公開日:2021-10-15 更新日:2024-12-10
子育て世代に人気の間取りプラン5選|リノベーションのポイント
子育ては本当に大変。だからこそ、少しでも楽にできるように間取りを工夫することは子育てをする上で必須です。とはいえ、どんな間取りにしたらいいのか、間取りを考える上でおさえておきたいポイントはあるのか、などリノベーションをする中でわからないこともたくさんありますよね。
そこで今回のコラムでは、子育て世代に人気の間取りプランと、間取りを考える上で大切なポイントをまとめてご紹介します。『おしゃれ』と『楽な子育て』の両立ができるような情報をお届けするので、これからのリノベーション計画にぜひお役立てください。
コラムのポイント
・親の動きだけでなく、子どもの動きや成長もしっかりと理解した上でつくられた間取りなら、名もなき家事や名もなき子育ての負担をちょっとずつ楽にすることができます。
・どんな間取りにするかは子育てをしていく上でとても重要です。家族みんなが笑顔で過ごせるような、暮らしをサポートできる間取りを考えてリノベーション計画を立てていきましょう。
間取り次第で子育ては楽ちんに!
子育てをしながら、仕事や家事をする毎日…。想像するだけで大変ですが、その子育てを少しでも楽にできるのが『間取りの工夫』です。
例えば、1歳前後の子どもとの外遊び。遊び道具やベビーカーをまとめて片付けることができるシュークローゼットがあれば、外に行く時も帰ってきてからもバタバタすることがありません。もちろん、家の中に砂が持ち込まれて大惨事…という心配もありません。また、小学校低学年の子どもの家庭学習も、目の届きやすい場所にスタディスペースがあれば、まだまだかまって欲しい子どもの様子を見ながら家事を進めることができます。
親の動きだけでなく、子どもの動きや成長もしっかりと理解した上でつくられた間取りなら、名もなき家事や名もなき子育てをちょっとずつ楽にすることができます。せっかくリノベーションをして理想の住まいをつくるなら、工夫を詰め込んで子育てを楽ちんにする間取り計画を立てていきましょう。
子育て世代に人気の間取りプラン5選
子育て世代に人気の間取りを、順番にご紹介します。
プラン① シュークローゼットの設置
靴や傘、届いた荷物で物がいっぱいになりがちな玄関まわり。子育てをしていると、ここにおもちゃやベビーカー、子どもが外で拾ってきた石や枝、アウトドア用品などが加わります。たくさんの物でごちゃごちゃしやすい玄関まわりですが、玄関側にシュークローゼットを設置することで、これらの荷物を全てスッキリと片付けることができます。バタバタしている時はシュークローゼットにまとめて荷物を詰め込み、余裕がある時に片付けるようにすれば負担になりません。
元々シュークローゼットがなかった家でも、もちろん設置可能です。その際、玄関まわりがやや狭くなってしまうので注意が必要です。
プラン② 壁面収納の設置
壁一面が収納スペースになる壁面収納は、子どもが成長するにつれて荷物が増えていく子育て世代にはぴったりの収納です。
子どもが生後まもないうちは、床付近におむつやタオルケットを収納して、1人で遊べるようになったらおもちゃ箱を設置して…と成長に合わせて収納する物を変えていくことで、子育ての負担を軽減することができます。いたずらが気になる年齢になったら、収納上部を主に活用しておけばいたずらされてイライラすることもありません。
可動式の棚にしておけば、収納する物のサイズに合わせて棚の高さを変えることができるのでとても便利です。
プラン③ 安心の広々リビング
広々としたリビングをつくっておけば、子どもたちがのびのびと遊ぶことができます。赤ちゃんのうちはマットを敷いて専用スペースに、大きくなってきたらリビング全体を使ってのびのびと。広いスペースは遊びに集中することもできるので、集中している間に掃除や洗濯などを終わらせてしまえば一気に家事負担が軽減します。
また、広いスペースは子どもたちの創造性を養います。リビングでも、体の小さな子どもにとっては広く開放感のあるスペースです。長時間過ごす場所だからこそ、子どもの未来も考えた間取りにしておくことが大切です。
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プラン④ 離れていても安心のオープンキッチン
キッチンとリビング、ダイニングがつながったオープンキッチン。開放感のある空間は、食事の準備や後片付けがスムーズです。食事をつくりながら、子どもたちの様子を見守ることができるので安心です。
もちろん、子どもが大きくなったらスペースを活かして一緒に食事づくりを楽しむこともできます。食事づくりは、『食育』として子どもの心と体の成長に大きな影響を与えます。成長してからの子育ても支えてくれるのが、開放感のあるオープンキッチンなのです。
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プラン⑤ スタディスペースの設置
リビングの一角や廊下など、スタディスペースをつくることで家事をしながら子どもたちの勉強や遊びを見守ることができます。コロナ禍で急速に広まったオンライン学習も、目の届く場所での受講なら安心です。また、スタディスペースがあることで『机に向かって何かに取り組む』習慣をつくることもできます。勉強しなさい!と声をかけなくても机に向かってくれれば、子育ての負担が大きく軽減されますね。
もちろん、子どもたちだけでなく大人も作業スペースとして活用できるのでとても便利です。
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リノベーション前に大切なこと
子育てを楽にする間取りを考える前に、大切にしたいポイントがあります。
新しい暮らしのその先を想定
子育て世代に合わせた、おすすめの間取りでできることはたくさんあります。ただ、今は小さな子どもたちも、いずれ成長して巣立っていきます。子育てをしている時は目の前の出来事に振り回されがちになってしまいますが、リノベーションをして間取りを考える時は成長した後のことも想定して決めていくようにしましょう。
子どもが就学する時には部屋を仕切って子ども部屋をつくり、巣立った後は仕切りを撤去して夫婦でのんびり過ごせるスペースに…と家族の形に合わせて変更できるような間取りにしておくと安心です。
事前の打ち合わせと意思疎通
リノベーションを成功させる秘訣は、事前にどれだけ詳細にイメージを共有した打ち合わせができるか、です。
リノベーションの醍醐味はやはり、間取りだけでなくドアノブや照明のスイッチなど細かくデザインできることです。どんな家に住みたいのか、どんな暮らしを実現したいのか、自分たちの頭の中に描いていることを業者に丁寧に伝えることで初めて、理想の住まいは実現します。納得いくまで打ち合わせを重ねていきましょう。もちろん物件だけじゃなく、生活圏のお店や通り道なども合わせて確認しておきましょう。
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リノベーションで子育てしやすい家を形にしよう!
どんな間取りにするかは子育てをしていく上でとても重要です。家族みんなが笑顔で過ごせるような、暮らしをサポートできる間取りを考えてリノベーション計画を立てていきましょう。
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