公開日:2021-08-06 更新日:2024-12-17
東京でリノベーションはいくらかかる?費用や相場を紹介
「東京でリノベーションをすると高いの?」
リノベーションを考え始めたばかりの人にとっては、このような素朴な疑問をもつこともあるでしょう。東京は物価が高い、東京に中古とはいえ家を買うのはお金がかかるのではないか、という疑問を持つ人も多いはずです。
そこで今回は、東京で中古物件を購入し、実際にリノベーションをすると費用はどれくらいかかるのか、ということについて解説していきます。東京だと金額に違いはあるのか、その疑問を解消していきましょう。
【実例付きで紹介】東京エリアのリノベーション施工例
まず実際に東京で中古の物件を購入し、リノベーションをした場合どれくらいの相場になるのかを「戸建て」と「マンション」に分けて解説していきます。また、実際に東京都内でリノベーションをした方の施工事例についても金額と合わせて紹介していくので、参考にしてみてください。
東京で戸建てのリノベーション相場は?
東京で中古の一戸建てを購入しリノベーションする場合、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。結論からいうと、リノベーションにかかる費用は家の広さや施工内容、リノベーション業者によって変わるため、どの地域だからということでは大きな差は生じません。一戸建てのフルリノベーションの費用相場は1,000万円~2,500万円前後とされ、これは物件や地域に左右されず、施工内容によって大きく変化するのです。
では東京の中古物件がどれくらいの金額かというと、23区では40㎡~50㎡前後の物件でも4,000万円台~5,000万円台の家が多いですが、板橋区・練馬区・江戸川区あたりや23区外(八王子市・三鷹市・府中市など)では2,000万円台~3,000万円台の物件があります。このように、新築の家を購入すると土地代と合わせて5,000万円~7,000万円台になることから比較すると、リノベーションであれば工事費用と合わせても1,000万円~2,000万円前後コストを抑えられるのが分かるでしょう。
東京でマンションリノベーションの相場は?
中古マンションをリノベーションする場合にも、リノベーションにかかる費用は戸建てと同様に施工内容などで変わるため、場所による差はほとんどありません。マンションリノベーションにかかる費用の相場は、60㎡で600万円~900万円前後とされています。
これを踏まえたうえで中古マンションの価格をみてみると、東京(23区)の中古マンションの現在の相場は、平均で3,787万円となっています。一方、23区外では同じくらいの広さ(2LDK)の中古マンションでも立川市・八王子市などでは1,000万円台後半~2,000万円台前半、府中市や調布市などでは3,000万円ほどとなっています。
マンションリノベーションに関しても地域によって物件の価格に差があり、23区では総額4,500万円~5,000万円、23区外では総額3,000万円~4,000万円です。東京都の新築マンションの平均額が6,600万円であることを考えると、マンションリノベーションの方が1,000万円~2,000万円前後のコスト削減となることが分かるでしょう。
実例にみる東京リノベーションまとめ
ではここで、実際に東京都内にお住まいの方のリノベーション事例を紹介していきます。リノベーションにかかったおおよその費用も併せて紹介しますので、費用や仕上がりを参考にしてみてください。
・マンション
・築33年
・85.8㎡
・リノベーション費用:1,400万円
・家族構成:ご夫婦+お子さんひとり
・マンション
・築11年
・80.0㎡
・リノベーション費用:1,039万円
・家族構成:ご夫婦+お子さんふたり
・戸建て
・築27年
・129.5㎡
・リノベーション費用:940万円
・家族構成:ご夫婦+お子さんひとり
リノベーションを選択するメリット
東京都内に関わらず、新しい拠点を探す手段としてリノベーションを選択するメリットとはどのようなものがあるのでしょうか。これからリノベーションを選択肢の一つとして新居を探すという方は、以下のようなメリットがあることを覚えておいてください。
中古物件を購入することでコストを抑えられる
先述したように、戸建てもマンションもリノベーションを選択した方がコストを大きく抑えられるというのが最大のメリットとなります。できることならコストは抑えたい、という人がほとんどであることを考えると、リノベーションは最適な手段だといえるでしょう。
中古物件は地域によって価格が異なり、リノベーションにかかる費用の大きな違いはこの物件の価格であるということはすでに理解していただけたと思います。そのため、もし東京都内でリノベーションを考えているのであれば、23区外で中古物件を探すことで物件を購入する費用を抑えることが可能です。ライフスタイルに合わせて、生活に支障がないのであれば23区外での物件購入もぜひ視野に入れてみてください。
新築同様のおしゃれなデザインにできる
リノベーションのメリットは、新築同様、もしくはそれ以上のおしゃれなデザインにできるという点にもあります。カフェのようなモダンなデザイン、白と黒を基調としたスタイリッシュなデザイン、木目素材を活かした暖かみのある柔らかなデザインといったように、住む人によってそのデザインは多岐に渡るでしょう。
また、リノベーションのいいところは「あえて完成させない」ということが可能である点です。たとえば天井の配管をあえて隠さずそのままにし、デザインに活かすということもできます。これは新築ではできないことであり、リノベーションだからこそ実現可能なデザインでもあるのです。
自由な間取り設計が可能
リノベーションはデザインと同様に、間取りの自由度も高いのが特徴です。注文住宅でも同じことができるのではないか?と思われがちですが、注文住宅の場合はある程度モデルプランが用意されており、そのなかからお気に入りのデザインを選択するということも多いため、浴室の位置や水回りの位置など、細かい間取り設計はできないことも多いのです。
その点リノベーションでは、一から間取りをつくり直すことも可能ですし、不要な壁は取り払うなど、自由な間取り設計が可能です。そして、それらも予算の範囲内で自由にプランを立てることができるので、自身のかけられるお金にあわせて自由な家づくりができるでしょう。
リノベーション会社を選ぶ際のポイント
では実際にリノベーションをしよう、と決断したらまずやるべきことは業者選びです。業者にも様々な種類があり、費用やプランだけでなく、施工についても得意分野があるなど選択肢はたくさんあります。そのなかで、自身の想い描くリノベーションを実現してくれそうな業者を見つけるためには、以下に紹介するポイントを覚えておきましょう。
実績・施工例が充実している
会社のホームページにこれまでの施工事例・実績をしっかりと掲載している業者を選びましょう。施工事例というのは、実際にその業者が手掛けた過去のリノベーションの例を写真付きで公開しているものなので、その会社のリノベーションの雰囲気を知るためにも必ず参考にしたいポイントです。
自分の理想とする間取りやデザインに近いものがある業者であれば、実際にリノベーションを依頼する際にもイメージのすり合わせがしやすく、イメージ通りのリノベーションができるでしょう。
予算に合った最適なプランを提供してくれる
リノベーションを選択する人は、少なからず予算のことを気にしている場合が多いです。その際、しっかりと予算を伝え、それをもとにプランを組んでくれる業者を選ぶのがよいでしょう。なかには細かい見積もりを提出してくれず、当初の予算を超える施工費がかかってしまったという例も少なくありません。
そのような失敗をしないためにも、あらかじめ予算は明確に伝え、それに対して最適なプランを提案してくれる業者に依頼するのがポイントです。
東京でのリノベーションはSHUKEN Reにお任せください
東京でリノベーションをする際、実際にかかる費用で大きく異なるのは「物件の価格」です。これは戸建てでもマンションでも同様のことがいえます。これに対して、リノベーション自体にかかる費用に大きな差は生じず、あくまで施工内容や業者によるさであるため、全体にかかる費用を抑えたいのであれば「23区外」での物件探しを検討してみるのも一つの手です。
SHUKEN Reのワンストップリノベーションではお客様のリノベーションを実現させるために、物件探しから「ワンストップ」でサポートをさせていただきます。物件探しで悩んでいる、工事の内容で悩んでいるという方は、WEB&店頭にて、お気軽にご相談ください。