公開日:2022-11-06 更新日:2024-07-04
リノベーションの後悔を防ぐ方法|ブログや見学会を活用
最近はマイホームや中古住宅をおしゃれにリノベーションする方が増えていますが、後悔したという意見も耳にしますよね。
昔から「家は三軒建てないと分からない」と言われるように、住まいづくりはとても難しいものです。
しかしリノベーションは失敗したからと言って簡単にやり直すことはできません。
リノベーションでつまずきやすいポイントに先回りして、後悔や失敗を防ぎましょう。
・リノベーションでよくある後悔パターンをたくさん紹介します。
・ブログやSNSなど、リノベーションの後悔を防ぐ取り組み方を覚えましょう。
■リノベーションは後悔ブログが多い?
自由におしゃれな住まいを作れるリノベーションは、選択肢が多い分後悔することも少なくありません。
オーダープランのリノベーションは実物を見て選ぶ事ができませんし、失敗しても簡単にやり直すことができないのも難しいポイント。
実際にインターネットで検索すると、リノベーションで後悔した方のブログやSNSも多いですよね。
完成して実際に暮らし始めてから、「こうすればよかった・・・」と後悔するパターンも多いです。
しかし最近はリノベーション人気が高まり多くの情報を得られるようになったので、先輩たちの体験談を上手に活かせば後悔は回避できます。
情報収集をしっかり行ってプラン作りに活かし、後悔のない理想のリノベーションを目指しましょう。
■リノベーションでよくある後悔
ここからは、実際のリノベーションで失敗・後悔につながりやすいポイントを具体的にチェックしていきましょう。
予算オーバーによる妥協
自由度が高いリノベーションでは、予算オーバーによるプランの縮小・妥協による後悔が発生しやすいです。
特に最初に予算を決めないとプランが膨らみやすく、内容を削らざるを得なくなり後悔するケースがあります。
また物件購入にお金をかけすぎて、リノベーション費用が足りなくなり妥協してしまうパターンも。
お金のことは後回しにせず、最初に予算を明確にしてからプラン作りに取り組んでいくことが大切です。
予算オーバー対策はこちらのコラムも参考にしてみてください。
お金を気にしすぎて不満が残った
予算オーバーも困った問題ですが、お金を気にしすぎても後悔や不満が出やすいので要注意。
価格だけを重視するとただの入れ替えリフォームになってしまい、暮らし始めてから後悔する可能性が高いです。
価格とクオリティのバランスを取り、コストパフォーマンスの良いリノベーションをするのが後悔を防ぐポイントです。
理想の間取りにならなかった
構造や管理規約などの制限により、理想の間取りを実現できないケースも大きな後悔の原因になります。
マンション・一戸建てどちらも構造によっては、壁や柱の位置を移動できないことがあります。
またマンションの場合は、管理規約によって壁の撤去や移動が禁止されているケースも。
物件選びからリノベーション計画を立てる場合、間取り変更できるか?と言う視点でのチェックが必要になります。
後述するワンストップリノベーションが効果的な対策になるでしょう。
リノベーションできない部分があった
分譲マンションの「共有部分」は工事できないため、リノベーション仕上げの不満や後悔の原因になることが多いです。
例えば玄関ドアはマンション全体で交換タイミングが決められていることが多く、古いドアが残ると残念な印象になってしまいます。
窓のサッシ枠が交換できないケースもあり、せっかく内装をキレイにしたのに古く見えてしまうことも・・・。
管理規約によって工事を禁止されている可能性もあるので、物件選びの段階でリノベーションできない部分がないかしっかりチェックしましょう。
動線が悪い
移動の際に通る動線効率の悪さも、リノベーションでよくある後悔パターンの一つ。
例えば玄関から冷蔵庫までの動線が長いと、重い荷物を持って移動する距離が伸びてしまいます。
間取りを考える際は必ず生活パターンをリアルにシミュレーションして、動線のムダをなくすように心がけましょう。
収納が足りない
住まいの悩み・後悔ランキング常連の収納不足は、リノベーションでも特に注意すべきポイントです。
収納が足りないとすぐにモノがあふれ、生活感と圧迫感が出て残念なお住まいに見えてしまいます。
一般的な押し入れやクローゼットだけでなく、使いやすい収納をバランス良く配置して対策しましょう。
リノベーションにおける収納の考え方はこちらのコラムでも解説しています。
暑い/寒い
断熱性能が不足したままリノベーションしてしまい、暑さや寒さを感じて後悔するパターンも多いです。
目に見えない断熱性能は見逃しやすいポイントですが、不快感だけでなくムダな光熱費の発生にもつながります。
断熱不足が多い戸建てはもちろん、マンションリノベーションでもしっかり暑さ・寒さ対策をしましょう。
暗い/まぶしい
図面や3Dイメージでは分かりにくい、お部屋の暗さやまぶしさも後悔の原因になることが多いです。
特に窓の少ない洗面所や玄関は時間帯によって日が入りにくく、暗く感じやすいです。
西日のまぶしさやテレビ画面への反射なども、図面だけだと分からない要素のひとつ。
建物の方角や窓の位置なども踏まえ、日差しやソファの位置などを調整してみましょう。
コンセント/スイッチが足りない
暮らしやすさに直結するコンセントやスイッチの数と配置も、意外と後悔しやすいポイントです。
コンセントの位置が悪く数が不足すると、延長コードだらけで一気に残念なお部屋になってしまいます。
スイッチもお部屋の使いやすさに大きく影響し、使うたびに不満が積み重なるケースも。
動線や家具配置をしっかりシミュレーションして、使いやすい位置に十分な数のコンセントとスイッチをつくりましょう。
使わないオプションがあった
浴室乾燥機や食洗機など便利なオプションを付けたのに、あまり使わずムダになってしまうのも良く聞くパターン。
せっかくお金を掛けたのにムダになるのは悲しいですし、余計なスペースを取ってしまうオプションもあります。
オプションを選ぶ際は実際の使い勝手などをしっかり確認し、本当に必要なものだけを見極めましょう。
仕上がりとイメージが違う
完成するまで実物をチェックできないリノベーションは、仕上がりとイメージのギャップで後悔することも少なくありません。
お部屋の広さやカラーによる雰囲気など、イメージをつかみきれないと後悔する可能性が高くなります。
モデルハウスや完成見学会などを積極的に活用し、なるべくリアルな実物イメージを構築するのがおすすめです。
工事が伸びて入居が遅れた
何らかの理由で工事が伸びてしまうと、入居が遅れて大きな後悔につながります。
仕様変更や材料の遅延、騒音による近隣の苦情など工事が遅れる原因はさまざま。
なるべく施工実績が多いリフォーム業者を選ぶのが、スムーズに工事を進めるコツです。
■リノベーションの後悔を防ぐ方法
リノベーションの後悔を防ぐ方法①ブログやSNSで口コミをチェック
インターネットのブログやSNSに投稿されている先輩たちの体験談は、リノベーションの後悔を防ぐのに大変効果的です。
GoogleやYahoo!の検索だけでなく、ブログで直接リノベーションの体験談を検索してみるのがおすすめ。
Amebaやライブドアなど定番ブログサイトのほか、最近はnoteなども内容の濃い情報がたくさん見つかります。
インスタグラムやRoomclip・PinterestなどのSNSを使って、実際のリノベーション体験を投稿している方をフォローするのも良いですね♪
先輩たちのリアルな体験談をたくさんチェックして、ご自身のリノベーションプランに役立てましょう。
リノベーションの後悔を防ぐ方法②現場や店舗で実際をチェック
実際にリノベーションしたお住まいを直接見られる完成現場見学会も、失敗や後悔を防ぐ効果的な方法の一つ。
完成見学会はモデルハウスやショールームと違い、実物大のお住まいをチェックできるのが特徴です。
プラン作りにおける苦労や工夫などの話も聞けるので、リノベーションの後悔を防ぐのにとても役立つでしょう。
タイミングが合う完成見学会があれば、積極的に参加してみるのがおすすめです。
リノベーションの後悔を防ぐ方法③ワンストップの窓口に相談
今回ご紹介した後悔の多くは、物件探しとリノベーションをまとめて相談できるワンストップリノベーションで防ぐことができます。
ワンストップリノベーションは物件と工事の費用バランスを事前に考えられるので、予算オーバーによる後悔を防げます。
また施工目線で物件選びをサポートしてもらえるので、中古住宅購入後に間取り変更できないといったトラブルの心配もありません。
他にも多くのメリットがありますので、物件探し・プラン作り・工事をまとめて頼めるワンストップ体制の会社を選びましょう。
リノベーションを楽しむ
リノベーションの後悔を防ぐのは私たち施工店の仕事ですが、任せきりにせず、リノベーションのプランニングや完成までの過程を楽しむ気持ちも忘れないようにしましょう。
どんなに優秀なプランナーでも、お客様のご意見やご協力がなければ良いリノベーションはできません。
逆に言えば、お客様とプランナーがチームとして上手に連携できれば、後悔に先回りして上手に防ぐことができます。
リノベーション業者選びの段階でいろいろな話をしてみて、一緒に理想の住まいを作りたいと思えるプランナーを選んでみてください。
■まとめ
リノベーションの後悔を防ぐには、ブログやSNS、完成見学会などで先輩の体験談を学ぶのがおすすめです。
空き時間などにちょっとずつ情報収集して、後悔ポイントに先回りして理想のリノベプランをつくりましょう。
東京・千葉・神奈川でリノベーションするなら、SHUKEN Reの個別相談会や完成見学会もご活用ください。
本物のリノベーション物件ならではの工夫やアイデアは、理想の住まいづくりにとっても役立ちますよ♪