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"SHUKEN Re"

INTERVIEW
お客様インタビュー|リノベのその後

赤と躯体が映える家

 

その日私たちが伺ったのは、物件探しからSHUKEN Reにご相談いただいたS様邸。物件探しを始めてから約半年かけて素敵なお住まいをつくり上げたS様に、打ち合わせ中の様子や住み心地についてのお話をお伺いすべく、取材をしてまいりました。

 

玄関に入るとオープン棚には可愛い赤い靴が3足。100㎡超のS様邸ですが、家にいる時は3人のお子さんとリビングで賑やかに過ごすことが多く、人口密度が常に高いのであまり広さは感じないそうです。(笑)

 

 

4人が住みやすい家に

S様が広島県から千葉県に越してきたのは約2年前。広島では新築で建てた注文住宅にお住まいでした。

千葉に来てからは賃貸で生活をしていましたが、賃貸に出していた広島の家の契約終了など、色々なタイミングが重なり、広島の家を引き払い千葉で物件を購入することに決めたそうです。SHUKEN Reにお問い合わせいただき、リノベーションを前提に物件探しからスタートされました!

現在ご主人はお仕事の都合で単身赴任中のため、普段お住まいになる奥様と3人のお子さんたちが暮らしやすい家にするために、エリアや広さなどを絞って物件探しを進めていきました。

 

 

スタバの店舗を参考に

物件は、内見の段階からプランナーも同行し、ある程度の間取りプランを確認してから購入を決めました。プランナー曰く、間取りが決まっていたからかリノベーションの打ち合わせは比較的サクサク進んだとのこと。Instagramでお部屋やショップの画像を集め、プランナーと共有することで全体のイメージを固めていきました。

 

 

特に色の参考にしたのはスターバックスの店舗内装。茶色・黒・グレーのバランスが良く、どのくらい黒とグレーを入れたらいいのか、などを参考にしたそうです。

主寝室は家具やアイアンの小物など、まるでショップのような空間です!

 

 

躯体壁の活用法

今回のリノベーションは以前の戸建てのお住まいづくりよりも悩んだというS様。「悩んだところ」というよりは「悩まされたところ」と言い換えた方が良いかもしれません。マンションは躯体や配管などの制約があり、“自分たちの力ではどうにもできない部分”をどう改善・解決するかという部分に特に時間をかけてお打ち合わせを進めたそうです。

 

 

今回のご相談で最初に悩まされたのは、キッチンとリビングの間に鎮座した躯体壁。もともとは独立していたダイニングキッチンの壁の一部だったのですが、壁を取りレイアウト変更をしたことで、急に存在感が出てきてしまったそう・・・。

そこでプランナーが提案したのは、ダイニングキッチンとリビングスペースを緩やかに仕切るTV掛けの壁に活用する、というものでした。TVボードが必要ないので床面積が広がり、壁があっても広々とスッキリとした印象を与えてくれます。 (そして何より掃除がしやすそう!!) また、ダイニングキッチンを「完全にオープン」若しくは「完全に独立」させないので、心地よくメリハリのある暮らしができているとのこと。

 

 

壁があってもキッチンからリビングの様子を見ることができ、リビングからはキッチンの側面に貼ったタイルがさりげなく見えるようになっています。奥様の赤いニットとキッチンの雰囲気がとてもマッチしていたので、奥様に写真に入っていただき1枚パシャリ。事例ページに掲載していますので是非ご覧ください!

 

 

キッチンの配管問題

もう一つ、S様が悩まされた部分がキッチンの配管部分。壁付けだったキッチンを奥様がご希望の対面にするには、180度回転させたキッチンに合わせて配管も新しい経路を取る必要がありました。

 

 

段差を付けてステージ上にすることで配管の通り道を作るか、L字型やⅡ列型に変更するか、そもそも場所や向きは変更しない選択を取るか・・・家事動線も考慮しながらいくつかのプランを検討しましたが、奥様が選択されたのは対面キッチンでした。ステージ状になる部分は慎重に高さを確認しながら(時にはSHUKEN Reの事務所の階段を利用して高さを確認したり)、寸法を決めていきました。

 

 

奥様の感想は「長く住みたいと思うからこそ、この段差は少し残念だった。でも綺麗にまとまったと思う!慣れてしまえば段差の高さも気にならないし色味も気に入っている!」とのこと。ここがマンションリノベの難しい点のひとつでもあります。制約が多い分、悩む部分(悩まされる部分)も多いですが、それを超える仕上がりになった時の感動も大きいですね!

 

 

さりげないお花のアクセント

シンプルにまとめたS様邸の中で、唯一柄物のアクセントクロスを採用しているのが、お子様たちの寝室です。奥様が偶然見つけて一目惚れしたというクロスはサンゲツの商品。プランナー自身も何度か見たことのあるクロスでしたが、プランに採用するのは初めて。「このクロスを貼りたい」と画像を見せていただき、プランナーが片っ端からカタログをめくって品番を探し出しました。

 

 

このブログを読んで一目惚れした方のため…品番は「RE-8028」です!

当初クローゼットを設置する案も出ていた箇所でしたがアクセントクロスを見せるため壁にして正解だった!と奥様。機能性もお住まいづくりには大事な要素ですが、見せ場を作ることでぐっとお部屋が魅力的になります!

さらに、さりげないお花たちはリビングにもありました…

 

 

奥様が趣味で教室に通われているというフラワーアレンジメント。造花・ドライフラワー・リボンなどを組み合わせ、季節に合わせたアレンジをするのだそうです。(中には土の代わりにコーヒー豆が入っています…!)

周りが落ち着いた色だからこそ、さりげないお花のアクセントが映えるのですね。

 

 

子供たちの大きなキャンバス

取材の最後に、インテリアやお家の事を考えるのがお好きという奥様に、今後この家をどんな風にしていきたいかと質問をさせていただきました。(今思うと非常にざっくりとした質問でした…笑)

すると「今の出来栄えに大満足しているので(★5つの評価をいただきました!)今後追加でやりたいことは特になし!でも今後子供たちがそれぞれの部屋を持つようになった時、好きなテイストに自分で変えていってくれるのが楽しみ!」との回答が。

 

 

今は3LDKのS様邸ですが、お子さんの成長に合わせて今後4LDKにも変更可能。そうなった時、「自分の部屋」をどのようにつくり上げていくのか・・・シンプルですっきりとまとまったS様邸が、3人のお子さんの大きなキャンバスに見えてきました。

 

 

写真にも入っていただいた奥様と一緒にこの日撮影した画像の確認をして、無事取材は終了しました。

 

以前、戸建ての注文住宅を建てた経験を活かし、プランナーと一緒につくりあげたS様邸。お子さんそれぞれのお部屋づくりも楽しみにしていますね!

お忙しい中、取材・撮影にご協力いただいたき、本当にありがとうございました。

事例ページも公開していますのでぜひご覧くださいませ^^

 

渡部