袖壁(そでかべ)とは

袖壁(そでかべ)

袖壁とは、壁の一部が短い距離で突き出した部分を指します。空間をゆるやかに仕切ったり、目隠しとしてプライバシーを確保したりする効果があります。例えば、玄関とリビングの間に袖壁を設けることで、空間を完全に分断することなく、視線を遮ることができます。また、キッチンカウンターの側面に袖壁を設けることで、リビング側からキッチンを見えにくくする効果もあります。

 

袖壁を設置するメリットは、空間の開放感を保ちながら、目的や用途に合わせて空間を区切ることができる点です。また、壁一面を造作するよりもコストを抑えられる場合もあります。

 

一方、袖壁の位置や高さによっては圧迫感を感じてしまう場合があります。

 

リノベーションやリフォームで袖壁を設置する際には、空間全体のバランスや動線を考慮することが重要です。袖壁の高さを変えたり、ニッチや飾り棚を設けたりすることで、デザイン性を高めることも可能です。用途や目的に合わせて、最適な袖壁のデザインを検討しましょう。

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