公開日:2025-06-18
壁式構造マンションでもここまで変わる|世田谷区のリノベーション完成見学会で体感できる間取りと収納の工夫
「壁式構造だから間取り変更は無理」そんな思い込みを覆す完成見学会が世田谷区上馬で開催されました。
築28年のマンションが驚くほど機能的で美しい住まいに変身した実例は、三軒茶屋エリアでリノベーションを検討中の方必見です。
構造の制約を活かした間取りの工夫から家事が楽になる収納設計まで「うちでもできるかも」と希望が湧く事例をご紹介します。
- ・「壁式構造だから間取り変更は難しい」などのイメージを覆す完成見学会が世田谷区上馬で開催されました。
- ・本記事では、壁式構造マンションの間取り変更のポイントをご紹介します。
- ・完成見学会の事例は、世田谷・目黒・杉並エリアでリノベーションを考えている方に参考していただきたい内容です。
目次
■完成見学会とは?図面や写真ではわからない”暮らし”を体感できる機会
「間取り変更するとどんな風に変わるのかな」「うちのマンションでも同じようにできるのかな」そんな疑問をお持ちの方にぜひ体験していただきたいのが、リノベーションの完成見学会です。
図面を見ているだけでは想像しきれない空間の広がりや、実際に歩いてみないとわからない動線の良さ、素材の手触りや収納の使い勝手まで、五感で確かめられます。
完成見学会についてもっと知りたい方は、下記の関連コラムもチェックしてみてください。
<関連コラム>
リノベーション見学会・イベントでわかること!5つのメリット&チェックポイント
■構造の制限があっても、暮らしはここまで変えられる
回遊動線を実現した事例を見る:Case206「Memorable」
「壁式構造だから間取り変更は難しい」「構造壁があるから理想の間取りは諦めるしかない」──そんな風に思っていませんか。
そんなイメージを覆す完成見学会が世田谷区上馬で開催されました。
東京・三軒茶屋エリアでリノベーションを検討中の皆さんにとって参考になる実例だと言えます。
築28年の壁式構造マンションが、まるで別の住まいのように生まれ変わった姿を見ると「うちもこんな風にできるかも」という希望が出てくるのではないでしょうか。
本記事では、見学会で多くの方が「これはすごい」と感動された間取りの工夫や「これは便利」と思える収納設計のポイントをご紹介します。
■東京23区・世田谷エリアに多い「壁式構造マンション」の可能性
築40年超のマンションの事例を見る:Case93「収納☆大充実」
世田谷区には、築30年前後の中古マンションが多くあります。
特に1980年代から1990年代に建てられたマンションの多くに「壁式構造」が採用されており、現在の中古マンション市場でもよく見かけられる構造です。
この壁式構造のマンションは「壊せない壁(構造壁)」が採用されているという特徴があります。
「構造の制限があるから、理想の間取りは無理かも…」なんて心配になりますよね。
しかし、壁式構造が採用されているマンションでも、間取り変更や動線改善は十分に可能です。
今回の世田谷区上馬の事例は、まさにその可能性を証明してくれる実例と言えます。
「こんなこともできるんだ」という発見がきっとあるはずです。
■リノベーションの見どころと工夫されたポイント
柱を撤去できた事例を見る:Case73「待ち望んだ、その一言」
今回の完成見学会では、驚くような工夫が多く詰まっていました。
なかでも印象的だったポイントは以下の4つです。
・壊せない構造壁を活かしてLDKの開放感を確保
・4人家族でも安心な大容量WIC
・セパレート型の洗面・脱衣室で、朝の混雑をストレスなく回避
・キッチンの向きを変えることで生まれた配膳動線とパントリー空間
順番に見ていきましょう。
リノベーションのビフォー・アフター【間取り図】
まず、この事例のリノベーション前と後の間取り図をご覧ください。
Before
After
こちらの間取り図の違いから、上部の部屋から繋がる廊下の位置や、キッチンの間取りが変更されていることがわかります。
壁式構造のマンションでも、一部に撤去できる壁や柱がある場合があります。
このような物件の特徴を踏まえて、変えられない部分は個性として最大限に活用し、変えられる部分は必要に応じて大胆に変更するのがリノベーションのポイントです。
壊せない構造壁を活かしてLDKの開放感を確保
「この壁があるから狭く感じてしまう…」なんて悩みがちな構造壁を、逆に空間のアクセントとして上手に活用する工夫が施されています。
壁があることで空間にメリハリが生まれて、かえって奥行きを感じられる仕上がりになっているのが魅力です。
「制約をプラスに変える」という発想の転換が見られます。
4人家族でも安心な大容量WIC
家族が増えると悩みの種になりがちなのが収納問題です。
「子どもの服がどんどん増えて…」「季節物の収納場所がない…」そんな悩みを一気に解決してくれる、大容量のウォークインクローゼットが実現されています。
家族4人分の衣類がすっきり収まる様子を見ると、「こんな収納があったら毎日がもっと楽になるのに」と感じられますね。
セパレート型の洗面・脱衣室で、朝の混雑をストレスなく回避
忙しい朝の準備時間は、家族みんなが洗面所に集中して大混雑になりがちですよね。
完成見学会では、洗面と脱衣を分離することで、家族が同時に使ってもお互いを邪魔することなく、みんながスムーズに朝の準備ができる設計が紹介されました。
キッチンの向きを変えることで生まれた配膳動線とパントリー空間
従来の独立型キッチンからオープンキッチンに変更すれば、料理しながら家族との会話も楽しめるようになるのが魅力です。
さらに、キッチンの配置を変えたことで生まれたスペースには、たっぷり収納できるパントリーが設置されています。
「買い物してきた食材をどこに置こう…」といった悩みとは無縁の、理想的なキッチン空間が実現されています。
このようなリノベーション事例をもっと見たい方は、以下のSHUKEN Reのリノベーション事例集も併せて確認してみてください。
■世田谷・目黒・杉並エリアでリノベーションを考えている方に参考になる事例です
この完成見学会は、特に以下のような方にとって参考となる事例です。
・中古マンション×ファミリー向けリノベに関心のある方
・構造や間取りに不安がある方
・壁式構造のマンションをリノベしたいけれど不安がある方
・「家事が楽になる動線」を重視して設計したい方
・限られた広さで収納も家族時間も充実させたい方
中古マンション×ファミリー向けリノベーションに関心のある方
「築年数が経っているマンションでも、リノベーションをすれば理想の住まいできる?」
そんな期待と不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
築年数が古いマンションでもプラン次第で現代的かつ機能的な住まいに生まれ変わります。
戸建てとマンションでは施工ノウハウが異なりますので、マンションのリノベーション実績が豊富なリノベーション会社に相談するのがおすすめです。
構造や間取りに不安がある方
「うちのマンションは壁式構造だから、あまり変えられないかも…」と諦めかけていた方にこそ見ていただきたい事例です。
同じような条件でもリノベーションできることが分かれば、具体的なイメージが膨らませられます。
壁式構造のマンションをリノベしたいけれど不安がある方
「構造の制約があるから理想通りにならないかも」と心配になっている方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際に成功事例を目の当たりにすれば「うちでもこんな風にできるかも」という前向きな考えに至るはずです。
「家事が楽になる動線」を重視して設計したい
「毎日の家事をもっと楽にしたい」そんな願いを叶える動線設計のヒントがたくさん詰まっています。
キッチン・洗面・収納の配置が工夫されているので、「これなら毎日の家事がもっと楽になりそう」と実感していただけるはずです。
限られた広さで収納も家族時間も充実させたい
「部屋が狭いから仕方ない」と諦める必要はありません。
コンパクトな住まいでも、工夫次第で十分な収納と快適な家族時間が両立できることをこの事例が教えてくれています。
SHUKEN Reは、1998年以来、約25年で8,000件超のリノベーション実績があります。
本記事で紹介しているような事例が他にも多数掲載されています。
また、無料相談や見学会も随時行っていますので、リノベーションを検討されている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
▶リノベーション事例集を見る
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▶今後の見学会情報はこちら
■まとめ:構造に制約があるマンションでも、リノベーションの工夫で暮らしはもっと快適に
キッチンを移動したマンションリノベーション事例を見る:Case207「Family gathering」
今回の世田谷区上馬での完成見学会は、「壁式構造だから」という理由で諦めかけていたリノベーションを、もう一度前向きに考えるきっかけとなる事例でした。
大切なのは「制約があるからダメ」ではなく「この制約をどう活かすか」という発想です。
構造壁があるからこそ生まれる空間の個性や、限られた条件だからこそ生まれる創意工夫は、住まいの魅力を高めてくれます。
「うちのマンションでは無理かも…」と諦める前に、ぜひ学会に参加してみてください。
「こんなこともできるのか」などの新しい発見があり、理想の住まいづくりへの第一歩を踏み出すきっかけになるはずです。