公開日:2022-05-03 更新日:2024-07-04
後悔しないリノベーション計画のポイント7つ
初めてのリノベーションは、間取りの考え方や予算の組み方などわからないことばかりで不安も募るもの。
だからこそしっかりと事前準備をして、後悔のないリノベーション計画を立てたいですよね。
どんなポイントをおさえておけばいいのかあらかじめ知っておけば、素敵な新居で理想の暮らしをスタートさせることができます。
今回のコラムでは、リノベーション計画を後悔しないために知っておきたい7つのポイントをまとめてご紹介します。
これからの家づくりに、ぜひお役立てください。
■リノベーションで新しい暮らしを始めるはずが…
『こんな住まいにしたい!』と理想を描き、それなりに費用と時間、労力をかけて形にしていくリノベーション。
せっかくリノベーションをしたのに、想像していた暮らし、想像していた住まいと違った…という後悔は避けたいですよね。
リノベーションをする場合、自分たちで変えることができる部分とできない部分をよく理解した上で計画を立てていくことが大切です。
・治安や最寄り駅までの距離、周辺の交通量といったマンションの立地環境
・耐震性や気密性、断熱性といったマンションの構造
・中古マンションの劣化状態
・居住している人たちの雰囲気
このように、自分たちでコントロールできない部分に関する問題は事前に確認した上で、納得のいく住環境になるように手を加えていきましょう。
■後悔しないリノベーション計画のポイント7つ
それでは、リノベーション計画を後悔しないためのポイントを順番にご紹介します。
ポイント1. 理想の暮らしをイメージする
まずは、リノベーションをしてどんな暮らしをしたいのか、しっかりとイメージを固めていきましょう。
・広いリビングで、休日は家族みんなでゆっくりと過ごしたい
・好きな料理に没頭できるように、キッチンの設備やデザインには特にこだわりたい
・あまり家具のないスッキリしとした部屋で広々暮らしたいので、収納スペースはたくさん欲しい
など、理想の暮らしをしっかりと描いていくことで間取りを決めやすくなります。
自分たちが希望している暮らしが手に入らなかった…というのは、最も後悔しやすいポイントです。
家族みんなで、それぞれが実現したい暮らし像についてじっくりと話し合ってみましょう。
帰宅後に玄関→洗面室→お子様をお風呂へ。
その間に洗濯→夕飯の準備!という小さなお子様がいるご家庭は誰もが憧れる動線を実現されたこちらのお家。
かっこいいデザインを叶えつつ動線や収納にこだわって、理想だったご家族みんながのびのびと暮らせる素敵な住まいを形にされました。
ポイント2. 余裕のある予算を設定する
リノベーションを進めていく上で重要な、予算計画。計画を立てていても実際に工事が進んでいくと、
・デザインにこだわりすぎてオプション費用が高額になってしまった
・構造が劣化しており、想定外の費用がかかってしまった
・手続きや契約、引っ越しなどにかかる費用が計上できていなかった
・工期が伸びて、家賃の二重払いが発生してしまった
といったように、想定以上に費用がかかり予算オーバーしてしまった…ということは多々あります。
こういった事態にも慌てることのないように、総額いくらかけることができるのか、毎月のローン返済額はどのくらいなら余裕のある暮らしができるのか、など事前に決めておきましょう。
ポイント3. 優先順位を話し合う
予算のことを考えすぎて、満足のいくリノベーションが出来ないのも寂しいもの。
好きな間取りやデザインを実現できるのが魅力だからこそ、その醍醐味をしっかりと味わいたいですよね。
イメージした理想の暮らしや予算設定を参考にしながら、こだわりたい箇所にしっかりこだわるために優先順位を決めておきましょう。
デザインには妥協しない、設備にはこだわる、素材感は特に大切にしたい、など自分たちにとって優先順位の高いことにこだわることで、満足度は高くなります。
広々としたLD、モルタル床の玄関、造作の洗面台、室内窓、ワークスペースと、やりたいことがたくさんあったため予算を心配されていたこちらのお住まい。
譲れない部分はめいいっぱいこだわりを反映した一方で、LDK以外の部屋の工事は最小限にすることで理想の住まいを完成されました。
ポイント4. 10年後、20年後を見据えた間取りプラン
リノベーション時に住まいを完成させてしまうのではなく、10年後、20年後の家族の暮らしにも寄り添うことができるように、変更しやすい間取りにしておきましょう。
ライフスタイルも家族の姿もいずれ変化していきます。
その変化も想定した上で、自由度の高い間取りにしておくことで都度手を加えることが出来ます。
ポイント5. ライフプランに合わせたプランニングを意識する
いつ中古マンションを購入するのか、今の住まいをどのタイミングでリノベーションするのか、など行動に移すタイミングはやはり悩むもの。
そんな時は、一度ライフプランを整理した上でリノベーション計画を立てていくようにしましょう。
お子様の誕生や進学のタイミング、大きな家具や家電、車購入のタイミング、親の介護が始まりそうな時期、旅行のプランなど暮らしが変化し出費が増える時期が想定できていれば、計画的に準備を進めることができます。
ライフプランを考えることで、予算の見直しが必要、間取りプランを練り直した方が良い、といった気付きが生まれます。
気付きがあれば、もっと満足のいくリノベーションを実現することができるでしょう。
新築で購入したマンションを、4人家族になった今の生活習慣にあった家に作り直したいというご要望に応えるべく、プランニングをしたこちらのお家。
お子様が小さいうちはリビングを開放的に大きく使い、そしてそのリビング内にゆくゆくは子ども部屋に間地切ることのできるよう、スペースを予めゾーニングしました。
成長に合わせて家も変化させる準備をあらかじめしておく。そんな見本のようなお住まいです。
ポイント6. できることとできないことを把握しておく
戸建て住宅とは違い、マンションには管理規約があります。
規約によってはベランダや窓のリノベーションは不可、床材に使用する素材が決められている、など様々な制限があります。
また、構造によって撤去できない壁があったり、お風呂やトイレなどの場所を移動できなかったりすることもあります。
希望しているリノベーションができるのかどうかについては、マンション購入時やお持ちの管理規約を改めて確認しておきましょう。
ポイント7. センスの合う業者を選ぶ
施工技術があるのはもちろんですが、どんなセンスを持ち合わせているのかによって住まいのデザインは大きく変わります。
ホームページの雰囲気や施工事例を参考にしながら、センスの合いそうな業者を選ぶようにしましょう。
センスが合うのはもちろん、こんな間取りやデザインにしたい、という自分たちの希望をしっかりと汲み取ってくれる業者とならスムーズに打ち合わせを進めることができますし、満足のいくリノベーション計画を立てることができます。
SHUKEN Reはただ内装デザインを提案するのではなく、お客様の夢を叶えて幸せな毎日を過ごすためのお手伝いをしています。
ライフステージに合わせた提案をして欲しい、好みのデザインを形にできるように二人三脚でプランニングを進めていきたい、などセンスには特にこだわりたいという方はまずはご相談ください。
■理想を形にするリノベーション計画を!
どんな暮らしをしたいのかしっかりとイメージしておけば、『ああすればよかった』『こうすればよかった』といった後悔なく新生活を楽しむことができます。
暮らしやすい間取りやデザイン、設備は家庭によって様々だからこそ、自分たちらしさを大切にしながらリノベーション計画を立てていきましょう。
SHUKEN Reは、あなたのライフスタイルやご要望に合わせて、設計士やデザイナー、施工スタッフがチーム一丸となって、間取り計画をサポートします。
ここでご紹介しきれないたくさんのリノベーション事例も公開していますので、ぜひ参考にしてみてください。
千葉県浦安の本店と東京世田谷のリノベショップのほか、オンラインでも相談を受け付けています。
お家づくりが大好きなスタッフがお話を伺いますので、どんな疑問やご要望もお気軽にご相談ください。お待ちしております♪
このコラムを見た人におすすめ
・60平米のマンションリノベーションでちょうどいい暮らし♪間取り図&費用も掲載
・【マンション】間取り変更リノベーションでできることと注意点