公開日:2022-02-11 更新日:2024-12-18
よく目にするリノベーション物件ってなに?|長所や短所をチェックしよう
これから新しい生活を始める際、重要となるのは住まい選びです。
住まいづくりにはいろいろな方法がありますが、近年は古きものを活かしていく!リノベーションに人気が集まっています。
そして、実際リノベーションを調べていくと目にするものが、「リノベーション物件」というフレーズです。
リノベーションにはいろいろなスタイルがあり、選び方により大きく変化するのです。
今回は、後悔しないリノベーションのために必要な情報「リノベーション物件」にクローズアップしてみましょう。
普通のリノベーションとは、どう違うの?
自分たちに合うリノベーションとは、どんな形?
など、住まいづくりに必要な情報を集めました。ぜひあなたのリノベーションにお役立てください。
コラムのポイント
・リノベーションとリノベーション物件の違いを知ることができます。長所や短所をしっかりと理解して、自分らしい住まいづくりに役立てましょう。
・自由度の高いリノベーションをする方法を、施工事例から味わうことができます。いろいろなスタイルが実現できることを、実感してみてください。
リノベーションにも種類がある
リフォームは「マイナスをフラットの状態」にする方法ですが、リノベーションは「住まいの価値を高める」方法として今注目されています。
しかし選ぶリノベーションの種類によっても、住まいの価値観は変化します。ここでは、リノベーションの違いをご紹介していきましょう。
ふたつに分かれる「リノベーション方法」
住まい環境を整える場合、リノベーションをする目的はとても大切です。これから集う住まいに、どのような思いや希望があり、その方向性が決まることでリノベーションの種類も変化します。
一般的には、「部分リノベーション」と「フルリノベーション」のふたつの道に分かれるのです。
部分リノベーションでは、現在の建物の良さや状況を活かし、一部分のみリノベーション(改修)を行います。部分という表現から、全面的に工事するのではないため、費用面や工事にかかる日数なども軽減されます。
今の間取りを活かしつつ、自分たちの希望を盛り込んでいくスタイルです。
一方フルリノベーションは、物件を骨組み部分だけ残し、建物の全てをリノベーション(改修)する方法です。リノベーション範囲も大きいため、
○ 断熱性能や耐震性能を向上など、住宅性能を高めることができる。
○ 建物の付加価値を高め、住みやすくする。
○ 自分たちの希望を盛り込んだ住まいが作れる。
など、現代のライフスタイルに合った間取りに変えることなどができます。
もうひとつの分かれ道
「オリジナルリノベーション」と「リノベーション物件」
もうひとつの分かれ道は、自分たちの要望をストレートに取り入れる「オリジナルリノベーション」と、新築のように価値観の付加された「リノベーション物件」です。
リノベーションをするという部分は一緒ですが、リノベーション物件とは、「不動産会社などが買い取り、リノベーションを行った上で販売される」ケースが一般的です。
このように、事業者が物件を買い取って販売する方式は「買取再販」と呼ばれています。
オリジナルリノベーションは、「ライフスタイルに合わせた住まいづくり」が可能ですが、一方リノベーション物件は「住まいにライフスタイルを合わせる」住まいとなります。
建物自体の築年数は違いますが、新築で売られている建物を購入するというイメージがピンとくるかも知れません。自由度ではオリジナルリノベーションに軍配が上がります。
【関連コラム】:物件の探し方を解説│リノベーションに適した物件選びのコツ
リノベーション物件の長所と短所
オリジナルリノベーションには、オリジナルリノベーションの良さが。そしてリノベーション物件にも、もちろん良さがあります。
自分たちに合うスタイルを選ぶためには、その違いがとても重要です。
ここではリノベーション物件だからこそ感じる!長所と短所をご案内します。違いを知り、後悔のないリノベーションを目指しましょう。
新築よりもリーズナブルな価格設定
リノベーション全体の良さは、新築よりも費用を抑えつつ住まいを手に入れることができる部分です。
またリノベーション物件の場合、どのくらいの範囲で行われているのかにより違いが出ますが、間取りや内装、設備機器など「住宅として新築と同様な住まい」も多いのです。
ただしリノベーション物件の場合、リノベーションを独自で行う形より「物件数が限られる」という部分があります。
特にこのエリアに住みたい!利便性のあるエリアがいい!
などの要望がある方の場合、オリジナルリノベーションで住まい環境を整えるスタイルをおすすめします。
デザイン性が高い物件が多い
現在のリノベーションは、デザイン性の高い住まいが多いことも魅力のひとつです。
特にリノベーション物件の場合、付加価値をプラスした上で販売されているため、人気のあるデザインや設備などが整えられているケースも多いのです。
その販売されるコンセプトにより、デザイナーズマンション風、古民家風、ヴィンテージマンション風など、古さを逆手にとり魅力として進化させている物件もいっぱいです。
ただしもうすでにリノベーションが完成しているため、デザイン面がコンセプト一辺倒になってしまう部分もあります。
ひとつひとつの希望を取り入れ完成するオリジナルリノベーションでは、その空間ごとにデザインコンセプトが叶えられることは、とても大きな魅力です。
工事が完了しているから「すぐに入居できるメリットも」
どんなことでもそうですが、住まいづくりにはそれなりに時間がかかります。そのため工事が完了するまでに、仮住まい費用などが発生してしまう場合もあります。
リノベーション物件の場合、住める状況で販売されています。そのため工事などの期間が必要でなく、購入までスムーズに進む部分は魅力のひとつです。
いつまでに購入したい!とお考えの方には、おすすめなスタイルです。
このようにリノベーション物件とオリジナルリノベーションでは、違いがあるのです。あなたならどちらのスタイルを選びますか?
【関連コラム】:【リノベのポイント】失敗しない家づくりのコツ
もうひとつの方法【中古物件購入×リノベーション】
購入までをスムーズに進められるなど、リノベーション物件には多くの魅力があります。一方リノベーションの自由度や満足度を比較すると、断然オリジナルリノベーションに軍配が上がるでしょう。
ここではもうひとつの方法であるオリジナルリノベーションでマイホーム購入を叶えた施工事例をご紹介します。
自分たちの要望や思いがいっぱい詰まっている住まいがいっぱいなのです。
リノベーション【一軒家】:ほっこりレトロStyle
築47年、広々とした空間の一軒家。どこか愛着の湧く、古民家風にリノベされたN夫妻のお住まいです。
造作キッチンには個性あふれるレトロなグリーンタイルがチョイスされています。シックな色合いなのに、フッと目に留まり、キッチン全体に柔らかさをプラスしてくれています。
また奥にはキッチンのスペースをしっかりとサポートしてくれるパントリーも設置されています。
視線を上に上げるだけで、リビング・ダイニング・小上がりなど、広々とした空間が広がっています。家族とのコミュニケーションも取りやすい!そんなお住まいにリノベーションしました。
リノベーション【マンション】:子育て中でもカッコいい!
お子さんの成長に合わせたエリアでの物件探しからスタート。自分たちの希望にマッチする理想的な物件を晴れてご購入し、リノベーションが始まりました。
リノベするにあたってのご要望は、「子育て中でもカッコいい家」。おしゃれな空間を創造しながらも、さりげなく子育てをサポートしてくれるアイデアが散りばめられています。
リビング内の収納上部には、育ち盛りのお子さんがどんなに散らかしてもいい空間をロフトで造作しています。秘密基地のようなこの空間のおかげで、キッチンやリビングはいつでもキレイに整っています。
リノベーション物件では購入できる物件数も限られています。オリジナルリノベーションでは、一軒家でもマンションでも、自由に想像することができるのです。
【関連コラム】:子育て世代に人気の間取りプラン5選|リノベーションのポイント
まとめ:SHUKEN Reのワンストップリノベーションなら物件選びからリノベーションまで
SHUKEN Reのワンストップリノベーションは、「中古を買ってリノベ」を実現する!ワンストップスタイルです。
こんな家に住みたい!という理想を実現させるために、物件探し・資金計画・リノベーション設計施工までをSHUKEN Reがワンストップでお手伝いします。
どんな住まいができる?などの「無料相談 [物件探し&資金相談]」や「リノベーション・プランニング」、「物件の施工」や「住み始めてからのメンテナンス」まで、お客様に寄り添ったサービスをご提供しています。
あなたの頭の中にある思いを、声にしてみましょう。それがリノベーションの第一歩です。ぜひお気軽にご相談ください。
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