインなため、壁や床、ドアなども含めたトータルバランスが重要。
壁もコンクリートを見せてクールに仕上げ、ナチュラルな天然木と組み合わせてキレイ目デザインにするなど、魅せ方のパターンもさまざまです。
ただスケルトン天井にするだけでなく、全体でトータルコーディネートするとグッとおしゃれなお部屋に仕上がりますよ♪
■ まとめ:スケルトン天井を上手に活用しておしゃれなマイホームづくり♪
スケルトン天井はおしゃれでオリジナリティのある部屋作りを目指すなら、ぜひ検討したいデザインのひとつ。
高い天井で開放的なお部屋作りにもつながりますので、おうちで過ごす時間が増えている現代のライフスタイルにもピッタリです♪
わたしたちSHUKEN Reはたくさんのリノベーションをお手伝いしてきた経験をもとに、理想のマイホームづくりをお手伝いしています。
ここでご紹介した以外にもたくさんのスケルトン天井の事例がありますので、お時間のある方はこちらもぜひチェックしてみてください。
いまのマンションの構造や管理規約などが気になる方は、図面や資料をお持ちいただければアドバイスすることも可能です。
浦安の本店、世田谷のショップのほか、オンライン相談も受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
【オンライン相談】
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