公開日:2024-01-10  更新日:2024-07-04

リフォーム工事が思ってたのと違う・・・|イメージ違いや契約トラブルを防ぐコツ

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リフォームが思ったのと違うトラブルを防ぐためのイメージパース

 

「リフォーム工事が完成したら、思っていたイメージや打合せ内容と違う・・・」

 

一軒ごとに内容が違うリフォームやリノベーションは、イメージのズレや行き違いで失敗してしまうケースもあります。

 

また、見積もりと請求金額が違うなど、契約内容の行き違いによるトラブルに発展するケースも。

 

リフォームやリノベーションは万が一失敗したときのやり直しが大変なので、事前の対策で予防することが大切です。

 

今回は、リフォーム工事が思ったように仕上がらない、代表的な失敗パターンへの対策について分かりやすく解説します。

 

この記事のポイント
・イメージ違い、契約内容や金額の違い、スケジュールのズレなど、リフォームの失敗パターンはさまざまです。
・見積もりや契約書の確認、スケジュールの把握など、失敗を防ぐ取り組み方を覚えておきましょう。
・信頼できるリフォーム会社や担当者を見つけるのも、リフォーム成功のコツです。

 

 

 

■リフォーム工事が思ってたのと違う・・・失敗パターン

 

まずは、「リフォーム工事が思っていたのと違う・・・」とブログなどで見かけることが多い失敗パターンをチェックしてみましょう。

 

失敗の原因や対策は次の章から順番に解説しますので、まずはよくあるパターンとして覚えておいてください。

 

 

パターン1 イメージと仕上がりが違う

 

リフォーム工事の図面

 

内装のデザイン、設備や間取りの使い勝手など、工事前のイメージと仕上がりが違うのは代表的な失敗パターンの1つ。

 

リフォームやリノベーションは一軒ごとのオーダーメイドなので実物を見ることができません。

 

プランナーとイメージをしっかり共有できていないと、完成してから失敗に気づくケースがあるようです。

 

 

パターン2 契約書と工事内容が違う

 

契約書とリフォーム工事が違う

 

リフォームに使われる建材や作業は項目が多く、契約書と実際の工事内容が違うトラブルパターンもあります。

 

また、リフォーム現場は、営業担当者⇒プランナー⇒現場監督⇒職人など複数のスタッフが関わるため、連携が取れていない会社だと行き違いが発生するリスクも。

 

 

パターン3 見積もりと請求金額が違う

 

リフォーム見積もりと請求額が違う

 

工事中に変更やトラブルが発生し、追加費用で最初の見積もりより大幅に請求金額が増えてしまうケースも口コミでよく見る失敗パターンです。

 

例えば、中古住宅のリフォームやリノベーションで、着工後に雨漏りが発覚して補修費用が追加になるケースなどが代表的。

 

プランニングの過程では、仕様が変更になる場合はありますが、仕様が決まってからはをしっかり中身を確認しながら進めましょう。

 

 

パターン4 工事予定日が違う

 

リフォームのスケジュールが違う

 

現地調査や見積もり、契約の時点で聞いていた予定日と、実際の着工・完了日が大幅に違ってくるとトラブルの原因になります。

 

着工日が大きくずれたり、お風呂やキッチンが使えない日が伸びたりするなど、工事予定が二転三転するとさまざまな問題が発生します。

 

 

■リフォーム工事が思ったとおりにならない原因

 

リフォームが思ったのと違い困る夫婦

 

打ち合わせやイメージ通りにリフォーム工事が仕上がらない原因はいくつか考えられます。

 

正しい対処法を選べるように、イメージ違いやトラブルの原因となるポイントもしっかり覚えておきましょう。

 

 

見積もり・契約書が大雑把

 

内容が大雑把で正式な書式でない見積もりや契約書は、行き違いによるトラブルの原因になることが多いです。

 

工事内容が分からない見積もりや契約書でリフォーム工事を進めてしまうと、口約束になり言った・言わないのトラブルになる可能性があります。

 

 

リフォーム業者の施工ミス

 

実績や経験が少ないリフォーム業者だと、施工ミスのリスクが高くなり、細かい要望に応えられない可能性もあります。

 

技術力不足の職人を使っている業者を選んでしまうと、要望通りの仕上がりにならないリスクが考えられます。

 

 

担当者の提案力が乏しい

 

打ち合わせをする営業担当やプランナーの提案力が乏しいと、イメージ違いが発生するリスクが高くなります。

 

リフォームやリノベーションでは、要望をただプランに組み込むだけでなく、プロの目線でプラスαの提案が重要になります。

 

言われたことに対応するだけの担当者に当たってしまうと、リフォームで理想のデザインや住みやすさを実現するのは難しいでしょう。

 

 

コミュニケーション不足による行き違い

 

時間がない、打合せができないなど、コミュニケーション不足もリフォーム失敗の原因になります。

 

コミュニケーション不足のまま着工すると、要望や理想のイメージを伝えるのが難しくなり、不満が残るリフォームになる可能性が高いです。

 

 

■リフォームのイメージ違いやトラブルを防ぐコツ

 

リフォームのイメージ違いを防ぐ打ち合わせ

 

実際にリフォームやリノベーション計画を進めるときは、次のような取り組み方でイメージ違いやトラブルを防ぎましょう。

 

 

最初に全体のスケジュールを確認する

 

現地調査や見積もりなど、できるだけ早めの段階で全体のスケジュールを確認しておくと、リフォームをスムーズに進めやすくなります。

 

途中で何らかの変更が生じても、ゴールを決めて逆算しておくといつまでに何をすべきなのか把握でき、時間の余裕ができてトラブルを防止しやすくなるのです。

 

実際に契約するかどうかまだ分からない場合も、着工から完成までどれくらいのスケジュールになるのか聞いてみましょう。

 

ただし、必ずしも着工が早ければよいわけではなく、事前にしっかりとプランのすりあわせをしてくれるか、丁寧な施工をしてくれる業者かどうかも踏まえてスケジュールを確認するとよいでしょう。

 

 

対面で見積もり説明を受ける

 

工事内容の行き違いによるトラブルを防ぐために、見積もりはなるべく対面で説明してもらいましょう。

 

ポストに見積もりを届けてもらうだけだと内容が分かりませんし、会社の信頼性も判断できません。

 

必ず時間をつくって見積もり説明を受け、分からないことをその場で質問して解決しましょう。

 

 

打ち合わせ内容を書面で残す

 

現地調査や見積もり説明、契約後も含めて、打ち合わせした内容を必ず書面で残すことも大切です。

 

書面が無いと口約束になってしまうため、どちらかが忘れた場合証明できず、行き違いになってしまいます。

 

打合せ時に決めたことは口頭のままにせず、できれば複写してお互いに同じものを持っておきましょう。

 

 

3Dパースでイメージをすり合わせる

 

間取りや内装のカラーを決める際は、3Dパースなどを活用してなるべくイメージをすり合わせましょう。

 

リフォームやリノベーションは完成するまで実物を見られないため、着工までにイメージのずれを少なくすることが大切です

 

 

大きい実物サンプルで確認する

 

建材の素材やカラーを決めるときは、カタログの写真ではなく必ず実物サンプルで確認しましょう。

 

できるだけ大きめの実物サンプルで確認すると、面積が広がったときのイメージ違いを防ぎやすくなります。

 

 

正式な工事請負契約書を交わす

 

プラン内容が確定して契約する段階になったら、必ず正式な工事請負契約書を作成してもらいましょう。

 

契約書がなく口約束でも契約自体は有効ですが、金額や内容を確認できないためトラブルの原因になります。

 

建設業法ではどんな金額の工事でも契約書を交わすことを義務付けていますので、口約束で契約するのは避けましょう。

 

 

■失敗しないリフォーム業者選びのポイント

 

リフォームの図面作成するプランナー

 

リフォームのトラブルやイメージ違いを防ぐためには、最初の業者選びも大切になります。

 

会社の規模や工事金額だけで比較するのではなく、次のポイントに注目して信頼できる業者を選びましょう。

 

 

訪問業者は避け自分で探す

 

どのようなリフォーム工事も、基本的に訪問業者と契約するのは避け、自分で信頼できる会社を探すのがおすすめです。

 

訪問業者の中には、見積もりや契約を取るために不安をあおったり事実を誤認させたりするケースが報告されており、トラブルの原因となる可能性があります。

 

訪問=悪徳業者というわけではありませんが、基本的には避けたほうが良いでしょう。

 

参照:住宅リフォーム・紛争処理支援センター 悪質なリフォーム事業者にご注意ください!!

 

 

施工事例が豊富か?

 

リフォームのイメージ違いによる失敗を防ぐためには、なるべく施工事例が豊富な施工会社を選ぶのも大切なポイントです。

 

施工事例が豊富な会社は、要望をしっかりヒアリングして理想のイメージを形にしてくれる可能性が高いです

 

一軒ごとに間取りやデザインが違い、ライフスタイルや要望に寄り添っているかどうかも重要なチェックポイント。

 

現地調査や見積もりを依頼する前に、ホームページで施工事例をチェックしてみましょう。

 

リノベーション事例はこちら

リフォーム&リノベーション専門会社SHUKEN Reのリノベーション事例を見てみる

 

 

見積もりで工事内容が分かるか?

 

工事内容について言った言わないのトラブルになるのを防ぐために、工事内容が分かる正式な見積もりをつくってくれる会社を選びましょう。

 

いわゆる「一式見積もり」だと使用する建材や工事内容が分からないため、後で追加費用が発生してしまうリスクがあります。

 

専門用語が使われていて内容が分からない見積もりも、後で行き違いが発生するかもしれません。

 

建材や作業が一つひとつリストアップされていて、工事内容を確定できる見積もりの施工業者を選んでください。

 

 

自社施工か?

 

自社施工体制のリフォーム

 

窓口となるリフォーム会社が工事を手配・監督する、自社施工体制かどうかも要チェックポイントです。

 

契約をした会社が下請け業者に丸投げし、さらに職人を手配する「多重下請け」だと、要望がうまく伝わらずにイメージ違いが発生する可能性があります。

 

間に挟まる会社が増えることで、余計な中間マージンや手抜き・施工ミスのリスクが高くなるのも丸投げ体制のデメリット。

 

会社選びの際は設計や施工体制にも注目して、自社で対応できるところを選びましょう。

 

参考:SHUKEN Reの自社設計施工

 

 

担当者は信頼できるか?

 

実際に打ち合わせをしながらリフォームプランを考える担当者との相性や信頼性も、会社選びの重要なポイントです。

 

疑問や不安に素早く答えてくれる担当者なら、失敗を防いで理想のリフォームになる可能性が高いです。

 

打合せで話が弾めば、イメージのすり合わせが進んで思ったような仕上がりにならないリスクも軽減できるでしょう。

 

ショールームや完成見学会などの機会にいろいろ質問してみて、信頼できる担当者を見つけてみてください。

 

〈関連コラム〉

リノベーション見学会・イベントでわかること!5つのメリット&チェックポイント

 

 

■万が一リフォームが失敗したときはどこに相談する?

 

しっかり準備してリフォームに取り組んでも万が一リフォームが失敗してしまったときのために、トラブルの相談先も覚えておきましょう。

 

※リフォームトラブルの相談先

 

悪徳業者によるトラブルなどに遭遇した場合、上記の窓口に相談するのが一般的です。

 

リフォーム・リノベーションでよくあるトラブル例なども掲載されているので、業者選びの前にチェックするのもおすすめ。

 

 

■まとめ

 

リフォームやリノベーションは一軒ごとのオリジナルプランなので、イメージ違いや契約トラブルに注意が必要です。

 

工事が終わった後では簡単にやり直しできないため、会社選びや契約前の確認で失敗リスクを軽減しましょう。

 

信頼できるリフォーム会社を見つけて、じっくり打ち合わせを重ねて理想のイメージを形にすることも大切です。

 

東京・千葉・神奈川の首都圏エリアでリフォーム・リノベーションをご検討の際は、SHUKEN Reにご相談ください。

 

多くの住まいづくりをお手伝いした経験豊富なスタッフが、お客様のご要望をお伺いし、理想のイメージを形にしていきます。

 

マンション・一戸建てどちらもたくさんの施工実績がございますので、どんなリフォーム・リノベーションもお気軽にご相談ください。

 

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