公開日:2021-08-23 更新日:2024-12-17
【植物のある生活】緑のある快適な空間をつくるコツ
「植物に囲まれた生活をしたい」
「家に緑がある暮らしに憧れる」
そのように考える方も多いのではないでしょうか。
家の中に緑が少しでもあるだけでも癒され、気持ちが落ち着きますよね?
そこで今回は、緑のある家の内装のポイントについて紹介していきます。今回の記事を参考に、普段の暮らしに少しだけ、癒し効果を加えてみませんか?
目次
緑の植物がもつ魅力とは
家のインテリアを選ぶ際のポイントとして、形や大きさなど選ぶ基準はたくさんありますが、インテリアの「色の意味」がもつ役割について知ることが大切です。
また、家のなかに飾る植物・緑も立派なインテリアであるため、その心理効果について詳しく理解しましょう。
グリーンはさまざまなコントラストが楽しめる
グリーンのカラーにはさまざまなトーンのものがあります。黄色と青の中間にあたる色が緑ですが、配色のバランスによって多くの種類があるため、家のなかでも日々の暮らしにさまざまな表情を与えてくれるのです。
爽やかなミントグリーンや落ち着いたモスグリーンといったように、薄いものから濃いまでそのコントラストは美しく、安心感や安定、調和を表すカラーとして人間と常に近い関係でいるカラーとされています。
これはカーテンやソファといったインテリアだけでなく、実際の植物にも同様のことがいえるため、家のなかに緑があるだけでも自然を思わせてくれる空間となるでしょう。
日々の生活に癒しと安らぎを与えてくれる
部屋の内装を決める際には必ずデザインの方向性を決め、そこから配色やものの配置を決めていきます。また、配色を決める際にはどのようなカラーを取り入れるかを決めていきますが、カラーにもそれぞれ異なった効果があるのです。
たとえば今回紹介していくグリーンは、人の心を穏やかにしストレスを軽減してくれる癒しの効果があるとされています。すべての色のなかでも中心に位置し、目にも優しく長時間みていても疲れない、そういった性質があるのです。
「森林浴」という言葉があるように、緑に溶け込むことで人々は疲れを癒し、心身共にリラックスしている状態となるのでしょう。そのため、身近にそのような要素を取り入れるのは暮らしの質を高めるためにも有効的だといえます。
緑を取り入れたおしゃれな内装にしたいなら
内装をおしゃれにする際、植物を飾って部屋に緑を取り入れるだけがすべてではありません。インテリアのカラーに緑を取り入れることでも、植物を飾ったときと同様の癒し効果を得ることができるのです。
ここでは、インテリアにグリーンを取り入れる際のコツを紹介していきます。
ソファやカーテンに緑を取り入れる
部屋のインテリアとして目を引くものにソファやカーテンがあります。どちらもインテリアとしては比較的サイズが多きいものであるため、そこにグリーンを取り入れることで部屋のなかでも目を引くおしゃれのポイントとなるのです。
しかし「なかなか毎日植物の世話をするのは大変」という方は、カーテンやソファといったインテリアにグリーンを取り入れることで、植物がもたらすものと同様の癒し効果を得てみてはいかがでしょうか。
インテリアに緑を取り入れる際のコツ
ソファやカーテンにグリーンを取り入れる際のコツは3つあります。
一つめは、配色の黄金比を意識すること。
『ベースカラー:メインカラー:アクセントカラー=7:2.5:0.5』
カーテンやラグ、ソファなどはこのうちメインカラーに含まれるため、部屋全体の25%くらいの割合を目指すのがよいでしょう。
二つめは、色やデザインにこだわること。グリーンには色々な種類があり、カーテンなどのインテリアもさまざまな種類があります。そのため、色の濃淡や柄などはよく検討して選んでみてください。
三つめは、床や壁のトーンを意識すること。カーテンやソファなどを鮮やかなグリーンにしたのに、なぜだか浮いてしまいパッとしないときには、思い切って壁や床の色を見直してみるとよいでしょう。
グリーンのカーテンにはオフホワイトの壁が合いますが、薄いグレーやグレージュなどもおすすめです。このように壁や床の色との相性をみることで、よりグリーンを活かせる空間となります。
観葉植物の飾り方・おすすめの配置方法
家のなかに観葉植物を設置する際、どのように設置すれば癒しの空間がつくれるのか、ここでは植物を配置する際のポイントについて紹介していきます。
植物は種類が豊富で、大きさや形などもさまざまです。それらを上手く配置するためにも、ぜひ参考にしてみてください。
単品置き(大)
大きな観葉植物を、部屋のシンボルとして目立たせたい場合に有効な配置方法です。おすすめはTVボード横など、部屋の角のスペースを使い、大きめの『パキラ』や『シェフレラ』『オーガスタ』といった存在感のある植物を配置すると、部屋のなかでもひときわ目立つポイントとして印象をよくしてくれるでしょう。
単品置き(小)
大きな観葉植物を置くスペースはないけど、さりげなく緑を飾っておしゃれな部屋にしたいという方におすすめな配置方法です『モンステラ』や『ペペロミア』といった小ぶりなものをデスク横やベッドサイドといったスペースに配置してみましょう。
小さいながらも部屋のアクセントとなり、おしゃれのポイントも高くなります。
複数置き
一つの部屋にいくつもの植物を飾りたい場合には、小・中型サイズのもので統一するか、大・中・小をそれぞれ1:2:3くらいの割合で配置するとよいでしょう『サボテン』や『アスプレニウム』などが使いやすいサイズであるためおすすめです。
天井や壁面に吊るす
間取りが小さかったり観葉植物を置くようなスペースを確保できないという方は、置くタイプではなく天井や壁面から吊るすタイプのものを選択してみてはいかがでしょうか。
これをハンギングプランターといい、照明のように置くためのスペースが不要であるため、狭い家でも内装を彩る際にはよく用いられる手法です。
ツルが垂れ下がるように伸びる『ポトス』などが人気であり、手頃に空間をおしゃれにできるためおすすめとなります。
グリーンコーディネートにこだわった間取りの施工事例を紹介
実際に、緑にこだわったマンションの間取りの例をみてみましょう。
大きなワンルームのような空間のところどころに植栽を施したコチラの間取り。
家のどこをみてもそこには緑がある。天井などヴィンテージなデザインにこだわった間取りに、さまざまな種類の緑がアクセントとして大人らしいちょっと渋めでおしゃれな空間を演出しています。
キッチンからはリビングダイニングがしっかりと見渡せるなど、間取りとしての機能性もバッチリです。
天井、床、壁を上手く活用したグリーンコーディネートの間取りとなります。
植物・緑のある癒しの空間で日々の暮らしの質を上げよう
部屋のなかに緑があると、それだけで心が癒されリラックスすることができます。観葉植物を飾る際には、大小それぞれ効果的な配置の仕方があるため、それらの特徴を理解したうえで緑のあるおしゃれな空間をつくってみてください。
また、SHUKEN Reのワンストップリノベーションでは「部屋に緑を飾りたいけどどうすればいいか分からない」という方に向けて『グリーンコーディネート』のお手伝いもさせていただいております。癒しの空間をつくりたいという方は、ぜひWEB&店頭にてお気軽にご相談ください。