公開日:2021-04-17 更新日:2024-07-04
ペニンシュラ型キッチンでおしゃれな対面レイアウト|東京のリノベ実例♪
対面配置でおしゃれに演出しやすいペニンシュラ型キッチンは、LDKリノベーションで人気のレイアウト。
ただしなんとなく選んでしまうと油跳ねやニオイが気になるケースもあるため、しっかり吟味することが大切です。
今回は実際のおしゃれなリノベ実例を見ながら、おしゃれで使いやすいペニンシュラキッチンの仕上げ方をご紹介します。
メリットやデメリット・対策もしっかり把握して、理想のキッチンを目指しましょう♪
目次
■ 人気のペニンシュラ型キッチンとは?
・おしゃれな対面レイアウトキッチン
ペニンシュラは英語で「半島」という意味で、その名の通り片側だけ壁にくっついた対面レイアウトになります。
キッチンがリビングからよく見え、空間のおしゃれなアクセントになるのがペニンシュラキッチンの特徴。
お料理中もリビングと自然に会話できるので、家族や友人と楽しい時間を共有できるのも人気の理由です。
・I型キッチンとの違い
ペニンシュラ型とI型キッチンの対面レイアウトはよく似ていますが、造作壁の有無が大きな違いです。
I型キッチンは壁をつくらないと対面配置できませんが、ペニンシュラ型キッチンは壁なしで設置可能です。
その他の違いを表にまとめました。
ペニンシュラ型キッチン | I型キッチン(対面配置) | |
メリット | ・壁なしでスマートに設置可能
・キッチンがよく見えておしゃれ ・ワークトップをダイニング代わりに使える |
・壁で生活感を隠しやすい
・造作カウンターを自由に設計できる
|
デメリット | ・製品代は高め
|
・製品代が安い
・壁が必要なので圧迫感はある |
どちらも対面レイアウトなので基本的な使い勝手は同じですが、細かい部分に違いがあります。
それぞれのメリット・デメリットをしっかり考え、自分に合ったキッチンを選べるようにしましょう。
■ おしゃれなペニンシュラキッチンのリノベ実例♪
実際のリノベーション実例の中から、おしゃれなペニンシュラキッチンをピックアップしました♪
写真下のリンク先にはお住まい全体の写真も用意していますので、気になるキッチンがあったら要チェックです。
縦長リビングと並行に配置した、動線効率の良いペニンシュラキッチンです。
吊戸棚のないスッキリしたレイアウトですが、背後の扉付きパントリーで収納力もしっかり確保。
キッチンからダイニング・リビングが見渡せる、おしゃれで開放的なキッチンに仕上がりました。
コンクリート土間とステンレスキッチンの組み合わせがおしゃれなペニンシュラキッチンです。
リビングとつながりながらも程よい距離感があり、直接生活感を見せずスッキリとゾーニングしています。
事例を見る:Case51「パーティースタイルのおもてなしLDK」
お部屋の内装と統一したホワイトのペニンシュラキッチンは、上品でスタイリッシュな仕上がり♪
事例を見る:Case51「パーティースタイルのおもてなしLDK」
振り返ってすぐ使えるカップボードと、おしゃれなアクセントにもなっているパントリーで収納力もばっちり。
事例を見る:Case51「パーティースタイルのおもてなしLDK」
奥行のあるカウンターで効率良くお料理ができ、友人を集めてのパーティースタイルにも対応できます。
■ ペニンシュラ型キッチンのメリット
・開放感が大きい
正面に壁がないペニンシュラ型キッチンは、お料理中の視界が広く大きな開放感を得られるのがメリットの一つ。
リビングの家族と自然に会話できるので、孤独感が生まれにくいのも人気の理由です。
対面レイアウトで毎日のお料理時間が楽しくなるのは、ペニンシュラキッチンの大きな魅力といえるでしょう。
・子育てしやすい
リビングで遊んでいるお子さんを見守りながらお料理できるため、子育てと家事を両立しやすいのもペニンシュラキッチンならではのメリット。
キッチン越しにお料理するパパママの姿が見えるので、自ら興味を持ってお手伝いを学びやすいのも良いですね。
・キッチン自体がおしゃれなアクセントになる
立ち上がり壁を必要としないペニンシュラキッチンは、リビングやダイニングからよく見えるおしゃれなアクセントとしても機能するのが魅力♪
スタイリッシュなステンレスキッチンや優しい無垢材のキッチンなど、お部屋のテイストに合わせてトータルコーディネートできます。
・ダイニングテーブル替わりになる
ペニンシュラキッチンはワークトップを延長してスツールを設置すれば、ダイニングテーブルとして活用することもできます。
お料理が完成したらそのままサッと配膳できるので、忙しい朝の食事スペースにピッタリ♪
カフェ気分でお友達とティータイムしたり、バーのような雰囲気でお酒をたしなんだりと、いろいろな使い方も楽しめます。
・配膳効率が良い
ペニンシュラレイアウトは回り込まずキッチン越しにお料理を渡せるため、配膳にかかる移動距離を短縮できます。
キッチンの角にぶつかってお料理をこぼす心配が少なく、お子さんがお手伝いするときも安心ですね。
■ ペニンシュラ型キッチンのデメリットと対策
・シンクと生活感が見えやすい
ペニンシュラキッチンは開放感がある分キッチンの内部が見えやすいため、生活感が気になってしまうことも多いです。
特に来客が多い場合、お客さんが来る前に慌ててキッチンをお片付けするというケースも…。
【対策】⇒収納をしっかり確保する
生活感のないおしゃれなキッチンをキープするために、使いやすい収納をしっかりつくっておきましょう。
キッチンは収納が足りないとワークトップにモノがあふれ、汚れや生活感が生まれる原因になってしまいます。
キャビネット内の収納スペースだけだと足りない場合は、カップボードやパントリーなども活用して収納力を確保しましょう。
【関連コラム】収納たっぷりの家事ラクオープンキッチンをつくる
・油はねがひろがりやすい
対面レイアウトのペニンシュラキッチンは、揚げ物や炒め物をするときの油はねも気になるポイント。
壁付けキッチンとくらべると、どうしてもダイニング側に油がはねやすくなります。
【対策】⇒コンロ前のオイルガードを設置
特に揚げ物を良くするご家庭の場合、コンロ前はオイルガードを設置して油はねを防ぎましょう。
クリアタイプのオイルガードなら、解放感を損なうことなく油はねを抑えることができます。
・ニオイが広がりやすい
ペニンシュラキッチンに限らず対面レイアウトの場合、お料理中のニオイがLDK全体に広がりやすいのは気になるデメリット。
お魚やニンニク料理など、香りの強いお料理が多いと特に気になるケースが多いようです。
【対策】⇒コンロを壁で囲む
なるべくニオイの拡散を抑えたいときは、コンロの正面も壁で囲むのが効果的です。
煙が壁に沿って集まりやすくなるので、完全オープンにするよりニオイが広がりにくくなります。
コンロ前だけ壁にすれば開放感を維持することも可能です。
■ 使いやすいペニンシュラキッチンづくりのコツ
・適切な通路幅を確保する
ペニンシュラキッチンと背後の壁に挟まれた通路の幅は、使い勝手に大きく影響するポイント。
狭すぎると振り返りにくくなりますし、広く取りすぎるとリビングダイニングが狭くなってしまいます。
使いやすいキッチンの通路幅については、70cmから100cm以上までさまざまな意見がありますが、自分の身体と使い勝手に合わせるのが間違いありません。
なるべくショールームなどで実物を見ながら、使いやすい通路幅を考えてみましょう。
・ダイニングへの動線を考える
キッチンの家事動線を考えるときは、内部だけでなくダイニングやリビングへのつながりも意識してみましょう。
例えばリビングから見て横置きのレイアウトは回り込む動線になりますが、縦置きだと直線的でスムーズな動線になります。
ダイニングテーブルの置き方や、リビング全体のレイアウトによっても使い勝手が変わります。
キッチン単体で考えるのではなく、配膳や飲み物を取りに行く動線、買ってきた物をしまう動線などもシミュレーションしてみましょう。
・ワークスペースを広くつくる
使いやすいキッチンを目指すなら、やはりワークスペースはなるべく広くつくりたいところ。
ペニンシュラキッチンはカウンターの奥行を選ぶことができるため、一度にたくさんのお料理を作るなら広い方がおすすめです。
背面のカップボードの中段を空けて、二列型キッチンのような使い方をするのも便利ですね。
・収納を多めに作る
開放感を出すために吊戸棚を付けないことが多いペニンシュラキッチンは、キャビネットだけだと収納力が不足しやすいです。
背面のカップボードやパントリースペースなども検討して、必要な物をサッと取り出せる収納を十分用意しましょう。
■ まとめ:おしゃれなペニンシュラキッチンで素敵なお料理ライフ♪
便利でおしゃれなペニンシュラキッチンは、子育てやホームパーティーなど幅広いシーンで活躍する人気の間取り。
収納や通路幅など細かい部分にもこだわり、使いやすくておしゃれなキッチンレイアウトを目指しましょう。
私たちSHUKEN Reは、お料理スタイルやLDKの形に合わせて、お客様にピッタリのキッチンリノベをご提案しています。
ここではご紹介しきれないたくさんの素敵なキッチン事例を公開していますので、お時間のある時にぜひチェックしてくださいね♪
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