公開日:2020-08-30 更新日:2024-07-04
リフォーム・リノベで悩む和室スペース|おしゃれなマンション和室事例
リフォームやリノベーションを検討する築年数のマンションでは、元の間取りに1部屋和室がある物件も多いと思います。
新しい間取りを考えるときに、和室を残すのか、無くしてオールフローリングにするのかはとっても悩ましいポイントですよね。
今回はマンションリフォーム・リノベの和室スペースについて考えてみましょう。おしゃれで便利な和室の間取り事例も写真付きでご紹介します。
■ マンションの和室、必要?いらない?
事例を見る:Case13「大正モダン・和室でくつろぎ夫婦円満」
まずはマンションの和室を残すか、無くすか考えるとき、気になるポイントをピックアップして解説します。
・寝室以外に使えるの?
一むかし前の和室の間取りといえば、4.5~6畳の完全個室で寝室として使うことがほとんど。
そのため、新しく和室を作っても使い勝手が悪いのでは?とイメージする方も多いようです。
リノベーションで作るモダンな和室は、完全個室だけでなく半個室やオープンスペースなどさまざまなスタイルがあり、多目的に使えるスペースに仕上げられます。
昔の和室のようにただ寝室にするのではなく、お昼寝スペースやお子さんの遊び場、ワークスペースなどたくさんの使い方ができてとても便利です♪
タイプ別の和室の作り方やメリットは、この後の事例集や特徴でも解説しますので、使い勝手もチェックしてみてください。
・インテリアとのコーディネートはできるの?
北欧スタイルやホテルライクなモダンスタイルなど、洋風のデザインが好きな方は、和室がお部屋全体やインテリアとマッチするのかも気になるところですよね。
結論としては、最近は洋風にマッチするおしゃれな畳や和室の仕上げテクニックがたくさんあるため、和洋ブレンドの間取りでもおしゃれに仕上がります。
畳の大きさを変えたり、カラーを変えたり、お好みのデザインとのマッチングもご提案できるのがリノベーションの強みと魅力です♪
・畳のお手入れが大変そう…
畳のお部屋で過ごした経験のある方は、日焼けや擦り切れなど畳のメンテナンスの手間が気になる方も多いようです。
基本的な畳は「い草」と呼ばれる自然素材を表面に使っているため、長年使うと擦り切れて交換が必要になるのは確かにデメリットといえます。
しかし、最近は材料が進化したこともあり、耐久性の高い樹脂製の畳なども登場しているため、昔ほどメンテナンスの手間はかかりません。
もちろん天然素材にこだわるのもアリですが、新素材の畳ならお手入れやメンテナンスコストは気になりませんので、和室を考える際はぜひ検討してみましょう。
■ おしゃれなマンション和室の事例集
SHUKEN Reがお施主様と一緒に作った、おしゃれな和室の事例写真をご紹介します。
洋間とのデザインバランスや使い勝手にも注目してみてください。
それぞれの細かいデータやほかの写真も詳細ページにありますので、気になる物件はそちらも要チェック♪
リビングの一角に設けた畳の小上がりスペースは、洗濯物を畳んだりちょっとお昼寝したり多目的に使える便利な間取りに。
一枚板のデスクを畳みスペースまで伸ばして、チェアと畳両方での在宅ワークにも対応。
その日の気分や足腰の疲れ具合に応じて切り替えができる、便利なワークスペースに仕上げています。
4畳半の和室にはあえて間仕切りを設けずリビングに隣接、解放感を維持しながら和洋を違和感なくブレンドしています。
あえてフローリングとフラットにせず一段高くすることで、ホコリの侵入を防いでいるのも細かい工夫ポイント。
事例を見る:Case34「【スッキリ取材物件!】フレンチナチュラルで良いとこ取り♡」
家具・インテリアともにフレンチテイストでまとめリビングですが、ダークカラーの畳をチョイスして違和感なくおしゃれに仕上げています。
腰かけたり、お昼寝したりと便利に使えるうえ、床下を収納にしてリビングの収納力もアップ。
■ 和室タイプ別の特徴
間取りの自由度が高いリフォームやリノベーションなら、和室の作り方も様々な方法が選べます。
使う目的やデザインの好みに合わせて、ピッタリの和室タイプを選びましょう♪
・フローリング+小上がりスペース
リビングなど広い洋室スペースに、一段高くした畳の小上がりスペースを設けるパターンの間取りです。
フローリングと高さを変えることでホコリやゴミが畳スペースに侵入しにくく、赤ちゃんやお子さんがいる方も安心してお昼寝や遊びスペースに使えるのがメリット。
高くなった分のスペースを収納として活用できるのも見逃せないポイントです。
お子さんのおもちゃや掃除用品など、リビングにあふれがちなアイテムをしまってスッキリきれいな状態を保てます。
・完全個室
壁に囲まれた室内を一般的な和室として仕上げる完全個室は、和と洋のデザインを切り離したい場合有効な間取りです。
リビングや他の居室は洋風に仕上げ、一部屋だけ純和風にするといったように、二つのテイストを自宅で両立させられるのがメリット。
他の部屋とのデザインバランスを考える必要がなく、自分好みの和室として仕上げられる点がとても魅力的ですね。
寝室として使う場合ベッドを置かなくても良いため、家具を減らしてスッキリ暮らすことにもつながります。
・間仕切り半個室
完全個室とオープンな畳スペースの中間的な間取りで、それぞれのメリットを取り入れたスペースに仕上げられる間仕切り半個室の和室。
普段はオープンにしてリビングを広く使い夜は寝室にする、来客時の応接間にするなど使い勝手の良さが魅力です。
広さの自由度も高く、完全個室のようにある程度の広さを確保する必要が無い点もメリットですね。
・埋め込み畳スペース
事例を見る:Case11「ゴージャスな雰囲気は鏡のインテリアから」
リビングの一角など、フローリングとフラットに埋め込む畳スペースは、全体の床面積を圧迫しないのが大きなメリット。
部屋数的に和室を設けるのは難しいものの畳スペースは欲しい、といったときに効果的なデザインです。
日本の畳といえばグリーンのイメージが強いですが、最近はブラックやイエローなどおしゃれなカラーもありますので、おしゃれなアクセントとしてもおすすめ♪
■ 和室はこんな方におすすめ
事例を見る:Case15「キッチンが司令塔!ママから皆に目が届く!」
畳スペースや和室がマッチして便利に使える方を考えてみました。当てはまる方はぜひ和室スペースも検討してみてくださいね♪
・子育て世代の方
赤ちゃんの授乳スペースや子供たちの遊び場・お昼寝スペースとしても優秀な畳は、子育て世代の方にこそおすすめ。
赤ちゃんの様子を見ながら洗濯物やアイロンがけをこなすなど、家事もこなせる多目的スペースとしても活躍します。
畳のスペースは集中力を高めるともいわれているため、お子さんが宿題に取り組む勉強場所にもピッタリですね。
・来客が多い方
お仕事関係やご近所づきあいなど、自宅にお客さんを招くことが多いご家庭も、和室をつくるメリットは大きいですね。
洋間のようにソファやチェアを人数分用意しなくても、座布団やクッションで手軽に対応できるのも魅力的♪
半個室タイプの和室なら親戚や友人が泊まりに来たときの緊急寝室としても使えて、とっても便利です。
・書斎/ワークスペースが必要な方
畳の間取りは、ちょっとしたローテーブルとクッションを置くだけでワークスペースに早変わり。
本を読んだり趣味をこなしたりする書斎スペースとして、在宅ワークに取り組むスペースとしても活躍します。
コンパクトな和室スペースはリビングの広いスペースと比べて集中しやすい場合もあり、余計な物が映らないためWEB会議にも対応しやすいです。
本格的なワークスペースを作る面積が足りない方も、和室の書斎活用をぜひ検討してみましょう。
■ まとめ:おしゃれなマンション和室を便利に使いこなしましょう
今回はリノベーションで作るおしゃれで使い勝手の良い和室について考えてみました。
昔の間取りのようにただの寝室として作るのではなく、ライフスタイルに合わせてカスタマイズするととても便利なお部屋に仕上がります。
SHUKEN Reはたくさんのリノベーションをお手伝いした経験をもとに、お客さまに合わせたピッタリの和室プランをご提案します。
ご自宅や職場からお気軽にご利用いただけるオンライン相談も始めましたので、ちょっとした質問もどうぞ♪
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