公開日:2022-11-06 更新日:2024-12-19
中古マンションをリノベーションでおしゃれにした世代別の成功事例
ふんわりとしたイメージはあるけれど具体的な方法が思いつかない
暮らしやすさとおしゃれな雰囲気は同時に叶う?
流行りのテイストにもしたいけれど飽きないようにもするべき?
中古マンションのリノベーションを検討し始めると、どの方向に進んでいったらよいのか迷ってしまうことが多いのではないでしょうか?
理想のリノベーション像を形作っていく際に参考にできることの一つは、完成したリノベーションの事例をたくさん見ることです。
たくさんの事例の中から、好みの空間を見つければ、理想のリノベーション像の完成に役立ちます。
今回は東京で子育て中のご家族の住まいと、ご夫婦2人の千葉県の住まいの事例に絞ってbefore/afterの間取り図と共にリノベーションの事例をご紹介します。
・家族構成とライフスタイルに合わせた間取りが暮らしやすい住まいへのリノベーションに繋がります。
・内装の素材や造作家具などでおしゃれな雰囲気が演出されます。
・家族の状況に似ている事例をたくさん見ていくと自分たち家族にあった理想の形が見えてきます。
・優良な中古マンションを選び、理想のリノベーションを叶える為には、デザイン性の高いリノベーション会社といっしょに計画を進めることが助けになります。
目次
子育て世代も東京でおしゃれに暮らす住まいへのリノベーション
子育ての時期には子供の成長に従って暮らしが日々変化し、暮らしやすい間取りも変わります。
東京では郊外のマンションや戸建て住宅と比較すると、どうしても床面積が小さくなってしまうという悩みもあるでしょう。
子育てしやすい間取りの条件には、子どもの見守りがしやすいことや、片づけやすい収納、そして家事負担を抑える動線が挙げられます。
そのような状況の中で、「子育て中の毎日を楽しめる空間」に仕上がったリノベーションの事例をご覧ください。
おしゃれでシンプルな住まい
子育て中の事例はこちらからご覧になれます。
駅近、緑の多い環境、工事の自由度が高いという3つの条件を備えた築39年の団地をおしゃれでシンプルな住まいに生まれ変わらせた事例です。
南面に並んだ3つの個室を繋げた広々としたLDKは、大人のリゾートのような落ち着きのある空間が演出されています。
床と同じ素材で仕上げた天井が、シンプルでありながら高級感を醸し出しています。
クローズドキッチンから子どもの見守りがしやすいオープンキッチンに変更し、タイルや吊り棚でおしゃれ度をアップ
子育て中にはリビングが子どものおもちゃで片付かないという悩みが生まれやすいです。
この間取りのように片づけやすい位置に収納があると、室内はいつもすっきりします。
洗濯物に関わる家事を1か所で片づけられる洗面所です。
子育て中は洗濯物の量が多いことに加えて、子どもの入浴準備の為子ども部屋と洗面所を往復しなくてはなりません。
このように洗面所内に下着やパジャマなどを収納できるスペースや、洗濯物を干せるスペースがあると家事負担が軽減します。
子どもが就学するまでは親子で入浴するので、大きめのバスタブにするとゆったり入浴出来ます。
インダストリアル感と暖かさを併せ持つ住まい
東京の渋谷から数駅で、駅から徒歩7分という恵まれた立地条件のマンションでのリノベーションの事例です。
インダストリアル感を醸しながらも、重くならないようにバランスを大切にし「子育て中でもカッコいい家」に生まれ変わりました。
子育て中の事例はこちらからご覧いただけます。
小学生以上のお子さまがいる方へ
大人も子供も快適な住まい育ち盛り世代のリノベーション
LDKはご夫婦と子ども2人と猫のそれぞれに居心地の良い空間に仕上がっています。
リビング内の収納上部には、おもちゃや勉強道具を収納できるようロフトが造作されています。
壁付キッチンの反対側にはテーブルとカウンターが並んでいて、作業がしやすいレイアウトです。
玄関ドアからは視線に入らないゆったりした土間収納 自転車やベビーカーも置けます。
間取り図
BEFORE
AFTER
ご夫婦の住まいへのリノベーション
二人だけの生活を楽しむご夫婦や子育てが終わり二人の暮らしになったご夫婦が、毎日の暮らしを楽しめる住まいに仕上げたリノベーションをご紹介します。
子育て後のご夫婦が暮らす大人の住まい
子育てが終わり、子育て中には叶えられなかった大人の住まいに生まれ変わらせた事例です。
不要になった子ども部屋を取り込み、ゆったりとくつろげる大空間になったLDK、
間仕切り壁で密閉されなくなった為風通しが良くなり、気になっていた湿気も解消されました。
在宅ワークの為のスペースです。
完全な個室ではない為、光も風も遮らず空間に閉塞感がありません。
子育て中には叶わなかった自分だけの仕事専用スペースです。
セラミックと無垢材が組み合わされたテーブルに色も質感も調和するキッチンと収納の扉
内部は食料品、調理家電などキッチンで必要なものがすべて効率よく収納できる造りになっています。
右手にある引き戸の出入り口は間口を広く取り、洗濯物を両手で抱えていても楽に通行できます。
左手にある出入り口に続く浴室は、一緒に入浴する為に広かった子育て中のサイズより小さくしました。
広かった浴室より暖かくなり、掃除もしやすくなりました。
浴室のサイズを小さくしたので、靴の履き替えや、ちょっとした荷物を置けるベンチが設けられました。
間取り図
BEFORE
AFTER
お家時間をご夫婦で楽しめる住まい
コーヒーでも呑みながらお気に入りの映像を大画面で、とお家時間を楽しめる住まいです。
スムーズな動線や汚れにくい素材で、家事の負担が少ない住まいという希望も同時に叶いました。
将来、介護が必要になった時のことにも配慮されています。
折り上げ天井と繊細な横格子の建具でモダンな空間に仕上がったリビング
リビングの壁の内1面にはプロジェクター用クロスが使われているので、スクリーンなしでプロジェクターのダイナミックな映像を映し出せます。
寝室の奥には畳の小上がりがあるワークスペースとゆったりしたウォークインクローゼットがあります。
小上がりの内部は収納スペースです。
モノトーンで調えた洗面所と浴室には、掃除がしやすく汚れにくい素材が使われています。
浴室の奥にはマンションでは難しい窓が設けられています。
この窓は玄関土間に繋がっているので、家の中の換気を良くすることに貢献しています。
シックな洗面台は玄関からリビングへの動線上に設けられています。
玄関土間は収納力があり自転車も置けます。
間取り図
BEFORE
AFTER
リゾートで暮らすような空間で過ごす日常を叶えた住まい
リゾート感をコンセプトにしたリノベーションです。
広尾駅徒歩数分という立地にあるヴィンテージマンションが、リゾート感覚で寛げる住まいに仕上がりました。
旅先のような気持ちに切り替わりゆったりと寛げる住まいは、日常生活に贅沢な時間を創り出します。
全体の間取りのテーマは大人ゴージャスです。
天然石の壁がアクセントの玄関ホールから左はパブリック、右はプライベートとスペースの切り分けがされています。
リビングダイニングへの出入り口はガラス入りのドア
リビングは南向きの窓から燦燦と光が入り込む明るい空間です。
7メートルという贅沢で貴重な窓辺には、光の量を手動で調整できるウッドシャッターが設けられています。
SHUKEN Reオリジナルで造作されたキッチンは独立タイプです。
現在はLDKが主流ですが、独立したキッチンは調理をする人にとって、料理に集中できるスペースです。
また、家族や来客に対してはリビングやダイニングで過ごす時間に、生活感を感じさせないという良さがあります。
クオーツストーンを使った高品質なカウンターと濃いブラウンの扉面材の色にこだわった造作洗面台のある洗面室です。
洗練された雰囲気だけではなく、十分な収納量と使いやすさも備えています。
シックで上品なイメージに仕上げられた在来工法の浴室
現在はシステムバスが主流ですが、在来工法なら素材やデザインを自由に好みを反映できます。
リノベーションを成功させるポイントは中古マンションの選び方
中古マンション選びのポイントは、リノベーションにかかる費用が嵩み過ぎないような物件選びと、間取り変更の自由度の高さです。
リノベーションにかかる費用
中古マンションの基本は購入価格とリノベーション費用を合わせて予算内に収めることです。
リノベーション費用は中古住宅の状態によって変わります。
同じ価格のマンションであっても、リノベーションにかかる費用によって全体の費用が変わります。
物件探しの際には、購入価格に加えて希望する間取りにする為に必要なリノベーション費用を考えながら探すことが大切です。
間取りは変えないとしても、様々な条件でリノベーション費用は変わります。
例えば、クロスやフローリングの張替えをするだけというケースと、住宅設備機器の交換をする、窓の断熱化も加えるなどのケースでは費用が変わります。
また、部屋を繋げたり区切ったり、室内窓を設けたりすると、さらに費用が嵩みます。
間取り変更の可能性
マンションの構造と配管の位置によって間取り変更に制限が出ることがあります。
【構造】
マンションには外せない壁がある壁式構造と、柱の出っ張りがあるラーメン構造があります。
壁や柱の出っ張りが邪魔になり希望の間取りにできないこともありますが、壁や柱の出っ張りを活かして個性的な間取りにすることもできます。
見学の際には造作家具を入れて柱の出っ張りを活かす、外せない壁の構造部だけを見せて個性を出すなどの工夫を考えることが間取りプランに役立ちます。
【配管の位置】
給排水管はマンション全体に繋がっているので、移動できる位置が限られている為、「水回りの大きな位置の変更は難しい」と考えておきましょう。
その為、そのままの位置でも希望する間取りにできる可能性を判断する必要があります。
おしゃれにリノベーションするコツ
植物の鉢や小物は最終仕上げとしてリノベーション完成後のアクセントになります。
その前に、リノベーションの段階でのおしゃれにするポイントを確認しておきましょう。
内装の色と質感
天井、壁、床は常に視界に入りますので、室内の雰囲気のベースになる部分です。
カーテンや植物の鉢とは違い、少なくとも10数年は変更しない部分でもあります。
シンプルでどんな家具にも調和する色と質感であることが基本です。
また、長年使っても飽きない高級感があることも大切です。
全体的には自然素材を使い、壁や床の一部に異なる素材を使うとアクセントになり個性が出ます。
造作家具を利用する
間取り変更と並行して家具を造作すると、内装に調和し統一感のある雰囲気が生まれます。
あらかじめ使いたい置き家具が見つかっている場合は、その家具に合わせてキッチンカウンターや壁付きの棚を造作する方法もあります。
ラーメン構造では壁の出っ張りと出っ張りの間にデッドスペースが生まれてしまいやすいという問題点があります。
ただし、その部分にちょうど良いサイズのソファを造作するなどアイディア次第で、出っ張りを活かして、個性的な間取りにすることもできます。
専門家の手を借りる
リノベーションの可能性やリノベーションにかかる費用を想定しながら中古マンションを探すことは大変です。
中古マンション探しの際に、2つのポイントを押さえると理想の住まいへの計画はスムーズに進みます。
① 予算内に全体の費用が収まる物件を見つけ出すこと
② 水回りや構造による間取りの制限の中で希望の間取りにする方法を見つけ出すこと
ただ、現実にはこの2つのポイントを満たす中古住宅探しを、家族だけで進めると、時間と労力がかかります。
予算内で購入できる中古物件探しの難しさと、間取りの制限の中で洗練されたデザインでリノベーションをする難しさがあるからです。
中古マンション探しの段階で疲弊してしまい、おしゃれなマンションにしたいという当初の希望が薄れてしまうこともあるかもしれません。
その結果、思い通りにリノベーションできない物件を購入してしまうといった事態になる恐れもあります。
そこで考えたいことが中古住宅購入の段階から専門家の手を借りて計画を進めることです。
リノベーションと中古住宅購入を同時に請け負う会社は複数あります。
その中でデザイン力、提案力に優れている会社を選ぶことが、中古住宅をおしゃれに生まれ変わらせる効率の良い方法です。
自分たちの理想のイメージを叶えてくれる会社といっしょにリノベーション計画を進めて素敵な住まいを手に入れましょう。
中古住宅・マンション探しから理想の住まいの完成までをトータルにお手伝いします
SHUKEN Reのワンストップリノベーションは、中古物件探しからスタートするワンストップサービスです。
家族だけで中古マンションを探してから、さらにリフォームを依頼する会社を見つけるという方法は効率が良くありません。
加えて予算オーバーになってしまったり、理想の間取りや内装にならなかったりする恐れがあります。
「マンション購入とリフォームはセットで依頼する」という方法が最も効率が良く失敗のない方法です。
マンションをリノベーションして家族の住まいにするという計画を効率よく進めるためには、物件探しからリノベーションまでを一括して依頼できる会社を探すことが早道です。
専門的な知識がないと判断し難い建物の耐震性や、構造部の状態を把握した上での優良物件、家族の希望する間取りに変更可能なマンションに関する提案が受けられます。
耐震や建物の劣化状態に不安がなく、なおかつ理想の間取りが実現できる物件の中から、家族が選んだマンションを理想の家にする為の計画が作られていきます。
この方法であれば、後悔するような中古マンションを購入する心配がない上に、家族の暮らし方や価値観、好みに合った新しい住まいが実現します。
私たちSHUKEN Reは、中古物件探しからリノベーションまで一貫してお役に立ちます。
予算立てやローンの組み方などのご相談もお受けしているので、お気軽にお問い合わせください。