現し(あらわし)とは
「現し」とは、天井や壁、柱などの構造躯体や配管を隠さずに、そのまま見せる仕上げのことです。例えば、「天井現し」の場合、本来であれば天井材で覆ってしまう部分を、あえてコンクリートや梁を見せることで、空間を広く見せたり、独特の雰囲気を演出したりすることができます。
メリットとしては、空間の広がりや開放感、素材本来の風合いを生かせること、コストを抑えられる点が挙げられます。
一方で、デメリットとしては、断熱性や遮音性が低下する可能性、ホコリが溜まりやすいなど、メンテナンスに手間がかかる場合がある点が挙げられます。
リノベーションやリフォームにおいて「現し」を取り入れる場合、構造上問題がないか、断熱性や遮音性をどのように確保するか、事前に専門家とよく相談することが大切です。
その他にも、「現し」には、配管を見せる「配管現し」、レンガを見せる「レンガ現し」など、様々な種類があります。自分の好みのテイストや空間に合わせて、取り入れてみてはいかがでしょうか。
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