公開日:2022-01-15 更新日:2024-07-04
子育てに適した環境は?リノベーション物件購入前のチェックポイント7つ
子を持つ親である以上、子育て環境にはこだわりたいもの。
とはいえ、子育てにはどのような環境が適しているのか、どうやって選んだらいいのか、などわからないこともたくさんありますよね。
そこで今回は、リノベーション前に知っておきたい子育てに適した環境・物件選びのポイントをまとめました。
これからのリノベーション計画に、ぜひお役立てください。
■子どもにも親にも影響を与える『子育て環境』
1〜6歳頃の幼少期は心も体も著しく発達し、子どもの人格形成にとって、とても大切な時期です。
この頃にできた人格基盤は人生に大きな影響を与えるため、親とどう過ごしたか、どんな環境で過ごしたかはとても重要です。
現在は特に、人間関係の希薄化や地域社会の教育力低下など、子育てをする上で大切なことの多くが問題視されている時代。
だからこそ、自分たちが目指す子育て環境を整えるためにも、子育てに適した環境にある物件を選び、新しい暮らしをスタートさせることが大切なのです。
■子育てに適した環境選び7つのポイント
子育てに適したリノベーション用の物件を購入する場合、以下のポイントを事前にチェックするようにしましょう。
・ポイント① 地域の安全性
安心して子育てをするためにも、安全な地域を選ぶようにしましょう。
不審者情報が少ない、事故や事件が少ない、といったような場所を選ぶことで、小さなお子様でも安心して暮らすことができます。
子育て世帯が多い場合、住人同士が協力して子どもたちの安全を見守ることができますし、若い子育て世帯が少なくても、年配の方々がパトロールや見守りを率先して行ってくれる地域もあります。
どのようにして安全性が保たれているのか、事前にチェックしておきましょう。
・ポイント② 周辺環境が整っているか
スーパーや薬局、病院、公園のような生活していく上で必要な環境が整っているかが大切です。
大人にとって快適に暮らすことができるのはもちろん、公園のような子どもたちが体をのびのびと動かすことができる環境は、子どもの成長を促します。
しっかり手入れがなされている、死角が少ない、適度な広さを保っている、といった点に注意してどんな公園なのかもしっかりと確認しておきましょう。
・ポイント③ 教育環境が整っているか
子どもが1日の大半を過ごす保育園、幼稚園、学校関係といった教育環境が整っているか確認しておきましょう。
通いやすい距離にあるのはもちろん、通学路の安全性も大切です。
また、学校ごとに大切にしている教育方針やカリキュラムは異なります。
自分たちの教育方針と合う環境、子育てをする上で大切にしたい部分が似ている環境を選ぶようにしましょう。
また、塾やピアノ、水泳など習い事の教育環境が整っているのかも確認しておきましょう。
自宅近隣にあれば、行き帰りの夜道も安心です。
・ポイント④ 医療環境が整っているか
急に熱を出した、怪我をした、といったいざという時、家から遠く離れた緊急外来に子どもを連れていくのはとても大変です。
小さいうちは特に、突発的な怪我や体調不良は少なくありません。
近くに頼れる親や親戚が暮らしていれば安心ですが、そうではないという方のほうが大半です。
そんな時、すぐに駆け込むことができる医療環境が家の近くにあれば安心です。
自家用車でどのくらいかかる距離なのか、どのような交通機関を使ったら通院できるのか、など合わせて確認しておきましょう。
・ポイント⑤ 道路環境は整っているか
歩行者専用道路やガードレールの設置など、道路環境が整っているのかもチェックしておきましょう。
通学時のような子どもが1人で歩く時はもちろん、ベビーカーを押しながら外出する時も整っていない道路環境の中を歩くのは不安ですよね。
歩行者にとって安全な環境がつくられているのか、横断歩道や街灯は設置してあるのか、など確認しておくと安心です。
・ポイント⑥ 近隣のコミュニティは盛んか
自分たちだけで子育てをするのはやはりしんどいものですが、同じような悩みを抱え同じくらいの年齢の子どもを抱えた方々との繋がりは心強いもの。
そんなコミュニティがあるか、活動しているかについても確認しておきましょう。
マンションの中で、そういったコミュニティが立ち上がっているケースもあります。
コミュニティを通じて子ども同士の繋がりができるのはもちろんのこと、親にも友人ができたり、子育ての悩みを打ち明けたりする仲間ができるので安心です。
子育て中はどうしても孤独になりやすいもの。
だからこそ、頼れる環境をあらかじめ選ぶようにしましょう。
・ポイント⑦ 自治体のサポートはあるか
物件購入を検討しているエリアの自治体が、どのような子育て支援をしているのか確認しておきましょう。
独自の助成金やヘルパーの派遣、子育てサークルの育成や一時保育など様々なサポートが充実しています。
また、マンション内や戸建ての近隣住民などが独自の子育てサポートを立ち上げているケースもあります。
自分たちのライフスタイルに合わせて、利用しやすいサポートを選ぶのがおすすめです。
■子育て環境に適した家の特徴
子育てに適した環境の物件が見つかったら、住まいも子育てに適した環境に整えていくことが大切です。
ここでは、子育てに適した間取りの考え方をご紹介します。
・家族が自然に集まるリビング
リビングは、家族が集まりみんなでワイワイ過ごす場所。
自然に集まり、ゆっくりとくつろぐことができるように広く開放感のある間取りにしましょう。
大きなソファーを置いたり、ゴロゴロできるラグを敷いたりすることで心温まる空間に仕上がります。
・荷物をスッキリ収納するファミリークローゼット
子育てをしながら家事や仕事をして…と毎日やるべきことがたくさんあります。
そんなタスクを減らしてくれるのが、ファミリークローゼットです。
ちょっと疲れた日はクローゼットに全て荷物を押し込んで、余裕がある時に片付けて…と無理なく家事をすることができます。
・自由度の高い間取り
子どもの成長に合わせて間取りを変更できるようにしておくと、より子育てしやすい環境になります。
小さいうちは必要なかった子ども部屋も、小学校に入学し翌日の準備を自分でするようになると、自主性を養うためにも必要になります。
都度リフォームするのは大変ですが、可動式の壁や棚ですぐに間取りを変更できるようにしておくことで、子どもの成長に合わせて間取りを変え、子育てしやすい環境をキープすることができます。
■子育てに適した環境で新しい暮らしを始めよう!
リノベーションをして長く暮らし続けるなら、子育て環境が整ったエリア、物件を選ぶと安心です。
購入前にしっかりとチェックした上で、理想の家づくりを進めていきましょう。
オンライン相談を実施していますので、リノベーションに関するちょっとした質問などはお気軽にお声かけください。
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