公開日:2026-03-08
掃き出し窓をおしゃれにするウインドウトリートメント|カーテン・ブラインドなどリビング窓の目隠し実例を紹介

中古マンションのリノベーションで、「内装デザインにこだわっても掃き出し窓だけ浮いてしまわないか」「ウインドウトリートメントの選び方で失敗したくない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
マンションではサッシの色や形を自由に変えにくいため、掃き出し窓まわりをおしゃれに演出することが、インテリアに統一感を出す鍵になります。
このコラムでは、東京・千葉・神奈川(横浜・川崎)エリアで中古マンション・戸建てのフルリノベーションを手がけるSHUKEN Reが、これからリノベーションを始める方へ、リビングの掃き出し窓をおしゃれに見せるアイデアを解説します。
掃き出し窓を目隠ししながらおしゃれに演出する、カーテン・ブラインド・ロールスクリーン・ウッドシャッターなど、室内側からできる工夫と実例をたくさんご紹介しますので、リノベーション計画の参考にしてくださいね。
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・サッシの変更が難しいマンションリノベーションでは、「ウインドウトリートメントで内側から整える」ことが、掃き出し窓のあるリビングをおしゃれに見せるポイントです。
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・カーテン・ブラインド・ロールスクリーン・ウッドシャッターなど、インテリアスタイルと暮らし方に合ったタイプを選ぶことで、統一感のあるお部屋をつくれます。
目次
■掃き出し窓のウインドウトリートメントの種類

リノベーション事例を見る:Case179「Focal Point」
「ウインドウトリートメント」とは、カーテンやブラインドなど、窓まわりを装飾し、調光・断熱・目隠しなどの機能を整えるアイテムのことを指します。
特に、サッシ自体を交換しづらいマンションリノベーションでは、ウインドウトリートメントでお部屋の統一感を出し、インテリアの完成度を高めることが、おしゃれに見せるポイントになります。
掃き出し窓におすすめのウインドウトリートメントの種類と特徴を紹介します。
カーテン

リノベーション事例を見る:Case150「Sunny Room」
ウインドウトリートメントの定番であるカーテンは、デザイン・色・質感のバリエーションが豊富で、どんなインテリアにも合わせやすいのが特徴です。
レースカーテンと厚地カーテンの組み合わせで、日中はレースだけで柔らかく視線をカットし、夜は厚地カーテン(ドレープカーテン)閉めてしっかりプライバシーを守れます。
ミラーレースや遮熱レースを選ぶと、外からは見えにくく、内側からの眺めは保てるので、リビングの掃き出し窓におすすめです。
掃き出し窓では、カーテンを天井付近から床までのフルレングスで掛けると、天井が高く見え、ホテルライクな雰囲気をつくりやすくなりますよ。
ブラインド

リノベーション事例を見る:Case219「Enjoy Interiors」
ブラインドは「スラット」と呼ばれる細長い羽根を組み合わせて、角度を変えることで光や視線をコントロールするウインドウトリートメントです。
カーテンと比べると、窓まわりがすっきりとした印象になります。
掃き出し窓には、左右に開閉できるバーチカルブラインド(縦型ブラインド)との相性がよく、出入りしやすさとスタイリッシュさを両立できます。

リノベーション事例を見る:Case65「じっくり こっくり 味わい深く」
木製、または木目調のブラインドは、木のあたたかみや高級感が魅力です。
木製のブラインドはサイズが大きいと重量が出るため、上げ下ろしの操作性とのバランスを見て選ぶのがおすすめです。
ロールスクリーン

リノベーション事例を見る:Case190「Passed down」
1枚の布をくるくる巻き上げて開閉するタイプで、オープン時にはすっきりと収まり、窓まわりのラインをきれいに見せられます。
デザインや透過度のバリエーションも多く、さまざまなインテリアに合わせられます。
また、遮熱や遮光、調光など、高機能なタイプも豊富で、室内の採光や温熱環境を整えやすいのもメリットです。
プリーツスクリーン

リノベーション事例を見る:Case186「gray tone」
プリーツスクリーンは、じゃばら状のスクリーンを上下に動かすタイプで、ロールスクリーンに似た構造です。
和紙のような質感の生地が多く、和モダンやナチュラルなインテリアにマッチします。
断熱・省エネ性に優れた空気層を持つハニカム構造のプリーツスクリーンは、冷暖房効率を高めたいリビングの掃き出し窓に向いています。
さらに、上下が別生地のタイプなら、上部を不透明、下部をシースルーにして、視線をカットしつつ足元から光を取り入れるといった使い方もできますよ。
シェードカーテン

シェードカーテン(ローマンシェード)は、カーテン生地を上下に畳み上げながら開閉するスタイルで、カーテンのような布の柔らかさと、ブラインドのようなすっきりとした印象を両立できます。
同じ生地で掃き出し窓はカーテン、腰高窓はシェードという組み合わせにすると、窓の形や大きさが違っても統一感のあるリビングに仕上がります。
シャッター(室内側)

リノベーション事例を見る:Case226「My Mix Style」
室内側に設置するシャッターは、「窓まわりをおしゃれに見せたいけれど、カーテンやブラインドだけでは物足りない」「防犯やプライバシーも気になる」という方におすすめです。
〈室内側シャッターの例〉
ウッドシャッター(プランテーション・シャッター)
ブラインドのようにルーバー角度を調整できる木製の開き戸・引き戸タイプの室内建具です。
海外では「プランテーション・シャッター」と呼ばれ、オーストラリアや欧米の住宅でカーテンの代わりに使われることも多い、インテリア性の高いアイテムです。
室内用ルーバー窓(室内シャッター)
室内側に取り付けるルーバー付きの窓です。
外壁や既存サッシの仕様に左右されにくく、寒冷地など外付けシャッターが付けにくい窓や、出窓など、さまざまな開口部に後付けしやすいのがメリットです。
■掃き出し窓のデザインと種類

リノベーション事例を見る:Case194「Find my origin」
窓そのもののデザインを大きく変えられるのは、主に戸建てのフルリノベーションや構造的な制約が少ないケースです。
戸建てリノベーション時におすすめの掃き出し窓を紹介します。
大開口サッシ
フレームを細くした大開口サッシは、景色を1枚の絵のように切り取ることができ、庭やバルコニーとの一体感を高められます。
黒・グレーのサッシ
モダンでシャープな印象にしたい場合は、黒やダークグレーなどのダークトーンのサッシがおすすめです。内装の建具やキッチンのフレームと色をそろえると、LDK全体の一体感がアップします。
FIX窓との組み合わせ
掃き出し窓の隣に大きなFIX窓(はめ殺し窓)を並べると、壁一面がガラスのように見えるダイナミックな開口になります。座る位置からの視線の抜け方を意識して配置すると、ソファやダイニングに座ったときに、景色がきれいに見えます。
マンションでは既存のアルミサッシを交換できませんが、室内側に「内窓(インナーサッシ)」を取り付けることで、窓枠の色をホワイトやブラック、木目調などに一新できます。
ただし、掃き出し窓の場合、出入りのたびに窓を2回開け閉めする手間が発生するため、洗濯物を干す頻度が高いベランダなど、出入りが多い窓には不向きな場合もあります。
内窓の設置は断熱性や省エネ性を高められるメリットもあり、国や自治体の補助金を活用できる場合もあります。
デザイン性と断熱性を重視するか、日々の使い勝手を重視するか、ライフスタイルに合わせて検討しましょう。
〈関連コラム〉
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■掃き出し窓のおしゃれなウインドウトリートメント実例
SHUKEN Reのリノベーション施工事例から、掃き出し窓のおしゃれなインテリアコーディネート・レイアウトの実例をご紹介します。
サッシの形やデザインを変更しにくいマンションでも、窓の内側からの工夫で、統一感のあるおしゃれな内装デザインを実現できますので参考にしてくださいね。
スマートに光を操るバーチカルブラインド

リノベーション事例を見る:Case206「Memorable」
縦型のスラット(羽根)がスタイリッシュな印象を与えるバーチカルブラインドを使った、掃き出し窓のウインドウトリートメント事例です。
バーチカルブラインドは羽根を回転させることで光の入り方を調節でき、左右に開けるので出入りしやすいのもメリットで、掃き出し窓におすすめです。

リノベーション事例を見る:Case220「PRESENT AND THE FUTURE」
上の写真のような、スラットを透け感のある素材にすれば、羽根を閉じた状態でも柔らかい光を取り入れられて、外部からの視線も適度にカットできますよ。
白いウッドシャッターから光がこぼれる海外風リビング

リノベーション事例を見る:Case226「My Mix Style」
まるで海外のお家のような、白いウッドシャッターがおしゃれなウインドウトリートメントの事例です。
こちらの室内用ウッドシャッターは、折れ戸のようにパネルを開閉できるようになっています。
パネルに付いているルーバーの角度を調節することで、光や風の入り方をコントロールできます。
ウッドシャッターを手前に付けることで、窓サッシが気にならなくなり、LDKに統一感が生まれていますね。
ナチュラルインテリアを引き立てるウッド調ブラインド

ナチュラルな内装デザインに合わせて、ウッド調の横型ブラインドを掃き出し窓に設置した事例です。
ブラインドをフローリングやダイニングセット、室内窓のカラーに合わせたことで、より統一感のあるリビングに仕上がっていますね。
窓枠からではなく、天井付近から吊り下げたことで、木目の質感が室内のアクセントにもなっています。
シンプルモダンにマッチしたロールスクリーン

天井や壁と同じホワイトのロールスクリーンで、掃き出し窓の存在感を最小限に抑えたウインドウトリートメントの事例です。
透け感のあるフラットなロールスクリーンは、シンプルモダンなインテリアテイストにぴったりで、スクリーンを下ろしていても柔らかく光を取り込めるのが魅力です。
和モダンを演出するプリーツスクリーン

リノベーション事例を見る:Case224「Clearly divide」
リビングの一角の小上がり畳スペースに隣接した掃き出し窓に、和紙のような質感のプリーツスクリーンを設置した事例です。
寝室としても使うことを考慮して、スクリーンは落ち着きのあるカラーを選択し、濃い木目を中心にした小上がりスペースにマッチするようにコーディネートしています。

リノベーション事例を見る:Case224「Clearly divide」
さらに、こちらのプリーツスクリーンは、上の写真のようにシースルー生地と不透明生地を上下に配置したタイプで、時間やシーンに合わせて調光できるようになっています。
ホテルライクなフルレングスカーテン

天井付近から床近くまで垂らすフルレングスのカーテンを使った、掃き出し窓のウインドウトリートメント事例です。
フルレングスのカーテンは、天井が高く見えて、開放感もアップするので、ホテルライクなお部屋にしたいときにおすすめですよ。
カーテンは柔らかなコットン生地とナチュラルなカラーを選択。
天井高を強調する仕立てにより、ラグジュアリーな空間を演出しました。
障子戸でつくるモダンな和室

畳コーナーに接した掃き出し窓の手前に、障子戸を設置したウインドウトリートメントの事例です。
障子戸は、枠の木が細く柔らかい印象のタイプを選び、琉球畳ともマッチして和モダンなスペースに仕上がっています。
■リノベーションでおしゃれで快適な窓まわりをつくるコツ

リノベーション事例を見る:Case220「PRESENT AND THE FUTURE」
掃き出し窓は面積が大きいため、カーテンやブラインドなどのウインドウトリートメントがお部屋の第一印象を決める重要な要素になります。
リノベーションで掃き出し窓まわりをおしゃれに仕上げ、快適性を高めるためのポイントを紹介します。
床・壁・天井とトーンをそろえる
掃き出し窓は床とつながっているため、床材の色味とカーテンやブラインドの色をそろえると、空間に一体感が生まれます。
また、天井や壁の色に近い明るい色(白やベージュ)を選ぶと、窓が大きく見え、部屋全体が広く感じられます。
逆に、天井や壁と異なるカラーを選び、カーテンやブラインドをお部屋のアクセントにすることもできます。
インテリアスタイルに合ったタイプを選択する
掃き出し窓を含めて、リビング全体をおしゃれに見せるコツは、出入りのしやすさを損なわない範囲で、インテリアスタイルになじむタイプや素材感を選ぶことです。
モダン・スタイリッシュ
直線的なラインがすっきりとした印象を与える、縦型のバーチカルブラインドは、出入り時に開閉しやすく、掃き出し窓と相性の良いウインドウトリートメントです。
天井付けにすると縦に空間が広がったように見えて開放感が生まれます。
また、プリーツスクリーンは、閉めたときも透け感のある横ラインがアクセントになり、シンプルすぎず和モダンテイストにもマッチするのでおすすめですよ。
ナチュラル・あたたかみのあるスタイル
リネンやコットン、木など、自然素材の質感を取り入れることで、リラックスできる空間をつくれます。
リネンカーテンのブレイクスタイル(カーテンの裾をあえて床に数センチから十数センチほど垂らすスタイル)は、海外のインテリアでもよく見られ、こなれた印象を与えられます。
ウッドブラインドは素材感が魅力ですが、サイズによっては重量が出るため、出入りが多い掃き出し窓では操作性とのバランスを見極めて選択しましょう。
軽量なアルミや樹脂製のブラインドで、木目調デザインのものを選ぶのも1つの手です。
採光・断熱・お手入れもセットで考える
レースカーテン・ブラインド・ロールスクリーンなど、ウインドウトリートメントの種類によって光の入り方は違うため、デザインに加えて、どのように光を取り入れたいかも考えた上で選びましょう。
また、ハニカムスクリーンや遮熱ロールスクリーン、厚手のカーテンなど、アイテムごとに断熱性能も変わってきます。
掃き出し窓のような大きな開口部は、窓際の暑さ・寒さ対策もウインドウトリートメントで補うイメージで選ぶと後悔を防げますよ。
また、お手入れや操作性も忘れずにチェックしたいポイントです。
ブラインドはホコリがたまりやすく、1枚1枚拭く必要があるため、家事負担を減らしたい方にはロールスクリーンやカーテンの方が向くこともあります。
出入りが多い窓では、あまり重いものは避けて、開け閉めしやすい操作性かどうかをショールームなどで確認しておくと安心です。
掃き出し窓のような大開口は、電動タイプにすると毎日の開け閉めがぐっと楽になり、使い勝手がよくなります。
〈関連コラム〉
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■掃き出し窓のウインドウトリートメントに関するよくある質問

リノベーション事例を見る:Case224「Clearly divide」
最後に、東京・千葉・神奈川エリアで約25年にわたり8,000件超のリノベーション設計・施工実績があるSHUKEN Reが、掃き出し窓のリノベーションに関する「よくある疑問」にお答えします。
■まとめ
マンションリノベーションではサッシを変えにくいからこそ、「ウインドウトリートメントで内側から整える」ことが、掃き出し窓をおしゃれに見せるポイントです。
カーテン・ブラインド・ロールスクリーン・ウッドシャッターなど、インテリアスタイルと暮らし方に合ったタイプを選ぶことで、統一感のあるお部屋をつくれますよ。
SHUKEN Reは、中古マンション・戸建てのフルリノベーションで培った経験を活かし、窓まわりも含めたトータルコーディネートで、お気に入りの空間づくりをサポートしますので、お気軽にご相談ください。
Q リビングの掃き出し窓には、カーテンとブラインドどちらがおすすめですか?
開け閉めの頻度が高く、出入りも多い場合は、左右に開閉できるカーテンやバーチカルブラインドが使いやすいケースが多いです。
シンプルに見せたい、家具をすっきり置きたい場合は、ロールスクリーンやプリーツスクリーンもおすすめです。
Q マンションでサッシを変えられない場合でも、おしゃれな掃き出し窓にできますか?
サッシの色や形が変えられなくても、カーテンレールの取り付け位置やウインドウトリートメントの種類・色を工夫することで、掃き出し窓をインテリアになじむように演出できます。
SHUKEN Reでは、モダン、ナチュラル、海外風インテリアなど、実現したいお部屋のイメージに合わせて最適な窓まわりの演出方法をご提案させていただきます。
Q 子どもがいる場合、安全面で配慮すべきポイントはありますか?
操作用のコードやチェーンが首などに引っかからないよう、コードレスや電動タイプを検討したり、家具の配置でよじ登りにくくするなどの配慮が必要です。
掃き出し窓の近くに段差がある場合は、ステップや手すりの設置も合わせて計画すると安心です。








