公開日:2021-08-14 更新日:2024-07-04
キッチンリノベーションこだわりのポイントと実例まとめ
レイアウトやデザイン、設備が豊富なキッチンのリノベーション。
せっかくなら、使い勝手の良いおしゃれなキッチンに生まれ変わらせたいですよね。
新居にしっくりとくるキッチンにリノベーションするためにも、キッチンのタイプとリノベーション時の注意点をチェックしておきましょう。
■【タイプ別】キッチンのリノベーション
キッチンと言っても、様々なタイプがあります。
どのキッチンを選ぶかによって使い勝手が変わるだけでなく、部屋の広さや雰囲気がガラリと変わります。
・壁付けキッチン
壁の方を向いて設置されたキッチンを、壁付けキッチンといいます。
集中して作業をすることができます。
タイプ① I型キッチン
壁に向かって設置されたシンプルなキッチンが、『I型キッチン』です。
キッチンスペースが限られている住まいでも、スペースを有効活用しながら設置することができます。
コンパクトなキッチン、主張しすぎないシンプルなキッチンにしたい方におすすめです。
タイプ② L型キッチン
キッチンを上から見た時に、アルファベットのLの形になっているタイプを『L型キッチン』といいます。
壁にそってL型に設置されていることが多く、スムーズに作業を進めることができます。
I型キッチン同様、スペースを有効活用することができます。
タイプ③ Ⅱ型キッチン
シンクとコンロが並列して設置してあるキッチンを『II型キッチン』といいます。
シンク側、コンロ側それぞれにつくられた、広々とした作業スペースを使って家事をすることができます。
作業スペースが多い分、その下に設置された収納スペースも多くなります。
・対面キッチン
リビングやダイニングの方に向けて設置されたキッチンを、対面キッチンといいます。
家族とのコミュニケーションを取りながら、家事をすることができます。
タイプ① アイランドキッチン
シンクやコンロが壁から離れ、島のようになっているキッチンのことを『アイランドキッチン』といいます。
開放感があり、間取りの自由度も高いのが魅力です。
家族と会話をしながら、友人とホームパーティーをしながら楽しくキッチンに立つことができます。
タイプ② ペニンシュラキッチン
キッチン本体の左右どちらかが、壁にくっついているキッチンを『ペニンシュラキッチン』といいます。
アイランドキッチンほどの開放感はありませんが、存在感がありつつも適度に目隠しとなる部分もあるキッチンです。
どのタイプがいい悪い、というわけではなく、リノベーションする部屋の広さや希望している間取り、予算などによってその家にあったタイプは異なります。
キッチンリノベーションにおける自分たちの優先順位を明確にした上で、希望に沿ったリノベーション計画を立てていきましょう。
■キッチンリノベーションのポイント
キッチンリノベーションを進めていく上で、おさえておきたいポイントがあります。
・キッチンの高さ
キッチンの高さは一律ではなく、選ぶことができます。
というのも、作業する人によって適したキッチンの高さは異なり、合ったサイズを選ばなければ足腰や肩に負担となってしまうためです。
キッチンの高さは、身長÷2+5㎝が最適で、この高さであればシンクで洗い物をする時、コンロで調理をする時、作業台で下ごしらえをする時の負担が少ないとされています。
主にキッチンに立つ人に合わせて、サイズを決めておくと良いですね。
JIS規格によってキッチンのサイズは800㎜、850㎜、900㎜、950㎜と定められています。
適したサイズを算出した上で、ショールームで実際の高さをチェックしておくと安心です。
・収納量の多さ
今までのキッチンは収納量が不満だった、という方も多いのではないでしょうか。
しっかりと収納できるスペースがあるかどうかによって、キッチンをスッキリと保つことができるかどうかが変わってきます。
十分な収納スペースを確保するためにも、キッチンのタイプを選ぶ前にまずは持ち物の総量を把握しておきましょう。
対面キッチンの場合、元々の収納スペースが限られているため、持ち物の量によっては全てが収まりきらない、自分たちの新居には向いていない、ということも考えられます。
どうしても対面キッチンにしたい、という場合は持ち物の見直しをしておきましょう。
・必要な機能を選ぶ
最新のシステムキッチンには様々な性能が搭載されています。
センサーで水を出したり止めたりできる水栓、生ゴミを分解してくれるディスポーザー、浄水器、食洗機など、暮らしを便利にしてくれる機能ばかりです。
全ての機能を選ぶことで、確かに家事は便利になることでしょう。
しかしキッチンの機能ばかりにこだわってしまうと、床材や壁紙といったこだわりたい部分にこだわることができなくなる可能性があります。
自分たちに必要な機能はなんなのかをあらかじめ書き出した上で、必要な機能を選ぶようにしましょう。
・費用と期間の想定
希望するリノベーションをするためには、どのくらい費用がかかるのか、予算はどのくらいなのか、などをあらかじめ計画を立てておくことが大切です。
この時、費用面だけでなくかかる期間も想定した上で計画を立てていきましょう。
キッチンだけでなく、リビングなど合わせてフルリノベーションをする場合、最初のヒアリングからプランの提案までが約3週間、その後2〜3ヶ月かけて打ち合わせをしながら詳細やプランを決めていきます。
その後の着工から完成までも約2〜3ヶ月かかることを考えても、リノベーションを終えるまでは意外と時間がかかるのです。
仕事や学校、家族の予定なども考慮した上で、余裕を持ってリノベーション計画を立てていきましょう。
■キッチンのリノベーション実例
SHUKEN Reが手がけたキッチンリノベーションをご紹介します。
・ヨーロッパのようなホワイトキッチン
温かみのあるホワイトが印象的なこちらのL型キッチン。
まるでヨーロッパのカントリーハウスのようなデザインです。
キッチンに合わせてタイルを貼り、雰囲気を統一。
食後のティータイムが待ち遠しくなるような、安らぐ空間です。
・広々作業スペースが魅力のキッチン
ペニンシュラキッチンのようにも見えるこちらのお家は、コンロとシンクがセパレートしたII型キッチン。
作業台の横にダイニングテーブルがあるので、会話も弾みますね。
調理をするための作業効率が良いのはもちろんのこと、配膳や片付けもスムーズにできるのが魅力です。
事例を見る:Case106「Happy Family Home」
これなら、子どもたちも率先してお手伝いしやすいですね。
・大人シックな I型キッチン
壁の色と扉の素材、ステンレスとシックな雰囲気が同居したこちらのキッチン。
海外出張で買い集めた小物がおしゃれに飾ってあるリビングとは対照的に、シンプルに仕上げることでバランスをとっています。
全てシンプルにするのではなく、遊び心のある小物使いがさすがですね。
■キッチンリノベーションでおしゃれな暮らしを手に入れよう!
どんなキッチンを選ぶかによって、雰囲気はガラリと変わります。
せっかくリノベーションするなら、おしゃれで機能的、使い勝手の良いキッチンに変えていきましょう!
デザイン・利便性ともにこだわったキッチンに仕上げるなら、私たちSHUKEN Reにもぜひご相談ください。
たくさんのキッチンリノベーションをお手伝いした経験を活かし、お客様にピッタリのレイアウトをご提案します。
東京世田谷・千葉浦安の店舗相談のほか、オンライン相談会も実施していますので、「ちょっと話だけ」といったお気軽なご相談も大歓迎です!
おうちづくりが大好きなスタッフと一緒に、理想のキッチンについて盛り上がってみませんか?
このコラムを見た人におすすめ
・おしゃれな独立キッチンをあえて選ぶメリット東京のキッチンリノベ実例集
・キッチンスタイルでこんなにも変化する~東京・千葉リノベーションの魅力を実例で紹介~
・リノベでつくる可愛いキッチン特集♪東京・千葉のおしゃれキッチン実例
・理想のダイニングキッチンレイアウトをつくる|東京・千葉のおしゃれリノベ実例