公開日:2025-07-30
リビング収納にも階段にもなる造作ベンチ|東京・飯田橋のリノベーション完成見学会で学ぶ機能的なアイデア
「リビングに収納がほしい」「段差のある窓に困っている」そんな悩みを解決するリノベーション完成見学会が、東京・飯田橋で開催されました。
今回の舞台は築21年の中古マンションで、機能性と遊びゴコロを両立させた住まいになっています。
なかでも注目なのは、リビングの窓際に設置された収納・階段・ベンチの3役をこなす造作ベンチです。
この記事では、築年数のあるマンションのリノベーションを検討している方や、造作家具を取り入れた住まいづくりに興味のある方に向けて、参考になる事例をご紹介します。
- ・リビングの段差や収納不足の悩みに応える、造作ベンチを取り入れた住まいが完成見学会で公開されました。
- ・造作家具で限られた広さを有効活用するリノベーションアイデアを紹介します。
- ・東京・飯田橋エリアでリノベーションを検討中の方にぜひ参考にしていただきたい内容です。
目次
■住まいの工夫を体感できるリノベーション完成見学会の魅力
築20年のマンションリノベーション事例を見る:Case199「LIKE A HOTEL」
図面や写真では伝わりづらい「空間の広がり」や「収納の使い勝手」「動線の良さ」を実際に体感できるのが、リノベーション完成見学会の魅力です。
家具の高さや奥行き、座ったときの感覚など、リアルなサイズ感や使い心地は現地でしか分からないものです。
完成見学会に参加することで、家族構成やライフスタイルに合うかどうかを具体的にイメージしやすくなります。
また、空間の明るさや風通しを感じることで、住まいづくりで重視したいポイントが明確になります。
完成見学会は、これからリノベーションを検討する方にとって、住まいを「見る」だけでなく「体感する」ことで理想の暮らしをイメージできる貴重な機会です。
完成見学会についてもっと知りたい方は、下記の関連コラムもチェックしてみてください。
<関連コラム>
リノベーション見学会・イベントでわかること!5つのメリット&チェックポイント
■家具ではなく空間に合わせて「つくる」という選択肢
造作家具の事例を見る:Case211「Housekeeping」
「ぴったり合う家具がなかなか見つからない」「既製品では収納が足りない」など、限られた広さのなかで快適に暮らそうとすると、こうした悩みに直面する方も多いのではないでしょうか。
そんなときに選択肢として知っておきたいのが、「空間に合わせてつくる」という発想です。
既製の家具を置くだけでなく、住まいのサイズや動線に合わせて造作することで、より暮らしにフィットした使い勝手が実現できます。
今回の完成見学会でも、空間にぴったり合う造作家具が取り入れられており、限られたスペースを無駄なく活かす工夫が光っていました。
■リビング収納にも階段にもなる造作ベンチの工夫と活用アイデア
造作ベンチ兼収納の事例を見る:Case203「Greige」
今回の完成見学会で紹介された住まいでは、バルコニーに出る窓の前に、段差を解消するためのステップを兼ねた造作ベンチが設置されています。
このベンチは単なる「座る場所」ではなく、「収納・階段・ベンチ」の3役をこなす多機能な造作家具です。
バルコニーへのアクセスをスムーズにしつつ、ベンチ下を収納として活用できるよう設計されています。
市販の家具では実現しづらい高さや奥行きも、住まいに合わせてぴったり設計することで、動線の妨げにならず空間を無駄なく使えます。
■リノベーションで実現した3つの注目ポイント
TVボードと収納を兼ねた造作ベンチの事例を見る:Case187「Visions」
今回の完成見学会では、「遊びゴコロの中にもしっかり機能性を持たせた住まい」というテーマに沿って、造作ベンチ以外にも多くの工夫が凝らされていました。
ここでは、とくに印象的だった3つのポイントをご紹介します。
- ・採光と風通しを考えた間取りの工夫
- ・キッチンの配置を斜めに変えて生まれた動線
- ・使える壁面を活かしたスッキリ収納計画
1つずつ見ていきましょう。
採光と風通しを考えた間取りの工夫
光が届きにくく、風通しも悪かった水まわりには室内窓を設け、住まい全体に自然光や空気が通るように工夫されています。
ダイニング横のワークスペースは、格子で仕切ることで風通しを確保しつつ、圧迫感も抑えました。
視線が抜けることで開放感が生まれ、空間が広く感じられます。
キッチンの配置を斜めに変えて生まれた動線
玄関から入ってすぐ視界に入るのが、斜めに配置されたキッチンです。
Before
After
もともとは壁付けだったキッチンを、LDKの中心に据えた対面型キッチンへ変更することで、玄関からリビングダイニングの空間が自然につながるよう設計されています。
開放的な配置により、料理中でも家族との会話が生まれやすく、暮らしの中心にキッチンがある住まいが実現しています。
使える壁面を活かしたスッキリ収納計画
寝室の中など使える壁面には、空間の幅や高さに合わせてたっぷり収納できる造作収納を設けています。
あらかじめスペースにぴったり合うサイズで設計されているため、家具を置かなくても収納が完結し、生活動線がスッキリするのが壁面収納の魅力です。
収納の位置や容量が暮らしに合っているため、日常的な片づけが無理なく行え、整理された空間を保ちやすくなっています。
このようなリノベーション事例をもっと見たい方は、以下SHUKEN Reのリノベーション事例集もあわせて確認してみてください。
■東京・飯田橋エリアでリノベーションを検討中の方に参考になる事例です
東京のマンションリノベーション事例を見る:Case205「Relaxing」
今回の完成見学会は、とくに以下のような方にとって参考となる事例です。
- ・築年数のあるマンションを快適にリノベーションしたい方
- ・リビングの収納や動線に悩んでいる方
- ・空間に合わせた造作家具を取り入れたい方
- ・家族との距離感を大切にした間取りを考えている方
築年数のあるマンションを快適にリノベーションしたい方
築21年のマンションをベースにした今回の事例は、「中古物件でも自分たちらしい暮らしができるのか?」という不安を持つ方にとって参考になります。
採光や風通し、収納力、動線などを見直すことで、築年数を感じさせない快適な空間が実現できます。
リビングの収納や動線に悩んでいる方
「物が多くてリビングが片づかない」「段差があって動きづらい」といった悩みを持つ方には、今回の造作ベンチの工夫がヒントになります。
バルコニーへの段差を解消しつつ収納も確保する発想により、リビングがスッキリと使いやすい空間に変わりました。
空間に合わせた造作家具を取り入れたい方
「市販の家具ではサイズが合わない」「機能が物足りない」と感じている方には、住まいに合わせてつくる造作家具がおすすめです。
今回の事例でも、空間にぴったり合う高さや奥行きで設計されており、既製品では得られない使いやすさを実現しています。
家族との距離感を大切にした間取りを考えている方
斜めに配置されたキッチンや、格子で仕切られたワークスペースなど、家族との距離感をほどよく保ちながらつながりを感じられる間取りもこの事例の魅力です。
「一体感は欲しいけれど、プライベートも大事にしたい」という方にとって、今回の住まいづくりのアイデアはとても参考になります。
SHUKEN Reは1998年以来、約25年間で8,000件超のリノベーション実績があるため、ほかにもたくさんの事例があります。
無料相談や完成見学会を随時行っていますので、リノベーションを検討している方はぜひお気軽にご相談ください。
▶リノベーション事例集を見る
▶無料相談・資料請求はこちらから
▶今後の見学会情報はこちら
■まとめ:リビングに造作ベンチを取り入れて快適な暮らしを実現
リビングに造作ベンチを取り入れた事例を見る:Case192「nook」
今回の東京・飯田橋の完成見学会では、築21年のマンションを舞台に、収納や動線、空間のつながりに配慮した、暮らしやすさを高めるリノベーションの工夫が見られました。
なかでも、リビングの段差を解消しつつ、収納とベンチ機能を兼ね備えた造作ベンチは、限られた空間を有効に使うアイデアとして、住まいづくりのヒントになります。
「我が家でも取り入れてみたい」と感じた方は、図面や写真では伝わらない工夫を体感できる完成見学会に、ぜひ足を運んでみてください。
今回の事例が、あなたの理想の住まいづくりに少しでもお役に立てば幸いです。