公開日:2022-11-29 更新日:2024-07-04
一人暮らしマンションリノベーション実例4選|女性・ワンルーム・1LDK・ワンストップ
働き方やライフスタイルが多様化している現代、マンションリノベーションで理想の一人暮らしを実現する方が増えてきています。
今回は実際の一人暮らしリノベーション事例を見ながら、メリットや費用相場などを解説します。
ライフスタイルの変化やローン計画など注意すべきポイントも紹介しますので、ぜひ理想の住まいづくりの参考にしてください。
・一人暮らしリノベーションにはさまざまなメリットがあります。
・マンションリノベーションの費用相場の計算方法が分かります。
目次
■一人暮らしマンションリノベのメリット
賃貸ではできないおしゃれな家づくり
一般的な一人暮らし用の賃貸住宅では満足できない方にとって、リノベーションの自由な家づくりは大きなメリットと言えるでしょう。
自由度の高いリノベーションなら、デザイナーズハウスのようなおしゃれマイホームをつくるのも難しくありません。
ファミリーだと全員の意見をまとめるのが大変ですが、一人暮らしリノベなら自分好みにとことんこだわれるのもうれしいポイント♪
効率的&快適な間取り設計
中古マンションに一人暮らしだと広さに余裕があるため、ライフスタイルに合わせた効率的な間取り設計ができるのもメリットです。
ファミリーだと全員の個室を確保するだけでも大変なため、間取りの自由度はどうしても低くなります。
一人暮らしリノベならワンルームや1LDKも選べるので、大きな収納や回遊動線など効率的な間取りアイデアを採用しやすいのです♪
資産形成になる
家賃を払い続けても自分のモノにならない賃貸と違い、リノベーション物件は自分の資産になるのもメリットの一つです。
ローン返済後は管理費だけでローコストに暮らせますし、売却して住み替えなども検討できます。
初期費用は掛かりますが、ロングスパンで考えるとコストメリットはかなり大きくなるでしょう。
■一人暮らしマンションリノベーション実例
事例①:女性の一人暮らしマンションリノベ
スタンダードな中古マンションの間取りを、女性のお一人暮らしに合わせておしゃれ&暮らしやすくリノベーション。
和室を一体化、寝室もコンパクトにして、さまざまな過ごし方ができる開放的なLDKを作りました。
ダイニングやリビングへの動線が良いキッチン配置も、女性オーナーさんならではの目線ですね。
事例②:1LDKの一人暮らしマンションリノベ
元々1DKの間取りを、キッチンを移動して一人暮らしにピッタリなお住まいにアップデートしたリノベ事例です。
アイランドキッチン中心のLDKは、デザイン・動線効率を両立した間取りアイデア。
寝室は最小限の床面積に留めつつ、オープンクローゼットで収納力もしっかり確保しています。
事例③:ワンルームの一人暮らしマンションリノベ
1Kの間仕切りを無くして、一人暮らしにジャストフィットのワンルームに。
ワンルームですが玄関とベッドの配置に工夫し、プライバシー性もしっかり確保しています。
配管やダクトむき出しのスケルトン天井とおしゃれなライティングで、バーのような雰囲気のお住まいに♪
事例④:ワンストップの一人暮らしマンションリノベ
中古マンションの選定から間取りづくりまでワンストップで、デザインにこだわった一人暮らしリノベ事例です。
具体的なイメージをそのまま形にしたセンスの良い仕上がりで、将来リノベーション賃貸にするなど資産価値も高そうです♪
もちろんデザインだけでなく、効率的な家事動線や耐久性の高いステンレスキッチンなど、使い勝手にもしっかりこだわっています。
■一人暮らしマンションリノベの注意点
ライフスタイルの変化
マンションを一人暮らし用にリノベーションする際は、ライフスタイルの変化についてしっかり考える必要があります。
将来結婚や出産でライフスタイルが変わると、一人暮らし用の間取りでは対応できないかもしれません。
家族の人数やライフスタイルが変化する可能性があるなら、可変性の高い間取りアイデアで対応する方法もあります。
また転勤や転職などで引っ越す可能性がある方も、せっかくリノベーションしたのに空き家になってしまうのはもったいないですよね。
売却や賃貸運用も見据えた物件選びをしておくと、万が一引っ越しになった場合もムダになってしまうのを防げます。
リノベーション計画をきっかけに、長期スパンでライフスタイルを考えてみてください。
中古マンションの資産価値
将来売却や賃貸運用の可能性を考えるなら、リノベーションする中古マンションの資産価値もしっかり考えましょう。
中古マンションと一口に言っても、立地条件や築年数によって資産価値は大きく変動します。
例えば駅から遠くて会社や学校なども少ないエリアを選んでしまうと、将来賃貸にして入居者を見つけるのは難しいかもしれません。
売却の場合も人気が低いエリアだと買い手が見つかりにくく、値下げせざるを得ない状況になりやすいです。
逆に資産価値が落ちにくい人気の中古マンションなら、選択肢が増えるのでライフスタイルの変化に対応しやすいです。
ローン審査と返済計画
ローンを組んで一人暮らしリノベをする場合、事前審査や無理のない返済計画など資金面の注意点もあります。
独身でもローン審査の基準は変わりませんが、夫婦共働きのように収入合算できないためハードルは若干高くなります。
また夫婦お互いが連帯保証人になるペアローンが使えないため、場合によっては保証人を探さなければならない可能性も。
病気や事故などで収入が減るケースなども想定し、ムリなく返済できる計画を立てることも大切です。
こちらのコラムでリノベーションローンを解説しているので参考にしてください。
■一人暮らしマンションリノベーションの費用相場
一人暮らしリノベーションの費用相場を、工事にかかる費用と中古マンションの取得費用の合算で考えてみましょう。
リノベーション費用の相場
先ほどご紹介した一人暮らしリノベ事例で、工事費用の相場を考えてみましょう。
こちらの一人暮らしマンションは57㎡でリノベ費用800万円、約14万円/㎡です。
こちらは40㎡で約850万円、約21万円/㎡です。
マンションリノベーションの費用は建物の状況や設備のグレードなどで変動しますが、15~20万円/㎡が相場と言われています。
- 40㎡ × 15~20万円/㎡ = 600~800万円
- 50㎡ × 15~20万円/㎡ = 750~1000万円
このようにマンションの床面積に㎡あたりの相場価格を掛けると、大まかな予算目安が分かります。
中古マンション取得費用の相場
中古マンションの取得費用相場は、不動産流通経営協会が2018年に実施した『「ひとり住まい」の持ち家ニーズ調査』を参考にしてみましょう。
- 50㎡未満マンション購入価格平均:1901.1万円
- 50㎡以上マンション購入価格平均:2892.3万円
ここにさきほどのリノベーション費用相場を加えるとトータルの予算目安になります。
- 40㎡:1900万円 + 600~800万円 = 2500~2700万円
- 50㎡:2800万円 + 750~1000万円 = 3550~3800万円
住宅金融支援機構の2021年フラット35利用者調査によると、新築マンションの平均価格は4,528万円なので、中古マンションリノベの方がかなり費用を抑えられますね。
実際は中古マンションのエリアやリノベプランでも変動しますので、具体的な費用目安はお気軽にご相談ください。
■独身ならリノベーション賃貸とどっちがいい?
独身の方なら、最近増えているおしゃれなリノベーション賃貸も気になりますよね。
自分でリノベーションする場合と比較して、リノベーション賃貸には次のようなメリット・デメリットがあります。
- 初期費用が安い
- 実物を見て選べる
- 簡単に住み替えできる
リノベーション賃貸の初期費用は敷金や仲介手数料などで、自分で工事するよりかなり安く抑えられます。
また内見してデザインや間取りをチェックできるのも、賃貸ならではのメリット。
デザインの好みやライフスタイルが変わったら、簡単に住み替えできるのも魅力的です。
- 毎月の家賃が高い
- 物件数が少ない
- デザインと間取りをカスタムできない
- 自分の資産にならない
一方リノベーション賃貸は東京・大阪など大都市圏に限られ、毎月の家賃が高めに設定されていることが多いのがデメリット。
そもそも物件数が少なくデザイン・間取りもカスタムできないので、気に入った賃貸が見つかるかは運しだいです。
高い家賃を払い続けても自分の資産にならないので、老後の暮らしなども考える必要があります。
このようにリノベーション賃貸は一長一短あるため、ご自身のライフスタイルに合わせて選ぶようにしましょう。
■まとめ
一人暮らしのマンションリノベーションは、おしゃれで暮らしやすい理想の住まいを求める方にピッタリ♪
独身で新築マンションは少しハードルが高いですが、中古リノベーションならリーズナブルに持ち家を手に入れることができます。
またリノベーション向きの中古マンションを見極めれば、費用を抑えておしゃれなマイホームに仕上げやすいです。
これから中古マンションを選ぶなら、リフォーム会社と一緒にリノベ向きマンションを探せる「ワンストップリノベーション」がおすすめ。
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