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コラム

ワークスペースのある自宅|リノベーションで叶える仕事と育児の両立

公開日:2021/08/16  更新日:2023/06/07

alt="ワークスペースのある自宅"

リノベーションしておしゃれな自宅をつくるなら、のんびりと過ごすことができるリビングやダイニングだけでなく、仕事ができるワークスペースも欲しいところ。ワークスペースがあれば、仕事をしながら子育てもできるため、ワークライフバランスもとりやすくなりますよね。もし、今は在宅で仕事をしていなくても、いつ在宅での仕事に切り替わっても対応できるように準備をしておくことは大切です。
そこで今回は、リノベーションをして自宅にワークスペースをつくる時におさえておきたい間取りのポイントをご紹介します。これからのリノベーション計画に、ぜひお役立てください。

 


コラムのポイント
・これからの時代、仕事の選択肢は今まで以上に広がっていきます。そのためにも、自宅でも働くことができる環境をリノベーションで整えておきましょう。
・ワークスペースのある自宅なら、子育てをしながら自分自身のキャリアについても考える心の余裕が生まれます。仕事と子育てを両立できるよう、長い人生を見据えたリノベーション計画を立てていきましょう。


 

 

 

自宅にワークスペースは必要不可欠

 

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これからの時代、仕事の選択肢は今まで以上に広がっていきます。そのためにも、自宅でも働くことができる環境を整えておくことは必須です。

 

生活様式の変化


新型コロナウイルスの蔓延によって、私たちの暮らしは大きく変化しました。テレワークが導入されたり、外食が難しくなったりと今までは当たり前にできていたことができなくなり、その分自宅で過ごす時間は増えています。これからますます生活様式が変化していくことを考えると、時代の流れに合わせて家の在り方も変化させていく必要があります。

 

働き方の変化


2021年、男女500名に対して実施されたある調査によると、東京都内で『週3日以上テレワークになった』という人は28.6%。多くの職場でテレワークが取り入れられ、働き方の多様化が進んでいます。もちろん、商業施設やホテルといった働く場所が決まっている仕事ではテレワークは難しいものの、10年後は今とは違う働き方をしている可能性はゼロではありません。
これから先の人生で、どんな働き方をするのかはわからない以上、自宅で仕事ができるようになった時にスムーズに新しい生活に変えられるよう準備をしておくことが大切です。

 

 

 

ワークスペースの間取りポイント

 

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リノベーションをして新たにワークスペースをつくる場合、おさえておきたいポイントがあります。

 

ポイント① 個室かオープンスペースか


ワークスペースを個室としてつくるのか、リビングの一角などのオープンスペースとしてつくるのかによって間取りの考え方は大きく変わります。

 

個室の場合

 

集中できるスペースとして、1畳ほど確保できれば十分ワークスペースとして活用できます。パソコンだけで仕事が完結するのか、他にも資料などを使用するのかなどによっても変わりますが、『両手を広げた幅×40〜60㎝の奥行き』このテーブルを設置できるスペースは最低限確保した上で広さを考えていきましょう。

 

オープンスペースの場合

 

リビングの一角や階段の下、キッチンカウンターなど好みの場所にワークスペースをつくることができます。仕事だけでなく、子どもの様子を見ながらちょっとした作業をするのにも最適です。人の気配が気になるようであれば、視界を遮る仕切りなどを設置しておきましょう。

 

ポイント② 造作家具でおしゃれに統一


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造作家具とは、既製品ではなくリノベーションした部屋に合わせてデザインされた造り付け家具のことです。既製品よりも費用はかかる場合もありますが、部屋の雰囲気に合わせてデザインされサイズもぴったりなので、細部にまでこだわりたい方にとっては満足度の高い家具です。

▶︎家具のオーダーメイドで失敗しないためのコツ

 

ポイント③ 収納スペースを確保する


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職場では気にならないものの、仕事で使用する道具や資料は家に持ち込んでみると想像以上に多いもの。必要なものを必要な時にすぐ取り出せるよう、収納スペースを確保しておきましょう。

個室の場合は、座っている場所から手が届きやすい壁面収納や引き出しなどを設置すれば便利です。ワークスペースとしてつくられた部屋なので、動線を考えながらたっぷりと収納スペースをつくりましょう。
オープンスペースの場合は、手軽に持ち運びしやすい収納や鍵付きの引き出しなどを設置しましょう。子どもの手が届きやすいため、汚したり紛失したりしないように対策をたてておくことが大切です。

 

ポイント④ コンセントの位置と数


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パソコンやコピー機、携帯電話やタブレットなど仕事ではたくさんの電子機器を使います。スムーズに仕事をするためにも、コンセントの位置を工夫し、数を増やしておきましょう。

コンセントの位置は、手が届きやすい場所に設置しておくと抜き差しも楽にできますし、都度立ったり座ったりという手間もありません。リノベーション後に追加で設置する場合、追加費用がかかったり配線の都合で希望する場所に取り付けることができなかったりするため忘れずに設置しておきましょう。
コンセントの数は。使用する電子機器の数を確認した上で余裕を持って多めに設置しておくと安心です。

 

ポイント⑤ 緑を増やす


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目を休ませるには緑を眺めるのがいい、というのを聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。緑はストレス軽減や疲労回復などの効果があるのはもちろんですが、集中力を高めるのにも最適です。

人の視野のうち、120°以内に緑が含まれている割合を『緑視率』といい、この緑視率が10〜15%の時、集中力がアップするという研究結果があります。そのため、ワークスペースをつくる際もこの緑視率を意識して緑を配置するようにしておけば、自ずと集中力を保ちながら仕事をすることができます。

 

 

植木を置くための棚やキャビネットを設置して、緑溢れる中で仕事ができるよう工夫してみましょう。リノベーションのデザインをスタートするときから、そのお部屋にあった緑のコーディネートを一緒に考える『グリーンコーディネート』をうまく活用すれば、緑を育てるのが苦手、どんな植物を選んだらいいのかわからない、という方でも安心です。

 

ポイント⑥ 防音対策をしておく


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個室のワークスペースをつくる場合、防音対策をしておきましょう。集中するために必要なのはもちろんですが、オンライン会議やオンラインでの打ち合わせの時などにも役立ちます。オンライン会議をしている最中、子どもの泣き声や騒ぎ声が入ってしまうのは避けたいもの。子育てと仕事を両立していく以上、必須の対策です。

 

ポイント⑦ 色の持つ効果を活用


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色には集中できる色とそうでない色とがあります。せっかくリノベーションをして配色やインテリアなど全て整えていくのであれば、ワークスペース周りには集中できる色をふんだんに使うようにしてみましょう。

落ち着いた印象を周りに与える『青』や精神的に安定し効率をあげる『ベージュ』などが集中できる色とされています。他にも、やる気がみなぎってくる『黄色』や元気が出る『オレンジ』などを効果的に活用してみるのもおすすめです。

 

ポイント⑧ 一緒に作業をすればお互い集中


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仕事と子育てを両立する場合、やはりオンオフを切り替えるのが一番難しいかもしれません。そんな時は、一緒に作業ができるように、ワークスペース横に小さいデスクを設置できるようにしておきましょう。

お父さんお母さんと一緒に自分も作業をしている、という環境をつくることで子どもも集中することができます。デスクで作業をするという習慣は大きくなった時の学習意欲や学習習慣にも大きな影響を与えるため、5年後10年後を見越して間取りを工夫してみると良いでしょう。

 

 

 

リノベーションで自宅にもワークスペースを!

 

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ワークスペースのある自宅なら、子育てをしながら自分自身のキャリアについても考える心の余裕が生まれます。仕事と子育てを両立できるよう、長い人生を見据えたリノベーション計画を立てていきましょう。

 

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SHUKEN Re 編集部

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