公開日:2021-06-23 更新日:2024-07-04
マンションリノベで木の温もりをプラスする|東京・千葉で快適空間を作り出す方法
木造住宅とは異なり、無機質な素材で作られているマンション。
無機質な中に木材の「木の温もり」をプラスすることで、新たな価値観を創造することも可能です。
長く過ごす住まいだからこそ、家族が笑顔で健康に過ごせる環境を整えたい!そう考えている方も多いでしょう。
今回は「木材の力」をリノベーションに活用する方法に、クローズアップしてみましょう。
特徴や魅力、リノベーション事例など、たくさんの情報を集めました。
■ マンションという空間に「安らぎ」を
日本の家屋の中で、最も多い構造が木造です。
自然の恵みを住まいづくりに活かし、昔から愛されている構造のひとつになります。
木造住宅が選ばれる理由のひとつとして、「日本の風土にあった住まい環境が創造できる」部分は大きな要素でしょう。
しかし現在の住宅環境では、首都圏など人口の多い地域に行くほど、マンションでの比率も高くなっている傾向にあります。
都心部や人口密集地でマンション需要が高い要因としては、
・ 利便性の良い場所で暮らせる
・ 高い耐久性
・ 高い防火性
・ 高い遮音性
・ デザインや間取りの自由度の高さ
などマンションならではの魅力も、選ばれている理由としてあげられるでしょう。
マンションの多くは、「鉄筋」「鉄骨」「コンクリート」など無機質な素材が使われています。
昨今ではリノベーションをきっかけに、「快適に、そして健康的に過ごせる空間を創造するために、自然の素材を活用する」方も多くなっています。
マンションという建物に、工夫とアイデアを取り入れることで「自然素材の良さを十二分に活かせる家づくり」は可能なのです。
■ 自然素材の特徴と魅力をご紹介
建物自体の構造は変えられませんが、リノベーションを活用することで室内環境を大きく変化させることができます。
ここではマンションの空間に取り入れたい!自然素材の特徴と魅力をご紹介します。
マンションならではのお悩みを、解決できる方法も見つかるかも。
・無垢材
自然素材の代表格と言っても過言ではないのが、フローリングなどに活用される「無垢材」。
無垢材は自然の恵みを受け育った丸太を切り出し、自然の風合いを住まい環境に取り入れられる素材になります。
切り出しされる木材ひとつひとつによって、風合いや色味、肌ざわりなども異なることが大きな魅力のひとつ。
また無垢材には、「高い調湿機能」が備わっており、無垢材自体が水分を吸収・放湿してくれます。
そのため「室内の湿度を一定に保つ効果」が期待でき、「ジメジメとした梅雨時期」や「結露」などが発生しやすいマンション環境ではとても重宝するのです。
大きな梁としてデザイン性を高めたり、おうち時間が長くてもストレスの感じにくい環境づくりなどにも大活躍します。
・珪藻土(けいそうど)/ 漆喰(しっくい)
珪藻土は、植物プランクトンの一種で珪藻殻が堆積して化石化したものになります。
一方漆喰は石灰石を原料としており、塗り壁などの材料に活用されることの多い素材です。
珪藻土には高い調湿機能があり、漆喰には防カビ・防ダニの効果もありますので、アレルギーが心配なご家庭にはおすすめの素材です。
こちらのお住まいでは、一番長く過ごすLDKに漆喰や無垢のフローリングを使用しています。
体に優しい素材を組み合わせることで、より過ごしやすい環境を創造することができます。
ここで紹介した以外にも、石材や和紙、エッグタイルなど、たくさんの種類があり、素材ごとの魅力を持っています。
それぞれの空間や家族構成に合わせながら素材をセレクトすることが、室内環境を左右するのです。
■ 裸足で過ごしたい♪リノベーション事例紹介
リノベーションでは、こう暮らしたいという希望を叶えることができます。
ここではお家に帰ったら、裸足で過ごしたくなる♪ そんな事例をご紹介していきましょう。
「家族でゆったりと過ごせること」
「イメージは無機質な古い倉庫のようで、プラス経年変化が落ち着きを生む内装…」のご要望を叶えるため、
「アイアン・モルタル・ステンレスといった硬派なイメージのある素材」と「温かみを感じる木や塗装、アンティークドア」をバランスよく組み合わせてご提案しました。
ドアひとつにも色合いを変化させるなど、空間のアクセントとなるようカラーバランスにもアイデアが。
マンションならではの無機質さと温かみをプラスしたリノベーションハウスが完成しました。
“お子さんの小学校入学までに自分たちの家を!それも広くてかっこいい家を!” が最大の目標のN様。
・ モルタル打ちっぱなしの天井
・ ホワイト塗装のモルタル壁
・ ナラ材の無垢フローリング
など、目標が定まっていたため「住まいに対する叶えたい希望」がとても明確でした。
なかでもキッチン壁に採用した、青というより「蒼」がしっくりくるタイルがとても印象的。
素朴な色合いの空間にアクセントとなる色を加えることで、空間に変化をもたらしています。
こちらの住まいのリノベテーマは「10年先も飽きのこないきれいな家」
リノベーションでキレイにするだけではなく、自分たちが過ごしやすいよう質にもこだわりたいというご希望を叶えるために、床には裸足で過ごしたくなるような無垢材を。
そして建物の良さを活かせるよう、各空間にアレンジもくわえました。
そして床の無垢材も「乱貼り」と「ヘリンボーン」というように、フローリングの貼り方をスペースによって変化させました。
「ベーシックとカッコよさの融合」
ほんのちょっとのアイデアをくわえるだけで、空間の雰囲気を変化させてくれます。
■ まとめ:リノベーションで自然素材をうまく活用しよう
自然素材にはデザインを高める効果などもありますが、暮らす人の精神面に大きなメリットをあたえてくれます。
例えばフローリングなどに使われている木材から感じる嗅覚への刺激は、大脳辺縁系に作用します。
大脳辺縁系は人の感情や本能、記憶をコントロールする部分になり、私たちの日常生活にも大きな影響をあたえます。
木材から感じる香りは心身をリラックスさせ、呼吸数の減少や血圧・脈拍の低下、自律神経系の調整など、ストレスを軽減させる効果を持ち合わせているのです。
こちらのお住まいでは、もともと和室だったお部屋をLDと一体の空間にしてお子様が遊べるキッズスペースにリノベしました。
造作のクライミングウォールと雲梯で遊び盛りのお子様たちが、楽しみながらリラックスできる空間を創造しています。
リノベーションの醍醐味は、今あるものを最大限に活かし、さらに価値観をプラスできる部分です。
家族構成やライフスタイルに合わせたアイデアを取り入れること。
住んでみたからこそ分かること。
中古という住んでいた状況が分かるから想像できることを住まいづくりに活かせるのは、新築では感じられないメリットのひとつです。
わたしたちSHUKEN Reは、ご家族のカタチに合わせた暮らしやすい間取りプランをご提案するリノベーション専門店です。
たくさんの住まいづくりをお手伝いしてきたノウハウを活かし、プロ目線で間取りづくりをサポートしています。
ここではご紹介しきれないたくさんのリノベ事例も公開していますので、こちらもぜひ参考にしてみてください♪
千葉県浦安の本店、東京都世田谷区のリノベショップでは、住まいに関するどんなご相談も受け付けています。
オンライン相談会も実施していますので、忙しくて時間がなかなか取れない方も、ご自宅からお気軽に参加してみてくださいね♪
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