公開日:2022-04-12 更新日:2024-07-04
玄関入ってすぐリビングの家|おしゃれなレイアウト実例、目隠しのアイディアを紹介
「玄関入ってすぐリビング」という間取りの人気が高まっています。
外から室内が丸見えというイメージもありますが、レイアウト次第で上手に生活感を隠し、快適に過ごせますよ♪
デザイン性の高いリノベーションが得意なSHUKEN Re(シューケン アールイー)でも「玄関入ってすぐリビング」というプランを数多く手掛けています。
今回は実例をまじえながら、リビング全体のデザイン、目隠し方法、空間の仕切り方などを紹介します。
目次
■「玄関入ってすぐリビング」の間取りは2種類。目隠しアイディアも紹介
玄関とリビングが直結している間取りには、2つのパターンがあります。
- ・玄関とリビングの間に何も仕切りが無い
- ・玄関とリビングの間に廊下等の空間は無いが仕切りはある
「玄関入ってすぐリビング」と聞くと仕切りナシというイメージが強いですが、目隠しのための仕切りを設けてもOKです。
目隠しのアイディアがたくさんあるので、ライフスタイルに合う方法を選択しましょう。
【目隠しのアイディア】
- ・セミオープンの壁を設置
- ・玄関とリビングの間に建具(扉)を設置
- ・パーテーションを置く
- ・『ラブリコ』のような仕切りアイテムを設置
- ・パネルカーテン、パネルドアを設置
- ・ロールカーテン、カーテンを設置
- ・ロールスクリーンを設置
- ・観葉植物を置く
ただし玄関とリビングが直結している間取りが向いていないご家庭もあります。
次に「玄関入ってすぐリビング」のメリット・デメリットも紹介するので、ぜひチェックして下さい。
■玄関入ってすぐリビングの家|メリット・デメリット、レイアウトの注意点
間取りは、簡単に変更できません。後悔しない選択をするために、「玄関に入ってすぐリビング」という間取りのメリット・デメリットを確認しましょう。
・「玄関入ってすぐリビング」のメリット
- ・リビングの面積を広くできる
- ・玄関を開けるとすぐに家族の顔が見られる
- ・お客様を迎え入れやすい
- ・居室からの採光で玄関が明るくなる
開放感があるリビングを希望している、来客が多いなどのご家庭は、「玄関入ってすぐリビング」という間取りと相性が良いのではないでしょうか。
・「玄関入ってすぐリビング」のデメリット
メリットがある一方で、以下のようなデメリットもあります。
- ・外気温の影響を受けやすい
- ・外からゴミやホコリが入ってくる
- ・玄関を開けた瞬間に暮らしぶりが丸見え
例えば「宅急便受け取り」のような短時間の対応であっても、ソファーでリラックスしている家族の姿を見られることになります。
外部の人にプライベートな空間を見られることに抵抗を感じる場合は、「玄関とリビングの間に廊下を設置する」等でしっかり区切るのがおすすめです。
では、紹介してきた目隠しアイディア等を参考にしながら、「玄関に入ってすぐリビング」の実例を見ていきましょう。おしゃれな実例をたっぷり紹介します♪
■玄関入ってすぐリビングの家|おしゃれなレイアウト実例
ご自宅の構造と照らし合わせながら、参考になる実例を見つけて頂けると幸いです。
※画像下のリンクをクリックすると、詳しい間取りや他の部屋の画像がチェックできます♪
まずは玄関とLDKをセミオープンの壁で仕切った実例です。
リビング内に寝室があるのですが、絶妙な位置に壁を設置しているため、玄関からベッドが丸見えになりません。
次に、玄関を挟んで左右にリビング・ダイニングがある間取りです。
観葉植物がさりげなく視線を集めて、「丸見え」という印象を和らげています。
こちらは玄関を入ってすぐにL字型のリビングダイニングがある実例です。
玄関とリビングを、アンティークドアで仕切っています。
間取りもチェックしてみましょう。リノベーション前も「玄関入ってすぐリビング」という間取りだったのですが、LDK内にトイレのドアがあって落ち着かない印象でした。
リビングダイニングのかたちをL字型にしたことで、玄関・トイレとのクッションになる空間を確保できました。
こちらは、すりガラスを使ったアイアンパーテーションで玄関とリビングを仕切った実例です。
ちなみにアイアンパーテーションは、SHUKEN Reがオリジナルで造作したものです。
こちらは玄関・ダイニング・リビングが一直線につながる間取りです。
南向きの窓から入る日差しが玄関まで届き、家全体が明るいイメージです。
こちらの実例も、SHUKEN Reが造作した建具で玄関とリビングを仕切っています。先程とはデザインが違い、透明なガラスを採用したことで開放感を感じますね。
玄関正面のグリーンの壁は、キッチンの目隠しとなっています。
キッチンは生活感が出やすい空間なので、思い切って隠してしまってもOKです。
こちらは玄関とリビングに仕切りを設けていない実例ですが、「玄関ドアを開けると靴箱」という位置関係なので、外からの視線を気にせず過ごせます。
こちらは「インダストリアルなデザインのリビング」と、「玄関直結の間取り」のラフな雰囲気がマッチしています。
「あえて目隠しせずに家全体の雰囲気を楽しみたい&来客にも楽しんでもらいたい」という気分になるデザインです。
事例を見る:Case25「躯体現し+ステンレスキッチン=ザッツハード!」
こちらは玄関とリビングを建具で仕切ることも、建具を開放して大きな1つの空間にすることもできる自由なデザインです。
「玄関入ってすぐリビング」とひとくちに言っても、家のつくりによって玄関ドアを開けたときの景色が全く違います。
おしゃれに目隠しをすることもできるので、リノベーションを検討中の方はぜひ業社に相談しながら最適なプランを検討して下さい。
〈関連コラム〉
・玄関と直結したリビングのレイアウトをする際のポイント
紹介した実例のデザインから、玄関とリビングを直結させる場合のレイアウトのポイントをまとめました。
【家具の配置】
- ・玄関に入って最初に目に入る場所はゆったりとしたレイアウトにする(空間が広く感じる)
- ・玄関からよく見えない場所に大物家具や収納を配置する
- ・家具を直線的に配置する(通路がわかるように配置する)
【役立つアイテム】
- ・どうしても目隠ししたい場所やアイテムがある場合は仕切りを使う
- ・構造上暗く感じる場所には観葉植物を配置する(抜け感が生まれる)
【デザインのポイント】
- ・色を3色程度にまとめる
- ・家具や雑貨のテイストを合わせる
リビングのレイアウトについて、こちらの記事でさらに詳しく紹介しています。
【関連コラム】⇒落ち着くリビングの作り方|狭い&広いリビングのレイアウトや配色がわかる実例も紹介
■まとめ
「玄関入ってすぐリビング」の実例を中心に、目隠しアイディア、レイアウトのポイントなどを紹介しました。
今回の情報を参考に、個性的な家づくりを楽しんで頂けると幸いです。
またリノベーション時には、デザインの方向性を共有して一緒に家造りを楽しめる業社を選ぶのも大切です。
「技術力とデザイン力をあわせ持っているか」を見極めながら、業社を選びましょう。
東京、千葉、神奈川でリノベーションを検討中の方は、SHUKEN Reがご相談を承ります。
家づくりが大好きで快適性とデザイン性にとことんこだわるスタッフが、家づくりを強力にサポートいたします。お気軽にお問い合わせ下さい。