公開日:2025-05-07
図書館みたいな家をつくるアイディア【間取り実例10選】メリット・デメリットやポイントも紹介
「図書館みたいな家に住みたい」と憧れをお持ちの方へ。
大きな本棚や読書スペースがあるなど、図書館のように仕上げる空間は「ホームライブラリ」とも呼ばれ、人気を集めています。
デザイン性と機能性に優れた「図書館みたいな家」にするには、あらかじめ理想のイメージを膨らませることが大切です。
そこで今回は、図書館みたいな家をつくるアイディアをご紹介します。
図書館みたいな家をつくるポイントやメリット・デメリットも解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね♪
- ・SHUKEN Reが手がけた、図書館みたいな家の間取り実例をご紹介します。
- ・図書館みたいな家には「ワクワクした気持ちで生活できる」などのメリットがある反面、「掃除の手間がかかる」といったデメリットもあります。
- ・「本の収納方法を工夫しておしゃれに演出する」などのポイントを押さえて、図書館みたいな家を目指しましょう。
■図書館みたいな家をつくるアイディア【間取り実例10選】
図書館みたいな家をつくるアイディアとして、SHUKEN Reが手がけた間取り実例10選をご紹介します。
ご自宅や購入予定の物件に取り入れることを具体的にイメージしながら、チェックしていきましょう。
壁一面を本棚に活用した海外の図書館のようなリビングの実例
事例を見る:Case164「Compact × Comfort」
こちらは、リビングの壁一面を本棚として活用し、海外の図書館のように仕上げた実例です。
本棚には基本的に同じサイズの本を収納しているので、すっきりとした印象にまとまっています。
また、本棚の色を出入り口の建具とそろえたことで、空間に統一感を感じられるのも特徴です。
リビングに本棚を造作して空間を有効活用している実例
こちらは、リビングの壁際に本棚を造作して空間を有効活用している実例です。
高さのある本棚を設置しているものの、本棚は壁と同じホワイトを採用しており、圧迫感を感じにくくなっています。
また、本棚の手前にはラグや机を置いているので、寝っ転がるなどリラックスしながら読書をすることが可能です。
本をアートのようにディスプレイしているリビングの実例
こちらは、見せる収納で本をアートのようにディスプレイしているリビングの実例です。
電気式の暖炉を中心として左右対称に本棚を設置しており、デザインの美しさが感じられます。
本棚の下部分は扉付きとなっているため、人目に触れたくないアイテムや生活感の感じられるアイテムを収納できるのも嬉しいポイントです。
LDKをご家族でくつろげるブックカフェのように仕上げた実例
こちらは、本棚の近くにソファやダイニングテーブルをレイアウトして、LDKをご家族でくつろげるブックカフェのように仕上げた実例です。
本棚は枠がないことから圧迫感を感じにくく、ゆとりある空間でご家族の時間を過ごせます。
また、インテリア雑貨もミックスしてディスプレイしており、おしゃれな雰囲気にまとまっているのもポイントです。
リビングに本に囲まれた図書室のようなスペースがある実例
こちらは、本に囲まれたスペースにテーブルを設置し、図書室のような雰囲気にまとめたリビングの実例です。
本棚近くに置いたテーブルは、リビングやダイニングスペースから離れており、集中して読書や勉強に取り組めます。
また、小物類は同じテイストの半透明のボックスに収納しているので、整った印象を与えています。
巨大な本棚を設けたオリジナリティあふれるリビングの実例
こちらは、壁一面を埋め尽くす本棚を設けたオリジナリティあふれるリビングの実例で、最上階の天井高のある物件を活かして本棚を設置しています。
既存のダイニング・和室2部屋・サンルームの合計4部屋をリノベーションでワンルームの広々としたLDKに変更しており、大きな本棚を置いても開放感を損いません。
本棚の前にはラグやソファを置いているので、くつろぎながら読書を楽しめるのも魅力です。
デッドスペースである廊下を活用して本棚を設置している実例
こちらは、デッドスペースである廊下を活用し、ニッチを取り入れて本棚を設けている実例です。
「ニッチ」とは、壁の一部につくるくぼんだスペースのことで、動線を邪魔せずに収納場所を確保できます。
本の高さや種類に合わせてディスプレイしているため、すっきりした見た目となっています。
寝室に可動棚を設置して本を収納している実例
事例を見る:Case185「Surprising Idea」
こちらは、寝室に可動棚を設置して本を収納している実例で、本や収納アイテムのサイズに合わせて棚の高さを変更できます。
本棚は壁と同じホワイトを採用しており、部屋と一体感が生まれているのもポイントです。
また、室内窓によって換気できるので、湿気がこもりにくく本にカビや虫が発生するのを予防できます。
雑貨やアートと一緒に本をディスプレイした寝室の実例
こちらは、グリーン・雑貨・アートなどデザイン性の高いアイテムと一緒に本をディスプレイした寝室の実例です。
寝室に本棚を置くことで就寝前に本を手に取りやすく、読書好きには嬉しい環境です。
また、一緒に暮らす猫ちゃんのために造作棚の天井部分を空け、キャットウォークとしても役立っています。
ワークスペースの背面に本棚を設置している実例
事例を見る:Case173「once in a lifetime」
こちらは、ワークスペースの背面に本棚を設置している実例で、本の表紙が見えるようにディスプレイしています。
リビングやダイニングからは室内窓を通してワークスペースの本棚が見え、本を身近に感じられるのもポイントです。
本棚には枠がないため圧迫感が少なく、本と本の間に余白を設けたことでおしゃれな雰囲気に仕上がっています。
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■図書館みたいな家をつくるメリット
続いて、図書館みたいな家をつくるメリットをチェックしていきましょう。
1つでも魅力的だと感じたら、ぜひ図書館みたいな家を検討してみてくださいね。
ワクワクした気持ちで生活できる
図書館みたいな家では好きな本に囲まれて生活できるので、好奇心が刺激されてワクワクした気持ちで日々を過ごせます。
本をきっかけにご家族の会話がはずみ、おすすめの本や感想を話すなど、コミュニケーションが増えるのもメリットです。
また、本によってお子さまの興味が広がり、心が豊かになるきっかけにもなります。
すぐ手の届く場所に本がある環境は、ご自身やご家族の読書へのモチベーションも高められるでしょう。
ブックカフェのようなおしゃれな空間を実現できる
本や本棚がずらりと並べられている「図書館みたいな家」では、ブックカフェのようなおしゃれな空間を実現できます。
本棚に雑貨や植物などを飾ったり、本棚を壁面収納にしたりすると、さらに洗練された空間に仕上げられます。
本棚はインテリアとしてのインパクトも強く、オリジナリティのある内装にできるのも魅力です。
また、本に囲まれた空間は落ち着いた雰囲気があり、読書だけではなく学習や仕事に取り組みたい方にもぴったりです。
収納量が増えてすっきり見せられる
図書館みたいな家では一定量の本を置ける本棚を設置するので、収納量が増えて空間をすっきり見せられます。
本はもちろん、本棚には以下のようなアイテムを収納することも可能です。
本棚に収納できるアイテム例
- ・勉強や仕事の道具
- ・CDやDVD
- ・小物や雑貨
- ・観葉植物 など
表紙のデザイン性が高い本をあえて見せるように飾れば、アートのように部屋をおしゃれに演出できます。
■図書館みたいな家をつくるデメリット
続いて、図書館みたいな家でミスマッチを避けるためにも、デメリットをチェックしていきましょう。
生活スペースが狭くなる場合がある
図書館みたいな家をつくる際に、大容量の本棚を設置することで、生活スペースが狭くなる場合があります。
たとえば、壁面収納など背の高い本棚を設置する場合、部屋の広さによっては圧迫感を感じるケースがあるため注意が必要です。
スペースが限られた空間に本棚を置く際は、スリムな本棚や背の低い本棚にすると圧迫感を軽減できます。
また、これからリノベーションして図書館みたいな家を目指す場合には、空間にぴったり合った造作の本棚を設置すると開放感アップにつながります。
掃除の手間がかかる
本棚のホコリを放置するとカビの発生や本の劣化の原因となるため、大切な本を守るには定期的な掃除が必要です。
一旦本を取り出して本棚を清掃する必要があり、「手間がかかる」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
とくに大容量の本棚や背の高い本棚を設置する際は、一部を扉付きにするなど掃除が楽になる工夫を取り入れましょう。
また、本棚にカバーやカーテンを取りつけてホコリが溜まりにくくする方法もあります。
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■図書館みたいな家をつくるポイント
最後に、図書館みたいな家をつくるポイントをご紹介します。
それぞれのポイントをチェックして、おしゃれで機能的な「図書館みたいな家」を目指しましょう。
目的に合わせて本棚の設置場所を決める
「図書館みたいな家」をつくる際は、目的に合わせて本棚の設置位置を決めましょう。
本棚を設置する場所には、以下のような例があります。
本棚を設置する場所の例
- ・リビング
- ・廊下
- ・階段下
- ・ロフト
- ・スキップフロア など
たとえば、ご家族で読書の時間を共有したい場合はリビング、デッドスペースを活用したい場合は階段下などがおすすめです。
また、生活空間を圧迫しないように、本棚を置いた姿をイメージしながら本棚を置く場所や収納量を決めましょう。
本の収納方法を工夫しておしゃれに演出する
洗練された「図書館みたいな家」に仕上げるには、本の収納方法を工夫しておしゃれに演出することが大切です。
たとえば、以下のような本の収納方法を取り入れるのがおすすめです。
おすすめの本の収納方法
- ・本の高さやカラーを揃えて収納する
- ・平積みも加えてディスプレイする
- ・本の表紙を見せて飾る
- ・観葉植物や雑貨も一緒に置く など
見せたくない本やアイテムは、扉付きの棚に収納したり、ボックスに保管したりしましょう。
椅子などのインテリアにもこだわる
本棚の近くに置くインテリアにもこだわると、リラックスして過ごせる「図書館みたいな家」を目指せます。
たとえば、椅子やテーブルを本棚の近くに置けば、ブックカフェのような雰囲気に仕上げることも可能です。
どのように本を読むかイメージして、使いやすいインテリアや優雅な時間を過ごせるインテリアを選びましょう。
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■まとめ
図書館みたいな家をつくるアイディアとして、SHUKEN Reが手がけた「壁一面を本棚に活用した海外の図書館のようなリビングの実例」などをご紹介しました。
観葉植物や雑貨も一緒にディスプレイするなど、本の収納方法を工夫することで「図書館みたいな家」をおしゃれに演出しましょう。
これからリノベーションして「図書館みたいな家にしたい」とお考えの方は、ぜひSHUKEN Reにご相談ください。
グループ会社に家具工場がある「SHUKEN Re」では、本棚など造作家具を得意としており、理想の「図書館みたいな家」の実現に向けてサポートさせていただきます。
また、東京・千葉・神奈川で約20年間に8,000件を超えるマンション・戸建のリノベーション実績がありますので、あなたにぴったりのプランをご提案いたします。
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