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"SHUKEN Re"

INTERVIEW
お客様インタビュー|リノベのその後

子育て後は夫婦ふたりで

大手ディベロッパーによる千葉県の「住みここちランキング」で、2年連続で上位入賞を果たした千葉市美浜区。この日訪ねたY様は、この街の魅力にだいぶ以前から気づいていらしたよう!

 

およそ16年前に「街並みが開放的で、子育てもしやすそう」と、美浜区のとあるエリアが気に入り、現在のマンションを新築で購入されました。

 

家族構成の変化がリノベのきっかけに

 

月日は流れ、成長した息子さんは晴れて大学生に。息子さんが自宅を出てひとり暮らしをはじめるため、再びご夫婦ふたり暮らしに戻ることになり、それがリノベーションの大きなきっかけになったのだとか。

 

不要になった個室をなくし、そのぶんLDKを広々と。気になっていた湿気も、このタイミングで解消したいと考えたそうです。

 

おじゃましたスタッフは思わず歓声を上げてしまったのですが、まさに“大人”の余裕を感じさせるY様邸。子育てがひと段落して、少し早めに幕を開けた人生のセカンドステージのための住まいについて、くわしくお話をうかがいました。

 

 

Y様邸のリノベを語るうえで、はずせないのがこちらのダイニングテーブルです。以前は木製のテーブルを使っていましたが、コロナウイルスの感染対策として、天板をアルコール除菌したいと思うようになった奥様。

 

「リノベに合わせてテーブルを新調しようといろいろ調べているうちに、見つけたのがこのテーブルでした。天板がセラミック製なのでアルコールで拭けるというのがポイントでしたが、それよりもまず、脚のデザインのカッコよさにひかれてしまって……(笑)」

 

ちなみにこちらのテーブルは、イタリアの家具メーカー「カリガリス」の製品だとか。おそろいの製品にようにマッチしているチェアは、ご夫婦で以前からお好きだったという「飛騨産業」のものです。

 

 

リノベ後に使う新しいダイニングテーブルが決まり、ホッとひと息……と思いきや、リノベのプランニングでちょっとした問題が発生。

 

プラン変更で満足できるキッチンに

 

「もともとキッチンは、無垢材を生かした木製キッチンを採用することにしていたんです。でも、セラミックのダイニングテーブルが横に並んだときに、マッチしないのではという不安が生じてしまって……」と奥様。

 

 

当社のプランナーの意見も聞きながら、一からキッチンを選び直すことにしたY様。「ブラック系にすると決めたものの、微妙に茶色がかったものがあったり、木目が入っているものがあったりで、とても悩みました。現場に搬入されるまでドキドキでしたが、設置してみると意外としっくりきて、結果オーライです」

 

悩んだかいがあって、「おそろいですか?」と確認したくなるほど、キッチンとダイニングテーブルがしっくりなじんでいますね!

 

 

リノベ前のキッチンでは収納スペースに余裕があったため、吊り戸棚はつけず、開放感を優先。「“見せる収納”が得意じゃないので」と、背面側の収納は3連の引き戸で丸ごと隠せるようにしました。

 

当初は真っ白の扉も検討したそうですが、ブラック系のキッチンに白の扉は色のコントラストが強すぎるように感じて、プランナーから提案された黒フレーム×フロストガラスのものに。

 

 

扉を開けると、造作の収納カウンターとオープン棚が登場。むしろ「見せる収納」がお得意なのでは!?と思うくらい、素敵に使っていらっしゃいますね。右手には冷蔵庫がおさめられています。

 

 

キッチンに立つと、ダイニングやリビングだけでなく、木製のパーテションを設置したワークスペースまで一望でき、広々と開放的です。

 

奥様のご希望で、食洗機はドイツの「ガゲナウ」の製品を採用。新築時に備え付けられていた食洗機を、厨房機器メーカーによる家庭用食洗機につけかえて使うほど食洗機にこだわりがあった奥様でしたが、残念ながらその製品は廃番になってしまい、それに代わる食洗機を探したそう。

 

ところが、いいなと思った製品はことごとく廃番だったり、コロナで入荷の見通しが立たなかったり。やっと見つけたのが「ガゲナウ」で、「大容量なのでお鍋まで入れられて、とても重宝しています」とにっこり。

 

リビングはくつろぎの場所に特化!

 

リビングは、「飛騨産業」のソファを置きたいというご希望が、プランニング時の大きなテーマになりました。

 

 

数年前にテレビのビジネス番組で「飛騨産業」を知り、すぐにショールームを訪ねてみた、というおふたり。リノベを機に、念願だったソファを置くことができました。

 

 

「リノベ前はダイニングとリビングの境界があいまいで、テレビのあるリビングで、ソファを背もたれに、床に座ってローテーブルで食事をする、という生活になってしまっていたんです。リノベでは“ご飯を食べるところ”と“テレビを見るところ”をきちんと分けたいと思いました」と奥様。

 

ソファの前に大きなローテーブルを置くのをやめたのも、「リビングでは食事をしない」という固い決意!?のあらわれだとか。テレビを壁掛けにしたいというのもY様のもともとのご希望で、テレビ台が不要で、配線も壁の中におさまり、すっきりさせることができました。

 

 

そして、おじゃましたスタッフ全員が気になったのがこちらの球体。「インテリアにもなるバランスボール」とうかがい、「なるほど~!!」とスタッフ。オットマンが1つだけなので、2人でソファに座るときは、このバランスボールをオットマン代わりにすることもあるということで、再び「なるほど~!!」。

 

奥に見えるのは、隣接するゲストルームとの間仕切り壁に設置した室内窓です。「個室だったスペースを取り込んだおかげで、LDKに窓が増えて、さらにこの室内窓からも光が入っているので、すごく明るい空間になりました」と奥様。

 

 

こちらは、LDKの一角に設けたワークスペースです。在宅勤務が増えて、ワークスペースを設けることもY様の当初からのご希望でした。

 

パソコン作業は専用部屋でしたい!

 

実はY様邸では、息子さんが高校生になるまで専用の子ども部屋は設けず、「みんなの仕事&勉強部屋」「みんなの寝室」という部屋割りにしていたとか。「ダイニングテーブルなどでパソコン作業をするのがあまり好きではないので、今回のリノベでも、仕事専用のスペースをつくりたかったんです」とご主人。

 

 

そしてうれしいことに、このワークスペースのプランが、当社をリノベのパートナーに選んでいただいた理由のひとつになったとか!

 

数社のリノベ会社に同じように希望を伝えて、出てきた見積もりプランを比較検討したときに、「SHUKEN Reさんのこのワークスペースのプランが、開放的かつ独創的でいいなぁ~と。あとは、プランナーさんのお人柄です。こちらの希望などを話しやすいかたでないとうまくいかないと思ったので、相談しやすそうなお人柄が決め手になりました」(ありがとうございます!)

 

 

ワークスペースには、本棚とベンチも造作。仕事の休憩時間などに、お気に入りの本を手にとってパラパラと眺められるようにと、プランナーが提案しました。デスクは、Y様邸で使っていたローテーブルの天板を再利用して造作したものです。

 

リノベ後の住まいで、ご主人のいちばんのお気に入りの場所はこちらのワークスペースだとか。「毎日、ほとんどここで過ごしているかもしれません。意外だったのが、パーテションでスペース全体を囲んだわけではないのに、遮音性があること。ここでラジオをかけたり、オンライン会議をしていても、キッチンにいる妻には全然聞こえないらしく、思いがけずいい結果になりました」

 

ここからは、個室と水回りを見せていただきましょう。

 

 

リビングと室内窓でつながるこちらは、大学生の息子さんが帰省してきたときなどに使うゲストルームです。

 

風通しをよくする工夫をこらした個室

 

左手には布団をしまっておける収納スペースも設けて、ふだんはカーテンで目隠し。そして、右手の奥に隣室へとつながる開口があるのが分かるでしょうか?

 

 

開口の先は、ご夫妻の寝室です。長年、こちらのお住まいに暮らして、湿気がこもりがちだったのが悩みのタネだったというY様。隣のゲストルームとの間に開口を設けたのも、クローゼットを扉のないオープンな形にしたのも、湿気対策からでした。

 

寝室は「寝られるだけでいい」と、広さは求めなかったとか。リノベを機に持ち物の整理をされたそうで、洋服も厳選されたものが美しく並んでいます。「風通しの面でオープンクローゼットにしてもらいましたが、選びやすく、出し入れしやすいところも気に入っています」とご主人。

 

 

強いこだわりがなかった洗面室は、ほぼ、プランナーの提案どおりに。造作の洗面台はモールテックス製です。背面側に収納棚があるため、洗面台の下はつくり込まず、オープンなつくりにしました。

 

リノベで「家事ラク」も実現

 

「洗面室はもともと、廊下側からもキッチン側からもアクセスできる2wayの間取りで、それが便利だったのでリノベでも踏襲してもらいました。でも、以前は間口が狭くて、洗濯物を持って移動するのが大変だったのですが、今はとてもスムーズに移動できます。あ、でも実際に作業するのは洗濯担当の夫なんですけど(笑)」と奥様。ご主人の負担が軽くなってなによりです!

 

 

リノベをしたお宅にうかがうと、「お風呂を広くしたかった」というご希望をよく耳にするのですが、Y様は「狭くしたかった」と意外なお答えが。

 

「もともと浴室は広めで、子どもが小さいときは一緒に入ったりするのでよかったのですが、寒いし掃除は大変だしと、最近は負担になっていたんです」とご主人。以前より小さいタイプに変更して、掃除の手間をカットするためにミラーも省略したそうです。

 

 

トイレも特にこだわりはなかったので、プランナーの提案を生かした仕上げに。タンクレスに変更したことで、ゆとりのある空間になりました。「手を洗うときの水はねが気になっていたので、手洗いボウルは気持ち大きめのものを希望したのですが、プランナーさんが素敵なものを見つけてくれました」と奥様。

 

 

浴室を小さくしたことで、掃除がラクになっただけでなく、隣接する玄関を広げることができました。

 

玄関まわりも湿気対策は万全

 

たたき部分にあった靴箱は風通しの面から撤去して、ディスプレイを楽しめる飾り棚に。ゲストのコートなどを掛けられるポールも、この場所にあると便利そうですよね。

 

 

靴箱を撤去したので、玄関ホールに面した場所に新たにシューズクローゼットを新設しました。もともとこの場所には奥行の深いウォークインクローゼットがあり、風通しが悪く、カビの発生も心配だったため、浅めのシューズクローゼットにつくり替えました。ルーバー扉にしたのも、もちろん湿気対策の一環です。

 

 

「年齢のせいか靴をはくのが大変になってきたので、玄関にベンチが欲しくてつけてもらいました。とても重宝していますよ」と奥様。パタンとたたむこともできるので、大きな荷物を搬入するときなども心配不要です。

 

そして、右手の壁には、ご夫妻にとって思い入れのあるラッセンの作品をディスプレイ。「プランニングの最後の最後に、どこかにこれを飾りたいのだけど……」と伝えたら、プランナーさんがこの場所を提案してくれたんです。作品が映える専用の照明をつけることも夢だったので、実現できてうれしいです」

 

いちばんのお気に入りの場所がワークスペースだったご主人に対して、奥様はこちらの玄関を推してくださいました。「外出から戻って玄関ドアを開けると、おしゃれだな~と思えるし、ホッとできます」。

 

 

最後にリノベ後の住み心地をうかがうと、「とってもいいです。なにがいいって具体的には言えないのですが(笑)、ひとつひとつの動作がスムーズにできて、心のゆとりをもちながら暮らせます」と奥様。ご主人も「“食事・テレビ・仕事”と、用途に合わせてスペースを分けたことで、区切りがつけやすくなりました」とおっしゃっていただきました。

 

 

子育てがひと段落したあとの新たな住まいづくりを、当社に任せてくださったY様。十数年ぶりのご夫婦ふたり暮らしを、ここでめいいっぱい楽しんでいただきたい。そう願わずにはいらせません。

 

お忙しい中、取材・撮影にご協力いただき、ありがとうございました。

 

取材・文/ライター志賀朝子