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コラム

ペットと暮らすためのマンションリノベーション|ポイントやおすすめ建材・設備機器を紹介

公開日:2021/12/04  更新日:2023/06/07

alt="おしゃれと子育てを両立した間取り"

近年新築・中古問わず「ペット可」のマンションが増え続けているため、マンション暮らしの方も気軽にペットを飼えるようになってきました。特に、新型コロナ感染拡大に伴い“おうち時間”が増えてきたこともあり、新規でペットを飼う方が増えているため、都心部でのペット共生型マンションに注目が集まっています。そこで、今回は人間とペットが健やかに暮らせるような家にするためのマンションリノベーションについて解説します。新築の分譲マンションでは実現できないオリジナリティある住まいにする工夫を紹介しますので、ペットを飼っている方はぜひ参考にしてみてください。

 

〈コラムのポイント〉


  • ・ペットと飼い主が互いにストレスなく生活できるような工夫が必要
  • ・マンションでペットを飼う際には近隣の方への配慮は欠かせない
  • ・ペット配慮型建材を取り入れれば、ペットと飼い主両方の健康が保てる

 

愛するペットが暮らしやすい家づくりのポイントは?

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残念ながら「人間にとって居心地がいい場所=ペットが過ごしやすい場所」とは言い切れません。しかし、ペット可マンションの多くは人間にストレスがかからないための工夫しか施されていないケースが多いです。ここでは、ペットにとっても住みやすい家にするためのポイントを紹介します。愛する家族であるペットにとってストレスのかからない場所を作りたい方は、これから紹介するポイントをしっかりと押さえておきましょう。

 

 

ポイント①ペットと人間の場所はしっかり分ける


まず、第一に重要なのが「人間とペットの場所を分ける」という点です。もちろんお互いにコミュニケーションを図るための共有空間は必要ですが、ペットの種類によっては自分だけの空間が必要になります。特に、ペットの代表である犬・猫は、落ち着くためやお気に入りの物を隠しておくための“巣穴”が必要です。といっても、仰々しい場所は必要なく、収納スペースの一角や机の下などの狭い場所でも十分。ペットと人間が住み分けをすることで、掃除手間が軽減できるというメリットもあります。

 

 

ポイント②ペットのストレスを解消できる工夫をする


マンションにはペットにとって十分な運動スペースがありません。また、日中外出していることの多いご家庭の場合は、ペットだけでお留守番する時間が長くなりがち…。そこで、室内にペットが運動できるスペースを作ってあげましょう。キャットウォークや室内ドックランが代表的です。走り回れなかったとしても、ペットが自由に歩き回れる場所を作ってあげるだけで、ストレス解消につながります。

 

 

ポイント③換気は十分に


外出時に防犯を気にするあまり、ペットがいても窓を締め切ってしまう方は少なくないでしょう。また、真夏や真冬はペットのことを思ってエアコンをつけっぱなしのまま出かける方も多いかもしれません。しかし、「換気」はペットが健やかに暮らすためには欠かせない要素です。換気が不十分だと、カビやダニが発生してペットが病気にかかったり、トイレ臭やペット臭で飼い主の健康を損なう可能性もあります。これらを防ぐためにも、部屋に自然給気口があるか確認してください。ただし、マンションの場合外壁に個人オーナーが穴を開けて給気口をつけることができません。ですから、ペットを飼う場合はその部屋に自然給気口用の穴があるかどうかを事前に確認しましょう。

 

 

ポイント④傷や汚れ、転倒対策をとる


ペットを飼っているだけで床や壁に多少なりとも傷・汚れが付くことは仕方ありません。そこで、ペットが主に過ごす空間には傷・汚れが付きにくい建材を用いましょう。また、特に猫を飼う場合には、棚の上に置いてあるものを落としてしまう可能性もあるため、壊れやすい物を収納する場所は扉付きにするなどの工夫が必要です。また、ペットが怪我しないためにも火元のあるキッチンにはできるだけ入れないようにしておきましょう。

 

 

ポイント⑤近隣への配慮を忘れずに


マンションは近隣住民との距離が特に近い分、騒音や匂いへの対策が不可欠です。特に、臭いについては不快なだけではなく健康被害につながる恐れもあるため、特に注意しなくてはいけません。また、匂い問題は良好なご近所関係を壊してしまうだけではなく、悪臭防止法によって懲役刑・罰金刑が課せられる可能性もあります。ですから、糞尿はこまめに処理するだけではなく、窓や自然給排気口が近隣の部屋に近い場所にはペットのトイレを置かないなどの配慮をしましょう。どうしても、近隣の部屋に迷惑をかけてしまう可能性がある場合は事前に挨拶をしたり、定期的に迷惑をかけていないかお伺いを立てるなどの気配りをしてください。

 

 

 

マンションでペットを飼う時は規約に注意

マンションでペットを飼う場合にまず確認しなくてはいけないのが、管理規約です。マンションによってその内容は多少異なりますが、主に3つのパターンに分類されます。

 

  1. ①小鳥や魚など以外は飼育不可
  2. ②犬猫も飼育可で頭数やサイズの制限あり
  3. ③犬猫も飼育可で頭数やサイズの制限なし

 

ペットを飼っている状態でマンション購入を検討している方は、物件を選ぶ際に規約も早い段階で必ず見るようにしましょう。ペットの品種や頭数、サイズ以外にも、近隣トラブルを避けるために細かい規約を定めている管理組合もあります。主な内容は以下の通りです。

 

  • ・バルコニーや専用庭でペットを飼ってはいけない
  • ・バルコニーや専用庭にペット用トイレを設置してはいけない
  • ・廊下やエレベーターでペットを歩かせてはいけない
  • ・マンション内のペットクラブへ加入しなくてはいけない

 

万が一規約がない場合でも、近隣の方へ迷惑をかけないためにも自主的にこれらを徹底している飼い主の方は少なくありません。トラブルに発展して引越しを余儀なくされないためにも、マンションでペットを飼う際には規約をきちんとチェックして、ご近所への配慮は常に心がけましょう。

 

 

 

ペット共生住宅におすすめの建材&設備機器

ここでは、マンションをペット共生住宅へリノベーションする際におすすめの商品を紹介します。動物と人間が心身ともに健やかに生活する上でも効果的なものばかりなので、ペットと楽しい暮らしを送りたい方は是非参考にしてください。

 

 

壁材・床材


壁や床はペットを飼っていると汚れやすく傷つきやすい場所です。また、部屋に対して占める面積も多いため、臭いが定着しやすい点も否めません。そこでおすすめなのが下記のような商品です。

 

【ペット用壁紙】

一般的に壁材として用いられる壁紙にもペット対応のものが多くあります。表面を強化加工や防汚コーティングされているため、爪による引っかき傷や糞尿の汚れがつきにくいです。

〈関連ページ〉
下記ページでは各メーカーのペット対応壁紙について詳しく紹介されています。壁紙以外にもクッションフロアなどの床材もありますので、是非ご覧ください。

リリカラ・ペットと快適に暮らす住まいづくり(壁紙編)
シンコール・気になるペット・タバコ臭に
サンゲツ・ペット対応タイプ

 

 

【腰壁】

腰壁とは、壁面の下半分に貼るパネル状の建材です。一般的には、医療施設等で車椅子が壁にぶつかり傷が付くのを防ぐのに使われます。ペットを飼っているお宅においても腰壁をつけることは効果的で、壁をペットの引っかき傷などから守ってくれます。

〈関連ページ〉
下記ページでは各メーカーのペット対応腰壁について詳しく紹介されています。パネルタイプ・シートタイプがありますので、是非参考にしてください。

大建工業・ペットによる引っかき傷が付きにくい壁材デザイン壁材/シート化粧壁材ハピアウォールハードタイプ
東リ・ウッドデコ

 

 

【エコカラット】

エコカラットとはLIXILの壁タイル材で、細かい孔が無数にあるため湿気や臭いを吸着する機能があります。珪藻土などよりも施工が簡単でデザイン性も高いため、ペットの有無に関わらず多くのお宅に採用されています。ペットの臭いについても効果的で、気になるアンモニア臭なども速やかに低減できます。

引用元:LIXIL|PEOPLE & WALLS MAGAZINE

〈関連ページ〉
エコカラットについて詳しく知りたい方は、下記ページをご覧ください。

LIXIL|INAX エコカラット

 

 

【ペット用フロア材】

ペット用フロアとは傷がつきにくいように表面をコーティング加工された物だけではなく、ペットの足腰に負担がかからないように滑りにくいように作られている物があります。以前は木目やカラーの選択肢が少なく、デザイン性は決して高いとは言えない物がほとんどでしたが、近年は無垢フローリングでもペット対応のものも販売されています。ペットの品種やお好みのデザインに合わせて、ペット用フロア材を選んでみてください。

〈関連ページ〉
ペット用フロア材について詳しく知りたい方は、下記ページをご覧ください。

マルホン|ペットと暮らすための無垢フローリング
Panasonic|フローリング:ペット対応

 

 

設備機器


最近はマンションの共用部にペットのシャワースペースや足洗い場などがある物件も多いですが、専有部分にもおすすめの設備機器があります。例えば、シャワー水栓付き洗面台があると、ペットを自宅内でも洗うことができます。また、猫を飼う場合にはキッチンの加熱機器は安全性を考慮してIHクッキングヒーターを選ぶと良いでしょう。最近では、IHクッキングヒーター用のカバーマットも販売されているので、そちらもおすすめです。

 

 

その他


内装材や設備機器以外にも、様々なペット対応建材が販売されています。ペットの品種や間取りに応じて、是非採用してみましょう。

 

【ペットドア・防音ドア】

ペットドアとは、内装ドアが閉まっている状態でもペットが自由に出入りできる小窓が付いているものを言います。造作でオーダーメイドしてもいいですし、既製品でも様々なデザインが販売されています。特にペットがお留守番することの多いお宅の場合には、要所要所にペットドアを採用することでストレスが溜まりにくくなるでしょう。また、鳴き声が気になる場合はペットを置いておく部屋のドアを防音仕様にしておくと効果的です。

〈関連ページ〉
ペットドアや防音ドアについて詳しく知りたい方は、下記ページをご覧ください。

大建工業|ペットドア
YKK ap|ラフォレスタ/室内ドア

 

 

【キャットウォーク・キャットタワー】

引用元:大建工業

キャットウォークとは高い場所に設けた猫の通り道で、狭い部屋でも猫が運動する場所となるためおすすめです。造作でお部屋に合わせて作ることも可能ですが、最近ではシステム化した既製商品も出ています。さらに、猫が上り下りできるようにシステム収納を階段状に設置してキャットタワーにするのもおすすめです。

〈関連ページ〉
キャットウォークについて詳しく知りたい方は、下記ページをご覧ください。

大建工業・ねこの運動不足解消に役立つ壁面造作部材ねこステップ
Panasonic|ペットとすごす空間・間取り提案 |猫と暮らす

 

 

【ペットピット】

ペットピットとは、ペットがくつろげる自分だけのスペースのことです。戸建ての場合は階段下などのデッドスペースに設けれられますが、マンションの場合は収納の一角に設けるのがオススメです。

引用元:大建工業

〈関連ページ〉
システム収納について詳しく知りたい方は、下記ページをご覧ください。

大建工業|ペットと暮らす[いぬ編]
Panasonic|キュビオス

 

 

【ナノイー発生機】

ペットの臭いが気になる方には、ナノイー発生機を取り入れてみましょう。置き型タイプは家電量販店で購入できますが、おしゃれなお部屋にするには天井埋込型がおすすめです。

〈関連ページ〉
ナノイー発生機について詳しく知りたい方は、下記ページをご覧ください。

Panasonic|天井埋込形ナノイー発生機「エアイー」

 

 

 

東京でペットのためのマンションリノベーションを始めるなら…

間取りを工夫したり機能をプラスするだけで、人間もペットも暮らしやすいお部屋に生まれ変わります。以前なら機能性とデザイン性のどちらかを選ばなくてはいけませんでしたが、既製の建材でもおしゃれなペット配慮型商品は増えてきていますし、素材やデザインにこだわってオーダーメイドすることも可能です。

私たちhowzlifeでは、物件選びから間取りプランのご提案までワンストップでお手伝いできます。また、経験と知識が豊富なデザイナーが数多く在籍しているため、スタイリッシュなペット共生住宅の実現も可能です。また、相談会や見学会など様々なイベント、リノベーションに関するWEBでの無料相談を随時実施しております。「どんなデザインにしたいか分からない」「マイホームを持ちたいけど何からしていいか分からない」そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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SHUKEN Re 編集部

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