公開日:2022-01-18  更新日:2024-12-18

ミニマルライフは都会暮らしに憧れる方におすすめ|間取りのポイントや事例を紹介

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皆さんは「ミニマル」や「ミニマリスト」という言葉を耳にしたことはありますか?「ミニマルって暮らし方のことでしょ?」そんな風に思ったあなた!実は、近年シンプルライフを目指す方が増えていることもあって、住まいにおいても無駄を削ぎ落とした洗練したミニマルデザインの人気が高まっています。

そこで、今回はトレンドのミニマル生活にぴったりの間取りやデザインのポイントについて解説します。ミニマルを意識すれば、トレンドを取り入れつつも決して無駄がなく、すっきりとした生活感のない住まいが実現できます。物が多くて家がごちゃごちゃになりがちな方や、いつでも人を招けるおしゃれな家にしたい方は、ぜひ参考にしてください。

 

〈コラムのポイント〉


  • ・ミニマルデザインの家は、選び抜かれた上質な物に囲まれた豊かな暮らしが実現できる
  • ・ミニマルデザインの家は、家族構成に変化があった場合でも対応しやすい
  • ・ミニマルデザインの家は、空間に「余白」ができるため、フリースペースとしてフレキシブルに使いやすい

 


 

「ミニマル」生活は最近のトレンド。その概念とは?

 

「ミニマル(minimal)」とは、和訳すると「最小限である様子」を指します。似た言葉にミニマム(minimam)がありますが、こちらは法律などにおいての最小値を示す言葉です。

ミニマル = 量と質が最小限である様子
ミニマム = 最小単位の絶対値

と認識しておくとよいでしょう。近年ではミニマルは暮らし方の一種として使われており、最小限の物や設備で生活する人のことをミニマリストと呼びます。また、デザインにおいては無駄のない洗練された物を「ミニマルデザイン」と呼び、近年はシンプルな生活を送りたい若者に人気のスタイルとなっています。

 

ミニマルデザインの住まいはこんな人におすすめ


日常生活で不便を感じてしまうと、便利な道具をついつい購入してしまう方も多いでしょう。また、仕事などでストレスが溜まった時に洋服などの嗜好品を買って鬱憤を晴らす人も少なくありませんよね。しかし、ミニマルな生活を送る人にとっては、そのような行為は無駄でしかありません。では、どのような人がミニマルな暮らしに向いているのでしょうか?

 

  • ・一箇所に定住するのではなく、定期的に生活をガラリと変えられるノマドスタイルを目指す方
  • ・家の広さよりも都心へ出やすいことを優先したい方
  • ・シンプルなデザインが好きな方
  • ・これから家族構成が変わる可能性がある方
  • ・身の回りの物に“量”より“質”を求めたい方 …

 

ミニマルな暮らしをする上では、家具や装飾品は最低限しかおきません。また、収納するものも少ないので収納スペースもさほど必要なく、小さめなマンションでも十分実現可能です。さらに、間取りを出来るだけシンプルにすれば、施工費も削減できてその分素材に予算を充てられます。つまり、限られたスペースと予算をより高品質な内装材やインテリアアイテムに充てられるため、結果的に洗練されたおしゃれな暮らしが実現できるのです。そして、シンプルな間取りは生活が変わった時にもリノベーションしやすいため、今後家族構成が変化する可能性のある方にもぴったりです。

 

ミニマルデザインの家にする3つのポイント

 

あまりに無駄を排除してシンプルさを追求しすぎてしまうと、日常生活に支障をきたしかねません。では、住みやすいミニマルデザインの家を作るためにはどのようなポイントを抑えればよいのでしょうか?ここでは、ミニマルデザイン&暮らしやすい住まいにするためのポイントを3つ紹介します。

 

ポイント① 収納スペースを十分に設ける


いくら物を最小限に抑えたとしても、どうしても必要な日用品や洋服は一定量必要です。しかし、それを生活空間に置くとせっかくの洗練されたしつらえは無駄になってしまいます。生活感がにじみ出ることでインテリアデザインを壊してしまわないためにも、十分な収納スペースを設けましょう。ファミリークローゼットやパントリー、造り付け棚を最初から配置しておけば、余計な家具を置く必要もな、常に清潔感のある整ったお部屋になります。また、収納スペースと寛ぎスペースをしっかり分ければ、片付ける際の動線の無駄もなくなり家事負担が軽減できます。

〈関連コラム〉
下記コラムではパントリーとランドリールームの魅力を紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください。
COLUMN|パントリーとランドリールームのある間取り・家事効率の良いリノベ計画

 

ポイント② 空間に「余白」を作る


ミニマルデザインの最も重要なポイントが「無駄を徹底的に排除したシンプルさ」です。ですから、小さな空間をたくさん設けるのではなく、空間を大胆に分けて最低限の個室とゆとりある共有部で構成することを意識してみましょう。すると、空間に「余白」ができ、その部分をフレキシブルに使えるフリールペースとして活用できます。リモートワークと通勤の両方をこなさなくてはいけない方はそのスペースを書斎としても使えますし、休日には趣味を楽しむ場にもなります。

〈関連コラム〉
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COLUMN|ワークスペースのある自宅|リノベーションで叶える仕事と育児の両立
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ポイント③ カラーの数は極力少なく


ミニマルデザインは極力装飾的な要素を少なくすることが基本です。そのため、内装材やインテリアアイテムに多種類のカラーを取り入れたり、デコラティブなものを選ぶことはおすすめしません。白やグレー、ベージュなどの無彩色や、節の少ない木目を基調としましょう。どうしてもカラーを取り入れたい場合は、差し色程度にとどめるとよいでしょう。また、黒など主張の強い色を取り入れたい場合は、家具の金具やドアノブなど空間全体でカラーを統一すると、全体がシンプルな印象になります。

 

ミニマルな間取りの事例3選

私たちSHUKEN Reのワンストップリノベーションでは、都会的な洗練されたデザインの住まいを数多く手がけています。ここではそのほんの一例を紹介しますので、ぜひ参考にご覧ください。

 

ホワイト クラシカル&リラックス


こちらは、作り付け収納を適宜設けて余計な家具は置かずに生活感のないお部屋にした事例です。家具やアクセントウォールのカラーをリンクさせて、全体がまとまるように工夫されています。こちらのようにお気に入りの絵などを飾りたい場合は、「余白」を意識して飾るとミニマルな雰囲気を保てるのでおすすめです。

出入り口のドアを最小限にするのもミニマルデザインのおすすめポイントです。こちらのお宅は、隠したい部分にのみドアを設けて、空間を適度に区切る場所には敢えて建具を取り付けていません。すっきりとしたデザインになるだけではなく、施工費や材料費を削減できるというメリットもあります。

事例の詳細はこちらをご覧ください。▶︎▶︎▶︎

 

ビター&ナチュラル


無駄を削ぎ落とした機能美が魅力的な事例です。白くペイントされた壁と天井、ナチュラルな木目が印象的な無垢フローリング材、厨房を彷彿させるステンレスキッチン…、決して華美ではないもののクールで洗練された印象を受けます。

収納には敢えて扉は付けずに、お気に入りの調理器具やストック品をゆったりと収納することで、取り出しやすく在庫状況が分かりやすい効率の良いキッチンになっています。このように、オープン棚を設ければ、余計な物を増やすことがなくなり、最小限の物で生活することが習慣化します。また、掃除がしやすいのも大きなメリットです。

事例の詳細はこちらをご覧ください。▶︎▶︎▶︎

 

武骨リッチ


こちらは白い天井と壁、木目、バランスよく配置されたインテリアグリーンが美しいお部屋です。インテリアデザインもさることながら、シンプルな間取りもミニマルデザインの大きな要素となっています。決して広いマンションではないものの、デッドスペースを極力無くし無駄な動線のない効率的な平面計画は、無駄な“物”だけではなく、無駄な“空間”さえも省いてくれます。

洋室とリビングダイニングの間仕切り壁に明かり取りの開口を設けることで、リビングが明るく広々とした印象になるのも真似したいポイント。狭くシンプルな空間でも、このような少しの工夫を施すだけで開放感が増し、より居心地のいい場所になります。

事例の詳細はこちらをご覧ください。▶︎▶︎▶︎

 

東京でミニマルデザインのマンションリノベーションを始めるなら…

ミニマルデザインの家とは、決して物を増やさないように我慢するのではなく、上質で選び抜かれた物に囲まれた豊かな暮らしを実現できる住まいの形です。引っ越したばかりの時には生活感のないすっきりとした家なのに、一ヶ月もたたないうちに雑然とした部屋に…そんな経験のある方は、ぜひ「余白」を意識したミニマルな暮らしを意識してみてください。おしゃれな部屋になるだけではなく、余計な買い物や家事も減るので、忙しい方にもぴったりです。また、物件の高い都心においては狭い部屋でもゆったりとした生活ができるのもメリットです。

SHUKEN Reのワンストップリノベーションでは、物件選びから間取りプランのご提案までワンストップでお手伝いできます。ですから、スピーディに中古住宅をあなた好みの居心地良い住まいにフルリノベーションできます。また、相談会や見学会など様々なイベント、リノベーションに関するWEBでの無料相談を随時実施しております。「どんなデザインにしたいか分からない」「マイホームを持ちたいけど何からしていいか分からない」そんな方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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    SHUKEN Re 編集部

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