公開日:2022-08-23 更新日:2024-07-04
子育て世帯におすすめの間取り実例|子どもが楽しく親の負担も少ない憧れの住まい
毎日やることが多くて何かと手を取られる子育て。
育児や家事に追われる日々の中で「子供との時間や成長にもっと寄り添いたい」「ちょっとでも負担を減らして子どもと笑顔で接したい」など、親子の暮らしに向き合う理想の住まいをお考えの方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、子育て世帯に優しい「親子でラクして楽しめる」間取り機能や実例をご紹介します。
親子が安心できる間取りづくりのメリットと将来性のある設計プランのポイントなど、家族みんなが幸せな住まいづくりを解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
・子育て世帯が楽しめる間取りをつくる理由とポイントをご紹介しましょう。
・間取りづくりのベースと将来性のある設計プランを検討してみましょう。
・子どもも大人も満足なおしゃれで機能性のある間取り実例もご覧いただけます。
目次
■子育て世帯に嬉しい間取りを考える理由
事例を見る:Case106「Happy Family Home」
子どもの人数や成長に合わせた間取りをつくる場合、「実用的過ぎる内装はデザイン性が劣る?」
「将来、子どもが独立して要らなくなった空間はどうするの?」など、疑問や心配の声も多く出てくるのではないでしょうか。
当然、子育て期間に特化した間取り・内装にすれば育児が楽なお子様も喜ぶ住まいになるはずです。
しかし、将来お子様の成長とともに遊具や遊び場は不要になり、ご家族にとって無駄な空間・設計になってしまっては困ります。
今回は、子育て世帯の今とこれからを見据えた間取り設計のポイントと、親子で満足なプランを立てる理由を考えていきます。
■子育てにいい間取りづくりのポイント
子育て世帯に優しい間取りをつくるポイントは、お子様はもちろん、家事や子育てを同時に行うご家族の安心や快適に寄り添うことです。
・安心してつながれる間取りレイアウト
育児をしながらの家事を考える場合、どこで何をしてどのように動くかといった家事の流れと、お子様が安全に遊んでいる姿を見守りつつすぐにお世話もできる、効率的な距離感とつながりが大切です。
家事の中心となるキッチン・洗濯室と育児の中心となるダイニング・リビングのレイアウトに工夫して、動きやすくつながりのいい間取りを考えてみましょう。
・散らかしてもストレスにならない空間づくり
まだ小さいお子様がいるご家庭で人気の空間として、ロフトや小上がりの畳スペースがあります。
お子様が遊んだり、お昼寝をしたり、自由に活用できるのはもちろん、ある程度散らかしても他の空間に影響が出にくい場所なので、その都度片付ける手間やストレスを感じなくて済みそうです。
また、お子様が自分の部屋と認識することで、自ら片付けができる「成長」の場としてもおすすめです。
・家事に時間をかけない動線設計
家事負担やひとり育児など、多忙によるストレスが溜まってしまうと親子にとってマイナスしかありません。
育児の手を抜くことはなかなか難しいので、家事に時間や負担をかけない動線づくりに力を入れましょう。
また、家事や育児の負担が「見える」、リビングを中心とした間取りにすることで、家族の気付きや声掛けのスムーズな「共有」スタイルが確立しやすくなります。
・収納が進む楽しい造作デザイン
限られた間取りや空間リノベーションで人気のデッドスペースを上手く活用した「造作収納」。
収納が見やすい壁面収納や飾り棚をリビングや洗面・脱衣所に採用することで、必要な物がどこにあるのかが分かりやすいので、お子様はもちろん、ご家族の誰もが進んで整理整頓できる環境になるのではないでしょうか。
・会話しやすいオープンキッチン
子育て世帯に限らず人気のオープンスタイルキッチン。
料理をしながら、家族の様子を見たりコミュニケーションを円滑にしたり、ライフステージを問わず必要な家族のつながりを保てます。
おしゃれで使い勝手のいい、家族好みのデザイン設計にして、お子様と一緒に調理を楽しむのもいいでしょう。
■子育て世帯が検討すべき間取り計画
事例を見る:Case78「COLORFUL×STYLISH」
続いて、子育て間取りを検討する上で注意すべきポイントも押さえておきましょう。
・将来を見据えた間取りプラン
子育て間取りを考える際に気を付けたいのが、将来の暮らしや使い勝手に不便が出ないよう配慮しておくことです。
お子様が小さい時期だけにフォーカスしてしまうのではなく、ライフステージに合わせて「ゾーニングできる間取り」「他の用途でも使える間取り」を検討しましょう。
・無駄のない空間活用
デッドスペースを活用した収納術もおすすめですが、ちょっとした空間にお子様のスタディーコーナーをつくるのもいいでしょう。
お子様が学校にいる時間帯や将来使わなくなったら、ご家族の家事室やワークスペースとして利用できるので無駄になりません。
・子ども目線で変わる理想
親目線で家事や子育ての効率を考えるだけでなく、お子様の目線に立ってそれぞれの空間の居心地や使い勝手を決めることも重要です。
子どもは「大人のすることを真似したい」「一緒にやって覚える」「自分でできるところを見てもらいたい」ものです。親子の目線が合いやすく会話もしやすい空間づくりを意識してみましょう。
また、一緒にできる家事スタイルをつくることで、お子様が進んでお手伝いをする、自分のやり方を試してみるといった「自主性」を育てることにもつながります。
■【実例】子育て世帯におすすめの間取り
最後に、親子で楽しいおしゃれなリノベーション実例を見てみましょう。
・子育て中でもかっこいいおしゃれな住まい
子育て中とは思えない、デザイン性の高いインテリアが魅力のLDK実例。
よく見るとシンプルな内装にこだわりの家具やファブリック、装飾を施すことで、お子様がいても安心なデザインに仕上がっています。
また、お子様がどんなに散らかしても気にならないロフトを造作して、将来は収納としても活用できる予定です。
親子で一緒に出入りする土間玄関は、掃除や作業もしやすいスッキリとしたスタイルに。
壁面を使ったスタイリッシュなシューズ棚は、移動しながらの「取り出し・片付け」にも機能的です。
・子どもも大人も楽しい開放的なリビング
TVまわりに白・黒・グレーを使って大人モダンなリビングデザインに仕上げしつつ…
実は、TV壁の裏におもちゃを置くスペース兼お子様の秘密基地を設計。
マンションとは思えない開放感のある吹き抜けと、外の景色が楽しめるロフトのある贅沢な間取りです。
「家族の気配が感じられる家」をテーマに、キッチンからはリビング×ダイニングはもちろん、ロフトやロフト下のワークスペースまで見渡せるレイアウトにしました。
・家事の手間や労力は動線次第
事例を見る:Case54「アンティーク×都会的MIXインテリア」
「モルタル×ステンレス×木」をテーマに、海外の雰囲気漂う優しいデザインに仕上げた実例です。
親子の寝室からは、ファミリークローゼット⇔洗面・脱衣所⇔キッチンへと一直線に続く、こだわりの動線を実現しました。
事例を見る:Case54「アンティーク×都会的MIXインテリア」
調理の合間に洗濯家事が進められる、キッチン裏の洗濯室。
リビングから生活感の見えない配置がおしゃれです。
常に、まだ小さいお子様といることを意識した「家事・育児」負担を最大限に減らした効率的な間取り設計は、お子様が大きくなってからでも役に立ちます。
・散らかりを隠す間取りの工夫
個性的な3フロアメゾネットマンションの実例。
異国情緒漂うヴィンテージテイストの内装には、お子様も嬉しいロフトやハンモックをつくりました。
息抜きしたい時のひとり時間や親子の団らんにも役立つインナーバルコニーは、アウトドアや家庭菜園を楽しむ場所としても活躍するでしょう。
■まとめ:ストレス回避で家族がのびのび暮らせる間取り
家事・育児に快適な間取りをつくることは、家族の笑顔や会話を増やすことにもつながります。
同じ建物同じ部屋でもリノベーション次第で、親子の幸福度が上がる「家事楽」で「親も子もストレスフリー」な暮らしをデザインすることが可能です。
ぜひ、自由で楽しく効率的なご家族らしい間取りを実現させてくださいね♪
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