中古住宅を見学する時のマナーは?申し込みから当日までの流れについても
中古住宅を購入する場合、事前に行うのが内覧や内見などの現地見学です。
間取り図などでは分からない詳細が確認できるため、後悔のない購入には欠かせません。
しかし、多くの人にとって中古住宅の見学は初めての経験なはず。
そこで、今回は中古住宅の見学について、確認すべきチェックポイントや当日の流れ・持ち物、マナーまで詳しく解説します。
売主とスムーズに売買を進めたい方や、後悔のない中古住宅購入をしたい方は、是非参考にしてください。
・中古住宅の見学は、限られた時間で多くのポイントを確認しなくてはいけないため、準備をしておくことが重要です。
・マナーを守りながら見学することで、売主・買主双方が気持ちよく売買を進められます。
・howzlifeでは、中古物件探しからローン相談、リノベーション、アフターサービスまでまとめてお任せいただける「ワンストップリノベーション」をご用意しています。
Contents
【永久保存版】中古住宅見学のチェックリスト・32のポイント
中古住宅を見学する際、どうしても気持ちが舞い上がり、確認すべきことを確認し忘れてしまうケースは少なくありません。
確かに、限られた時間で必要な情報を得ることは難しく、帰ってから「あそこを見忘れた!」と気づくことも多いです。
そこで、中古住宅選びのプロだから分かる32のポイントを紹介します。
チェックポイントを全て見学時に確認できなくてもOK!
あなたが重要視するポイントから順に確認し、どうしても見きれなかった点は後から不動産会社を通して売主に聞いてみましょう。
また、売主が教えたがらない情報を無理に聞き出さず、あくまでも“お邪魔する・見せてもらう”という気持ちを忘れずに挑むことも重要です。
部屋の広さ感 |
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内装 |
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その他 |
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中古住宅を見学する際の持ち物は?
中古住宅を見学する際、スムーズに知りたい情報を得るためには、それなりの準備が必要です。
先ほど紹介したチェックリストを精査することはもちろん、持ち物チェックも忘れないようにしましょう。
- ・筆記用具やノート
- ・間取り図のコピー
- ・メジャー
- ・カメラ
- ・水平器や水平器アプリを搭載したスマホ
- ・最寄り駅などを含む周辺地図
最近はペンでメモをとる機会はほとんどないかもしれませんが、スマホのメモ機能はあまり見栄えが良くありません。
売主からすると何をしているか分かりづらいため、手書きでメモを取っていることが分かるようにすると良いでしょう。
不動産会社から間取り図のコピーをもらっておくことも忘れないようにしてください。
縮尺が正しくない可能性は高いですが、メジャーで測った寸法を書き込むのに便利です。
売主(住人)に確認した上で、撮影許可が出ればカメラを使うことも可能なので、念の為準備しておくことをおすすめします。
床や壁の傾きを確認したい方は、ホームセンターなどで売っている水平器を持参するか、同機能を持つスマホアプリをダウンロードしておくことも忘れずに。
見学の前後に、地図を見ながら周辺を歩いてみるのも良いでしょう。
大切なのは、限られた時間でスムーズに情報収集するための準備を整えておくこと!
「チェックし忘れたらまた見学すればいい」という気持ちは持たず、売主(住人)に割いてもらった時間を有効活用するように意識しましょう。
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中古住宅見学当日の流れや手順は?
中古住宅の見学は、当日現地集合して室内を見るだけではありません。
あらかじめ流れを理解しておけばそれに備えることもできますので、ぜひ見学前に手順を把握しておきましょう。
物件の情報や間取り図を見ながら、チェックポイントを確認します。
通常は不動産会社の担当者と一緒に移動します。
この際に、最寄駅からの道なりを合わせて確認しても良いでしょう。
不動産会社担当者が住人の方に挨拶を済ませた後、室内を見学します。
この際、室内を汚さないように、必ず不動産会社の用意したスリッパを履きましょう。
家から離れたところまで移動してから、不動産会社の担当者と物件の感想などを共有します。
その際に、購入意思があるかどうかや、価格交渉をするのかどうかの“作戦会議”を行います。
不動産会社の担当者と解散した後も、せっかく物件の近くにいるので、周辺を歩いてみるのもおすすめです。
こちらは一般的な流れですが、場合によっては1日に複数件を見学する場合もあるため、周辺の調査などを別日にする可能性もあります。
近くのお店などの生活に関わる施設についてじっくり知りたい場合は、事前に地図へマーク付けしておくなどの準備をしておきましょう。
私たち“howalife”では、物件探しからリノベーションの設計・施工までまとめてお手伝いしています。
見学後に物件のイメージが残っている状態でそのままリノベーションのご相談をいただくことも可能です。
物件探しとリノベーション計画を同時に進めたい方は、お気軽にご相談ください。
中古住宅の見学で守るべき12のマナー
中古物件の見学は、新築住宅のモデルルームへ行くのとは訳が違います。
大抵の場合は、まだ誰かがそこで生活をしているからです。
そのため、「生活をのぞかせてもらう」という謙虚な気持ちを忘れてはいけません。
見学する際は、これから紹介するマナーを踏まえておきましょう。
・急なスケジュール変更は禁物
いくらあなたが買主であっても、急なスケジュール変更は禁物です。
直前で見学をキャンセルしたり日時を変更してしまうと、売主(住人)の方に迷惑をかけてしまいます。
中古住宅の売買をスムーズに成立させるためには、売主への心象を良くすることは重要!
好条件の人気物件ですと、複数の購入オファーを受けるため、誰に売るかの選択は売主に委ねられます。
・色々なところに立ち入らない
いくら内覧させてもらうからと言って、どこもかしこも自由に出入りできる訳ではありません。
見たい場所があれば、必ず住人の方の許可を得てからにしましょう。
部屋のドアが閉まっている場合は、勝手に開けることも禁物です。
・収納を開けない
収納量を重視する方も多いため、つい、クローゼットなどの中がどうなっているか確認したくなる方もいるでしょう。
その場合も、必ず住人の方の許可をもらってください。
「片付いていないから見せたくない」と言われた場合は無理強いせず、内部がどのようになっているか口頭で確認しておくのがおすすめ!
ハンガーパイプや棚の有無などを聞いておくと、そこに何がしまえるかのイメージが掴みやすいです。
・家具を動かさない
窓周りの結露やカビ、雨漏りを確認したいあまりに、勝手に家具を動かしたくなるかもしれませんが、これもNGです。
必要であれば、住人の方にお願いして、無理のない程度に移動してもらってください。
タンスなど大型家具の移動は、時間も労力も必要となるため、お願いしない方が無難です。
・写真を撮らない
スマホがあると、つい無意識に室内の写真を撮ってしまいがちですが、プライバシーの侵害となるため、こちらも好ましくありません。
住人の許可が得られた場所に限り、少量のみ速やかに撮影してください。
・決定権のある少数精鋭で
ご家族全員で見学したいという方もいらっしゃいますが、あまり大人数で行くと住んでいる方の負担になりますし、思うように身動きが出来ずスムーズに室内を確認できません。
できれば、決定権のある2〜3人程度までで見学しましょう。
小さいお子さんを連れて行くと、打ち合わせが思うように進まないため、ご家族などに預けて行くことをおすすめします。
・手土産は持っていかない
「生活をのぞかせてもらう」という気持ちは大切ですが、だからと言って手土産を持って行く必要はありません。
なぜなら、内覧は売主にとっても売却に向けて必要な行程であるからです。
無理に手土産を渡してしまうと、売主に「これから価格交渉されるのでは」といった余計な心配をかけしまいます。
・トイレは借りない
緊急の時を除き、基本的には家のトイレを借りてはいけません。
売主の方へ出来るだけ迷惑をかけないことを忘れずに!
事前に近くで済ませておくようにしましょう。
・大声で話さない
いくら気持ちが高まっても、大声で話してはいけません。
ご近所へ売りに出していることが筒抜けになってしまいますし、騒音トラブルに発展してしまう可能性もあるからです。
小声で話す必要はありませんが、声の大きさには気をつけましょう。
・直接交渉をしない
買主が売主へ価格交渉などを直接行うことはタブーです。
引き渡し時期についてなどの要望を直接伝えてもいけません。
契約に関わる重要なことは、必ず不動産会社を通して話をしましょう。
・競合物件と比較しない
見学しながら「あそこの物件はもっと良かった」など、競合物件と比較してはいけません。
ポジティブな内容であっても、他の物件を並行して検討していることを匂わせては、あまり売主への心象は良くないからです。
売主の気持ちに立ち、発言には十分気をつけてください。
・物件の感想は控えめに
見学しながら物件について事細かく感想を口にするのもあまり好ましくありません。
たとえ残念な点があっても、失礼にならないよう発言は控えてください。
忘れないうちに感じたことをメモに取っておくと、帰ってから不動産会社にもれなく確認できます。
謙虚な気持ちを忘れずに「見学させていただく」姿勢で望みましょう。
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中古住宅の見学は、何かと緊張するものです。
「あれもこれも聞かなければ」と思って挑んでも、なかなか思うように聞けないことも少なくありません。
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まとめ:見学は謙虚な気持ちを忘れずポイントを押さえて!
中古住宅の購入を失敗しないためにも、ポイントを押さえて見学することがとても重要です。
しかし、あまり無理してこちらの知りたいことを次々と聞こうとすれば、売主への心象が悪くなり、話がうまくまとまらない可能性もあります。
大切なのは、「生活をのぞかせてもらう」という謙虚な気持ちを持つこと!
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