公開日:2025-09-14 

狭い洗面所を広げるリフォーム術|着替え置き場・収納アイデアなど15の事例で解説

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狭い洗面所を広げるリフォーム術|着替え置き場・収納アイデアなど15の事例で解説

 

洗面所は、一日の始まりと終わりを過ごす大切な場所です。

 

だからこそ、スペースの狭さや収納の少なさが気になったり、「もっとホテルのように快適な空間だったら…」と感じたりする方も多いのではないでしょうか。

 

実は、コンパクトな洗面所も、リフォーム次第でデザインと機能を両立した理想の空間にすることが可能です。

 

この記事では、洗面所リフォームを成功させるために知っておきたい3つのポイントを、SHUKEN Re(シュウケンアールイー)が手がけた成功事例とともにご紹介します。

 

理想の空間づくりに役立つヒントが満載ですので、ぜひ最後までご覧ください♪

 

この記事のポイント
  • ・狭い洗面所を広く快適にするには、「間取り」「デザイン」「収納」の3つの工夫が鍵になります。
  • ・リフォームで理想を叶えた15の成功事例を、具体的なポイントの解説とともにご紹介します。
  • ・SHUKEN Reは、デザインの美しさと日々の暮らしやすさを両立する最適なプランをご提案します。
SHUKEN Re 編集部


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住宅リノベーション専門家集団が、単に情報をまとめただけの簡易的な記事ではなく、真剣にリノベーションを検討している読者に役立つ、価値ある中身の濃い情報をお届けしています。

 

 

■ポイント1:空間の工夫|間取り変更で物理的に広くする

 

■ポイント1:空間の工夫|間取り変更で物理的に広くする

 

最初のポイントは、洗面所の「広さ」と「使いやすさ」の土台となる、空間そのもののプランニングです。

 

隣室のクローゼットの一部を取り込んだり、廊下を洗面スペースとして活用したりと、少しの工夫で空間は物理的に広がり、動線もぐっとスムーズになります。

 

まずは、間取りや動線の見直しで、ゆとりある洗面空間を実現した成功事例をご紹介します。

 

 

事例1:4LDKから1LDKへ|ゆとりあるホテルライクな水まわり

 

4LDKだった間取りを1LDKへと変更し、部屋数を減らした分、洗面や浴室などを広々と使えるようにしました。

 

寝室から続く動線上に設けた洗面カウンターは、広い天板(お風呂上がりの着替え置き場としても重宝します)や椅子をしまえる足元の設計など、造作家具ならではの細やかな配慮が光ります。

 

事例1:4LDKから1LDKへ ゆとりあるホテルライクな水まわり

 

 

事例2:洗面所を拡張|洗濯が完結するランドリールーム

 

隣接する寝室で不要になったクローゼット部分まで洗面所を拡張し、室内干しができる便利なランドリーコーナーを設けました。

 

洗濯物を干す場所のすぐ横に収納チェストを配置したことで、「干す→取り込む→しまう」という作業がその場で完結し、家事の負担を大幅に軽減します。

 

事例2:洗面室を拡張 洗濯が完結するランドリールーム

 

洗面台奥のランドリースペース

 

 

事例3:2部屋をつなげL字の洗面台を造作|アイロンもできる家事空間

 

もともと2部屋に分かれていた洗面所と脱衣所を一体化して広い空間を確保し、アイロン台を兼ねたL字のカウンターを設置しました。

 

カウンターの広い天板は、入浴前の着替えやタオルを一時的に置くスペースとしても大活躍です♪

 

事例3:2部屋をつなげL字の洗面カウンターを造作 アイロンもできる家事空間

 

 

事例4:脱衣室から洗面台を分離|リビング横のパウダールーム

 

使用頻度の高い洗面台をリビングの近くに置くため、脱衣室から分離して独立した洗面スペースを設けました。

 

タオル類は隣のラタン扉の収納にまとめることで、洗面台周りのすっきり感を保っています。

 

事例4:脱衣室から洗面台を分離 リビング横のパウダールーム

 

 

事例5:リビング直結の洗面所で叶える、ストレスフリーな動線

 

廊下経由だった洗面所をリビングと直接つなげる間取りに変更し、移動の際に感じていた心理的な負担を解消しました。

 

脱衣室との間にはロールスクリーンを設け、来客時にさっと生活感を隠せるように配慮しています。

 

事例5:リビング直結の洗面室で叶える、ストレスフリーな動線

 

 

事例6:廊下の余白を活用したダブルボウル洗面台

 

こちらの事例では、廊下の空きスペースにオープンな洗面コーナーを設置しました。

 

朝の支度の混雑を解消するダブルボウルは、ご夫婦それぞれで使い分けるほか、衣類のつけ置きや愛犬のお風呂などにも活用できます。

 

事例6:廊下の余白を活用したダブルボウル洗面台

 

 

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■ポイント2:デザインの工夫|視覚効果と素材選びで広々とした印象に

 

■ポイント2:デザインの工夫|視覚効果と素材選びで広々とした印象に

 

たとえ面積は同じでも、デザインの工夫で空間を広く、心地よく見せることは可能です。

 

特に、光の取り入れ方や、素材・設備の選び方が鍵になります。

 

実際の事例で、視覚効果をうまく利用したテクニックを見ていきましょう。

 

 

事例7:空間を広く見せるフロートタイプの洗面台

 

床から浮かせて設置するフロートタイプの洗面台は、空間を視覚的に広く見せるだけでなく、カウンター下の掃除がしやすいというメリットもあります。

 

カウンター下のオープンな空間は、スツールや脱衣カゴを置くこともでき、「着替え置き場」としても活用できます。

 

事例7:空間を広く見せるフロートタイプの洗面台

 

 

事例8:室内窓で洗面所に光と奥行きをプラス

 

空間のアクセントとなっている木枠の室内窓が、壁の圧迫感をなくし、光と奥行きをプラスしています。

 

この洗面所は玄関ホールとひと続きになっており、帰宅してすぐ手が洗える便利な生活動線も実現しました。

 

事例8:室内窓で洗面所に光と奥行きをプラス

 

 

事例9:ガラス戸で仕切る|明るく開放的な洗面所

 

以前は暗い廊下だった場所を、リビングと水回りをつなぐ洗面所に変更しました。

 

間仕切りをガラスの引き戸にすることで、廊下としての機能はそのままに、圧迫感のない明るい空間を実現しています。

 

事例9:ガラス戸で仕切る 明るく開放的な洗面室

 

 

事例10:間接照明で空間に奥行きを演出

 

壁面に貼ったタイルの質感と間接照明の柔らかな光が、空間に陰影を生み出し、実際の面積以上の奥行きを感じさせます。

 

事例10:間接照明で空間に奥行きを演出

 

 

事例11:通路幅を確保するスリムな造作洗面台

 

以前は、既製品の洗面台が持つ奥行きが通路を圧迫し、窮屈さを感じさせていました。

 

通路幅に合わせたスリムな寸法でカウンターを造作することで、圧迫感のない快適な洗面空間が実現しました。

 

事例11:洗面台の奥行きを抑えて通路を広く

 

 

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■ポイント3:収納の工夫|計画性ですっきりを保つ

 

■ポイント3:収納の工夫|計画性ですっきりを保つ

 

最後のポイントは、すっきりとした空間を保つための「収納」です。

 

タオルや化粧品、ストック類など、洗面所は家の中でも特に物が多い場所だからこそ、「何を」「どこに」「どのように」しまうかの計画が、空間の広さや暮らしやすさを大きく左右します。

 

ここでは、造作家具や収納の配置を工夫して、使いやすく美しい洗面所を実現した事例をご紹介します。

 

 

事例12:「隠す」と「見せる」の造作収納バランス

 

壁に埋め込んだ扉付きのメディシンボックスが化粧品などの生活感を隠してくれるので、カウンター周りはいつでもすっきりとした状態を保てます。

 

一方、浴室前(洗面所の左側)にはタオルを置くためのオープンな可動棚を設置し、足元には洗濯カゴがぴったり収まるよう設計しました。

 

事例12:「隠す」と「見せる」の造作収納バランス

 

 

事例13:余ったクローゼットを再利用|掃除機もしまえる可動棚

 

隣接する子ども部屋のクローゼットを少し縮小し、洗面所の収納スペースとして活用しました。

 

棚の高さを自由に変えられるため、掃除機のような背の高い物もすっきりと収まります。

 

事例13:余ったクローゼットを再利用した、掃除機もしまえる可動棚

 

 

事例14:ワンアクションで出し入れできるオープン収納

 

カウンター下や壁面収納をすべて扉のないオープンスタイルで統一し、バスケットなどを活用してすっきりと見せています。

 

ワンアクションで物を取り出せる手軽さに加え、省スペースで風通しがよいのもこのスタイルの利点です。

 

事例14:ワンアクションで出し入れできるオープン収納

 

 

事例15:プッシュ扉とシェードで生活感を隠す収納術

 

以前は廊下だったスペースを取り込んで洗面所を拡張し、LDKから直接アクセスできる場所に、造作洗面台を設けました。

 

タオルや掃除機などを隠すプッシュ扉の収納や、洗濯機を目隠しするプリーツシェードを設け、生活感のないすっきりした空間を実現しました。

 

事例15:プッシュ扉とシェードで生活感を隠す収納術

 

 

 

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■洗面所リフォームで後悔しないためのQ&A

 

素敵な施工事例を見るとリフォームへの期待が膨らみますが、同時に「洗面所だけ先に工事して、後から困ることはないかな?」と不安を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

ここでは、お客様からよくいただくご質問をもとに、後悔しないリフォーム計画のための長期的な視点や考え方をQ&A形式で解説します。

 

 

Q. 洗面所だけが新しくなって、他の空間から浮いてしまわないか心配です。

 

A. 確かに、洗面所だけを新しくすると、隣の空間との素材感やデザインに差が生まれ、ちぐはぐな印象になってしまう可能性があります。

 

まずはお住まいのテーマ(例えば「ホテルライク」「ナチュラル」など)を決め、それに沿って素材や色を選ぶことが大切です。

 

 

Q. 今回は洗面所だけリフォームして、他の場所は将来考えたいのですが、何かデメリットはありますか?

 

A. はい、工事を分ける場合は、毎回かかる基本経費によって費用総額が割高になる傾向がある点にご注意ください。

 

もちろん、ご予算に応じて段階的に進めるのも一つの方法ですが、建材が数年で廃盤になる可能性も考慮すると、まとめて計画する方がデザインの統一感を保ちやすいというメリットもあります。

 

 

Q. 洗面所だけのリフォームでも、毎日の動線は快適になりますか?

 

A. はい、洗面台の交換や収納の見直しによって、洗面所内での動きはスムーズになります。

 

ただし、洗濯や身支度といった家事動線全体のお悩みは、洗面所の位置や間取りなど住まい全体で計画することで、より根本的な解決につながります。

 

 

Q.古いマンションなのですが、洗面所をリフォームする場合、配管も交換した方がいいですか?

 

 A. はい、築25年を超えている場合、将来の水漏れリスクに備えて配管の点検・交換をご検討いただくのが安心です。

 

配管工事は床や壁をはがす大がかりなものになるため、多くの方がその機会にキッチンや浴室も含めた水回り全体の見直しを検討されます。

 

 

■まとめ:洗面所リフォームで、理想の暮らしを実現

 

洗面所は、毎日使うからこそ、その快適さが暮らしの質を左右する大切な空間です。

 

リフォームによって、狭さや使いにくさを解消し、デザイン性と機能性を両立した理想の空間に生まれ変わらせることができます。

 

一方で、水回りは配管や構造の制約が多く、理想を叶えるには専門的な知識と経験が欠かせません。

 

「洗面所が狭くて、もっとゆとりが欲しい」「ホテルライクな空間に憧れる」と感じている方は、洗面所リフォームの実績が豊富なSHUKEN Reにぜひご相談ください。

 

SHUKEN Reは、東京・千葉・神奈川で8,000件以上の実績を重ねてきた経験をもとに、お客様一人ひとりのライフスタイルに寄り添った、最適なプランをご提案します。

 

 

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