公開日:2021-04-06 更新日:2024-07-04
【東京・千葉版】3人家族の間取りリノベーション実例|戸建て・マンション
これから赤ちゃんが生まれて3人家族となる方のマイホームづくり、いろいろ考えることがあって難しいですよね。
必要な広さ、部屋数、収納量、キッチンのレイアウトなど、気軽な賃貸ではなく大切なマイホームだからこそ失敗するわけにはいきません。
そこで今回は、実際の3人家族がリノベーションでつくった、理想の間取り実例をたくさんご紹介します。
戸建て・マンションそれぞれの間取りと素敵な写真を掲載していますので、マイホームづくりの参考にしてくださいね♪
目次
■ 3人家族の間取りは意外と難しい?
お子さんが生まれて3人家族になるタイミングは、賃貸からマイホームへの移行を検討するきっかけになることが多いですよね。
一言で3人家族といっても、パパママのお仕事やライフスタイル、子育て方針によっても理想の間取りはさまざま。
赤ちゃん期から成人までは成長とともにライフスタイルが大きく変化するため、柔軟に対応できる間取りが必要です。
先輩家族たちが一生懸命考えた間取り実例はとても参考になりますので、いろいろな間取りを見て自分たちに合ったものを上手に取り入れましょう。
■ 3人家族の間取りリノベーション実例
さっそく、先輩3人家族がつくった理想の間取り実例を、戸建て・マンションに分けて紹介していきます。
【戸建て】
BEFORE
AFTER
基本的なレイアウトはそのままに、細かな間取りの工夫でライフスタイルに合わせた3人家族レイアウトです。
最近は対面キッチンが人気ですが、お子さんがある程度成長しているならコンパクトにまとめられる壁付けキッチンもおすすめ。
キッチンからダイニングへの動線が短く、リビングを広く取れるのも壁付けキッチンのメリットです。
リビングとつながるゲストルームは、大きなクローゼットでリビングの収納力も確保。
お子さんの成長とともに荷物が増えても大丈夫です。
土間を拡張したひろびろ玄関も、たっぷり収納でお子さんのオシャレ靴が増えてもスッキリ片付きます。
外で使うおもちゃやスポーツ用品などをそのまま置けるのも良いですね♪
子供部屋の押し入れは中段と棚板をそのまま活かし、お子さんの楽しい遊び場に仕上げました。
成長したら扉を付けてクローゼットにも変更できますし、受験の時期には広いデスクスペースにも変身する便利な間取りです。
BEFORE
AFTER
元のレイアウトを活かしつつ、3部屋をつなげて現代的なひろびろLDKをつくりました。
キッチン隣のデスクスペースは、お料理をしながらお絵描きや宿題をするお子さんと自然にコミュニケーションを取れるレイアウト。
お料理と子育てを両立しやすい半個室のキッチンは、たっぷり収納があるので使い勝手もばっちり♪
玄関は壁で区切って、ウォークスルーのシューズクロークのような使い方ができる間取りに。
壁の裏にカサやアウトドア用品などを隠せるので、お客さんが来ても慌てて玄関を片付ける必要がありません。
シューズやブーツをサッと取り出せる可動棚と、コートやゴルフバッグなども収納できる便利な玄関収納になりました。
【マンション】
BEFORE
AFTER
2LDKの各居室をコンパクトにして、その分広くて快適な居住空間をつくったお住まいです。
事例を見る:Case106「Happy Family Home」
畳1.5畳分リビングを広げたことで、ソファでくつろぎやすい開放的なLDKに♪
廊下へのドアもなくし、視覚的な広がりを持たせています。
事例を見る:Case106「Happy Family Home」
コンパクトになった子供部屋は、室内窓で自然光と採光を確保。
ロフトベッドを活用すれば、勉強机を置いても狭く感じることはありません。
事例を見る:Case106「Happy Family Home」
夫婦の寝室も高床レイアウトにしてベッドをなくし、床面積をカバーしています。
床下も収納スペースにできる一石二鳥のアイデアですね。
事例を見る:Case106「Happy Family Home」
玄関からリビングへの通路に設けた洗面台は、帰ってすぐ手洗いうがいできる間取りアイデア。
BEFORE
AFTER
3人家族で部屋数に余裕があるなら、間取りをつなげたり収納にしたり、いろいろなアイデアを実践するチャンス。
6畳の和室をつなげた広いLDKは、ホワイトをベースにしたスタイリッシュな空間になりました♪
リビングを見渡せるかっこいいステンレスキッチンも、奥にたっぷり収納を設けて生活感なく仕上げています。
寝室と子供部屋以外の一部屋は、多目的に使える収納スペースに。
家族の洋服を収納するクローゼット、趣味や仕事の道具部屋、プライベートタイムを過ごすデスクなど、ただの空き部屋ではない便利な間取りになりました。
■ 時期別:3人家族の間取りの考え方
これから子育てが始まる3人家族の間取りを考えるときは、お子さんのライフステージに合わせることが大切です。
・赤ちゃん期
お子さんが生まれてすぐの赤ちゃん期のうちは、いつでも目を離さず見守りやすい間取りを考えましょう。
リビングにベビーベッドや赤ちゃん用品を置けるキッズスペースがあると、ミルクやおむつ替えなどをスムーズにこなせます。
この時期はまだ子供部屋が必要ありませんので、空き部屋を書斎や家事スペースとして有効活用する計画を立てるのがおすすめ。
ベッドを置いて別室の寝室にすれば、夜泣きに夫婦交代で対応できます。
・幼児期~小学校低学年
物心がついていろいろなことに興味を覚えるこの時期は、成長をサポートする間取りを心がけましょう。
小学校入学前後には子供部屋を用意してあげて、徐々に自立心が芽生えるようにサポートします。
まだまだパパママとたくさんお話しをしたい時期ですから、対面キッチンやキッズスペースでコミュニケーションを取ってあげることも大切。
学校で宿題や勉強が始まったら、自室ではなくリビングにデスクを用意して見守るのもおすすめです。
・中学校~大学卒業
思春期や高校受験を迎える中学校ぐらいになったら、本人の意向も聞きながら自室で勉強できるスペースを確保してあげましょう。
高校~大学の時期は部活やアルバイトなどで生活リズムも変化するので、お部屋の独立性にも配慮するとみんな暮らしやすい間取りになります。
おしゃれ・スポーツ・勉強などのアイテムもどんどん増えるので、しっかり収納を確保してあげることも大切です。
昔のテストや工作作品など、「使わないけど大切なモノ」は他の収納をつくり、クローゼットは広く使えるようにしてあげると良いでしょう。
■ 3人家族で人気の間取りアイデア
・リビング和室/畳小上がり
リビングと隣接する和室や、LDKの一角につくる畳の小上がりは、赤ちゃん期から成人するまで長く活躍してくれる間取りアイデアです。
落下防止の柵でベビーベッド代わりになりますし、歩き始めてもクッション性のある畳ならケガのリスクを抑えられます。
お子さんが成長してもキッズスペースとして使えて、アイロンなど家事もこなせる便利な間取りです。
最近はフローリングの間取りが基本ですが、畳のスペースは意外と活躍シーンが多くおすすめ♪
・対面キッチン
幼児期から小学校くらいまでの子育て期は、お料理をしながらお子さんを見守れる対面キッチンが人気です。
3人家族なら間取りに余裕が生まれやすいので、作業スペースと収納たっぷりの使いやすい対面キッチンをつくることができます。
対面キッチンはダイニング・リビングとの連携も考えるとさらに使いやすくなり、家事と子育てを両立しやすいです。
・共有デスク
幼稚園から小学校ぐらいまでの時期は、子供部屋の勉強机ではなくリビングに共有デスクスペースをつくるのもオススメ。
お絵描きや日記付けなど遊びにも使えますし、宿題で分からないところをすぐパパママに質問することもできます。
自室だとおもちゃやマンガなどの誘惑がありますが、リビングデスクならサボり癖が付きにくいのも大きなメリット。
お子さんが巣立ったあとも読書や在宅勤務に使える、ムダのない間取りです。
・廊下のない間取り
3人家族で3LDKなら一人一部屋も難しくありませんが、せっかくのマイホームでみんな自室にいるのはもったいないですよね。
最近は廊下をなくして、リビングを回廊のように使う間取りのお住まいが増えてきています。
廊下がなくなる分リビングを広くつくれて、動線が集中するので自然に家族が集まるお部屋になります。
ドアを開ける動作が一つ減り動線もスムーズに作りやすいので、家事効率の良い住まいになるのも廊下がない間取りの魅力です。
・ファミリークローゼット
それぞれのお部屋のクローゼットとは別に、家族全員で使うファミリークローゼットを設けるのも便利です。
洗濯物を各部屋に配る手間が省け、シンプルな動線でスムーズに家事をこなすことができます。
ウォークスルータイプにして各部屋をつなぐショートカットにすれば、住まい全体の動線効率もアップします。
・シューズクローク
意外と収納不足になりやすい玄関は、シューズクロークをつくるとスッキリ使いやすく仕上がります。
1畳前後のコンパクトなシューズクロークでも、玄関の収納力と使い勝手がかなり変わります。
シューズだけでなくアウトドア用品や雨具、冬場のコートなどもしまえるとさらに便利です。
・リビング間仕切り
使い方に合わせてLDKの間取りを変えられるリビング間仕切りは、ライフスタイルの変化に対応しやすいのが魅力。
お子さんが小さいうちはオープンにして広く使い、成長したら個室の勉強スペースに変更できます。
家族が増えて4人になったときの子供部屋にもできるなど、いろいろなシーンで活躍する便利な間取りです。
■ まとめ:ライフスタイルに合わせた3人家族の間取りで素敵な暮らしを♪
人生の中でも大きなパワーを使う子育て期の間取りは、家族のカタチにピッタリ合わせて暮らしやすく仕上げましょう。
ライフスタイルに合わせた間取りは、家事・仕事・子育てをバランス良くこなせて素敵な時間を実現してくれます。
わたしたちSHUKEN Reは、ご家族一人ひとりの理想に合わせた自由なリノベーションプランをご提案しています。
たくさんのご家族の理想の間取りリノベも公開していますので、こちらもぜひ参考にしてくださいね♪
東京世田谷のリノベショップと千葉県浦安の本店では、図面をお持ちいただければ間取りのご提案も可能です。
いまのお住まい、これから購入する中古物件どちらでもOKですから、お気軽にご相談ください。
お忙しい方は、ご自宅から簡単に参加できるオンライン相談会も使ってみてくださいね♪
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