公開日:2024-05-26 更新日:2024-06-04
マンション住み替えで理想の暮らし｜中古購入×リノベーションで自分好みの家づくり
結婚や子育て、お子様が独立後の夫婦2人のセカンドライフなど、ライフステージの変化にともないマンションの住み替えを検討される方も多いでしょう。
今回は、新しい生活をお考えの方向けに、住み替えのタイミングで暮らしの質を高める「中古購入×リノベーション」の魅力と、理想の暮らしづくりに欠かせない注意ポイントを解説していきます。
新たな暮らしの基盤となるエリア探しや、将来性のある間取りプラン選びのコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
・マンションの住み替えリノベーションでは、間取り変更や内装・設備のアップグレードで暮らし改善が可能です。
・住み替えまでのスケジュールや資金計画、将来の売却の可能性も視野に入れたプランニングが大切です。
・住み替えの目的とリノベーションを含むトータル予算を明確にし、信頼できる会社選びをしましょう。
目次
■マンション住み替え×リノベーションの魅力
住み替えリノベーションの事例を見る：Case182「Cinematic」
長く住んだマンションの老朽化や、ご家族のライフステージの変化に合わせて、リフォーム・リノベーションや住み替えの必要性を感じるタイミングがあるのではないでしょうか。
そこで今回は、リノベーションを前提とした理想の中古物件を探して、自分好みに改修するプランを紹介します。
まずは新しい暮らしの自由度が広がる、住み替え物件×リノベーションの魅力を探っていきましょう。
ライフスタイルに合う間取り変更
マンションの住み替えリノベーションでは、気に入った物件をさらに自分好みに仕上げて暮らすという楽しみがあります。
お子様の人数が増えたり、将来夫婦2人暮らしになった時、より快適な住環境を求めて、住み替え×リノベーションできれば、新築よりもリーズナブルに充実した暮らしが実現する可能性もより一層高まります。
今住んでいる家のリノベーションや新築への住み替えでは不十分な「使い勝手のいい間取り」「理想的な部屋数」「こだわりの内装」など、ご家族らしさを活かせる家づくりを満喫しましょう。
理想の内装・設備に一新
マンション専有部の天井や壁、床、ドアなどの内装やキッチンや浴室、トイレなどの水回り設備を交換・改修することで、暮らしの快適性や利便性が高められます。
中古マンションリノベーションでは、こだわりのインテリアに仕上げるための、壁・床材選びやお好みのキッチン・バスルームの導入など、新築のような自由度が楽しめるのも魅力です。
物件の選択肢が広がる
リノベーション前提の物件探しは、新築物件探しのケースと比較して、立地やマンションの築年数、価格、間取りの広さなど、より多い選択肢の中から自分に合った物件を探し出せるのも大きなポイントです。
住み替えリノベーションでは、それまでの暮らしとの比較ではなく、理想のエリア選択や間取り変更、内装デザインなど、より好条件な暮らしの実現を目指していきましょう。
■マンション住み替え×リノベーションの注意ポイント
住み替えリノベーションの事例を見る：Case178「Bookcafe」
続いて、住み替えリノベーションで押さえておきたい注意ポイントを見てみましょう。
住み替えまでの準備期間
リノベーション前提で中古物件を購入する場合、改修工事が完了して入居するまでのスケジュールをしっかり管理しておくことが大切です。
購入物件の築年数や状態、またリノベーションの規模やプランによっては、計画から完成までに時間がかかることもあります。
住み替え物件を決めてから、プランニングに1～3ヶ月程度、工事の準備で1ヶ月、施工の工期は約2～3ヶ月程度の期間を目安に、余裕ある計画を立てておきましょう。
追加工事
リノベーション中には、予期せぬ追加工事が必要になることがあるかもしれません。
追加料金が発生したり、予算オーバーや入居が先延ばしにならないよう、リノベーション向き物件探しができるリノベーション会社に相談して、必要な修繕箇所や具体的にかかる費用の内訳、リノベーションの総額を把握しておきましょう。
中古物件購入前に、物件購入にかかる費用とリノベーションにかかる費用のトータルコストが明確になるため、住み替えの資金計画がより具体的になります。
物件の流動性、売却や譲渡のしやすさ
リノベーション後の間取りや内装・仕様によっては売却しにくくなる可能性があります。
住み替え後も安心な将来性のあるプラン設計のためには、いざというときの売却相談や買取保証をしてくれるリノベーション会社を選ぶのもおすすめのポイントです。
〈関連コラム〉
■マンションの住み替えで失敗しないためのコツ
住み替えリノベーションの事例を見る：Case165「INDUSTRIAL＋PLANTS」
次に、住み替えで理想の暮らしを手に入れるために、検討すべきポイントを紹介します。
「持ち家リノベーション」と「住み替えリノベーション」
住まいのリノベーションを考える場合、現在の住まいを改修する「持ち家リノベーション」と、立地や間取りも異なる中古物件を買って改修する「住み替えリノベーション」で、迷う方も少なくないでしょう。
家族構成やライフステージの変化に応じたリノベーションの場合、間取りの変更、交通の利便性や住環境の改善が必要になることが多いため、条件に合う物件への住み替えが理想的かもしれません。
住み慣れた持ち家と、より好条件な環境を求める住み替え先マンションの管理規約や規定の内容を比較して、希望するリノベーションが実現するかどうかチェックするのも大切なポイントです。
自由度の高い間取りや内装の変更をお考えの場合は、以下のような部分のリノベーションが可能かどうか、マンションの構造や規約を事前に確認しておくようにしましょう。
- ・間取り変更
- ・水回りの移動
- ・天井・壁・床の変更
- ・間仕切りや室内窓の撤去・増設
家づくりの目的と予算の優先順位
住み替えリノベーション以外の場合でも同様ですが、住み替えの目的と、新しい暮らしに求める快適さや居心地、デザインなどを明確にしておきましょう。
リノベーション向きの物件選びから、ホームインスペクションや資金計画まで、しっかりとサポートしてくれる、信頼できるリノベーション会社を選定して、快適な住み替えを成功させましょう。
理想的なトータルプランニングや安心の予算設計のためには、物件探しからリノベーションまで、一貫して行うワンストップリノベーションがおすすめです。
〈関連コラム〉
【古いマンションのインテリア】築40年・50年超えのリノベーション実例で見るポイントと注意点
■住み替えエリア選びと暮らしの将来性
住み替えリノベーションの事例を見る：Case184「Bowwow！」
住み替えエリアやリノベーションプランの検討時には、ご家族が理想とするライフスタイルや立地、将来設計を見直しておくことが大切です。
子育てや老後を考えたエリア選び
住み替え後に後悔することのないよう、事前に周辺環境の治安やアクセスの利便性など、時間帯や日を変えて調査しておきましょう。
子育てや老後、ライフステージごとに必要な、周辺の学校や公園、医療機関、スーパーなどの施設はもちろん、アクセスのしやすさやバリアフリー環境かどうかなども安全で便利なエリアを選ぶ上でのポイントになります。
マンションの築年数と周辺環境を知る
中古マンション購入前には、物件の築年数や建物の状態を専門家に調査してもらい、断熱・耐震面の課題も明確にしておくことが重要です。
また、地域の発展見込みや周辺環境を考慮したリノベーション計画で、長く快適に住まえる家づくりを目指しましょう。
家族構成やライフステージの変化に備える
将来の家族構成やライフステージの変化を見越して、柔軟な間取りにしたり、使い勝手のいい設備をじっくり比較したり、ご家族が長く快適に暮らせるプランを検討してみましょう。
将来の住み替えや売却の可能性がある場合には、リノベーション計画をプロに相談しながら決めていくのがおすすめです。
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■まとめ：マンションの住み替えリノベーションで理想の暮らしを実現
住み替えリノベーションは、幅広い物件の中から、ご家族の新しい生活や希望に合った住まいを実現するのに魅力的な選択肢です。
理想の暮らしをつくる、住み替えリノベーションを成功させるためには、その目的を明確にして、信頼できるリノベーション会社とイメージをしっかりと共有することが大切です。
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