公開日:2021-05-05 更新日:2024-07-04
家事動線リノベでスムーズな間取りづくり♪千葉・東京の家事ラクマンション
炊事・洗濯・掃除などをこなす際に通るルートは家事動線と呼ばれ、間取りづくりで特に重視されるポイント。
家事動線が良い間取りは時短や負担軽減につながるだけでなく、見た目もスッキリおしゃれに仕上がるのが特徴です。
今回は実際のリノベーションでつくった、効率の良い家事動線のお住まいをたくさんご紹介します。
家事動線が良くなる人気の間取りや、基本的な考え方もご紹介します。
目次
■ おうちの不満、家事動線が原因かも
「毎日の家事が疲れる」「効率が悪くて時間がかかる」、こんな不満を感じたら、お住まいの家事動線を見直してみましょう。
効率の良くない家事動線だと、一つの作業に対する移動距離や手順が増えてしまいます。
スムーズな家事動線は短い移動距離で複数の作業を同時にこなせて、家事負担を軽減することができます。
家族の人数や家事スタイルによって適した家事動線は違うので、特に分譲マンションや建売住宅は改善の余地があるケースが多いです。
家事動線を良くするといっても何から手を付けて良いか分かりにくいですが、毎日の家事を一つずつ見直すところから始めてみましょう。
■ 【間取り図アリ】効率の良い家事動線間取りリノベ実例
まずはリノベーションで効率の良い家事動線をつくったお住まいの事例を見ていきましょう。
広さ：88㎡（約26.6坪）
BEFORE
AFTER
水回りやお部屋の基本的な位置は変えずに、動線の選択肢を増やして家事効率をアップさせた間取りです。
寝室からリビングに抜けるウォークスルークローゼットは、移動の途中で身支度を整えられる便利な間取り♪
収納量もたっぷりで、使い勝手ばつぐんです。
対面キッチンは横並びのダイニングテーブルで配膳効率をアップ。
左右どちらからも出入りできるので、シーンに応じて効率的な家事動線を選択できます。
広さ：80㎡（約24.24坪）
BEFORE
AFTER
廊下をなくし、キッチンを中心とした回遊性の高い現代的な間取りに作り替えました。
玄関からキッチン・リビングまで一つなぎのレイアウトで、ドアの開け閉めなくシームレスに移動できる間取りです。
キッチンは回遊性の高い二列型+アイランドレイアウトを採用。
横並びのダイニングテーブルとリビングへのアクセスもスムーズで、効率的な動線を描けます。
広さ：83.4㎡（約25.27坪）
BEFORE
AFTER
ウォークスルー収納をたくさん作り、移動しながら家事をこなせる便利なお住まいになりました。
玄関からのメインルートと別に設けたウォークスルークローゼットは、家族のアイテムをたっぷり収納できます。
回遊性を高めつつ、お客さんに生活感を見せない間取りの工夫ですね。
メイン通路の壁面も大きな本棚にして、ムダなく活用しています。
本屋さんみたいでワクワクする間取りですね♪
洗面脱衣所もトイレに抜けるウォークスルー間取りにして、広々使えるお部屋になりました。
■ 家事動線を良くする間取りアイデア
・ウォークスルークローゼット
体ごと入れるウォークインクローゼットに出入り口を2つ作り、通路としての機能も持たせる間取りアイデアです。
住まい全体の回遊性がアップすることで家事動線の選択肢が増え、最短ルートを選びやすくなります。
家族みんなのお部屋の真ん中に作ってファミリークローゼットにすれば、各部屋に洗濯物を配る手間が省けます。
配置やアイデア次第で家事効率を大きく高めることができる、人気の間取りアイデアです♪
・ランドリースペース
広さに余裕があればぜひ検討したいのが、洗濯や室内干しもできるランドリースペース。
洗う前の洗濯物ストックや物干し、アイロンがけや畳みなど洗濯に関する作業をまとめてこなせる便利な間取りです。
仕上がった洗濯物を置くスペースにして、家族全員が自分の服を部屋に持って帰るシステムにするのもおすすめ♪
・キッチンから洗面へのショートカット
扉一つでお料理と洗濯をシームレスに切り替えられる、効率アップ効果の高い間取りです。
特に忙しい朝の時間は、お湯が沸くまでの時間に洗濯機を回すなど複数の家事をこなせるととっても便利です♪
洗面所からバルコニーまでのショートカットになるケースも多く、重い洗濯物を運ぶ距離も短縮できます。
かなり家事動線が良くなるおすすめ間取りなので、積極的に狙ってみましょう。
・アイランドキッチン
左右両方から出入りできるアイランドキッチンは、お料理効率を考えるとぜひ検討したい間取りの一つ。
作業に合わせて最短ルートを選べるので時短につながり、複数人作業しやすいのもアイランドキッチンのメリット。
高級品なイメージがありますが、ローコストなI型キッチンを壁で囲んでアイランド風に仕上げる方法もあります。
LDKの広さに余裕がある場合は、ぜひ検討してみてください。
・横並びダイニング
お料理から配膳までの流れがスムーズな横並びダイニングは、キッチンダイニングの家事動線が良くなるレイアウトです。
キッチンを回り込む必要がなく、配膳時にお料理をこぼしてしまうリスクが少ないのもgood♪
リビングのソファからおつまみや飲み物を取りに行くときの動線もスムーズです。
■ 家事動線を高める考え方
・回遊性を高める
なるべく行き止まりを減らして回遊性を高めると、「ただ戻るだけ」の移動が減って効率アップすることができます。
新しいドアでショートカットを設置したり、ウォークスルーの間取りにしたり、いろいろな回遊性アップアイデアがあります。
独立キッチンやダイニングを一つなぎの広いLDKにするのも、動線の幅が広がって家事ラク間取りにつながりますね。
・水回りをまとめる
キッチン・ユニットバス・洗面・トイレといった水回りは、なるべく近くにまとめるのがおすすめ。
例えば水回りがまとまっていると、手袋をしたまま一気にお掃除を済ませることができますよね。
買い出し前のストック品チェックも、同じ場所に固まっていればサッとこなすことができます。
配管が短くなるので工事費用が安くなるといったメリットがあるのもうれしいですね♪
・廊下をなくす
戸建て・マンションともに、廊下が長い間取りは家事動線の効率も悪くなりやすいです。
最近はリビングを回廊のように使い、廊下を減らした効率の良い間取りが増えてきています。
例えばリビングから直接脱衣所に行ける間取りなら、ドアが一枚減るので移動時間が短縮できます。
ちょっとしたことに思うかもしれませんが、毎日の積み重ねで大きな時短効果を生み出してくれますよ♪
■ まとめ：家事動線の良い間取りで家事ラク＆素敵な毎日を♪
お住まいの暮らしやすさはもちろん、デザインにも影響する家事動線。
ライフスタイルにピッタリ合わせた家事動線の良い間取りで、効率良く素敵な毎日を送りましょう♪
わたしたちSHUKEN Reは、ご家族のカタチに合わせた暮らしやすい間取りプランをご提案するリノベーション専門店です。
たくさんの住まいづくりをお手伝いしてきたノウハウを活かし、プロ目線で間取りづくりをサポートしています。
ここではご紹介しきれないたくさんのリノベ事例も公開していますので、こちらもぜひ参考にしてみてください♪
千葉県浦安の本店、東京都世田谷区のリノベショップでは、住まいに関するどんなご相談も受け付けています。
オンライン相談会も実施していますので、忙しくて時間がなかなか取れない方も、ご自宅からお気軽に参加してみてくださいね♪
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