【実例集】おしゃれなトイレのニッチ7選｜取り入れるときの注意点も紹介​

 

意外と収納するものが多いトイレ。

 

• ・掃除道具
• ・生理用品
• ・トイレットペーパーの予備
• ・消臭スプレー
• ・芳香剤

 

これらは「ニッチ」を作ることで、すっきりとおしゃれに整理整頓することができます。

 

ニッチとは、壁をくぼませて作る収納や飾り棚のこと。

 

構造的に問題ない範囲で大きさを自由に決められるため、置くもののサイズに合わせて作れる点がポイントです。

 

今回は、トイレに採用したおしゃれなニッチの事例をチェックしましょう。

 

 

 

 

■【実例集】おしゃれなトイレのニッチ7選​

 

おしゃれなトイレのニッチを採用した家を紹介します。

 

 

実例①　カゴの大きさに合わせた縦長ニッチ

 

事例を見る：Case68「カラフルにのびのびと」

 

収納するカゴのサイズに合わせたニッチです。

 

同じ大きさのカゴを2つ置けるように、縦長のニッチを作りました。

 

ニッチ内の2段の棚は、トイレ横のカウンターと色を合わせて統一感を出しています。

 

ニッチはオープンな収納ですが、カゴなどを活用すれば中が見えません。

 

掃除用具や生理用品などの見せたくないものを、すっきりと隠すことができて便利です。

 

 

実例②　トイレットペーパーのサイズに合わせた3つの横長ニッチ

 

事例を見る：Case92「シンプル＆ナチュラル」

 

トイレットペーパーを横に並べられるニッチを、3つ作りました。

 

一般的なトイレットペーパーのサイズは、JIS規格で次のように定められています。

 

• ・直径：120mm以下
• ・高さ：114mm（±2mm）

 

そのため、内寸が120mm角のニッチを作れば、1つのトイレットペーパーがすっぽりと収まります。

 

ただし、最近は4倍巻や海外製などの規格外のトイレットペーパーも多いため、ニッチのサイズには注意しましょう。

 

意外に場所を取るトイレットペーパーの収納に、頭を悩ます方も多いですよね。

 

ニッチなら壁内にすっきりと収まるため、おしゃれに収納したい方におすすめです。

 

 

実例③　2列の縦長ニッチを並べたトイレ収納

 

事例を見る：Case121「「温」を感じる家」

 

縦長のニッチを2列に並べて作った、大容量のトイレ収納です。

 

ニッチがある壁は、水色のアクセントクロスを採用しておしゃれな空間に。

 

1つのニッチは3段に分け、それぞれ白の棚を施工しました。

 

下段には目隠しのインテリアをかけているため、見せたくないものを収納できます。

 

 

実例④　究極にシンプルな扉付きのニッチ収納

 

事例を見る：Case6129「シャープ＆シックに」

 

大きめのニッチを採用し、上部には扉付きの収納を施工しました。

 

扉がついた収納には生理用品などを隠しておくことができます。

 

飾ったインテリアが映えるように、真っ白でシンプルなトイレに仕上げました。

 

ニッチの下部にお気に入りのインテリアを飾れば、おしゃれなトイレの完成です。

 

 

実例⑤　1枚の絵のような大きなニッチ

 

事例を見る：Case117「男前アンティーク」

 

手洗い洗面の上に、大きなニッチを採用。

 

アクセントクロスをニッチの中の壁に採用し、1枚の絵画のように仕上げました。

 

ニッチのカウンターには観葉植物などを飾ることもできますし、壁を利用して写真などをかけることもできます。

 

飾り棚用として作った、おしゃれなニッチがあるトイレです。

 

 

実例⑥　インテリアが際立つ縦長ニッチ

 

事例を見る：Case77「#ふたり暮らし」

 

トイレリモコンの幅に合わせた、縦長のニッチです。

 

便座に座ったときに、目に入りやすいようにニッチを施工する高さを工夫しました。

 

トイレットペーパーを巻き取るときに、ニッチ内のインテリアが見えるこだわりの配置です。

 

見えにくい上段には、カゴを置いてトイレ用品を収納することもできます。

 

 

実例⑦　奥行きを活かした大きなニッチ

　

事例を見る：Case60「ネコと日向ぼっこ」

 

壁の厚みを活かして、奥行きのあるニッチを作った事例です。

 

ニッチの奥行きが30cm前後なので、大きなカゴを置いてトイレットペーパーを収納できます。

 

上部には大きな扉付き収納も施工し、トイレ用品をまとめて収納できるようにしました。

 

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■トイレにニッチをつけるときの注意点

 

事例を見る：Case52「デッドスペースのない家」

 

トイレにニッチをつけるときの注意点を3つ紹介します。

 

 

注意点①　オープンな収納なのでホコリは溜まりやすい

 

一般的なニッチは扉のないオープンな収納棚です。

 

扉付きの棚と比べてホコリが溜まりやすいため、掃除を楽にしたい方にはおすすめしません。

 

ニッチに扉付きの収納を組み合わせたり、ニッチの手前に布をかけるなどの工夫をすると良いでしょう。

 

 

注意点②　設計時に収納するものを明確にする必要がある​

 

ニッチはある程度自由に大きさが決められます。

 

そのため、設計時に収納するものをイメージして、最適なサイズを決めましょう。

 

闇雲にニッチを作ると、収納するものがなくて後悔する可能性があります。

 

特に、トイレットペーパー用のニッチを作るときは、ペーパーの種類や置く数を細かく計画してくださいね。

 

 

注意点③　希望する位置や奥行きのニッチを作ることができない可能性がある​

 

ニッチは壁をくぼませて作る収納です。

 

そのため、希望するニッチの位置が構造上必要な壁の場合、施工することができません。

 

外周面も断熱材が入っているため、施工できないと覚えておきましょう。

 

さらに、現状の壁厚を活かしてニッチを作る場合、奥行きにも限度があります。

 

奥行きの深いニッチを作るときは、壁を厚くする「ふかし」の工事が必要です。

 

壁をふかすとトイレが狭くなりますので、ニッチの必要性を再検討してもいいかもしれません。

 

 

■まとめ：ニッチを採用しておしゃれですっきりしたトイレを作ろう​

 

トイレのニッチは、収納や飾り棚として使うことができます。

 

収納するものに合わせてニッチの大きさを決められるため無駄がありません。

 

また、ニッチ内に棚やアクセントクロスを採用すれば、おしゃれなトイレに仕上がります。

 

ニッチのサイズや位置にこだわり、使いやすくておしゃれなトイレを作ってください。

 

その他、施工事例ではオシャレなトイレの事例を見る事ができますので、ぜひご覧くださいね。

 

 

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