公開日:2023-11-08 更新日:2024-07-04
マンションで猫と一緒に暮らすには?飼い方・物件選び・リフォーム事例
「愛猫とマンションで快適に暮らしたい」「ペット連れでマンションの住み替えをしたいが、うまくいくか心配」「ご近所トラブルなく、猫と平穏に暮らしたい」
そうお考えの方は多いでしょう。
そこで、猫ちゃんとマンションで暮らすために知っておくべきマンション選びのポイントやリフォームのコツや事例を紹介します。
マイホーム購入を検討している方や、今お住まいのマンションをさらにペットフレンドリーにしたい方は、ぜひ参考にしてください。
・猫ちゃんと快適に暮らすマンションを選ぶ際は、管理規約の内容や共用部分の使用ルール、部屋の間取り、設備、内装と、多方面から物件を精査する必要があります。
・猫ちゃんが原因でご近所トラブルに発展しないためにも、日頃の暮らし方やリフォームなど住まいへの工夫が必要です。
・“SHUKEN Re”では、猫・犬と暮らしやすいマンションリノベ事例が多数あり、ペットと暮らしやすい物件探しからリノベーションまでプロがサポートする「ワンストップリノベーション」もご用意しています。
目次
■ 猫と暮らしやすいマンション選びのポイントは?〈管理規約・共用部分〉
猫と暮らすマンション事例を見る:Case158「Meow!」
マンションで猫ちゃんとストレスなく暮らしたい方は、管理規約の内容をじっくり確認してください。
マンション暮らしの猫ちゃんは自宅にいることが多いですが、共用部分の使い方ルールや管理規約の内容によっては、肩身の狭い思いをしてしまうかもしれません。
“ペット可”かどうかだけではなく、以下の点も重要なチェックポイントです。
〈猫と暮らす上でチェックすべき管理規約や共用部分のポイント〉
“ペット可”であっても、実際にペットを飼っている世帯が少ないと、一時的な鳴き声などへもなかなか理解が得られません。
そのため、ペット可のマンションであっても、共用部分の使用ルールを事前に細かくチェックすることが重要です。
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■ 猫と暮らしやすいマンション選びのポイント〈間取り・設備・内装〉
猫ちゃんと飼い主の両方がストレスなく健康的に暮らすためには、間取り・設備・内装選びも重要です。
特に、猫ちゃんは抜け毛やフケの掃除や、トイレの臭い対策へ配慮が必要なので、お手入れしやすいかどうかも見極めましょう。
猫ちゃんが室内で運動できるかどうかや、家庭内事故が防げるかどうかもポイントです。
日中お留守番をさせる場合には、空気をきれいな状態に保つ換気設備や適温に保つ空調機器は欠かせません。
〈猫と暮らしやすい間取り・設備・内装〉
これらはあくまでも一例ですが、間取り・設備・内装を事前にじっくりチェックすると、猫ちゃんも飼い主も我慢することなく日常生活が送れます。
最近は、ペット対応設備機器や内装材のレパートリーが豊富なので、「機能だけではなくデザインにもこだわりたい」「おしゃれなインテリアにしたい」という方もご安心を♪
“SHUKEN Re”では、機能だけではなくデザインにまでとことんこだわり抜いた猫ちゃんと暮らすマンションのリフォーム&リノベーションを多数実現しています。
スタイリッシュなマンションリノベーションをご希望の方は、是非ご相談ください。
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■ 〈SNS・ブログから見る〉猫とのマンション暮らしでよくあるトラブル例と対策方法
猫と暮らすマンション事例を見る:Case148「Details」
飼い主がいくら気をつけていても、猫を飼っていない方にとっては少しのことでも気になってしまいます。
そのため、気付かぬうちにご近所トラブルへ発展してしまわないように、対策を知っておくことが肝心です。
ここでは、よくあるトラブル事例とその対策方法を紹介しますので、これから猫ちゃんとマンション暮らしをする方は、是非参考にしてください。
抜け毛のトラブル
〈トラブル事例〉
猫の毛が大量に抜けるのは年に2回ほどですが、それ以外でも日々少しずつ体毛は抜け落ちます。
猫を飼っている方は、多少の抜け毛でしたらそれほど気にしないかもしれませんが、飼っていない人にとっては少しでも不快に思う方は多いので、細心の注意を払いましょう。
いくら掃除が大変だからと言っても、マンションのベランダでグルーミングやブラッシングをするのは避けてください。
気をつけていても、風で周囲の部屋まで抜け毛が飛んでいってしまいます。
室内で、抜け毛やフケが落ちてもすぐに掃除できる場所を作っておくのがおすすめです。
また、猫ちゃんと外出する際に、外廊下・エレベーターや、ラウンジなどで自由に歩き回らせるのはNGです。
抜け毛の多い時期には、キャリーケースに入れるなど、部屋以外に毛が落ちないように注意しましょう。
臭いのトラブル
〈トラブル事例〉
臭いは普段から嗅いでいると気が付きにくいですが、特にペット臭は気になる方が多いので十分気をつけましょう。
ベランダにペットの排泄物は絶対におかず、窓を日頃より開け放すことが多い方は、室内の清掃も徹底してください。
排泄物の臭いだけではなく、猫ちゃんが放つ体臭やペットフードの臭いがトラブルの原因となることもあります。
定期的に体を洗ってあげて、食事をベランダであげないようにしてください。
また、共用部分で他の人に飛び掛かることのないよう、万が一の時に備えて外では必ずリードをつけるなどの工夫も必要です。
鳴き声のトラブル
〈トラブル事例〉
猫ちゃんの鳴き声は、ワンちゃんほど大きくないので、それほど迷惑にならないと思うかもしれませんが、時間によっては隣の部屋まで響きます。
また、繁殖期中であったりストレスが溜まっていると、一日中鳴いている猫ちゃんも少なくありません。
猫ちゃんが頻繁に泣く理由は、運動不足やストレスとされています。
そのため、お留守番をさせる時間が長いご家庭では、ある程度部屋の中を自由に歩き回れるようにしたり、キャットウォークやキャットタワーを設置したりなど、運動不足を少しでも解消できるようにしてあげてください。
脱走・転落のトラブル
〈トラブル事例〉
猫ちゃんは気ままな動物なので、気分で外に出たがることも多いですが、マンションはベランダからの転落リスクがありますし、共用部分の使用ルールに違反してしまう可能性が高いため、自由に出入りできないようにしておきましょう。
網戸でしたら爪で引っ掛けて簡単に開けてしまいますので、窓の開け放しには注意が必要です。
また、玄関ドアを開けた際に、猫ちゃんが足元からするりと抜け出てしまわぬように、玄関ホールとリビングの間にドアを設けることをおすすめします。
足音のトラブル
〈トラブル事例〉
猫ちゃんはとても身軽な動物なので、足音はほとんど聞こえません。
しかし、高い場所からジャンプして着地するような音が、下の部屋まで響く可能性はあります。
日中はそれほど気にならなくても、夜中に遊ばせると騒音トラブルになるかもしれませんので、注意してください。
近隣トラブルを未然に防ぎたい方は、猫の遊び場、特に飛び降りる部分の床にラグを敷いたり、遮音フローリングへ張り替えることも検討しましょう。
また、夜中や明け方に家中を走り回る「真空行動」を防ぐために、日中十分遊んであげることもポイントです。
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■ 猫と暮らすマンションリフォーム事例
猫と暮らすマンション事例を見る:Case82「ねこの願いも叶えた家」
猫ちゃんとマンションで快適に暮らしたい方は、猫との暮らしを前提としたリフォーム&リノベーションがおすすめです。
猫ちゃんも飼い主もストレスを軽減できるだけではなく、抜け毛やフケ、臭いへの対策としても有効です。
機能面で猫ちゃんに配慮しつつも、おしゃれな部屋にしたいという方は、さりげなく猫ちゃん用のスペースを取り入れるアイデアもありますので、ぜひ参考にしてください。
キャットウォークを作る
キャットウォークは、猫ちゃんが室内で運動不足にならないために欠かせないアイテムです。
上写真のように、オープン棚のような通路を天井付近に設置してあげるだけで、猫ちゃんは自由に歩き回ってくれます。
途中で少し広い部分を設けると、日中に猫ちゃんがお昼寝する場所にもなるのでおすすめです。
キャットウォークを設置する際は、飛び降りた際に下にある物を倒してしまわないかなど、上下のレイアウトにも気を配るのがポイント!
キャットウォーク下の収納は扉付きにしたり、キャットウォーク下を壁付け収納にするなど、造作家具をうまく組み合わせたプランも人気です。
猫が落ち着けるトイレ・餌場を作る
猫と暮らすマンション事例を見る:Case131「Living with Cats」
猫ちゃんの餌場やトイレの位置を検討する際は、人が頻繁に行き来する場所や、直射日光が当たる場所を避けた方が良いでしょう。
落ちついて食事や排泄ができないと、ストレスが溜まって体調不良につながってしまうかもしれません。
ただし、部屋の奥や隅に餌場とトイレを隣り合わせに置くのもあまり良いとは言えません。
猫ちゃんは臭いに敏感な動物なので、トイレの臭いが強い場所では食事しない子も多いのです。
スペースの都合上、どうしても隣り合わせになる場合は、上写真のように、間仕切りを設けて、スペースをはっきりと分けてあげましょう。
また、掃除しやすく、常に衛生的に保てるようにする点も重要です。
猫の隠れ家を作る
猫と暮らすマンション事例を見る:Case138「ビールが美味しい大空間」
猫ちゃんは、本来、群れを作らずに生活する習性があるため、ひとりきりになれる場所が欠かせない動物です。
人の目を気にせずに、隠れてゆっくりリラックスできる場所を作ってあげましょう。
猫ちゃんの隠れ家には、狭くて暗い、静かな場所がぴったりです。
上写真では、ロフトに上がる階段下を猫ちゃんの隠れ家として利用しています。
隠れ家を作る際は、こまめに掃除できるようにしておきましょう。
猫のお手入れができるスペースを作る
猫と暮らすマンション事例を見る:Case95「2つのロフトがある家」
猫ちゃんの抜け毛やフケは、アレルゲン物質でもあるため、日頃からブラッシングやグルーミングをしてあげましょう。
ただし、リビングなど家具がいくつも置いてある場所ですと、あとで掃除が大変になりますよね。
そこでおすすめなのが、広めの土間空間です。
ここでブラッシングやグルーミングをしてあげれば、後で掃除がしやすいですし、床や家具に毛が残る心配もそれほどありません。
タイルやコンクリート仕上げにしておけば、気兼ねなく掃き掃除ができますし、水拭きも簡単です。
猫ちゃんのお手入れグッズをしまえるシューズインクローゼットも兼ねれば、室内に抜け毛やフケを持ち込まずに済みます。
猫ちゃんが入っていい場所・入ってほしくない場所を分ける
猫と暮らすマンション事例を見る:Case148「Details」
いくら猫ちゃんの運動不足が心配だからと言って、家のどこもかしこも行き来できるようにしてしまうと、トイレの失敗が心配ですし、抜け毛が部屋全体に散らばってしまいます。
また、大切な物を入れている収納をいたずらされたりするかもしれません。
そのため、猫ちゃんがアクセスして良い場所としてほしくない場所を、きちんとゾーニング分けすることが大切です。
部分的にくぐり戸付きのペットドアをつけたり、上写真のように壁へ抜け道をつくってあげたりすると良いでしょう。
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■ まとめ:猫ちゃんと暮らすマンション探しはリフォームまで相談できる会社がおすすめ
猫ちゃんと一緒に楽しく暮らせるマンションを選ぶとなると、管理規約の内容や共用部分、間取り・内装、設備と、多方面から物件を精査しなくてはいけません。
しかし、全ての条件が揃うマンションと出会うのは、そう簡単なことではありません。
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