公開日:2022-01-29 更新日:2024-12-18
トイレ・洗面室も生活感のないおしゃれな空間に。デザインのトレンド&ポイントや事例を紹介
リノベーションのプランを考える際、比較的リビングやキッチンなどの空間に時間を費やしていませんか?確かに「おしゃれな家にしたい」「住み心地のいい家にしたい」という方にとって、それらの空間はとても重要でしょう。しかし、忘れてはいけないのが、トイレや洗面も毎日必ず使う場所だという点です。日常的に目にする場所だというだけではなく、訪れた方の目に入る場所でもあります。
そこで、今回はトイレや洗面室をおしゃれにするポイントについて詳しく解説します。最近のトレンドデザインや施工事例も合わせて紹介しますので、「トイレや洗面室のデザインにもこだわりたいけどどうしたらいいの?」とお悩みの方は、是非参考にしてください。
〈コラムのポイント〉
- ・狭いトイレや洗面室でも、トレンドを取り入れればおしゃれな空間になる。
- ・希望するデザインテイストによって、取り入れる素材を変える。
狭いトイレ・洗面室もおしゃれにできる?デザインのトレンド・ポイントは?
リビングやダイニング、キッチンのデザインに気を配る方は多いですが、来客の多い家ではトイレや洗面室にも是非こだわってみましょう。これらの空間が狭い場合でも安心してください。トレンドを抑えつつ、ほんの少しの工夫を施せば、狭い場所でもスタイリッシュに仕上げられます。そこで、ここでは最近のトレンドを踏まえたデザインのポイントを5つ紹介します。
その① タイルを取り入れる
最近、インダストリアルスタイルやブルックリンスタイルなどのヴィンテージデザインが流行しているため、トイレや洗面室にタイルを取り入れるケースが増えています。単調なクロス張りや塗装の壁とは異なり、選ぶタイルによってオリジナリティが表現でき、重厚感が際立ちます。ただし、どうしても目地部分は掃除しにくいため、使う場所をしっかり選ばなくてはいけません。
〈関連コラム〉
こちらのコラムではインラストリアルデザインについて詳しく解説しています。是非合わせてご覧ください。
COLUMN|リノベーションでおしゃれなインダストリアルデザインを実現|ポイントや事例を紹介
その②大きなミラー・装飾的なミラー
内装の仕上げをシンプルにまとめる代わりに、装飾的なミラーや大きなミラーを取り付けるのもトレンドです。インテリアアイテムとしての役割を果たすだけではなく、大きなミラーの場合には圧迫感を軽減する効果もあります。ミラーを選ぶ際には、できるだけ無駄なパーツが見えないものを選ぶのがポイントです。
その③置き型洗面ボウル
従来はカウンター埋め込み式の洗面ボウルが一般的でしたが、最近は海外風インテリアが流行していることもあり、置き型や独立型の洗面ボウルが人気です。サイズ展開や形状が豊富なので、どんな空間にも収まります。また、造作化粧台との相性もいいため、既製の化粧台にはないデザイン性を求める方にもおすすめです。ただし、取り付け位置によっては周囲が掃除しにくくなるため、気を付けましょう。
その④長いカウンター・ツーボウル
ゴージャスデザインやホテルライクな空間が好きな方には、やはり長いカウンターや洗面ボウルを2つ設置するツーボウルタイプがおすすめです。家族で身支度する時間帯が重なる場合にも複数人で使うことができるためおすすめです。トイレに長めのカウンターを設置すれば、スマートフォンを仮置きしたり、手すり代わりに使うこともできます。
その⑤水平を意識したスッキリシステム収納
引用:TOTO|エスクア
シンプルモダンを目指す方には、推定を意識した洗面化粧台やトイレ収納をおすすめします。清潔感があって掃除がしやすいのが特徴です。トレンドは取っ手レスや取っ手が目立ちにくいタイプ。よりシャープな印象になります。
おしゃれなトイレ&洗面室の施工事例
SHUKEN Reのワンストップリノベーションでは、今まで色々なデザインのおしゃれなトイレ・洗面室を手がけてきました。そこで、ここではその一例を紹介します。テイスト別に解説しますので、ぜひ参考にしてください。
ヴィンテージ&レトロデザイン
こちらはどこか懐かしい印象の洗面化粧台です。カウンターをコンクリート仕上げにしており、立上り部分のタイルと相まってヴィンテージな雰囲気を醸し出しています。こちらのように、木・タイル・陶器・コンクリートなど複数の素材をバランスよく組み合わせることで、アンティーク調やヴィンテージ調、レトロ調の洗面室が出来上がります。
ナチュラルデザイン
こちらは木目をふんだんに取り入れた洗面室とトイレの事例です。オフホワイトやライトグレーの床や壁と、木目のカウンター・扉のコントラストが、温かみのある空間にしてくれます。ポイントは、木目部分のカラーを全て揃える点。全体的にまとまって見えます。
こちらは、ナチュラルな柔らかい印象と、武骨なインダストリアルデザインをうまく融合した事例です。木目を全面に出しながらも、ヴィンテージ感のある水栓金具やブラックアイアン風の棚受け金具を取り入れることで、“男前インテリア”の雰囲気も表現できます。また、カウンター下収納やミラー収納を取り入れれば、生活感を排除することも可能です。
シンプルモダンデザイン
こちらはとにかく無駄を削ぎ落とし、洗練された機能美を強調した事例です。カラーを白・シルバー・グレーと限定しながらも、素材の違いで空間に変化を付けています。一見、使いにくそうにも見えますが、必要な機能は全て兼ね備えている上に、余計なものを置かないミニマルな空間となります。
こちらはカウンターさえも排除した洗面室で、大ぶりな独立型洗面ボウルが何ともおしゃれですよね。このように、最近はカウンターを設置しないスタイルも人気で、カウンターの水はねが気にならず掃除もしやすいというのが長所です。ただし、洗面室に細々としたものをたくさん置きたい場合には、別の場所にものを置くためのスペースが必要になります。
ラグジュアリー&ゴージャスデザイン
間取りを考える時に、どうしても洗面室は他の部屋に圧迫されて最小限のスペースになりがちでしょう。しかし、家族が多いお宅など、時間帯に寄って混み合う可能性がある場合には、是非広々としたスペースを確保してみてください。複数人で使ってもごみごみとせず、ゴージャスでホテルライク な印象になります。また、来客の多いご家庭にもおすすめです。
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トイレや洗面室は私たちの生活に欠かせない大切なスペースです。リビングがいくらおしゃれでも、これらのスペースに生活感が溢れ出ていては、訪れた人が感じる印象は台無しになってしまいます。ですから、是非使い勝手だけではなくデザインにもこだわってみましょう。
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