公開日:2020-08-26 更新日:2024-07-04
おしゃれで便利な壁面収納リノベ事例集|メリット・デメリットと対策
雑誌やインターネットのおしゃれな住宅特集を見ていると、スタイリッシュな壁面収納をよく見かけますよね。
リビングの壁にビシッと据え付けた壁面収納は、スタイリッシュでそれ自体がおしゃれなインテリアアイテムに。
今回は実際の壁面収納リノベ事例を中心に、メリットやデメリットと対策などをご紹介していきます。
目次
■ リノベーションは壁面収納設置のチャンス
事例を見る:Case59「Carpenter’s house」
今のお住まいや中古物件のリノベーションを検討しているタイミングは、壁面収納を設置する大チャンス♪
リノベーションと一緒に壁面収納を設置したほうが良い理由を解説しますね。
・住まいや使い勝手に合わせた収納を作れる
間取り変更や水回りの移動なども含めて住まい全体を考えるリノベーションでは、壁面収納の配置やサイズの自由度も高くなります。
既存の間取りにそのまま設置する場合、レイアウトパターンや設置できる製品は限られてきますが、リノベーションと一緒なら使い勝手に合わせてカスタマイズも自由です。
お店に並ぶお洋服をそのまま買うよりオーダーしたほうが体にフィットするのと同じように、壁面収納もオーダープランの方が生活にスッとなじみます。
設置スペースや配置で壁面収納をあきらめていた方も、リノベーションを機にぜひ検討してみてください。
・ニトリやIKEAの既製品との違いは?
壁面収納を考えたとき、リフォームやリノベーションで作るほかに、家具量販店の既製品を買ってきて設置する方法を検討する方も多いと思います。
こうした既製品も品質によって価格はさまざまですが、買ってきてポンと置けるため施工費がかからず、気軽に買い替えしやすい点は大きなメリットです。
一方、リーズナブルなものは買い替えを前提に作られていることが多いため、気に入ったものを長く使うのには適していません。
もちろん長年使える立派な既製品もありますが当然価格は高く、リノベーションの造作壁面収納より高価になるケースも。
どちらも一長一短ですが、デザイン性と長く使える耐久性を考えるなら、リノベーションでの設置がおすすめです。
■ おしゃれな壁面収納リノベ事例集
続いては、SHUKEN Reが実際にお手伝いした壁面収納リノベの事例をピックアップしてご紹介。
どのお住まいも間取り図やほかのお写真を詳細ページにご用意していますので、気になる写真は詳細もチェックしてくださいね。
ダイニングテーブルのとなりに設けた壁面収納は、高さと幅いっぱいに配置することで圧迫感を感じさせないデザイン。
普段使いのカップや食器をすぐ取り出せて使いやすく、おしゃれなギャラリースペースのような雰囲気も演出。
ガラスと扉をバランスよく配置することで、見せたいものと隠したいものを分けて収納することができます。
お部屋の幅いっぱいにオーダーした吊戸棚とベースキャビネットは、造作ならではのフィット感です。
テレビスペースを大きく取っておけば、将来の買い替えにも柔軟に対応しやすいです。
壁面を扉と同系色で合わせ、圧迫感を軽減しているのも細かいテクニック。
コの字型で必要な分の収納量を確保し、圧迫感を無くした配置例です。
スピーカーに合わせた左右スペースを設け、リビング全体をスッキリまとめるのにも役立っています。
一部扉を無くしギャラリースペースにするなど、細かなカスタマイズにも対応することができます。
■ 壁面収納のメリット
壁一面の壁面収納のメリットはおしゃれなだけではありません。
他の収納とくらべたときのメリットをご紹介します。
・地震で倒れない
タンスや本棚など背の高い収納は地震のとき転倒の危険があります。
特にマンションの高層階は地震の揺れが大きくなるため、背の高い収納を置くのは不安ですよね。
リフォームやリノベーションの壁面収納は、基本的に壁面にしっかり設置するため、地震による揺れで転倒しないのは大きなメリットです。
扉をつける場合は、地震で中身が飛び出さない金具を付けておけば大切なアイテムが壊れる心配もありません。
既製家具のように天井突っ張り棒をつけなくても良いため、見た目がスッキリおしゃれに仕上がるのも魅力的です。
・収納量が多い
壁一面の収納は、既製品の棚より多くの収納量を確保できる点もメリットの一つ。
雑誌やDVD、テレビやオーディオのリモコンなどアイテムが多いリビング空間も、壁面収納にしまってスッキリおしゃれな状態を保ちやすいです。
壁面収納と同じ収納量を既製品で確保しようと思うと棚がたくさん必要ですが、統一感があってスッキリ仕上げられるデザイン上のメリットもあります。
・ホコリが溜まらない
模様替えや引っ越しの際、大きな棚を移動すると壁とのすき間がホコリだらけ…よくあるパターンですよね。
壁幅や天井高さピッタリに納めるオーダー壁面収納は、すき間にホコリが溜まらずいつでも清潔な状態を保てます。
ダニやカビなどアレルギーの原因も蓄積しないため、小さなお子さんやペットが居るご家庭も安心♪
コインやカード類など、薄い物がすき間に入って無くしてしまう事もありません。
■ 壁面収納のデメリットと対策
メリットと魅力いっぱいの壁面収納ですが、当然デメリットや注意すべきポイントも。
対策とセットでご紹介しますので、検討時に頭に入れておきましょう。
・模様替えができない
リノベーションやリフォームで作る壁面収納は、基本的に壁としっかり固定するため移動や買い替えはできません。
買ってきて設置する既製の棚や収納と比べると、気軽に模様替えができない点はデメリットといえるでしょう。
【対策】⇒なるべくシンプルにつくる
一度設置したら数十年は使うことになる壁面収納は、なるべくシンプルにつくってお部屋の模様替えに対応できるようにするのがおすすめです。
派手なカラーや特徴的な形を避ければ、将来インテリアの好みが変わっても問題ありません。
どうしてもカラーを変えたくなったときも、シンプルな形状にしておけばリフォーム用のフィルムでガラッと印象を変えることができます。
壁面収納は長く使うものですから、飽きがこないデザインを心がけましょう。
・圧迫感が出やすい
壁面収納を壁一面に配置する場合、30~50cm前後お部屋の床面積が減るため、間取りによっては圧迫感を感じることもあります。
【対策】⇒間取りや配置を調節する
間取りも含めてトータルで考えることができるリノベーションの場合、レイアウトの工夫で圧迫感を軽減することができます。
例えばリビングに壁面収納を配置する場合、長方形の長い方向に設置すれば圧迫感を感じにくくなります。
間取りとの兼ね合いでどうしても短い方向に設置したい場合は、圧迫感が少ないナチュラル系のカラーにしたり、高さを抑えたりするのも有効です。
住まい全体のバランスを考えて圧迫感を解消できるのは、リノベーションならではの大きなメリットです。
・価格が高い
壁面収納の作り方はいろいろありますが、スタイリッシュなメーカー品を選ぶと材料費が結構高くなることが多いです。
家具量販店の価格をイメージしていると、メーカー見積もりでビックリしてしまう方も少なくありません。
【対策】⇒自由造作によるオーダーも検討
メーカーのパッケージプランを選ぶと費用が高くなりやすい壁面収納ですが、職人さんの手による自由造作で安く抑える方法もあります。
例えば収納アイテムをおしゃれに見せるオープンタイプで仕上げれば、扉や蝶番などの部品代と組み立て費用を削減できます。
使い勝手を損なわずおしゃれに仕上げることもできますので、費用が気になっている方もお気軽にご相談ください。
■ 壁面収納はオーダーが得意な会社におまかせ
おしゃれで使い勝手の良い壁面収納を作るためには、建具や収納のオーダー経験がとても重要になります。
カタログに載っている既製品を販売・設置するのは難しくありませんが、サイズや形をオーダーして住まいやライフスタイルに合わせるのは高度な経験と技術が必要になるためです。
リノベーションで壁面収納を検討する際は、私たち施工店のオーダー経験や提案力もチェックしてみてください。
SHUKEN Reのグループ会社には家具工場があるため、壁面収納をはじめとした家具のオーダーメイドは得意分野です♪
世界に一つのオリジナルデザインや、使い勝手の良い設計もお任せください!
■ まとめ:オーダー壁面収納プランはSHUKEN Reにお任せ下さい
リビングのリノベーションを検討するなら、おしゃれで使いやすい壁面収納も積極的に検討しましょう。
SHUKEN Reはたくさんのリノベーションをお手伝いした経験をもとに、ライフスタイルやお住まいの状況に合わせたオーダープランをご提案します。
世界に一つだけのオリジナル収納で、毎日の生活を便利に、おしゃれにしちゃいましょう♪
このほかにも東京・千葉を中心にたくさんの施工事例を公開していますので、そちらもぜひチェックしてみてください。
ご自宅や職場からお気軽にご利用いただけるオンライン相談も始めました。
リフォーム・リノベーションのちょっとした疑問なども、どんどんご質問ください。お待ちしております♪