空調設備や換気設備などに使われる、空気の通り道となる管のことです。スケルトンリノベーションでは天井のダクトをむきだしのまま活用するケースがあります。建物の構造や用途に合わせて、金属製や樹脂製など、さまざまな材質や形状があります。

ダクトは空気を効率的に送ることができるため、エアコンや換気扇で室内の温度ムラを解消したり、換気をスムーズに行っています。また、ダクトを隠蔽設置する場合は、スッキリとした空間になります。

デメリットとしては、天井に埋め込む場合は、ダクトの設置スペースが必要になります。また、定期的な清掃やメンテナンスが必要になる点も考慮が必要です。

リノベーションやリフォームでは、既存のダクトの配置や状態を把握しておくことが重要です。間取り変更や設備の増設を行う場合は、ダクトの新設や移設が必要になる場合があります。専門業者に相談し、適切なプランを検討しましょう。