公開日:2022-01-08 更新日:2024-07-04
おしゃれな一軒家リノベーション実例集♪間取り図・費用もチェック
最近はマイホームの選択肢として、リノベーションという言葉を目にすることが増えたのではないでしょうか。
特に間取りやデザインの自由度が高い一軒家のリノベーションは、ご自宅・中古住宅どちらも人気が高まっています。
今回はおしゃれな一軒家のリノベーション実例を、間取り図・費用などのデータとあわせてチェックしてみましょう。
目次
■一軒家リノベーション、増えてます♪
・自宅を暮らしやすく変身♪
長年暮らしたマイホームも、一軒家リノベーションで新築同様に変身させることができます。
リノベーションは建て直しよりコストと工期面で有利なので、リーズナブルに暮らしやすく仕上げられるのが大きなメリット♪
一般的な注文住宅より建材やデザインの自由度も高いので、新築より思い通りのマイホームを作りやすいのも一軒家リノベの特徴です。
・中古リノベでおトクにマイホーム♪
これから新たにマイホームを探す方は、中古一軒家のリノベーションをぜひ検討してみてください。
日本の中古住宅市場はいまかなり物件が豊富で、バブル前後に開発された人気エリアも中古住宅ならお手軽に購入しやすい状況です。
新築だと土地が出ないような場所も中古なら見つけやすく、きれいにフルリノベーションしてもかなりコストを抑えられます。
■おしゃれな一軒家リノベーション実例集
SHUKEN Reが実際にお手伝いした一軒家リノベーションをご紹介します。
間取りのビフォーアフターやデザインの工夫に注目してみてください。
築年数 | 47年 |
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広さ | 97.2㎡ |
リフォーム費用 | 約1500万円 |
築47年の水回りや玄関の配置は活かし、LDKを今風にアップデートした戸建てリノベ実例です。
一つなぎの大きな空間になったLDKは、間取り変更で残った柱と梁を見せる古民家風の仕上がり。
畳小上がりや部分吹抜けなど、リノベーションならではの自由なアイデアも素敵です♪
独立タイプだったダイニングキッチンは、対面レイアウトに変更してリビングとつながる空間に。
お料理・配膳効率が良いキッチンにはパントリースペースもつくり、収納力もバッチリです。
玄関も元の間取りを活かしつつ、土間を広げておしゃれで開放的に仕上げました。
アパレルショップ風の可動棚は、使い勝手・デザインを兼ね備えた玄関収納です。
築年数 | 37年 |
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広さ | 50㎡ |
リフォーム費用 | 約850万円 |
細かい部分をちょっとずつ変更し、ライフスタイルに合わせた暮らしやすい間取りに仕上げたお住まいです。
寝室側に1.5畳だけダイニングを拡張し、大きなテーブルを置ける開放的な空間に。
元の柱もレトロ風のデザインにマッチして、ジャマなイメージがありませんね♪
キッチンはL型の対面レイアウトに変更、トイレを移動してパントリースペースも確保し、効率的なお料理が可能です。
コンパクトになった寝室ですが、ガラス引き戸と室内窓で自然光をたっぷり取り込み、圧迫感はありません。
築年数 | 42年 |
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広さ | 1F:61.5㎡ 2F:63.5㎡ |
リフォーム費用 | 約1700万円 |
一軒家リノベの自由度を活かし、階段以外の間取りを使いやすく再構築しました。
リビングは元の玄関ホール前に移動し、自然にコミュニケーションが生まれるリビング階段の間取りを採用。
西・南向きの窓に面したことで、自然光たっぷりの明るいリビングになりました。
テレワークに使える半個室書斎で、プライベートスペースもしっかり確保。
家の真ん中に移動した対面キッチンは、家事動線の中心になったことで効率が大幅にアップ♪
ビンテージテイストの対面カウンターは、実用性・デザイン性に優れた間取りアイデアです。
最近人気のシューズインクロークも採り入れ、使いやすくおしゃれな玄関に仕上げました。
築年数 | 36年 |
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広さ | 1Fのみ約65㎡ |
リフォーム費用 | 約500万円 |
メインで使う1Fだけのリノベでコストを抑えつつ、現代的で暮らしやすい間取りを実現しました。
もともと広かった玄関はルートを2つに分け、広い土間スペースにおもちゃやアウトドア用品を収納できます。
大きなブーツも収納できる可動棚、コートやシャツをかけられるハンガーパイプで、サッとお出かけしやすい玄関になりました。
キッチンと横並びのダイニングテーブルで配膳効率を高めつつ、お絵かきや宿題中のお子さんとコミュニケーションできる仕掛けも。
玄関スペースをちょっとだけ狭めて生み出したスペースに、家族みんなで使える大型洗面を作りました。
■失敗しない一軒家リノベーションの考え方
リノベーションと検索すると、「リノベーション 後悔」や「リノベーション 失敗」という言葉が出てくるほど、失敗談も少なくありません。
失敗を回避するための、基本的なリノベーションの考え方のポイントを3つご紹介します。
持ち家リノベ・中古リノベどちらも共通の内容ですから、ぜひ覚えておいてください。
・あと何年暮らすのか
一軒家のリノベプランを考えるときは、その家であと何年暮らすのかを最初に決めるのがおすすめです。
リフォーム・リノベーションでは、建物をあと何年使うのかによって必要な工事・建材が変わってきます。
たっぷりお金をかけてリノベしたのに、老後マンションに引っ越したらムダになってしまいます。
逆に、長く暮らすための家なのに予算を削りすぎてしまうと、数年後余計なコストがかかりかねません。
今後の人生設計まで含めてリノベの目標を設定し、ムダのないプランを考えてください。
・どんなライフスタイルを送りたいか
間取りの失敗を回避するためには、リノベーションで実現したいライフスタイルをシミュレーションすることが大切です。
例えば「サンルームが欲しい!」とあこがれだけで間取りを作ってしまうと、結局使わなくなって後悔する可能性が高いです。
サンルームで観葉植物を育てたり友達とティータイムをしたり、理想のライフスタイルをベースに考えればムダになることはないでしょう。
・予算を早い段階で決める
リノベーションの失敗談として多い予算オーバーを防ぐため、プランづくりの初期段階で予算と資金の計画を決めましょう。
最初に上限を決めないと「できる・できない」が判断できず、どんどんプランが膨らんでいってしまいます。
ギリギリのローン返済を組んでしまい、せっかくのマイホーム生活が楽しめず後悔してしまう方も・・・。
早い段階で資金計画と予算の上限が分かれば、現実的なプランでリノベ自体がスムーズに進行します。
お金のコトは後回しにせず、具体的&無理のない計画を立てるのが失敗を避けるコツです。
■リノベーションに適した中古物件の条件
これから中古住宅を購入してリノベーションする場合は、次の条件についてチェックしてみましょう。
・理想の間取りに近い
木造一戸建てのリノベーションは比較的間取りの自由度も高いですが、なるべく完成形に近い方が良い条件と言えるでしょう。
例えば水回りの位置を大きく動かすと配管移動距離が長くなり、材料・工事費が多めにかかります。
理想の間取りに近いほど余計なコストがかからず、工事期間の短縮にもつながります。
間取り変更はリノベーションの醍醐味でもありますが、なるべく今の配置を活かせる一軒家を探してみてください。
・メンテナンスが行き届き傷みが少ない
前の家主さんが定期的にメンテナンスをしていて、雨漏れやシロアリなどの傷みがないことも大切な条件の一つです。
メンテナンス不足による劣化は修理・補強で対応できますが、保存状態が良い一戸建ての方がリノベのベースには適しています。
特に空き家期間が長い物件は、外壁・屋根塗装などのメンテナンスが行き届いていないことも多いので注意しましょう。
・法令に違反していない
中古戸建てには意外と建築基準法などの法令に違反している物件も多いため、必ずチェックしましょう。
意図的な法令違反だけでなく、建築後に基準が改正されて「既存不適格建築物」になっている一戸建ても少なくありません。
一戸建て法令違反の例
・接道義務違反(前の道路が細いなど)
・増築による建蔽率/容積率オーバー
法令違反の一戸建てを購入して暮らしてもペナルティはありませんが、増改築の制限や再建築不可といったデメリットがあります。
価格が安いケースもありますが、基本的には現在の法令基準を満たしている物件を選ぶのがおすすめです。
■まとめ:一軒家をリノベーションでおしゃれに変身♪
一軒家リノベーションは、リーズナブルにおしゃれで便利なマイホームを手に入れられるおすすめの選択肢♪
持ち家・中古住宅どちらでも素敵な間取りデザインを作れますので、ぜひマイホームづくりの手段として検討してみてください。
今回ご紹介した以外にも戸建てリノベ事例がありますので、こちらもぜひチェックしてみてくださいね。
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