公開日:2021-02-02 更新日:2024-07-04
令和の寝室間取りを考える|寝室リノベーションで快適な睡眠を【東京実例紹介】
毎日の疲れを癒す寝室の間取りは、住まいの中でも重要度が高いポイントです。
今回はリノベーションでつくった、理想の寝室デザイン・間取りをご紹介します。
快適な寝室間取りのつくり方やレイアウトのコツも解説しますので、睡眠にお悩みの方はぜひ参考にしてください。
■ 寝室の間取りは眠りの質につながります
最近は枕やマットレスにこだわり、良質な睡眠を求める方が増えています。
さらに睡眠にこだわるなら、寝室の間取りも含めて眠りの環境を見直してみるのがおすすめです。
音・光・温度・湿度など、睡眠にはさまざまな要素が影響します。
間取りの工夫は快適な寝室環境に大きく影響しますので、ぜひ上手に採り入れてみましょう。
■ リノベーションでつくった寝室レイアウト実例
実際の間取りリノベーションでつくった、理想的な寝室レイアウト実例をピックアップしました。
寝室の独立性やリラックスしやすいライティングなど、良質な睡眠のための工夫を解説していきます。
詳細ページには住まい全体の写真や細かいデータも掲載していますので、気に入った寝室があったらそちらもぜひチェックしてみてください。
・① 寝室+書斎の合わせワザ
真四角の寝室にスペースを追加し、読み書きができる書斎に仕上げました。
個室の書斎とくらべてかなり省スペースで設置することができ、寝室も広くなって一石二鳥。
おやすみ前のひとときの読書や日記づけなど、リラックスタイムを過ごすことで睡眠の質アップも期待できそうですね♪
・② 室内窓からの自然光で気持ち良い目覚め
窓の数が限られるマンションでは、室内窓を有効活用すると自然光を寝室に届けることができます。
リビングから朝日を取り込むことで、気持ち良く目覚めることができる素敵な寝室になりました。
・③ 便利なウォークスルー寝室
扉を二つ設け、リビングと水回りどちらにもアクセスできるウォークスルー寝室です。
シーンに応じて最短ルートを描くことができるため、効率の良い暮らしができます。
ダウンライトで明暗をつけたリラックスできる雰囲気も素敵ですね♪
・④ 寝室に余裕のプライベートスペース
奥行のある寝室レイアウトに、壁掛けテレビとソファのプライベートスペースを設置。
広いリビングで家族団らんを楽しむ時間、一人で静かに過ごす時間を切り替えることができる快適なレイアウトです。
・⑤ 2部屋をつなげた開放的な寝室
隣り合ったコンパクトなお部屋をつなげて、ダブルベッドを置ける余裕の寝室にリノベーション。
たくさんの窓がある開放的な寝室になり、朝日を受けて気持ち良い一日のスタートを切れそうですね。
複数の窓は風の通り道にもなるため、春先なども気持ち良く過ごせそう♪
・⑥ 大きなウォークインクローゼットのある寝室
寝室の中にL型の大きなウォークインクローゼットを設置し、今日の一着をサッと選べるように仕上げました。
物が散らからない清潔感のある寝室をキープできますので、良質な睡眠にもつながりそうですね♪
・⑦ 間仕切り寝室
リビング間仕切りでオープン・クローズを切り替えられる寝室間取りです。
リビングとつなげて広く使ったり、個室にしてプライベートに過ごしたり、使い勝手の良いレイアウトです。
■ 快適な寝室間取りのつくり方
・照明にこだわる
睡眠前の時間を過ごす寝室の照明プランも、快適な空間づくりの大切な要素です。
まぶしすぎる照明は避け、暖色系の照明カラーを選ぶとリラックスしやすい空間になります。
光源が直接目に入らない、間接照明やダウンライトを使うのもおすすめ♪
1つのシーリングライトで全体を照らすのではなく、小さな照明を複数使って明暗をつけると、ムードがありリラックスすることができます。
・窓の位置を考える
ベッドと窓の位置関係も重要な要素です。
ベッドサイドの窓は朝日を採り入れて自然な起床につながりますが、夏場など日の出が早い季節は早起きしすぎる可能性もあります。
窓の方角やベッドとの位置関係に配慮して、直射日光を避けつつ気持ち良い自然光が入るようにしてみましょう。
マンションなど窓がない寝室の場合、室内窓や明かり取り付きのドアを使うことで自然光を採り入れることもできます。
・使いやすいクローゼットをつくる
洋服やバッグなどのアイテムが散らかった寝室は、精神的にリラックスしやすい環境とは言えません。
お掃除が行き届かなくなるとホコリやダニの原因にもなりますので、使いやすいクローゼットを設置してスッキリ清潔な寝室を保ちましょう。
夫婦の寝室は、それぞれのアイテムを分けて収納できるようにゾーニングすると使いやすいのでおすすめ♪
・音の影響に配慮する
睡眠中はできるだけ静かな環境が好ましいですから、なるべく音の影響を受けない寝室レイアウトを考えましょう。
家族の生活時間帯が異なる場合、リビングと寝室が隣り合っているとテレビや生活音が気になってしまいます。
夜中に使うことが多いトイレも、寝室から近いと水を流す音で目を覚ましてしまうケースが多いです。
就寝中に音の影響を受ける間取りを考え、なるべく位置を離したり、ほかのお部屋を挟んだりして静かな環境をつくりましょう。
・調湿建材を使う
空気中の水分量を調整してくれる「調湿建材」も、快適な寝室づくりに効果的なアイテムです。
梅雨時期から夏場の湿気が高い季節は、寝汗をかいたり寝付けなかったりと良質な睡眠を取るのが難しいですよね。
壁材に使う調湿タイルは、空気中の水分が多いと吸い込み、乾燥すると吐き出す性質を持っています。
電気を使わずジメジメや乾燥を防いで快適な空気をキープしてくれるため、一年中過ごしやすい寝室をつくることができます。
壁紙とは一味違うデザインもリラックス空間につながりますので、積極的に採り入れてみましょう、。
・窓の断熱性を上げる
寝室の窓が多い場合、断熱性を上げることで快適な睡眠環境に近づきます。
熱伝導性の高いガラス窓は外気の影響を受けやすいため、エアコンや暖房をつけても暑さ寒さを感じることがあります。
窓の断熱性が上がるとお部屋の温度が均一になり、快適な室温で眠りにつきやすくなるのです。
冷暖房効率が良くなると少ないパワーで適温を保てるため、空気が乾燥しすぎるのも防げます。
ペアガラスや二重サッシは外気との間に空気層ができるため、断熱効果アップが期待できます。
防音効果もあるため、幹線道路などの環境音が気になる寝室にもおすすめです。
・夫婦別の寝室も検討する
ご夫婦で別の仕事をしているなど生活時間帯が異なる場合、必ず一緒の寝室にしない方が良いケースもあります。
起床時間のズレでパートナーを起こしてしまうと、お互いの睡眠不足や疲れにつながる可能性も。
ライフスタイルの変化が大きい場合は、夫婦一緒の寝室とは別のサブ寝室をつくるのも一つの手段です。
普段は一緒の寝室で起床時間がずれる日は別で眠ったり、来客時の寝室にしたりと多目的に使えて意外と便利です。
■ まとめ:寝室の間取りにもこだわって素敵なマイホームを♪
リビングやキッチンとくらべると優先度が低いことが多い寝室ですが、しっかりこだわって快適な睡眠環境をつくりましょう。
良質な睡眠は毎日の疲れを癒し、理想的なライフスタイルにつながります。
わたしたちSHUKEN Reはお客様のご要望に合わせたオーダーメイドのプラン作りで、理想の寝室づくりをサポートします。
ここではご紹介しきれないたくさんの寝室間取りを公開していますので、お時間のある時にぜひチェックしてみてくださいね♪
千葉浦安の本店と東京世田谷のショップでは、お住まいに関するどんなお悩みも受け付けています。
ご自宅からご利用いただけるオンライン相談も実施していますので、まずはお気軽にご相談ください♪
このコラムを見た人におすすめ
・寝室6~8畳の快適なレイアウトとは|おしゃれで動線もいい配置づくりのポイント
・おしゃれで快適な寝室のつくり方|千葉・東京のリノベーション実例