公開日:2022-01-18  更新日:2023-04-06

子ども部屋はいつから必要?理想の間取りや注意点|リノベーション前の基礎知識

子ども部屋の間取り

 

リノベーションの間取りを考える時、迷ってしまうのが『子ども部屋』の存在ではないでしょうか。

 

専用の個室をつくってあげたいとは思うものの、まだ小さいし必要ないかも…何歳頃から必要になるのだろう…とわからないことがたくさんあると、ついつい考えることを後回しにしてしまいますよね。

 

子ども部屋をつくるかどうかによって、間取りは大きく変わってきます。

 

そこで今回は、リノベーション前に知っておきたい子ども部屋の必要性や間取りのパターン、つくる時の注意点をまとめました。

 

これからのリノベーション計画にぜひお役だてください。

 

■子ども部屋はいつから必要?

 

子ども部屋の間取り

事例を見る:Case125「北欧ブルーのくつろぎ空間」

 

家庭によって子ども部屋に対する考え方は様々ですが、そもそも子ども部屋は必要なのか疑問に思う…という方も少なくないでしょう。

 

子ども部屋は、年齢によってその必要性が変わってきます。

 

そのため、必要となる明確な時期はありませんが、小学校入学や思春期といった成長の中での区切りのタイミングで検討するようにしましょう。

 

【年齢別】子ども部屋の検討ポイント

 

子ども部屋の間取り

事例を見る:Case122「回遊=幸せのかたち」

 

・幼稚園・保育園〜小学校入学

 

小学校入学前は、まだまだ甘えたい盛りです。

 

そのため、この時期から子ども部屋を用意するという方は少数派です。

 

しかし、子ども専用の遊ぶスペースをつくりたい、小学校に入学にむけて自立心を養ってもらいたい、といった理由から子ども部屋を準備することもあります。

 

早い段階から子ども部屋を与えて心の成長を促したいという方にはちょうど良い時期でしょう。

 

・小学校低学年〜高学年

 

小学校入学を機に、という理由で子ども部屋をつくる方が多い時期です。

 

幼稚園・保育園までとは異なり、身の回りの持ち物や勉強道具なども増えるため、自分で管理できるような環境を整えたいという時には適したタイミングです。

 

まだ幼い時期なので、部屋を準備しつつもともに過ごす時間を大切にしながら、成長を働きかけていくことができるとよいでしょう。

 

・小学校高学年〜

 

子ども部屋を準備する時期としてもっとも多いのが、小学校高学年という時期です。

 

思春期や反抗期を迎え、今までと同じように家族と過ごすことに抵抗を感じる中で精神的な安定を保ってもらうためにも、逃げ場として準備するという理由もあります。

 

子どもの様子をみながら、必要なサポートができるように適度な距離を保てるような空間をつくっておくと安心です。

 

子ども部屋の間取り

 

このように、年齢によって子ども部屋の必要性は異なります。

 

必要な時期が来たら渡して挙げられるように、リノベーションの段階で部屋を余分につくっておく、仕切って部屋数を変更できるようにしておく、といった工夫をしておくと安心です。

 

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■子ども部屋に適した間取りパターン

 

子ども部屋の間取り

事例を見る:Case109「憧れのホワイトキッチン」

 

子ども部屋で何をして過ごすのか、どう使いたいのかによって間取りは異なります。

 

ゆとりある6畳の子ども部屋

 

初めから個室を準備しておく場合、机とベットを置き余裕を持たせるなら6畳が最適です。

 

学校関係の荷物や服、おもちゃなど子どもの荷物を全て収納することができます。

 

やや狭い4畳の子ども部屋

 

机とベットだけで部屋はいっぱいになりますが、立派な個室として機能するのが4畳の子ども部屋です。

 

収納もそこまで設けることができないため、荷物を減らす、ファミリークローゼットでまとめて管理する、といった工夫が大切です。

 

広めの8畳を仕切った子ども部屋

 

2人兄弟の場合、8畳ほどの広めのスペースを可動式の棚などで仕切って空間を分けるという方法もあります。

 

幼いうちは遊ぶスペースとして、大きくなってきたら空間を分けて、と成長に合わせて使い分けることができます。

 

 

■子ども部屋をつくる時の注意点

 

子ども部屋の間取り

事例を見る:Case108「Collage House」

 

子どもにとって自分専用のスペースはワクワクする空間ですが、親からすると『引きこもるのでは…』『勉強しなくなるのでは…』と心配事が多いのも事実です。

 

これらの不安を和らげ、子どもの自立心や自主性を高めるための対策として、以下のポイントをおさえながらリノベーション時の間取りを考えていくようにしましょう。

 

注意点① 徐々に個室に慣れるようにしていく

 

子どもの自立心や自主性が養われていない段階から子ども部屋を与えてしまうと、せっかくの空間を活かすことができなくなります。

 

我が子にとって最適な時期を見極めるとともに、自分の空間として大切にできるよう徐々に子ども部屋に慣れていけるようにしましょう。

 

ファミリークローゼットから子ども部屋のクローゼットに徐々に荷物を移す、週に1回から段階を経て1人で寝るようにする、など工夫することが大切です。

 

注意点② リビングに近い場所を選ぶ

 

可能であれば、リビングの近くに子ども部屋をつくるようにしましょう。

 

いつでも顔を合わせることができる場所につくっておけば、声もかけやすく安心です。

 

特に思春期は反抗期やライフスタイルのズレですれ違いが生じやすくなるため、そのような状態を防ぐ環境づくりが大切です。

 

ただ、あまりに近すぎるとテレビの音がうるさかったり団欒の声がうるさかったりして宿題に集中できなくなるため、注意が必要です。

 

注意点③ 鍵を付けないようにする

 

プライベートな空間をつくることは大切ですが、引きこもってしまうと危険です。

 

思春期は特に、いつでも扉を開けられる状態はつくりつつ、プライベートな時間を過ごすことができるようにしておくと良いでしょう。

 

鍵を付けないことと合わせて、テレビを置かない、Wi-Fi環境を整えすぎない、といったような部屋にこもることを防ぐ工夫も必要です。

 

親の私たちでは理解できないほど子どもたちにとってはネットが身近になっているので、子どもを守るためにも大切です。

 

注意点④ 場合によっては約束事を決める

 

子どものことを想って子ども部屋をつくったものの、本当はあまり賛成できない…ということももちろんあるでしょう。

 

そんな時は、部屋を使う時の約束事を決めておくようにしましょう。

 

幼少期から約束事として伝え続けておくことで、思春期を迎える頃になっても安心です。

 

ただ、あまりにも約束事を増やしすぎるのは子どもの負担になり、成長の妨げにもなります。

 

家族の暮らしと子どもの成長にとって本当に必要な約束事だけ、決めるようにしましょう。

 

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■子ども部屋をつくる余裕がない…困った時の対処法

 

子ども部屋の間取り

事例を見る:Case106「Happy Family Home」

 

『子ども部屋をつくってあげたいけど、マンションだから難しい…。』そんな時は、リビングの一角に専用スペースを設けたり、半個室をつくったりするのもおすすめです。

 

最近では、子ども部屋はつくらず、広めのリビングに専用スペースをつくるご家庭も増えてきています。

 

家族間のコミュニケーションも取りやすくなりますし、無理にスペースをつくるのではなく、住まいにとって使い勝手のよい間取りになるように工夫してみましょう。

 

 

■子どもがすくすく育つ子ども部屋をつくろう!

 

子ども部屋の間取り

 

子ども部屋をつくるかどうかによって、間取り計画は大きく変わってきます。

 

・本当に必要なのか

・必要だとしたらいつから必要なのか

・そのためにはどんな間取りにすればいいのか

について家族で話し合った上で、間取り計画を立てていくようにしましょう。

 

子ども部屋の間取りに関しては、オンライン相談も実施しています。

 

ちょっとした質問やご相談など、お気軽にお声かけください。

 

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