公開日:2021-02-13 更新日:2024-07-04
使いやすいオープンクローゼットの間取り|おしゃれな収納リノベーション実例
洋服やシューズが見えるオープンクローゼットは、おしゃれリノベーションで定番の収納テクニックです。
今回は実際のおしゃれなオープンクローゼットの事例を見ながら、メリット・デメリット両面をご紹介していきます。
デメリットにしっかり対策して使いやすく仕上げるコツも解説しますので、間取りづくりの参考にしてみてください。
目次
■ オープンクローゼットとはどんな収納?
オープンクローゼットは、扉を付けず中のアイテムが見える状態の収納レイアウトです。
アパレルショップのようにおしゃれに仕上げることができ、お部屋のアクセントとして機能するのが特徴です。
出し入れしやすいなど使い勝手の面でも優秀なため、収納上手を目指す方にもピッタリ。
設置や使いこなしが難しい上級者向けのイメージが強い間取りですが、上手に採り入れてみましょう。
■ オープンクローゼットのリノベーション実例
実際におしゃれで使いやすいオープンクローゼットをつくったリノベーション実例をピックアップしました。
デザインのほかに広さや動線にも注目してみましょう。
事例①
玄関横のオープンクローゼットは、使用頻度の高いコートやアウター、スポーツ用品なども収納できる便利な間取りアイデア。
扉が無いのでアイテムを出し入れしやすく、サッと出かけられますね♪
事例②
寝室から洗面所につながる通路をオープンクローゼットとして兼用した、効率の良い間取りアイデアです。
朝の洗顔と着替えを一か所でこなせて、お洋服の管理もラクちん♪
事例③
事例を見る:Case131「Living with Cats」
寝室の大きなクローゼットに扉を設けず、ハーフオープンのようなイメージ
に仕上げました。
完全なオープンクローゼットだとベッドの置き場に困る場合もあるので、場合によって使い分けるのがおすすめです。
事例を見る:Case131「Living with Cats」
扉を付けないことで寝室の開放感がアップし、着替えや家事の効率も良くなります。
事例③
キッチンを挟んでリビングとつながる空間に、大きなオープンクローゼットを設置。
シンプルなカーテンで自然に存在感を隠し、生活感をなくしています。
縦に引き出せるパイプハンガーで、家族一人ひとりの使い分けもばっちり。
事例④
寝室の中に夫婦それぞれのオープンクローゼットをつくり、お互いのアイテムを分けて管理できるようにしました。
ハンガーパイプと棚板のシンプルな造りで、ボックスを活用してカスタマイズできるようになっています。
カーテン用のパイプも設置し、目隠しカーテンもスッキリつけることができます。
事例⑤
回遊性の高い間取りとオープンクローゼットを組み合わせ、効率の良い暮らしができるレイアウトです。
寝室とリビングの間にあるため、起床から着替え、食事など最短ルートで朝の準備をこなせるのが特徴的。
■ オープンクローゼットのメリット
・出し入れが楽ちん
扉のないオープンクローゼットは、洋服を出し入れするときのアクションが減るため効率的に使いこなせます。
扉の開け閉めは意識しなければ気にならないレベルの手間ですが、小さな積み重ねが家事ラクにつながります。
引き戸のように左右どちらかがふさがることもないため、間口全体をスムーズに使いこなせるのも大きなメリット。
中の物が見えやすいので、今日着ていく服をサッと選びやすいのもgoodポイントです。
・費用を節約できる
扉を付けないということは、材料費・工賃を節約できるということでもあります。
一つのクローゼットに対して扉の材料費はパーセンテージが大きいため、省略することでかなりコストを削減できます。
扉の車輪や取り付け金具などが摩耗したときのメンテナンスがいらないので、将来の維持費用もかかりません。
・通気性が良い
一般的な押し入れやクローゼットは湿気が溜まりやすく、市販の除湿剤などを使うことも多いですよね。
扉のないオープンな収納は通気性が良く、湿気やカビの被害を受けにくいのも大きなメリット。
気密性が良く結露発生しやすいマンションでは、オープンクローゼットの通気性は特にうれしいポイントですね。
・おしゃれなアクセントになる
オープンクローゼットは中の洋服やアイテムをおしゃれに整理すれば、ショップのような遊び心のあるアクセントにもなります。
扉でスッキリ仕上げるのも良いですが、扉を付けないことでデザインバリエーションが増えるのもメリット。
シンプルなお部屋にもうひとつアクセントが欲しいときなど、選択肢の一つとして検討するのもおすすめです。
■ オープンクローゼットのデメリットと対策
・中にホコリが溜まる
オープンクローゼットはホコリをシャットアウトすることができないため、人の出入りが多い場所だとどうしてもホコリが溜まりやすくなります。
【対策】⇒床面をオープンにする
ホコリは主に床にたまりますので、収納アイテムを下に置かないレイアウトにすればサッと掃除機やワイパーをかけることができます。
寝室やリビングなどホコリが気になる場所では、ハンガーパイプや可動棚を設置して、床面をオープンにしてみましょう。
・散らかると生活感が丸見え
視線を遮るものが無いオープンクローゼットは、中が散らかると空間全体が雑多な印象になってしまいます。
リビングにファミリークローゼットを設ける場合は、来客時に慌てて片付けることになるケースも。
【対策】⇒間取り配置に工夫してさりげなく隠す
リビングや廊下などお客さんの目に触れる可能性があるオープンクローゼットは、配置に工夫してさりげなく視線を遮るのが良いでしょう。
扉を付けず出入り口に袖壁を設けるハーフオープンの間取りにするだけでも、見た目の印象が大きく変わります。
出入り口を二つ設けてウォークスルーにするなど、フルオープンにこだわらず色々なレイアウトを考えてみましょう。
■ 使いやすいオープンクローゼットの作り方
・細かく区切りすぎない
使いやすい収納づくりでは、棚板や間仕切りを細かく作り込みすぎないのがコツです。
入れるものに合わせてきっちりつくりすぎると、ライフスタイルの変化に対応しにくくなってしまいます。
洋服やカバンなどのアイテムは、買い替えによってサイズや量が変わる可能性があります。
基本的な棚やハンガーパイプなどシンプルに作り、ボックスなどでカスタマイズできるようにしておきましょう。
・家族ごとにスペースを分ける
夫婦のクローゼットや家族共有のクローゼットを考えるときは、一人ずつのスペースを分けられるようにしましょう。
家族のアイテムが混ざると出し入れが不便ですし、雑多な印象が出ておしゃれに見えなくなってしまいます。
アイテムのサイズやテイストがそろっていると、アパレルショップのようにおしゃれに見せることができます。
無駄なスペースがなくなり収納空間の有効活用にもつながりますので、できるだけ一人ずつのスペースに分けてみてください。
■ まとめ:オープンクローゼットでおしゃれに収納力アップ♪
使い勝手が良くおしゃれなオープンクローゼットは、現代のおすすめ収納レイアウト。
リノベーションを検討するときは、ぜひ選択肢の一つとして考えてみてください。
わたしたちSHUKEN Reは、お客様のライフスタイルに合わせたオーダーメイドリノベで、ピッタリの収納プランをご提案します。
ここでご紹介した以外にもたくさんの収納リノベーション事例がありますので、ぜひ参考にチェックしてみてくださいね♪
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