公開日:2020-04-18 更新日:2024-07-04
【事例特集】テレビ配置にこだわったおしゃれなリビング
リノベーションでリビングの配置を考える際、まずテレビとソファの位置関係から考える方も多いのではないでしょうか。テレビの配置はリビングの雰囲気に大きな影響を与えるため、ぜひこだわりたいポイント。
そこで今回は、テレビの配置にこだわったリノベーションの事例をピックアップしてご紹介します。こだわりポイントやおしゃれなリビング空間を演出するテクニックなども詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
■ 写真付き事例でテレビの配置を考える
まずは実際のリノベーション事例をもとに、テレビ配置を考える際のポイントをチェックしていきましょう。デザインや配置のこだわりポイントで気に入った部分があったら、積極的に取り入れてみてください。
【事例1】素材にこだわった高級感あるテレビ空間
本物のタイルをアクセントにした、ホテル調の高級感あふれるテレビスペースです。無垢の木とタイルの素材感から生まれる重厚感で、テレビ自体もインテリアの一部としておしゃれなイメージに。
リビングのテレビ側一面をアクセントウォールにして素材やカラーを変えるのは、おしゃれな空間づくりでも特に有効なテクニック。漆喰・珪藻土・無垢材などさまざまな素材やカラーが選べますので、お好みのテイストをご相談ください。
造り付けの収納はあえて仕切りと扉をつけずオープンな造りにして、カスタマイズ性の高い収納になっています。テレビ関連のアイテムだけでなく、普段使いの物やインテリア小物なども自由に飾っておけます。
正面の梁下に設けた間接照明は、テレビを見てリラックスする時間にピッタリの空間を演出します。テレビの背面に仕掛ける間接照明は画面が見やすくなるだけでなく、高級感も得られるおすすめのテクニックです。
他のデザインテイストにもマッチしますので、おしゃれでリラックスできるテレビタイムが欲しい方はぜひ取り入れてみましょう。
【事例2】おしゃれでお掃除が楽ちんな壁掛けテレビスタイル
状況によっては圧迫感が出てしまう大画面テレビも、壁掛け設置ならスタイリッシュな印象のインテリアアイテムに早変わり。黒・グレー・ホワイトのモノトーンでまとめることで、さらにすっきりした印象を演出しています。
リノベーションのタイミングなら配線工事で隠蔽できるため、コードが一切露出しない点もおしゃれなイメージに一役買っています。テレビの裏やコード回りにホコリがたまらないため、お掃除が楽な点もうれしいポイント♪
テレビボードに設置するより省スペースなため、奥行きが厳しいリビングでソファとの距離を稼ぎたいときにも使えるテクニックです。最近はネットフリックスなどのビデオ配信サービスが増えているため、DVDなどを収納するテレビボードの重要性は低くなっています。
後付けだと壁の強度などの問題がありますが、リノベーションなら補強も問題ありません。ぜひ選択肢の一つとして検討してみてください。
【事例3】大画面テレビ+スピーカーでホームシアター気分
映画鑑賞がご趣味なお施主様のご希望に合わせて、大画面テレビとホームシアターのスピーカーを配置したリビング事例です。
音響や映像にこだわりがある方は、あえて造り付けのテレビボードではなく既製品を選ぶと、サイズの異なる機材に入れ替えがしやすくなります。
出力の大きいスピーカーユニットは別途電源が必要なことも多いため、配置を考えてコンセントを多めに配置して配線をスッキリ隠しましょう。
映画館のような雰囲気を味わいたいなら、やはり照明にはこだわりたいところですよね。こちらのお宅ではダクトレール照明にスポットライトを組み合わせて、光量を確保しつつリラックスできる雰囲気を演出しました。
映画鑑賞時は光量を落として、さらにムーディーな雰囲気で楽しむのも良さそうですね。
【事例4】音と光にこだわったリビングで映画鑑賞
大型の造り付けテレビ収納とレンガ調のアクセントウォールが素敵な雰囲気の、デザインにこだわったテレビ設置事例です。
テレビ収納と背面の壁を同系色にすることで圧迫感をなくし、統一感と高級感も演出しています。大型の収納は地震対策グッズなどで見栄えが悪くなりがちですが、リノベーションで造り付け収納にすれば必要なくすっきり仕上がります。
映画を大迫力で楽しみたいというお施主様の要望に合わせて、天井に埋め込み型のスピーカーを設置しているのもこだわりポイントの一つ。スピーカーを設置するスペースが必要ない点は大きなメリットですね。
高い位置から音が聞こえてくるため、立体感や臨場感を感じられる点も映画好きの方には魅力的な点。
映画などを見る際は部屋の明かりを暗めにする方が多いと思いますが、一般的なシーリングライトなどはテレビ画面に映り込み見えづらくなるケースも。
ダウンライトなど光源が直接見えない間接照明を選ぶと、映り込みを防いで快適に視聴しやすいです。壁に光を当てる間接的なライティングはリラックスしやすくおしゃれな雰囲気も演出できます。
お部屋の形やソファの配置などに合わせたライティングにもこだわり、素敵なテレビスペースを演出しましょう。
■ リビングのテレビを活かしたライフスタイル
リノベーション後のライフスタイルもイメージして取り組むと、より細かい部分までこだわった良い間取りがつくれます。ここではリビングのテレビを活用した素敵なライフスタイルの一例をご紹介します。
・照明・音響にこだわってホームシアター
事例でもご紹介しましたが、自宅で映画を手軽に楽しむホームシアターは人気ナンバーワンのプラン例です。
最近のテレビはインターネットに接続できるモデルが多く、ネットフリックスなどの配信サービスで手軽に映画を楽しめるようになっています。
配信される映画のラインナップも充実してきているため、ますますホームシアターを楽しめる環境が整ってきているといえるでしょう。
ホームシアターと聞くと設備や広い空間など大掛かりなイメージがありますが、コンパクトな空間でも十分楽しめます。照明のこだわりやスピーカーの配置など、細かな工夫だけでも臨場感がグッと増して映画館気分を楽しめますよ。
リビングの広さやライフスタイルに合わせたホームシアターのご提案もできますので、興味がある方はお気軽にご相談ください。
・家族と大画面でゲームを楽しむ
パソコンやスマートフォンの画面ではできない楽しみ方として、リビングの大きなテレビ画面でゲームを楽しむのはいかがでしょうか。
リビングの大きな空間なら、動きのある対戦ゲームで盛り上がっても大丈夫です。雨など天候が悪くお出かけできない時も、家族みんなでアクティビティを楽しめますよ。
シューティングやレースゲームなど、大きな画面だからこそ臨場感が出るゲームもたくさんあります。まるで実写のようなゲーム画面は、プレイを見ているだけで楽しめるものもありますね。
スマートフォンやポータブルゲーム機の普及により同じ空間にいても一人の時間が増えがちな現代ですが、リノベーションを機に家族が集まるリビングをつくってみてはいかがでしょうか。
・スマホ画面替わりにしてYouTube鑑賞
スマートフォンで見る方が多いYouTubeなどの動画コンテンツですが、自宅なら大画面で見るのもおすすめです。
最近のYouTubeは4Kや8Kといった高画質コンテンツもあるため、テレビの大画面で見ても美しく迫力のある視聴が可能です。
大画面で見ると必然的に距離が必要なため、スマートフォンの近い画面で見るより目が疲れづらい点も大きなメリットです。お子さん向けのコンテンツを親子で一緒に見るなど、スマホではできない楽しみ方もできますよ。
YouTubeアプリ内蔵のテレビや、後付けで簡単にYouTubeを視聴できるアイテムもありますので、導入のハードルも低くなってきています。
・PCモニターにして効率の良い作業
最近のテレビはスマートフォンやPCとの接続もカンタンになっているため、PCモニター替わりにして使うことも可能です。
在宅ワークが普及していることもあり、大きな画面で効率よく仕事をこなすメリットは今後ますます増えてくるでしょう。
最近は手のひらサイズの超小型PCもあり、テレビと組み合わせて使えばパソコンの設置スペースを省略することができます。
ビデオ通話を使った多人数のウェブ会議でも、相手の顔が大きく見えてコミュニケーションも取りやすくなります。
■ まとめ:完成見学会で実際の雰囲気を見学
テレビ周りのデザインはおしゃれなリビングづくりでぜひこだわりたいポイントです。ホームシアターや家族の団らんなど、完成後のライフスタイルにも大きく関わりますので、理想のイメージを盛り込みましょう。
頭の中にあるイメージを形にするためには、実際の間取りを見学してみるのが大変役立ちます。SHUKEN Re は千葉県浦安市の本店と5月OPENの東京都世田谷区のショップを中心に、定期的な完成見学会を実施しています。
お施主様の想いと私たちのアイデアが詰まった間取りを実際にご覧いただき、その場で疑問やお悩みもご相談いただけます。リビングのテレビスペースだけでなく、全体の間取りづくりの参考にもなりますのでぜひご活用ください。
※2020年5月までコロナウイルス感染拡大の影響により開催を自粛しております